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再生  作者: みゆたろ
15/26

事件のあった日

事件当日。


覆面をした数人のグループが監視カメラの映像に写っている。


警官たちがその映像を眺めていた。


犯人グループは五人。確かに五人いる。しかしーー。


「おい、これ見ろよ!!」

若い警官がその場所を指を指す。


「なんだなんだ?」

入ったばっかの新人刑事が言う。


若い警官が指差している場所には、つい先日犯人だと通報された女が確かに写っている。

しかしこれは犯人と言うよりは、被害者である。

何せ、犯人グループの一人に腹部を刺され、救急搬送されている様子がバッチリと写っているのだから。



その頃、取調室では主任が例の女の取り調べをしているはずだ。

主任に伝えなくてはーー。


刑事は急いで取り調べ室に向かった。


コンコン。ガチャリ。

軽くノックをすると刑事は中に入っていく。


「ーー主任、大変です!!」


「なんだ?どーした??」

顔色一つ変えずに、主任は言った。


主任の耳元で何かを囁いている。

ハタから見ていると、とてつもなく不愉快だ。


「ーー何なんだ?何をコソコソやっているんだ??」


不愉快なまま、少し声をあらげる。


「ーーいえね、あなたがあの強盗事件の犯人だと匿名の電話がありましてね。こちらでその件を調べていたんですがね、、」


穏やかに主任は語る。



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