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【動画付き】ナチュラルキラードロップス  作者: サンライトスターライト
高校生編
2/9

春は灰色

――――――――――――――――――――

ニコニコ動画にて公開中の動画の

半スピンオフ小説です。


ナチュラルキラードロップス

http://www.nicovideo.jp/mylist/44318811


春は灰色

http://www.nicovideo.jp/watch/sm23355500

――――――――――――――――――――




君達は卒業を、する。


長い長い3年間に思えた入学当初。

凄く大人に見えた3年生が

今の自分たちだと実感する者は少ない。


あの頃、憧れた高校3年生。

選ばなくてはいけない未来は

それぞれの時間に合わせてはくれない。

一律で皆、同じ時期に、イベントの様に現れる。



「ちょっと!そのポンポン鳴らすのそろそろやめてよー」



エイが卒業証書の筒を開けたり閉めたりする音をイチコが嫌がった。



「これさ、ついついやっちゃうよねぇ」


「いや、僕はやらない」


「チカゲはホント最初から最後まで本ばっかり読んでるよね」



エイとチカゲがいつもの一方通行なやりとりをしたところで

フミが呆れた声を出した。


学校からほど近い場所に

それぞれの家が点在しているため

徒歩通学の彼らは用事がない限りは

自然と登下校を共にしていた。


いつも通る道に

同じ制服を纏った生徒達が

彼らを振り返り羨望の眼差しや、最後の刻に、

出せない勇気を振り絞ろうとタイミングを見計らっていた。

そんな人間模様を見てか、潜んだ声でイチコがチカゲに物申した。



「チカゲさ、あんたとつきあったせいでフミが卒業式まで

一部の女子に白い目で見られてんだから、そういうところ

もっと気使ってあげなよ」


「関係ないね、他の奴らなんてどうでもいいよ」


「ほらまたそうやって…!」


「イチコはい、あーん」



突拍子もないエイの乱入で

イチコの口の中が甘いものでいっぱいになったのを

クスクスと笑うフミ。


母親のように注意するイチコと

気取ってスルーするチカゲ、

空気が広がらないように突拍子もないことをするエイ、

それらを広い心で受け止めているフミの変わらない日々。


4人の幼馴染達はこうして、バランスを取っていたのだ。

しかし、彼らもついに大学でバラバラになることとなった。


チカゲとフミは名門の帝東大学へ。

エイとイチコは地元の英崇大学へ。

それぞれ進学する。



「あーあ…」


いつもの交差点に来たところで

エイが残念そうな声をあげた。


「ここでバイバイだぁ…」


「そうだね…でも、家も近いんだしさ、入学式前に一回会おうよ!」



エイとイチコがそう言いながら、そっと手をつないだ。

チカゲとフミもまた手をつなぐ。

これが彼らの〝またね〟の合図だった。



「もちろん、大学いってからも会おうね」



高校1年の時とは違い、少し大人になったフミが

満面の笑みで返し、別々の方向へ進む。


彼らはそれぞれがそれぞれの未来に向かって歩きだしたのだ。




―――沈もうと徐々に落ちていく太陽に添ってエイとイチコが歩く。

いつもはうるさいイチコも少し黙ってから感慨深げに言葉を紡ぐ。



「フミってなんだか大人になったよね…ちょっと前まで

妄想と一緒に暮らしてたみたいだったのに

昨日なんてさ、部屋の掃除したとか言うんだよ」


「へーぇ。でも、フミだけじゃないでしょ?」


「え?」


「チカゲも俺も、イチコも大人になったと思うよ」


「そうかなー…。私フミみたいに綺麗に笑えないし、

あんな寄り添うように尽くせないよ」



フミを羨ましがったイチコの発言に

一瞬びっくりしてから、エイが少し笑った。



「ははは。ほら、昔だったらそんなこと言わなかったよ。

それにほら…」



エイがイチコを指さしたので、イチコは指の先を

目線で辿っていくと、その意味がわかり、真っ赤になって憤慨した。



「ちょっと!」


「大きくなったねぇ」



両手を組んでうなづいているエイを

イチコが聖剣で叩く。イチコとエイの一連の流れは

いつもイチコの右手チョップでお仕舞いにこぎつけるのだ。



「いたた!痛い痛い」


「エイはエッチになったよね!もう!」


「ははは!お互い様だよ。健全な高校生でしょぉ」



イチコの赤い顔はすぐには戻らず、エイはイチコの聖剣を鞘に収めた。

赤く染まった太陽が、もう間もなく姿を消そうと準備を始めるのと同時に

雨が降り出していた。

遠くで救急車のサイレンが聴こえて、段々と大きくなる。



