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第84夜 社長の中ではその扱いなの

呑んで食っていると


ヤバイ金融の社長が来て 大円と矢田が 少し離れた処に手招きで呼ばれる


「俺さ、直参になったばかりで まだ全部の直参の方の顔が覚えきれていなくてさ

 何処かの古参の直参か友好団体の親分さんでしょ

 なら挨拶しとかないとマズイ 支払いはウチ 大円くん 紹介してくれない」社長


「社長の中ではその扱いなの」


「そんなの あのオールバックの方が親分さん 三人の幹部でしょ 見れば判る」


矢田 座り込んだ 笑うのを必死で我慢してる


黙って 連れて行く大円

「今日のスポンサーの社長が 鈴木さん達に挨拶をしたいと わざわざ来てくれた

 鈴木さんに 加藤さんに 佐藤さんに 米田さん」さん付けで紹介して名刺交換


社長 名刺を見てびっくり 清流高校 生活指導の四教諭

鈴木教頭達は もろ数字のヤバイ金融の社長がわざわざ来たと名刺を見つめる


「言ってよ 噂では 本職候 と聞いてたけど まんまじゃん やられた

 でも 教頭と言えば若頭 これには違いない 払いはウチで これはキチンとね」

挨拶を済ませて帰ってく社長


矢田 堪えきれず爆笑


「昔 中学の頃 腹すかして困ってたら

 当時の社長が見返り無しで飯を食わしてくれたのが付き合いの始まりで

 俺も組も一線を引いてるけど飯を一緒に食う仲の

 三角の若頭の直系で直参の組長が 鈴木先生達を見て

 古参の直参か友好団体の組長と幹部三人 見れば判るって」


「本職が見てもですか 妹さんが正しかったと」 爆笑の校長先生と大円と矢田


「ということなので 次回からの私学校長教頭会 鈴木教頭も一緒にです

 いきなり一人で出席すると 本職が見て本職 会場がパニックになります

 教頭先生の自覚を持って もう生活指導が との言い訳で逃しませんからね

 会場のザワザワも楽しみましょう」爆笑の校長


「はい」しか返事が出来ない 鈴木教頭


「いい日だ 鈴木教頭の校長教頭会への出席も決まったし

 大円くん もう一回 乾杯をしましょう ビールを」ごきげんな校長


やっぱり校長は一枚も二枚も上と 納得して みなでビールで乾杯


さて帰る時に 支払い

「そんな 数字の本職に出させるのは」鈴木先生


「その本職が 俺、新人の直参 古参の直参の親分といい切って

 支払いはウチ あげくに教頭と言えば若頭 これに違いはないと」


校長先生 爆笑


「まぁまぁ 大円くんの顔もあるので 

 私も大円くんには鈴木先生達の顔を大事にしなさいと説教入れましたから

 ここは 大円くんの顔を大事に」校長先生が治めていく


「いやぁ 校長先生にウケまくった 木に登って椰子の実が20個は取れた」


「今日は滑ってませんね もう一軒 面倒なのでここのスナックで」校長先生


いや ど滑りの連発 ウケてたのは校長先生のみだった 他の高校に行った三人


「行きますか 矢田達も 校長先生のお誘いだ」

校長先生先頭で入っていくが 鈴木教頭達は別の店に行くと別れる

だいぶ凹んだみたいだ


ヤバイ金融一行が居て 社長から

「本気でそう思ったぞ 四人だけでもそう思うのに 大円くんまで居た

 役者も揃ってて カマされたわ でも噂通りの風格の先生だった

 ちゃんと他所の組の人ではないと 皆で確認出来たのは大きい

 いきなり隣りに座られたら 困るからね」


校長先生 また爆笑


「そりゃ 若いのが どっかの大親分が居る って飛んできましたから」


「うちの教頭と生活指導の教諭です やんちゃするするのはいますから

 社長のトコに行かなくて済むように頑張らせます」校長先生


「まだ うちは上が頭で金もあって しっかり優良金融の一本で行けますから

 ショボいトコに行って社部やらに手出して沈むよりは どうしてもならウチへ

 その代わり 極道ですからキツイといい含めてから お願いします」


なんか強烈に真面目な話になってる


「とりあえず カラオケの電源は抜いて 呑もう」と社長 


カラオケは大円の地雷 頭から言い含められてる 

池田達も知っている そんな数字の社長も知ってる地雷なのかと思う


