表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/35

1.檜山と帆沼にチョコを送られて色々爆発しそうな慎太郎(現世堂の奇書鑑定)

BL注意

帆沼「や」

慎太郎「あ、帆沼さん!」

帆沼「ね、今日何の日か知ってる?」

慎太郎「はい、バレンタインですよね! オレも今から家に帰ってチョコ作ろうと思ってます!」

帆沼「ふーん……誰に?」

慎太郎「え? えーと、誰にって言われたら、その、本命の人がいて……」

帆沼「……それ、俺が貰えるやつ?」

慎太郎「あっばばばばばななななな何を!?」

帆沼「冗談だ。ほら、これ」

慎太郎「……あ、え、チョコですか?」

帆沼「うん、あげる。……別に変なものとかは入ってないから」

慎太郎「え、えええ、いいんですか? うわっ、でもこれめっちゃ高いやつですよ」

帆沼「ダメ?」

慎太郎「だめとかじゃないですが」

帆沼「そうだろ。だから、俺は後で慎太郎のチョコが欲しい」

慎太郎「そ、そうですね、お礼しなきゃ。でも、オレのチョコじゃ帆沼さんのチョコに釣り合わないと思いますが……」

帆沼「そんなことないよ。俺は慎太郎の作ったチョコが食べたい」

慎太郎「いいのかなぁ……」

帆沼「俺が食べたいって言ってるんだ。信じて欲しい」

慎太郎「そこまで言ってくれるなら……。じゃあ、明日持っていきます」

帆沼「へぇ、持ってきてくれるのか。だったら明日は一日空けておく」

慎太郎「そ、そこまでしなくても!」

帆沼「……ふふ、慎太郎は本当にイイ子だな」






ー現世堂にて―


慎太郎(ど、どうしよう。帆沼さんにチョコもらっちゃった)

慎太郎(後で一人で食べたらいいのかな。流石に檜山さんと一緒食べるのは……)

檜山「おかえり、慎太郎君」

慎太郎「おびゃーっ!?」

檜山「…………? ああ」コンコン

慎太郎「だから遅いんですってば、ノック!」ドキドキ

檜山「申し訳ない。……ん、そのチョコどうしたの?」

慎太郎「あ! いえ、これは別に……!」

檜山「大学で貰ったの? 慎太郎君、かっこいいからなぁ。彼女から?」にこにこ

慎太郎(おああああ勘違いされてるうううう!! 本命あなた! オレの本命あなたです!!!!)

檜山「早く食べてあげるといいよ。それじゃ、僕はこれで……」

慎太郎「ま、待ってください、檜山さん! これそういうのじゃないです! つーか、オレに何か用があったんじゃないんですか!?」

檜山「うん? うん、今日バレンタインだからさ、君にチョコをあげようかなと思って」

慎太郎「え!!!!!????????」

檜山「でも先客がいるなら譲るよ。それじゃ」

慎太郎「待って待って待って待って待ってやだやだやだやだ待ってください!!!!」ガシィッ

檜山「うわー」

慎太郎「欲しい!!!! です!!!! ください!!!! お願いします!!!!」

檜山「圧すっごい」

慎太郎「お願いします……! オレ、檜山さんからチョコ欲しいです……!」

檜山「そ、そう? 意外だな、まさか慎太郎君がそんなに好きだったなんて……」

慎太郎(ハッ!? もしや、これはどさくさに紛れてオレの気持ちがバレたやつ!?)

檜山「でもチョコはあんまり食べると虫歯になるからね。気をつけるんだよ。はい、どうぞ」

慎太郎「知ってた!!!!!!」ダァン

檜山「な、何が!?」

35に続きます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] なんつートキメキ企画だ!! いただきます!!!!!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