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侵入先は婚約者様

夢を見たのだ。

きらびやかな調度品に囲まれ、何故かフリフリのシックなエプロンを着けた私。


(あぁ…)


そうか、と納得さえしていた。


自分は、こうするべきなんだ。


すんなりと心に入ってきた言葉に、自然と笑みが溢れる。

もっと早く気づけば良かった。自分には引かれたレールを辿るなんて最初から無理だったのだ。


「サシャそこにいる?」


かけた言葉をひろうのは控えていたメイドだ。


「今から手配して欲しい事があるの」


浮かんだ笑みは楽しげだ。

アリシアがこのような顔をするときは大抵良くない事が起こる。

思わず眉をしかめかけたサシャの表情を保たせたのはプロとしてのプライドのみだ。

もとより否と言えよう筈もない。

彼女はこの国の第一王女


「かしこまりました、アリシア様」


アリシア・ランティス姫なのだからーー。

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