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ハーレムってなんだっけなんだっけ

「ちょっと待って下さい」

家を出ようとした三人を、渦中の人で有るシルジットさんが呼び止める。

もうちょっと早く止めてよ。

「お二人共私に好意を寄せてくれて居る様でありがとうございます」

うわー、イケメンは照れもしないんだ。

「申し訳ないのですが、私この仕事が終わったら姫と一緒になる事になっていますので」

「えーー!」

三人の叫び声が重なった。

え?姫ってかのパーティで紹介された可愛い子だよね?

あの3リットルタルタルの(ん?ちょっと違うか?)娘さんだわよね?

何で僕じゃなくてシルジットさんがハーレムなのー⁉︎

間違ってない⁈

「ですので宜しければ第二夫人、第三夫人で如何でしょう?」

あ…このイケメンサイテーだ…


「さあ、コウイチ様、お願いします!」

「フフフ、いつでもいらっしゃい」

そして何故またこうなってるかって…どちらが第二夫人かの決定戦、代理人僕が繰り広げられる事になったと言う…

僕に何の得もないバトルが開始され、ついついこのモヤモヤをぶっつけて圧勝しましたとさ。

本当はシルジットさん…もう呼び捨てでいいや、シルジットにぶっつけたかった。


*****


旅が終わったら第三夫人になる事となったハラミさんは、魔族の町が出来てもシルジットさんの近くに、と言う事でここを動かない事に。

その代わり知り合いの純血種の情報と大まかな住処、後家を建てた純血種の紹介をしてくれる事となった。

魔族と人族の橋渡しをしてもらうと言う風に考えておこう。

うん、ハラミさんからシルジット経由にするとスムーズに進む事もあるだろうからね。

負け惜しみじゃないんだからね!


魔族の人達は主に狩をして物々交換で欲しい物を手に入れているけど、ハラミさんは宝石(水晶が主体だそうだ)で宝飾品を作って、衣類や雑貨などを手に入れいるらしい。

ここの透明度の高い窓も水晶だとか。

「私綺麗なモノが好きなの。フフフ」

ドキドキする流し目でシルジットを見るハラミさん。

ええ、ええ、僕はフツメンですよ。


「じゃあ私はここでいつまでも待ってるわ。

でもなるべく早く戻って来てね。

だって寂しもの。

なるべく早く、ね」

ああ、すっごく睨まれてる。

何でこんな目に合うんだろう。

「帰りに必ず寄りますから、いつもの様に笑顔で迎えて下さいね」

イケメンセリフを吐くシルジット。

ほらほら、スケエリアの目がビームを出しそうだよ。

「ほら、シルジット、早く行きましょう。

動かなければいつまでも終わらないわよ」

ふふん、と勝ち誇った様に一緒に旅をするスケエリアが腕を取る。

おーあ、火花散ってるよ。

もうこの二人置いていっていいかな?

アンズと二人旅で良いかな。

あ、ダメだ、フラグがへし折れたスケエリアはまだしも、シルジットの知識はないと困るか。


ああ、人のハーレムなんてクソ喰らえ。

もう帰っていいかな…


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