無題
さようなら、目を閉じて眠る前
部屋に入り込む冷たい風
何も知らない、何も知らない
笑顔の記憶落ちる羽根
さようなら、飛び立つ誰かに手を振った
何もわからずに涙ぐんだ
色あせた、色あせた
古い靴で影を踏んだ
おやすみ、僕らは知ってしまった
向こうの岸辺で淡く光った
幼い思い出を胸にしまった
僕らはもう、泣かなくていいのに
さようなら、忘れてもいいと言うけれど
きっと誰も忘れない きっも誰も怒らない
冷たい夜の中暖かい残り香
僕らだけが知っていればいい
いつか全てが終わった時
僕らは懐かしい夢を見る
さようなら、さようなら