「お天気雨だねぇ」


「でも急いで帰りたくない…」



2人は雨をカバンで避けながらイチコのマンションの前まで来ると

階段の下で服についた水滴を落とし、時間を惜しんだ。



「俺ね、卒業してもまたイチコといられるの嬉しいよ」


「…うん」


「一緒に大人になろうね」


「…うん。私、がんばる」



イチコの発言に、エイがまた笑った。

エイのスマホも、イチコのスマホも鳴っていたが

2人は気付づかず話を続けていた。



「イチコ、一緒に、だよ。1人で頑張らないで?」



斜めから屈んでイチコの俯いた顔を覗き見るエイは

相変わらず小動物だが、身長が伸び、大人の男の人に見えた。




「イチコ!!」



そこへイチコの母が急いで部屋から出てきた。

何事かと2人で上を見上げると

母は、血相を変えて階段を下ってくる。



「あんた!なんで電話に出ないの!!エイくんも!」


「ママどうしたの?」


「どうしたのじゃないわよ!」


「おばさん、落ち着いて」



はあはあと息を切らすイチコの母は

車の鍵を持っている。



「ママどこか行くの?」


「いいから車乗って!」



2人はわけがわからぬまま車に乗り込み、

車を発進させるイチコの母に再び訪ねた。



「何があったんですか?」


「いい、落ち着いて聞いて。フミちゃんがね

トラックに轢かれて今病院なの」


「嘘!」


「こんな状況で嘘つく意味ないでしょ!」


「イチコ、おばさんも、落ち着いて、とにかく病院につかないと

何もわからないよ」



イチコの母は前を向いてハンドルをきつく握り

イチコはカタカタと震える手を膝で結んだ。



「さっきまで笑ってたよ。チカゲもいるし、こんなの何かの間違いだよ。」


「イチコ…」



エイは「大丈夫」と言いかけて無責任な口を結び、

言葉の代わりにイチコの崩れそうな体をしっかりと抱きしめた。



―――とっくに夜が世界を包んで

新月の空は不安な心の中を表しているようだ。

こんなことは何かの間違いだと、何を考えていいのか

何も考えないでいるには、病院までの数分が

とてつもなく長く感じたのだった。




―――イチコとエイが帰宅していた際に聞こえた救急車の音。

それは、トラックの運転手が呼んだものだった。



チカゲとフミはいつもの歩道橋で将来について話をしていた。


同じ大学に通うことを嬉しく思っていたチカゲだったが

相変わらず素直な態度に出せないでいた。

そんなチカゲの側に優しく寄り添うフミを

この3年間、以前よりも一層愛しく思うようになったし

これからも、それは変わらないものだと確信していた。



「私、ホント勉強がんばったよね」


「うん」


「でも、大学一緒だからって学部違うし、

今までみたいにいかないかな…チカゲ、モテるし」


「いや、これからもずっと一緒…」



言いかけて、しまったと思ったが

すでにフミの耳に届いていて、

はっとしてからフミの表情筋はニヤけてしまう。



「ふふふ」


「なんだよ、笑うなよ」


「いやー、ちょっとは素直になったのかなって!」


「……続きはもっと後になるからな」


「……え」


「だぁー!もう帰るぞ!送る!!」



雨が降り出した歩道橋の上で、チカゲは向きを変えるが

フミがチカゲの袖をひっぱった。



「今日は送んなくていいの」


「?」


「3年間1人で帰ることってなかったから

最後くらい1人で帰りながら色んな思い出を振り返りたいなって」


「…でも雨もあるし」


「尚更!チカゲの家はあっちでしょ」


「……」


「3年間の送り迎えご苦労であった!じゃあまたね!」


「…じゃあ」



フミの願いを聞き入れ、

2人は歩道橋の真ん中で別れることにした。


階段を降りると強い風が吹いて

桜の花びらをいっそう踊らせた。


もう一度フミの姿を見たくて

振り返ったチカゲの目に入ってきたのは―――





道路にしゃがむフミと、フミに被さる大きな影だった。




それは本当に一瞬の出来事で、何が起こったのかよくわからない。



トラックのクラクションとブレーキの音。


ドンという鈍い衝突音。


聞いたことのない骨の折れる重い音。


トラックの後ろから白く長い足が2本見えている。


桜の花びらが一度舞ってから雨にぶつかって重くなって落ちる。


落ちた花びらと雨が行き場を求めて赤い川を流し

白い肌を赤く染めていく。





―――心臓がドクンと大きく跳ねて、一度止まった気がした。

チカゲはゆっくりとそこへ歩いて行く。




トラックの運転手が血相を変えて電話をかけていた。



「もしもし!救急車お願いします!女の子が飛び出してきて!

