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ガンドラル〜異世界に飲み込まれた世界で最狂(のハーレム)と最凶(の村)を作った最強(無自覚)の男のお話〜  作者: ろろ


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116話 領地限定

「村長様」


 役職の後に様はいらないと思うんだが。


「どうしたパポール」


あの、みんなが言って(ぴゅいぴゅい)いるのですが。(ぴゅいぴゅい)


「ん?」


ガンドラル村(ぴゅい)に来てから(ぴゅい)体が強くなったような(ぴゅいぴゅい)気がすると(ぴゅい)


「我もそれは感じていた」


「私も」


「ナディ、カシュタンテ鍛練の帰りか?」


「そんなところだ。それよりも先ほどのパポールが言っていた話だ」


「気になる」


 あー、あれか。

 屋敷ができたときにリストが開いたから使ってみたんだよな。


「それな。俺のスキルのせいかもな」


「ヒダリ殿のスキル?」


「主様の?」


村長様の?(ぴゅい)


「目に見えるほど違うか?」


全く違います。(ぴゅいぴゅい)農作業で全く疲れなく(ぴゅいぴゅいぴゅい)なりましたし、(ぴゅい)作業の進捗状況も(ぴゅいぴゅい)以前とは比べ物に(ぴゅいぴゅいぴゅい)なりません。(ぴゅい)


「我の方も明らかに身体能力が上がっている」


「私も魔力の量と、剣になった時の強度と切れ味が以前とは比べ物にならない」


 そこまで変わるか。

 パポール達だけでなくナディ達もか。

 ということは能力の加算ではなく乗算か?

 もしくは加算の度合いがかなり大きいのか?


「クリスやポヨミ、ルド達はなんと言っていた?」


「クリスも同じようなことを言っていたな」


ポヨミさんと(ぴゅい)ポヨスケさんも(ぴゅい)私達と同じようでした(ぴゅいぴゅい)


「ランガー様は特になにも言っていませんでした」


 対象に関して魔獣も竜も同じような感じみたいだな。

 ランガー達は特にという感じみたいだし、加算の可能性が高いかな?

 まあ、ポンコツ達は気付いていない可能性もあるか。


「能力の上昇で困ったことになっていたりはしないか?」


「我等の中では特には」


私達も大丈夫です。(ぴゅいぴゅい)


 なら特には問題はないか。


「全部は説明しないが、その効果はガンドラル村の中限定だからな」


「ふむ、それは我が夫の領地ということか?」


「確定はできんが多分間違っていないはずだ」


「なるほど」


 ナディさん、なんかすげえ悪い顔しましたが。

 何を考えているんですか?


「ヒダリ殿、ちょっと凶壁に用事ができた。ケイトと杏華にも声をかけるべきか、あとはピョン次郎とルド殿あたりか」


 なにその組み合わせ。

 嫌な予感しかしないんですが。


「なに、案ずるな。我等に任せておけば大丈夫だ」


 今までの話の中で任せるものなんてないはずですが。


「では失礼する」


「まっ、ぶぉ」


「一ラル」


 カシュタンテ、このタイミングでくるか。

 顔にグリグリするのは止めろ。

 口は金をいれる所じゃない。


私も失礼しますね(ぴゅいぴゅい)


「主様?」


「カシュタンテ、散歩でも行くか?」


「喜んで」


 まあ、なるようになる……か?

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