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この連載作品は未完結のまま約9年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

The Dungeon Of Sprit

作者:MilkLover
 なぜ現れたのか。
 それは、何のために現れたのか。
 人を試それは、すためか。
 神の享楽か。
「森」と呼ばれるそれは「魔蟲(ワーム)」と呼ばれる異形のモンスターを育て、それ自体も着々とその規模を拡大し続けていた。
「森」の侵食が進んでいく中、「森」の謎を解明しようと考える者たちが現れた。
 彼らは「冒険者」となって「森」へと足を踏み入れ、「魔蟲」を駆逐し、「森」を探索した。しかし、ゆっくりと拡大していく「森」のメカニズムが発見されることはなかった。
 事態を重く見た政府は「冒険者」を養成する「アカデミア」を設立し、次代の「冒険者」へと望みを託した。
「魔蟲」を屠り、「森」を駆ける「冒険者」は子供たちの憧れであり、多くの少年少女たちが「アカデミア」を目指した。

 そして、「アカデミア」の設立から十年。
 依然として「森」の侵攻は続いている。
 今年も次代の希望、新たな少年少女たちが「アカデミア」の門を叩いた。
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