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記録69_各員、戦闘配置に着く








「え?大量虐殺?それで惑星主だぁ?馬鹿なの?加減を知らないの??」



「だからぁ、仕方なかったんだよ!!こんな思いっきり能力(アビリティ)使えるの久しぶりだったんだから!!!」






 コロシアム内部に入れないという結界が張られているせいで、《睡魔》コロシアムの入り口で情報共有を行うことになった《ドロース》は、床に座り込んで話を進めていた。






 隠し能力(チートアビリティ)派閥の《咎人》とその増援、緊急コロシアムによって解放された剣闘奴隷、《内壊針華》によって変化した環境に出てきた《惑星主》。




 《惑星主》については、《錬金翁》のミスによって出てきてしまったものなので普通に怒られた。







「にしても、《錬金翁》……蓮蔵じーさんの必殺が出した《惑星主》………。そっちは俺らに頼んでくれないか?」





 蓮蔵じーさん。


 《錬金翁》の本名、真竹(またけ) 蓮蔵(れんぞう)の名である。





「なんだ?試したいもんでもあんのか?」


「あぁ、洸也と翔で一緒に行ってくる」




「洸也……は、《食龍》って奴か。で、翔が、《集眼》だな。ハハハ、わかりにくいな」







 《ドロース》は、身内しかいない時は本名を使うことにしている。




 だが、《錬金翁》はあまり本名では呼び慣れていない者の割合が多いからゲーム名で呼ばなければわからないことが多い。








「じゃあ、俺たちの方は3人で十分だろうから………」



 残りの人員達の活用の仕方を考えてみるが、あまり現時点で有効打と言えそうなものはなさそうだ。




 いや、ここ最近は働き詰めだっただろうからな。


 休ませてやるのも仕事だろう。







「そうだな、残りの美花、舞、《スターロウ》のおじさんには、この惑星で聞き込み調査をしてもらう。要するに、この惑星に溶け込め」



「………それって、つまり、………?」









「………あーもう、わかった正直に言うよ!!仕事はあると言えばあるが、それも優先順位は低いから、観光してろってことだよ!!」





 チッ、クソゥ!


 舞のうるうるした目で見られちゃ遠回しに言った指示が直接的に伝わっちゃってなんかヤダ!!






「やった、美花ちゃん、観光、やった」



「一緒に良さそうなコスメとか探そーねー?」


「ね、ねぇ。おじさんも混ぜてもらえたら嬉しいんだけど………?」






「「無理」」



「ですよねぇ!!」





 …………まぁ、約1名以外楽しそうだから、いいか。








「それじゃあ、コロシアムの方で、《咎人》と隠し能力(チートアビリティ)の対処を担当する。互いに、武運を祈る」




「よし、じゃあ…………」















「「「解散!!!!」」」


 パリイイイイィィィン!!!!







 その瞬間、《惑星主》による空間破壊の音が響いた。






「なんとまぁ、そっちから出迎えてくれるとはな。俺の方から出向く手間が省けて助かったよ、低脳」



『らぁぁぁぁ………!!』





 静かな怒りを浮かべた《惑星主》に対する、《睡魔》の蹂躙が始まろうとしていた。











 〉〉〉












 入り口で爆発のような衝撃波が轟く。





 そこから悠々と歩いて出てきたのは、爆発の衝撃波による土煙に巻き込まれた人間が3人だった。










「ふぅ、派手にやるもんだな。俺も若いやつに負けてらんねぇわ」



「ちょちょちょ!!今さらっとすごいこと起きたよね!?何今の!?」





「なんだぁ?今のやつの何が凄かったってんだよ?」




 先ほどまで恐れ多すぎて気配を消していた《風姫》が唐突に質問攻めを始めてきた。




 まぁ、なんかこの女はゲーマーヲタクのようなものを感じるから、この状況はかなり夢のようなのだろう。





 そんな彼女の言い分を聞いてやるとしよう。





「バグ技でしか倒せないとか、モンスター史上最強、倒すために軍隊が必要とまで言わしめた《惑星主》と、《メビウス》史上最強のプレイヤー《睡魔》の決戦がはじまってたけど!?!?」








 とまぁ、一般人からすれば、どこまでも次元のかけ離れたスケールの話だ。




 それこそ、普段では想像できないような事象が平気で起こる。








 《睡魔》の能力(アビリティ)である《ビリー・ジーン》によって、気づかない内に過去に戻っていて、このセリフを言うのが2回目であったとしても、それはなんら不思議ではない。







「さぁさぁ。俺たちも出番なんだから気を引き締めろよ」




『その通りだ。先ほど増援が到着した。お前達にはこれからコロシアム会場へと移動してもらう。そこで、隠し能力(チートアビリティ)達と戦ってもらい、勝ち続けることができれば、俺と戦ってやってもいい』








「なんだ、すぐ終わりそうだな」



「そうですね。なんなら、雑魚敵は私たちに任せるのが適任です」


「だな」










 あいも変わらず、のんびりと余裕をかましながら会場へ足を運ぶ《錬金翁》達。





『フハハ、ハハハハハハハッッ!!どれほどお前達が強かろうと

チーターが数の暴力で攻めてくれば勝つこともできまい。なんなら、この増援たちを『ただの量産型』だと思ってかかれば、必ず痛い目を見るだろうさ!!』




「その『ただの量産型』にチカラを使うほどの価値を見出せないって言ったんだ。頭悪りぃだろ」













『………今にわかるさ』






















 その言葉と共に、《錬金翁》はコロシアム会場の目の前に到着した。













わかりにくいところがあれば、遠慮なく質問お願いします。


可能な限り答えて、書き直していきたいと思います。

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