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戦慄の雪解け  作者: 明智光晴
1/1

プロローグ

芳しく陽射しが強い日だったのを覚えている。


ぼくは彼女に襲われた。


初めてのできごとっだった。


上から見下ろす彼女は、とても恐ろしく見えた。


身体に伝わる鼓動は、ぼくの中でシンクロしていた。


草木は怯えたように揺れていた。それはぼくになにかを教える。


一瞬で黒になった空間は、時間を忘れていて、ぼくを包み込む。


黒はぼくを見つめたまま逃がさない。


空の飛行機は、まるでぼくを見捨てたように飛んでいた。


爪が刺さる。


夏のできごとだった。



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