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ガンドラル〜異世界に飲み込まれた世界で最狂(のハーレム)と最凶(の村)を作った最強(無自覚)の男のお話〜  作者: ろろ


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69話 縁

「ということで、ヒャタフリフさん案内をお願いできますか?」


『私の話を聞いていなかったの?』


「機人種の過去については理解しました」


『なら、なんで助けてくれるの? 私達はこの世界に忌み嫌われている種族なのよ』


 といわれてもなぁ。


「クリス、さっきの魔晶獣とかそれを作るやつとやりあったことはあるか?」


「ありますよ」


「どんな感じだった?」


「特に大したことはなかったような気がします」


「ナディ、セフィ、レイラさんは?」


「我も国を興す時に幾度か退治したが、そこまで強いとも思わなかったな」


「私も。といっても私が退治したのは、新しい工場だったのであまり強くなかったというのもありますが」


「私はナディさんやセフィさんと違って直接戦ったことがないのですが、先代が確か一度近くに定着しようとした工場を倒していますね」


「三人に聞きたいんだが、その工場とクリスだとどっちがヤバいと思う?」


「狂竜だな。比べるまでもない」


「クリスですね、そもそも勝負にもならないかと」


「クリスさんかしら? 先代も私もクリスさんを倒す術がないですから」


 やっぱりな。

 クリスでこの反応だろ。

 爺さんとルド達がやらかしたことと比べるとなぁ。

 色々申し訳ないんだが、ぶっちゃけ大したことないんだよな。


「はっきり言ってその過去は、私にとってはどうでもいいんですよ。ヒャタフリフさんはこの世界を破壊したいのですか?」


『そんな事、思っても無いわよ』


「では私達に害意を持っているとか?」


『初対面、しかも助けてもらった相手にそんな事思うわけないじゃない』


「なら問題ないですよ。こうやって縁ができた相手が困っているのを放っておくのもあまりいい気分ではないですしね」


「というよりは主のご趣味でしょ?」


『???』


 うるせーよ、ルド。


「それと先程貴女を追ってきたであろう3機の魔動機兵を破壊したときに、なにか魔法のようなものが発動していまして」


『それがなにか関係あるの?』


「あれがなにか情報を伝達するものだと、私達の存在が光神教の部隊に伝わっている可能性があります」


『それで?』


「それがあの部隊から光神教に伝わってとなっていくと非常に面倒くさいことになりそうなので、そうなる前に潰してしまおうかなと」


 ヒャタフリフさん、不安そうだね。

 お仲間がいるのにそこを潰すっていわれるたら、そりゃ確かに穏やかじゃないか。


「大丈夫ですよ。ヒャタフリフさんのお仲間はしっかりと救出しますから」


 さっきのあれが情報伝達系の魔法だとめんどくさい。

 さっさと片付けましょうかね。




『あれが奴らの拠点よ』


「佐七さん、あれって」


「ああ、どこかの空港だな」


 旅客機じゃなくて戦艦やら空母やらが大量に停泊しているけどな。

 しかし、こいつら空港をきちんとつかえすぎてないか?

 こいつらに協力している地球のやつがいるってことかね。


「ヒャタフリフさん、貴女の仲間が捕まっている場所はわかりますか?」


『場所が変わっていなければ、あそこにあるあの艦』


 あの旗艦ぽいやつかね?

 なんにしてもきちんと確認してみないとな。


「わかりました。では確認にいきましょう」



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