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第77夜 ノルマをオーバーキルの一日

「強烈に売上に協力して頂いたの 男の目から見てどう このイヤリング」


「程々の大きさで 綺麗な赤 ルビー? 嫌味もなくスッキリでいいと思う

 栄子ちゃんの婚約指輪とか凄まじかったから あれは横に大円だから似合う

 それは大円の育ちやスキーやバイクの結果を知っての話だけどな

 まだ何か絶対隠してる影がある それに足してあの滑る明るさがあるしな」


「大円 どんな場合でも ネタで滑って 時間差の乾いた笑い そして爆笑させる

 底抜けに明るい でも影は有るはずだが見せない 

 そう言われると ブサイクに近いがいい男の条件を満たしてる」美里


美里の言う 影が 矢田の見て知ってる育ちの部分

鯵沢達が知ってるが見ては居ない 八大地獄 も影


付き合いの長い矢田 地獄の件も育ちの件も知っているし

正月の隊長達で傭兵の件も気がついているが黙っている


美里や鯵沢達が 知ってる部分だけで充分 地獄を潜っているとなるが

それを 全部足しても 滑って笑われて 明るい大円


美里 そう思うと 憧れのお局様 あれがなければ勿体なかったかと思うが

堂本良平もいい男 缶ビール片手に亜紀さんメドレーの三十路には有り難い良縁


「矢田の友達 大円くんは置いておいて 強烈なのがいるでしょ

 この三十路の美人 仕上げて 服 メイク スキンケア

 肌はダンロップなのに スタイルがいいから20用のタイトミニが着れてしまう

 ノーメイク 美人だから今は通る お釣りが大きすぎる 私では手に負えない」


「はい??」 いま 先輩26の手に負えないって 私のことだよね と美里


「正月から涼子さんと美沙さんを スキンケアとメイクの奴らの処に放り込んだ

 あの二人も美人だから 適当パンチでも通ってきたが 流石に式挙げる前はな

 もう二人共 必死でやって教えてる」


「流石 矢田の友達 後は服 いるんだろ」先輩26


「居る 三人共正月に 大円のペントハウスで美里さんを見て

 残念な女 って酷評だった 酷評したんだ なんとかさせるわ」


「美里さん 矢田の友達 三人にお願いするのが一番早い

  一般常識とアクセは私 売上に協力をお願いします」先輩26


「それなら 連絡先を そうか私 ホテル住まい 携帯買いたいけど

 住所が要るとか言われて ホテルだって半年の長期契約なのに

 蹴られたのよね 何処も嫌い」


「大丈夫 与信で通せます 恵美さんの店に行きましょう」与信さん


与信と美里で恵美さんのお店に向かう


「海外がかなり長そうだけど」先輩26


「前に聞いた時は 中東に15から だから人生の半分 中東」矢田


「はぁ 大変だ しかも廻りは涼子さん一派 せめて1年前に私の一派なら」


「そうか先輩26の結納で一派解散 例の余波で苦労しただろうけど おめでとう」


「まぁ 大変だった でも 途中から あちこちから推しが入って 助かった」


「大円が そこらじゅうで涼子さんの三連敗の後始末に走り回った

 まず、一派を片付けるので 大使館のパーティーから色々やった


 同時に 署長夫妻に県警本部長 伊仏の大使館まで担ぎ出して

 このデカイスーパーの女の娘の希望を推した

 ヤクザ四人も動いて俺のトコにも来たしな」


「何そのヤクザって その筋なの」


「俺らの高校の生活指導の先生 大円 卒業式前に出国したから鈴木先生が

 実家にアルバムと卒業証書を届けたんだけど 妹は ヤクザ と信じたんだ 

 確かに見た目が思いっきりヤクザ パンチだし 黒い500のSEL

 こないだ大円の妹が来て


「兄貴にヤクザ疑惑を掛けたら 清流高校まで連れて行かれて

 兄貴 空気を読む気のない一言を連発 受付で ヤクザの風貌 とか目眩

 本人を眼の前にして 私がヤクザと言い張ったとか 確かに候の風貌だったけど

 大炎上して 校長先生に 私が世間の評価 と言って頂いて 逃げて帰ってきた」


と言う位見た目がヤクザ でも横着坊主には人望がある 俺も大円も横着坊主だしな

鈴木先生達が動くと 清流高校の横着坊主のOBが一斉に動く

それに そこら中の野球部OBも 一斉に動かしたしな かなり強烈