「四人 だいぶ凹んでましたね まぁいい薬です 米田教諭は変更できませんが

 他は髪型変更出来ますから」 爆笑する校長先生 超ごきげん


「校長先生 流石に米田先生の頭はいじれません」矢田が言うと


「大円くんの4年後ですよ パンチはキますから」また爆笑の校長先生


「俺 海外では丸坊主でしたから そこまでは」


「いえいえ 油断した米田先生は30〜32の2年間で一気に逝きましたから

 卒業アルバムでありますから また学校に遊びに来て見てみなさい

 それでは お先に ごちそうさま」出ていく校長先生


2年間で あの状態に・・凍結する20代後半突入の四人 ヤバイ金融の若い衆も凍結


いち早く再起動する社長46


「まぁ ハゲたらハゲた時 坊主にする 下手に隠すとみっともない

 いや凄い 鈴木先生の風格もだが 校長先生はご隠居だな」


と言う社長46は 黒々のフサフサ 余裕の他人事


「こればかりは 運だ 仕方がない」余裕で他人事な池田


「そうだ 加藤先生も47でパンチだ まだ頑張ってる」大円


ヤバイ金融の若いのと 中本が 密談を始める


「先輩 ちょっと ベジータしてます」若いの


それは皆 言わなかったのに

まぁ本人が 利害関係のない人に見せて 言われるんだ 放置と矢田と大円と池田


「先輩 頭頂部が かなりキテマス」と松田の頭頂部を見てる若いの


「はい???」と皆で松田の頭頂部を見にいく


無言 色っぽいね ではなく 無言 なにも言えない 重い空気 とても重い空気

物理的にGが掛かってるように思える 空気


「ハゲる前に結婚してしまえ そうすりゃ肩の荷は降りる」勢いで言い切る社長 


「んん??」 と米田先生の携帯に電話する大円 何処へ? 聞き入る皆


「米田先生 ちょっとお訊きしたことが


 はい?! ハゲた32で20と付き合い始めて ハゲた33で入籍 それも向こうから

 

 干支が同じ一回り下じゃ 同じ干支の20の娘に口説かれたのが自慢と

 ウィルス カッコいい と叫ばれて 家では ジョンと呼ばれてると

注)時空が30年位 歪んで大ハードは4まで公開済


 はい?? やらかして 34の春休みに赤子連れて 式 披露宴


 いえ お祝いを出してなかったと え、こないだの菓子折りでいい?


 それより幼稚園の入園のお祝いをしろと はい やらせて頂きます


 はい ありがとうございます 失礼します」


大円も 誰も 言葉が出ない


矢田が口火を切り

「やっぱ ブルス・ウィルス や ショー・コネクリ が

 ハゲていきながら渋くなっていったのが スキンヘッドの後押し

 パンチは鯉の伝統しかない それでも26で19の嫁だ 10代の嫁 納得しとけ」


「それは 栄子ちゃんにも言われた

 NAのナビにも座ってくれるし 度胸満点な嫁だし 有り難い嫁

 ただただ びっくりしてるだけだ」 大円も矢田も入籍済 基本 他人事だ


「そうか 3月に結婚するフィアンセも大・ダードの大ファン 全部VHS持ってるし

 俺が頑張って渋くなってけばいいか」言葉を取り戻した松田


「おめでとうだが 俺が祝いに行くと トラブルの元 矢田に祝儀を託すわ」


「大円 成長したな 俺が袋に金額書いて 持っていくから 金だけ入れろ」


「助かる 相場が判らん 自動的に袋も理解らないからな」


「大円ってさ 矢田の友達じゃん 俺達は」池田


「そんなの お前らの凄さ 涼子さん達で実感して 

 由美子さんに説教されてな やっと解った お前らも矢田の友達

 スキーしたかったらデカイスーパーの旅行カウンターで言ってくれ

 デジポッドは却下されたが、与信は通ってるから俺のカードで落ちる

 今年は 五竜でフルの合宿だ トレイ組も来る 一緒に滑って 

 夜は呑みに行こうぜ」


「スキーで滑るのはいいが 夜呑みに行って 大円のネタで滑らるのは辛い」中本


「それだよ ネタで滑られて なんどフォローしたか さっきの液体水素なみに

 凍結するんだぞ 解凍も出来ない キツイんだよ」池田


中本のかなり暗い声の「そろそろ」で皆 散開していく

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