場所は―――」



チカゲは血だらけのフミに歩み寄り、抱き起こすと

チャームをなくした黄色のピンが

その美しい髪からするっと流れ、

同時にフミの手から三日月のチャームが転がった。


彼女の体は暖かく無反応で、その体に雨が優しく降り注いでいる。

名前を口にしようとするも、チカゲの喉からは声が出ず

まったくの無表情で見下ろしていた。


救急車が到着し

救急隊員が一点を見つめて座り込むチカゲに声をかけた。



「君!ストレッチャーが来たよ!」



チカゲも一緒に救急車に乗せられて病院へ向かう。

フミのバイタルはすでに0を表示しており

救急隊員が蘇生させようと懸命に処置をしていた。


救急車の窓に体を預けて座りながら

すべてがぼやけた水の中にいるようで

先輩の救急隊員と後輩の隊員のやりとりもよく聞こえない。



「君!どうしたの?君も事故に巻き込まれたの?」


「どうした?」


「彼、無反応なんです…」


「血圧と脈とって、ひとまず、こっちの子の方が先だ」



救急隊員がチカゲの人差し指に血圧計を挟め

蘇生の補助を行う。

チカゲは自分の命が動く印をただ、見ていた。



―――病院に運ばれ、雨で濡れ、血だらけの制服で

チカゲは誰もいない病院の廊下に佇み、

体は雨で冷え切り、勝手に震えていた。


フミの両親が到着し、チカゲの様子を見て

フミの母親が悲鳴を上げて、手術室の扉を叩く。



「フミ!フミーーー!!」


「落ち着け!今は待つんだ!」



フミの父は母を扉から剥がすとそこにあった椅子に座らせ

チカゲに近寄って震える体に自分のジャケットをかけてやった。



「チカゲくん、状況を説明してくれないか」


「……」


「チカゲくん…」



そこへ病院の人がやってきてフミの両親は奥へ連れて行かれた。

ちょうどすれ違いになるようにエイとイチコ、イチコの母が到着し、

自分の前髪から滴る水滴を見つめ、項垂れるチカゲを見てぎょっとする。



「チカゲ…」


「ねぇチカゲ!フミは?フミ大丈夫だよね?!」


「チカゲくん、フミちゃんのご両親はどこ?」


「……」



無反応のチカゲを見て、イチコはチカゲをゆさぶるが

一点を見つめたままの彼の様子では状況が掴めず

イチコの母はフミの両親を探しに行く。

エイは興奮するイチコをなだめ、チカゲを椅子へ座らせた。



「チカゲ…落ち着いたら、戻ってきて。

俺たちにだけは状況話してほしい」



意識が遠くにあるチカゲを察してエイがそっと話しかける。

それを見て、イチコは泣き出した。


これまでにない様子のチカゲを見て

嫌な予感が的中しているんだと感じた。


何も声をかけてやれない、どんな言葉も届かない。

大人になったように思っていたが

こんな時どうしていいかわからない。

結局はまだ、10代の子供なんだと実感した。



「あ…君たち、親御さんはどこ?」



後から入ってきた警官が3人に声をかけた。



「今、探しに行ってます」


「そっか…どうしようかな…遺留品かどうか確認してもらわないといけないんだけど…」


「どれですか?」



エイが尋ねると、透明な袋にバラバラになった三日月のピンが見えた。



「……!」



チカゲが勢いよく立ち上がり、袋を警官の手から奪った。

びっくりした警官がチカゲの様子をよく見ると

肩にかけられたジャケットの下は血だらけで、

現場にいた人物だと理解した。



「君…、現場にいた子だね。これは彼女のものかい?」


「……彼女の、フミのものです。僕があげた…」


「そうか…、ありがとう。これはまだ返してあげられないんだけど

全部済んだら返却するね…」



警官はそれ以上は何も言わず、そこから立ち去った。

エイは警官にお辞儀をした目で椅子の方を見やると

イチコは相変わらず泣いているが、チカゲとは目が合った。

チカゲは頼もしく対応するエイを見て

成長した彼を頼るような目で見ていたのだ。



「チカゲ…今、話せる?」


「…ああ」


「何があった?」


「雨が降ってきて、送るって言ったのに、今日はいいとか言って、

階段降りて振り返ったら、フミが車道に飛び出してて、

もう目の前にトラックが…

たぶん、アレを、ピンを落として拾おうとしたんだと思う」


「そっか…それ、あとでまた警察の人とか家の人とかに説明できる?」



静かに頷くチカゲはもう、こちら側へ戻ってきていた。

イチコはチカゲの言葉を聞いて、

ぐしゃぐしゃになった顔でエイを見上げた。


