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第1話 運命との出会い

とある休日の事だった。

俺は出かけるためにある友達との待ち合わせ場所に急いでいた

待ち合わせている時刻は10時。

ここから15分はかかる。

だが今は9時50分。

ー間に合わねぇ……

急ぎつつだが周りを見渡しながら歩くことにする。

公園で小さな子たちが仲良くブランコに乗ったり、すべり台で滑って仲良く笑いあっている。

道を歩く人がいつもとは違って見える。

なぜかとても美しく見える。

風が強く桜の花びらが舞っている。

―綺麗だな

それが俺の心を落ち着かせてしまう。

ー急がなきゃな……

そうして俺は友達との待ち合わせ場所にさらに急ぐことにした。

待ち合わせ場所目前にして俺は帽子が落ちているのに気が付いた。

―あの……

俺が声のするほうに振り向くと―。


  俺はその日運命に出会った



世界から一人だけ切り取られたような美少女だった

俺が見惚れていると、

「とりあえず返して貰えますか……?」

 前の女の子が恥ずかしそうに言う

「……あ、ああわりぃ」

その子の声は透き通った声だった。

まるでこの世の物では無いような声だった。

そんなことを考えながら俺はその子に帽子を返す。

「せっかくだし君の名前を聞いてもいいかな?」

と俺は問いかける。

「私の名前は……」

「風見……歌葉」

「あなたは……?」

「俺は……雨原……康大」

「……」

「……」

 二人は沈黙して見つめあってしまう。

「あの…も、もう行くね?」

歌葉は恥ずかしながらそう言う。

「お、俺も行かなきゃな……」

俺は少し残念だ、と思ってしまう。

「また、会えると思うけど…ね?」

歌葉がうつむきながら小さな声で言う。

「そうだったら……いいな……」

そう言って俺達は別々の道へと別れた。



―翌日

 俺は昨日約束していたクラスメイトの親友、赤山 修に昨日の話をしていた。

「ほー?それで俺との約束に遅れたと?」

「わりぃ……悪気はなかったんだ……」

「おい、なんで俺が待ってる間にそんなことになってんだよ?」

修がキレ気味で言う。

「いや、だから悪かったって!」

「ま、いいけどな、」

と言った修が続けてこんなことを言う。

「でもな?康大、風見 歌葉ってうちのクラスだぞ?」

「……はぁ!?」

今なんと言ったのだろうか?

俺は回りを見渡してしまう。

すると―

歌葉が扉から入ってきていた……

これからよろしくお願いします( ´ ▽ ` )

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