手間がかかる生徒ほど 卒業後に面会とか呑みに行くとか嬉しいらしい」


「はぁ 凄いわね 警察関係に横着坊主関係 野球部OBまで推してくれたんだ

 それで、いきなり静かになったんだ」


帰ってくる 美里と与信さん

携帯電話の袋を 矢田と先輩26に渡し 


「大円には内緒ね 大円に応援されると余計に凹むから潜航して進めたいの

 自由に使っていいから 料金は教え鍛え代の一部と思ってね

 今日はあまりにもショック なので一旦ホテルに帰る また連絡するから」

凹みを隠しきれない 美里


「歩いて駅まで行く 電車に乗る これを最初に」と先輩26


「了解」帰っていく美里


「よく住所 ホテルで通したわね」先輩26


「そんなの 向こうの与信担当者と話をして あのカードのIDで楽勝」与信さん


「その辺は 蛇の道は蛇 与信担当者の力量発揮 凄いわ」矢田


そこへ 栄子ちゃんが来て 「あ 与信さん 先輩26 みっけ」と輪に入る


「俺?」与信さん


「そう、このカードを使えって スイスで貰ってきたのですけど

 千佳さんのお店はOKだったのですけど 他のお店で 変な顔されて

 与信さんも居なくて 諦めて こっちも変な顔されて これで払ってきたの

 日本では使えないカードなの」


またか の顔になる 与信さん

三枚を受け取ってしげしげと見て

「こっちの赤地に白十字はアメックスだから うちのスーパーでも使える 

 珍しいカードだから 知らない人も多い 後で使えるよって展開しとく


 払えた黒いカードはVISAだから、このカードが一番使えるお店が多い

 こっちの黒いのはうちのスーパーでは使えない ダイナースだから百貨店以上

 うちも速く この黒いのが使える店になりたい と目指してるトコ」


「そうなんだ 私 カードなんて鏡智と一緒なってからだから 色々使ってみたくて

 この赤白が可愛くていいのね 千佳さんと選んで この赤白で払ったの

 黒いのはなんか暗いから」


「これを渡しに来たの」携帯の電話番号の書かれたカードを出して配る栄子ちゃん


「与信さん ありがとう 先輩26さん 矢田さんと一緒に遊びに来て下さいね」

帰っていく栄子ちゃん


「矢田の友達 おかしいのばかりだな アメックスの赤地に白十字の三十路

 VISAとダイナースは 噂でしか聞いたことがない ブラック

 此の三枚を嫁に持たすとか」先輩26


「二人共のアメックスがダンスケ銀行ってプライベートバンクの裏書き

 この銀行 ランク3位だけど 謎に包まれてるプライベートバンク

 そのダンスケ銀行の裏書きに足して 英米伊仏イスラエルの

 五カ国の国旗付きの裏書きとか最強もいいとこだ

 あんな国家が待遇の要求するをカードなんて 初めてみた」与信さん


「どういうこと?」先輩26


「あの赤地に白十字でスイスと五カ国 自国の外交官としての待遇を要求します

 英語しか読めなかったが そう書いてあった

 イミグレが外交官ルートになるレベルだ」与信さん


「はぁ」


「そんなのと1年も遊んだんだ テーブルもおかしくもなる 酒なんか異次元だ

 千佳も先輩26の力で普通のテーブルに戻して欲しい 報酬は先輩26の好きな酒」


「その好きな酒ってトラップ 渡って歌ったら 折角結納までこぎ着けたのに」


「バレたか そう言うやつだ」


「店に戻る」と戻っていくと 千佳が 座り込んでる


「どうした 千佳 座り込んで」


「ニホンカワウソの20の嫁が イヤリングを3つお買い上げ 

 ノルマをオーバーキルの一日」


レジを見る先輩26 

確かにオーバーキル 今日ではなく今月のノルマをオーバーキル


「千佳 その世界はおかしな世界だ 世間標準のテーブルに戻ってこい

 矢田との良縁を大事にしろ 矢田は、いい男で世間標準では金持ちの部類だ」


千佳ちゃん 「は!!!!!」 そうだ 先輩26の言うとおりだ 戻ってくる


今宵も深けたようでも

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先輩26 のイメージは ◯◯御前様です

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