エイは自分だけはしっかりしなくてはと、イチコに微笑んだつもりだったが

その表情はイチコも知らない、何とも悲しい表情だった。


しばらくすると、フミの両親とイチコの母が戻ってきて

ビードロの薄い底をそっと叩くようにフミの父がチカゲの肩に触れた。



「チカゲくん、警察の人が少し話聞きたいみたいなんだが話せるか?」


「はい、大丈夫です。すみませんでした」


「エイタくん、イチコちゃん、来てくれてありがとう。

フミは…?」


「まだ…何も」


「そうか…」



フミの母は消沈して父に支えられ、イチコの母はイチコに寄り添い、

みんなで点灯する赤い印を見た。

そこにいるみんなが「大丈夫」という言葉を

誰かが言ってくれるのを期待した。



―――誰も、言えなかった。



チカゲは警官に事情を説明しに行き、

落ち着いた様子で対応したが、どこか自分に起こったことではない気がして

淡々とその時の話をコピーしたA4の紙のように吐き出していた。


警官に言われ、血に染まった制服のジャケットを脱いで渡してから

フミの父がかけてくれたジャケットを持って手術室前に戻り、

落ち着いた様子でフミの父に返していた。


それと同時に赤い点灯が消え、中からブルーに身を包んだ人と、

看護婦が数人出てきた。


フミの両親とその人が扉の前で何か話し、

母親が足から崩れて声にならない声で泣いている。

フミの父がなんとか母親を立たせて後ろを振り返る。



「…君たちも、どうか、来てくれ、娘が…」



それ以上言わずに、目に涙を浮かべて手術室へ入っていくのを見て、

4人も続いて部屋へ入る。



2つ先の扉の向こうで「ピッピッ」という音が聴こえる。

フミは横たわったまま、体から色んな線が繋がれて

画面に映し出された数字が、もう間もなくなんだと教えていた。

フミの母が父の手を離れて、フミに駆け寄り、手を握ると、

父が横に寄り添う。



「フミ…」


「フミちゃん起きて…」



イチコの母は声を殺して泣いており、堪らず、イチコも走り寄った。

エイも重い足を前へ進めたが、後ろを振り返り、チカゲを見る。

チカゲは現実を見ているが、表情からは何も読むことができない。



「チカゲ…どうする」


「…大丈夫だ」



そういって、チカゲもフミに近寄り、

上から下までゆっくりと見ながら反対側へ回った。

何かにしがみつくように、踏ん張っているフミの命を前にして

母親はまだ逝かせてなるものかと声をかけている。


フミの命を表す数字がどんどん下がっていき、

機械音がけたたましく鳴ると、医師や看護婦も騒がしくなった。



「フミ!大学いってからも会おうねって言ったじゃん!」



イチコが叫ぶと、それぞれの想いがそこに漂った。

母親は狂気に似た声を上げ、父親は威厳のあったその目から

止めどなく涙を流し、イチコの母はもう声を殺すのをやめた。

エイは自分の掌が爪で切れるほど両手をグーで結んだ。


チカゲはただ、優しくフミの髪を撫でている。



「フミ…大丈夫だよ」



チカゲの言葉を聞くと同時に、辛うじて残っていたフミの気力が

甲高い機械音と共に消え去った。

皆がこれでもかと言うほど、声を上げたが、

チカゲだけは冷たいほどに落ち着いていた。



「おやすみ、フミ…」



そっとキスをする2人を誰もが悲しく見つめた。


フミは最後まで、自分の周りの人々を想い、気力だけを残していたが

チカゲだけがフミの最後の想いを察し、送り出したようだった。




―――それからというもの、

チカゲの世界から色が消えたように

すべてが無関心という庭の中に閉じ込められ

フミを燃やした灰色の煙を追いかけるように

葬儀の後から変わっていった。



希望を抱いて、未来を誓った、桜が散る春の出来事。



遺品となったバラバラの三日月のピンをその手から離し

チカゲは、ただのひと雫も、涙を流さなかった。






つづく。





――――――――――――――――――――

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サンライトスターライト

@sunlightstarlig


あこの(メリコP)

@acono0726



原作・執筆

あこの


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LuFS


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