表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/100

第3話 美しき姫君3

城内 とある一室


 ガラっ


「楓禾姫!」


「鈴兄上様…… この様な所に……」


「この間見せた懸案について、もう一度意見が聞きたいのだ。楓禾姫!」


「そのような事を私に言われても困ります。とこの前も申し上げたではありませんか」


「なぜだ? 楓禾姫」


「なぜ ? 私の母が亡くなり、父上様が異を唱えない限り、兄上様が桜家を継ぎ。稜禾詠ノ国を治め。いずれは日の本を……」


「私は政岡まさおかの家の者。長子ではありますが、母親は側室です。それに、私に家督云々は周りの家臣どもの想いであって。私が望んでいる事ではありません」



 美しき姫君…… 楓禾姫…… 貴女様が……治めるべきなのだ



 私は 政岡鈴(まさおか りん)





 *葉月(はづき)の三十日十七になった。



楓禾姫の異母兄である。


*葉月八月

宜しくお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