第1章 新しい始まり
如月 歩己
本作の主人公。大学生で、教育実習を控えた未来の教師。
真面目で努力家だが、幼少期から姉と比較され続けたことで、自分に自信を持てずにいる。
星宮昴との出会いをきっかけに、彼の子どもたちと過ごすことで、「誰かに必要とされる喜び」を知り、自分の価値を見出そうとする。
当初は子どもが苦手だったが、れんとりおと関わるうちに少しずつ心を開き、「家族とは何か」を考えるようになる。
一度決めたことは貫こうとする芯の強さを持ち、両親の反対を覚悟しながらも、自分の道を進む決意を固めている。
星宮 昴
あゆみの元担任であり、小学校の教師。
優しく穏やかで、責任感が強いが、自分を犠牲にしてでも他者を支えようとする性格をしている。
二人の子どもを育てながら教師として働いており、家庭と仕事の両立に奮闘している。
あゆみと再会し、彼女の真っ直ぐな想いに向き合いながら、新たな関係を築いていく。
星宮 蓮
昴の長男。しっかり者で、妹のりおを大切にしている。
幼いながらも父の苦労を理解し、時折大人びた言動を見せるが、本当は甘えたい気持ちを我慢している。
あゆみにはすぐに懐き、「お姉ちゃん」として慕うようになる。
星宮 莉桜
昴の長女。天真爛漫で無邪気な性格。
素直で感情表現が豊かであり、あゆみを「だいすき!」とストレートに慕ってくる。
家族の中で最もあゆみに対する壁がなく、時に彼女の心を軽くする存在。
田村 奈緒
あゆみの親友。明るくサバサバした性格で、あゆみを何かと気にかける存在。
鋭い観察力を持ち、あゆみの変化にいち早く気づく。
時にはズバッと核心を突くが、あゆみのことを思っての発言が多く、根はとても優しい。
あゆみにとって気兼ねなく本音を話せる数少ない存在の一人。
坂口 一輝
あゆみの大学の友人。真面目で面倒見が良く、何かとあゆみのことを気にかける。
あゆみに対して恋心を抱いていたが、彼女の揺るがない決意を見て身を引く。
それでも友人として彼女を支え続けることを選び、時折鋭い指摘をするものの、心の底では彼女の幸せを願っている。
如月 美雪
あゆみの母。外では理想的な母親を演じるが、内心では世間体を何よりも重視している。
姉の香己を優秀な娘として誇りに思う一方で、あゆみには「落ちこぼれにならないように」と厳しく接していた。
あゆみの選んだ道に否定的であり、彼女を心から理解することができないが、娘の強い意志を前に少しずつ考えを変えていく可能性を持つ。
如月 香己
あゆみの姉。成績優秀で何でもこなせる「完璧な姉」として育ち、両親からの期待を一身に受けてきた。
幼い頃からあゆみを見下すような発言をすることが多く、彼女にとって超えられない壁のような存在だった。
合理的で現実的な考えを持ち、あゆみの選んだ道に否定的だが、完全に拒絶しているわけではなく、姉なりの価値観で彼女を案じている。




