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ガンドラル〜異世界に飲み込まれた世界で最狂(のハーレム)と最凶(の村)を作った最強(無自覚)の男のお話〜  作者: ろろ


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32話 闇の女神

今日は筆がすすんだので上げちゃいます。

 石ころ野郎を引きずり出した穴から女性が出てきた。

 そしてルド達に正座させられた。

 その人、闇の女神様じゃないの?


「さあ、我が主」


 さあ、じゃねえよ。

 なんだよこの状況。


「あ、あの」


「誰が口を開いて良いといいました?」


「ひぃ」


 この女性、神様なんだよね?

 なんでうちのポンコツ達にびびってるの?


「さあ、我が主」


「えーと、経緯はご存知ですか?」


「はい」


「なぜ、あの石ころ野郎を放置していたのですか?」


「……」


 だんまりか。

 まあ、何と無く予想はつくけどな。

 どうせ人間の一人や二人どうなってもいいや、くらいの感覚だったんだろ。


「なぜですか?」


 さてどう答えるかね。

 経緯を知ってるって言っちまったし、知りませんでしたは通じない。

 でも、この状況で人間なんてどうでもよかったからとは言えないだろうしな。

 まあ石ころ野郎が言っちゃってるけどな。


「我が主が質問しているのです、なにか言ったらどうですか?」


 ビクってなったが、やはりだんまりか。

 悪いと思ってないんだろうなぁ。

 もういいか、めんどくせぇ。


「どうでもよかったんだろ? 外の世界の生き物の十や二十。それがたとえ少し前にあんたの元にいたやつらだったとしても」


 特に返事なしか。


「んであんたの眷属のしでかしたことに、どう責任をとるつもりだ?」


「責任とは?」


 お、初めて口開いたな。


「まさか眷属が勝手にやったことなので私は知りません、関係ありませんとは言わないよな? 少なくとも石ころ野郎は、あんたの眷属として俺らに喧嘩を売ったんだ」


「そんな暴論」


「暴論ねぇ。コレが暴論かどうかなんか関係ないんだよ。俺はあの石ころ野郎の行為で、あんたら闇の女神様の一族から喧嘩を売られたと判断した。んで、その代表者であるあんたにどうするか聞いてるんだよ。このまま喧嘩するか? それとも別の方法を選ぶか」


「人風情が8柱の女神が一人、闇の」


 話が進まないのでとりあえず殴った。

 闇の女神様は殴られたことより、受けたダメージの大きさに驚いてるみたいだな。

 たぶん、しばらくは立ち上がれない。


「次はない、どうする?」


「お待ち下さい!」


 はぁ、最悪だな。

 トップ同士の交渉に、頼まれてもいない下が口挟むとか。

 ないわー。


「次はないと言った、交渉決裂。恨むならアホな眷属を恨むんだな、さよなら神様」


「な、おぶ」


 このブラックダイヤみたいのは女神様の死骸かな?

 迷惑料としてもらっとくか。


「貴様なんてことを!」


「俺はきちんと交渉の場をもった。和解のチャンスも提示した。それを無下にあつかったのはそちらだろ」


「だからといって女神様を」


 こいつはほんとに頭わるいな。

 自分が原因だってこれっぽっちも思ってない。

 しかもいまだに自分が死ぬなんて思ってすらないか。


「安心しろ、あんたもすぐに石ころだ」


「待ってくれ!私は」


 ここにきて命乞いかよ。


「さようなら」


 地面に石ころが転がった。



「左の字……」


「セブン……」


「佐七さん……」


「旦那さま……」


「サシチ様……」


 はっ、しまったやり過ぎた。

 さすがにドン引きだろこれは…


「「「「「……」」」」」


 ん?

 なんかドン引きというよりは……


 うお、ルルが絡み付いてきた。

 他の四人もフラフラとこっちに近づいてくる。

 全員の目が熱っぽい。


 マジかよ、今の展開でそうなるのかよ。

 やり過ぎた感、満載なのに。

 どこにスイッチがあった?


「我が主、今の状況について私の仮説をお聞きになりますか?」


「ああ、頼む」


「アスクリス様とセフィル様についてですが、これだけ圧倒的な強さを示したことが原因かと」


「?」


「この世界では女神達が原因で、女性が圧倒的な強さを持っています。結果、強さや戦闘という分野のトップは女性が多い。その女性たちの頂点にたつような女神を一撃。たぶん彼女達は経験したことがない強さに酔ってしまっているのです」


「なら巴、ルル、キョウの三人は?」


「こちらの三人に関しては我が主と同じ状況かと」


 同じ状況?

 もしかして女神のところで長期に拘束されていたのか。

 ってことは欲求のブースト状態か!


「たぶんこちらの三人は、元々主に想いを寄せていたのでは?」


 思い当たるところがないわけではないがあれを想いというのかね。

 年齢差もあったし、年上への仄かな憧れって感じだと思うが。


「なんにしても、どちらも酔っているだけで覚めれば落ち着くということだろ?」


「我が主。酔いが覚めるかどうかは主次第かと」


「……」


 俺次第なんだよな。

 というかさ、多分もう収まりつかないかな。

 理屈とか通じる表情じゃないもんな。


 というか俺の身がやべぇ。


 さっきから俺の勘が、ヤバい、ヤバい、ヤバいを繰り返してる。

 具体的にいうとルルの腕にがっちりロックされている。


「我が主、お嫌いですか?」


 身も蓋もねぇ!

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