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ガンドラル〜異世界に飲み込まれた世界で最狂(のハーレム)と最凶(の村)を作った最強(無自覚)の男のお話〜  作者: ろろ


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♥️48話 レイラの想い

何とかできました。

 

 あり得ません。

 監視精霊の送ってくる映像のあり得なさに震えが来ます。

 いつもの学生と一部講師の暴挙と思って見ていると、いつもと全く違う展開に。

 個人の力が安全用フィールドを貫き、個人用の防護フィールドも貫いてしまいました。


 あら、エーラが出てきましたね。


『こちらに特に落ち度があったと思えませんので』


 あの惨状を見てあの態度とは……

 自分の分体とはいえ、過保護に育てすぎたかもしれません。


『お前の首でいいや』


 エーラの特別に厚くしたフィールドでも一撃ですか。

 あの強さが、この街に向くのを何とかして避けなければなりませんね。


 でも、なぜでしょう。

 何度も彼の映像を見てしまいます。

 あの冷徹な目とあの強さ。

 心の奥でなにかが疼きます。



 ヒダリ様、いいですね。

 戦闘時の冷徹な目で圧倒的な力を振るう時の顔と、今のこの何とも言えない優しそうな目と困った顔。

 この落差は不味いですね。

 心の疼きが止まりません。


「そうですか。エーラは好みに合いませんか」


「いえ、好みとかではなくてですね」


 ああ、たまりません。


「ではエーラの姉か妹では?」


「ですから」


 娘たちにはもったいないですね。

 決めました、私自身が嫁ぎましょう。

 見た目にしても私達精霊族は一定からほぼ変化しませんし、ちょっと年上の姉さん女房的な感じでそこまで問題ないでしょう。


「んーそれとも、やはり私が」


「あの、デルバレバさん」


 ヒダリ様、口ではどうこう言っていますが、本気で嫌がっていないのはお見通しですよ。


「そんな他人行儀な、是非ともレイラと呼んでください」


 ここは勝負どころです。

 押しきれば行ける気がします。


「それ以上旦那さまに近づかないでください!」


「デルバレバ様、お遊びがすぎます」


 奥様達が登場しましたね。

 あら、ヒダリ様の表情がさらに困った顔に。

 もしや彼女達が狙い目でしょうか?


 正解でしたね。

 彼女達から攻めていきましょう。


 あら?


「騙されちゃダメだよ!」


「ソノ女の口車に乗ってはイケマセン」


「クリスさん、セフィさん」


 ヒダリ様の表情がさらに何とも言えないものになりました。

 これはさらに攻め時ですね。


 いい具合に奥様達を取り込めそうですね。

 ヒダリ様が泣きそうな顔になってきてます。

 いきますよ!


「アスクリスさん、セフィルさん。ヒダリ様ほどの強さをもつ方が、その辺のどうでもいい王公貴族なんかよりも小さな所帯で満足してしまってよろしいのでしょうか?」


 そう、これだけの素晴らしい男性がその辺の男共よりも下なんてゆるせませんよね?


「トモエさん、ルーシェルさん、キョウカさん。ヒダリ様はあなた達を幸せにしてくてれている素敵な方。そんなヒダリ様だって時には大変なこともあるでしょう。そんな時にあなた達と一緒にヒダリ様を支える人が必要だとはおもわない?」


 そう、支える手は多い方かいいものね。


「一人増えるも二人増えるも変わらないよ」


 リシャルさま、素晴らしい援護です。

 ヒダリ様の目から光がきえ、諦めの境地に立とうとしています。

 さあ、最後の一押しです。


「私なら皆さんがヒダリ様の御子様を身籠られた時に、経験者として多くのアドバイスもできますよ」


 勝ちました。

 五人の奥様達の心をつかみましたよ!


「我が主。御子様を育てるための教師として、レイラ様は申し分ないかと」


 ルドさま最高の止めです!


「というわけで、レイラさんにも一緒に来てもらうことにしました」


 やりました。

 完勝です。


「これからよろしくおねがいしますね、あ・な・た」


 あなた、素晴らしい響きです。

 ヒダリ様今後ともよろしくおねがいしますね。




 さて、先輩奥様方と一緒に夜のお勤めです。

 困りました、実は全く経験がないんですよね。

 子ども達は精霊族特有の増えかたである分体で増えたので、そういった経験が必要ありませんでしたからね。


 こうなったら先輩方から学びとるしかありません!


 えええええ、そんなことまでするんですね。

 ちょっと、なるほど色々あるのですね。

 あ、ヒダリ様がこちらに。

 っどうしましょう。


 これが口づけ。

 なんて優しい。

 ヒダリ様が私にだけ聞こえるように耳元で囁きます。


「多分初めてですよね? ゆっくりいきますので、無理はしなくていいです、力を抜いて体を委ねてください」


 そう言って、私の唇を優しくふさぎます。

 なんでしょう、この幸せな感じ。

 これがトモエさんたちが言っていた幸せでしょうか?


「あなた」


 首筋にしがみついた私をヒダリ様がしっかりと抱きしめてくれます。

 ああ、これはもう離れられませんね。




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