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爆弾処理はキケンですよ。  作者: みのる
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こんなことになった経緯ですよ。

取り敢えず、家が壊されたことは右から左に流して、どうして私が爆弾処理員という戦闘職種についているか話そうか。


遡ること5年前ー


「ご覧ください!先日鹿児島県鹿児島市で発見された不発弾の中から出現した怪物が人々を捕食しています!」

テレビの奥からヘリコプターから映している映像は、戦場以外の何者でなかった。鹿児島に住んでいた私はこの最初のプローターの出現に遭遇し、父親を亡くした。


そして遡ること2年前ー


「プローターの中心部、いわゆる不発弾の部分に、すべての元凶ともいえるプローターウイルスがコアを形成していることが判明しました。」


どうやらプローターを倒す方法が発見されたらしい。しかし何故プローターが人間を補食し、不発弾を飲み込むのか、まだ謎が多すぎた。

そして、


「プローターのコアは通常兵器では破壊できず、特殊物質を含んだ装備でなければ倒せません。そして、この特殊物質の効果を発生させることは一定の条件を満たした人間のみということです。」


どうやら、特定の能力を持った人間のみがプローターを倒せるという謎展開になってきたらしい。


「政府は近頃、国民全員の検査を行い、適性のある国民を徴兵するとのことです。」


ウハ、とうとう徴兵ですか。皆人類絶滅の危機でそんなこときにしなくなってんな。

とか冗談言えたのもここまでで、結果的に私は徴兵されたのだ。しかも全国で徴兵されたのはわずか50数人というから、驚き物だ。


そして、私はなされるがままに、爆弾処理員になっていた。というわけ。

何?もう少し訳ありな感じ期待してた?

まあ私はいっさい訳なしなんだけど、(普通に見たら訳ありに近いが)私の周りはほとんど訳ありな人だ。(理由は聞いていない。というか聞かない方がいい。)


まあめんどくさい解説口調はここまで。これから私たちの物語が始まるから、最後まで聞いてってよ。





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