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ガンドラル〜異世界に飲み込まれた世界で最狂(のハーレム)と最凶(の村)を作った最強(無自覚)の男のお話〜  作者: ろろ


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76話 海を歩く

 海だ。

 異世界でも海はあるんだな。

 水も塩っからいのは一緒らしい。


「旦那さま」


「ん?」


「この海を渡り、その先にある大陸の南端に目的地があります」


 海越えか。

 さてどうしたもんか。


「レーブこの移動式天幕は海を渡れるのか?」


「大丈夫じゃ、問題ない」


 水陸両用か。

 そういや、こっちでも金属に塩水かけたら錆びるのかね?

 というか錆びることってあるのか?


「塩水がついても錆びたりしないのか?」


「なんで塩水で錆びるんじゃ?」


 原因が違うっぽいが錆びはあるのか。

 やっぱ、微妙にいろいろ違うな。


「それでどうやって海を渡るんだ、船にでもなるのか」


「船になるか、それも面白そうじゃな。だがこいつは船になどならんぞ」


「いや、海を渡るって言っただろ」


「海を渡るなど造作もない」


「ってことは海に潜るのか?」


「潜らぬぞ」


 相変わらず説明に向かない奴だな。


「じゃあ、どうするんだよ」


「海を割るんじゃよ」


 は?


「御屋形様、いきますぞー」


 ……海が割れた。


 なにこれ、こいつら馬鹿なの?

 海を越える手段が海を割るって、あり得ねー。

 十戒かよ。

 そういや、あれって魚とかどうなってんだろな?


「固定完了。どうしました我が主」


「いや、お前らスゲーなと思って」


「お褒めに与り光栄です」


 誉めてないんだけどな。

 いや、ある意味誉めるべきなのか?


「流石に拙者の力では、対岸まで一気にというわけにいきませんので、少々先行します」


 これを複数回繰り返して道にするってことか。

 これ、斬擊の線上に船とかいたらどうすんだ?


「まてまて。ランガー、お前の斬擊の線上に船がいたらどうなる?」


「良くて真っ二つ、悪くて粉々でしょうな」


 良いも悪いも無いじゃねーか。


「何を心配されているのですか我が主。過去にも同じようにやっていますし、問題ないかと思いますが」


「それ、お前らが爺さんと暴れてた時代のことだよな」


 船の一隻、二隻なんぞ国一個、平気でぶっ壊してたお前らにとっては問題ではなかったんだろうな。

 移動するだけで船沈めるとか爺さんマジで大迷惑だな。


「そうですが、なにか?」


「まて」


「御屋形様?」


「ルド、ランガーが切る前に線上に船がいないか確認。船がいた場合はその船を傷つけないようにしろ」


「わかりました」


 言えばやるんだよな。

 ただ言わないとやらないんだよな。

 子どもか!


「では行って参ります」


「主達は今までのペースで進んでいただければ、問題ないかと思います」


「わかった、頼むからトラブルだけは起こすなよ」


「承知しました」



 リアルに海底散歩をする日が来るとはな。

 海を押さえている壁が透明なせいで、海の中が良く見える。

 ポタ族やポピーと共に着いてきた機人種たちも物珍しそうに海の中を見ている。


「左の字、これ凄いね」


「マるで水族館デスネ」


「やはり地球の魚とは違うものも多いみたいですね」


「そうだな、特にああいう大型の奴は明らかに違うな」


 目の前に体長10メートルくらいの、顔がワニのような生き物が泳いでいる。


「あれは海竜の一種ですよ、旦那さま」


「海竜? クリス達と同じ竜なのか?」


「そうですね、ただ私たちのように会話はできませんよ。意志疎通くらいならできますけど」


「意志疎通はできるのか」


「簡単ですよ。ほら」


 クリスが海竜の側に歩いていく。

 気がついた海竜が泡を吹いてひっくり返った。

 たぶんそれ威嚇だよな?

 意志疎通っていわなくね?


「やり過ぎてしまいました」


 そうだね。

 海竜だけじゃなくて、回りの魚とか全部ひっくり返ってるもんね。

 なれてない機人族も何人か倒れてるしね。

 そして平気な顔の我妻達とポタ族が、ある意味色々ヤバイよね。

 

 慣れって怖いねぇ。


 さてと粛々と先に進みますか。


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