想い出の写真(200文字小説)
はにかんだような彼女の表情。
数年前の旅行の写真。
僕の隣に居た彼女の表情だ。
この写真がきっかけで僕は彼女と結婚した。
「何を見ているの?」
妻が写真を覗き込む。
「懐かしいだろう?君はこの頃から僕のことが好きだったのかな?」
「どうして?」
「僕の隣で恥ずかしそうにしてる」
「そんな風に思ってたんだ」
「えっ?違うの?」
「この頃、私が好きだったのは佐藤君よ」
そう言えば、この時、カメラを構えていたのが佐藤だった…。
はにかんだような彼女の表情。
数年前の旅行の写真。
僕の隣に居た彼女の表情だ。
この写真がきっかけで僕は彼女と結婚した。
「何を見ているの?」
妻が写真を覗き込む。
「懐かしいだろう?君はこの頃から僕のことが好きだったのかな?」
「どうして?」
「僕の隣で恥ずかしそうにしてる」
「そんな風に思ってたんだ」
「えっ?違うの?」
「この頃、私が好きだったのは佐藤君よ」
そう言えば、この時、カメラを構えていたのが佐藤だった…。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。