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第7夜 佐賀県産でも良い毛皮しか付かないと

出来たばかりのヨネダコーヒーを見つけて まだ時間はあるし

入ってみて トラップを仕掛けにかかる


「シロノワールってのが美味しいよ」栄子ちゃんに言ってみる


「へぇ 頼んでみます」と乗り気


「これは・・・・ 大きい カマされた」


「一緒に食べれば なんとかなるから」笑いながら答える


一緒に食べて、6時10分前にミスド前に到着

矢田の車もある


矢田が来て「色々複雑になってる 涼子さん見合い三連敗中」と言って去っていく


涼子さんが来て「おしゃれなBarに案内してあげるね」二台でBarに向かう


あれ、この道


あれ、この店


駐車場は手前は2台で、奥に3台だから奥に置くか と奥の駐車場に停める

店の前で待っていた涼子さん達 女性4人


「大円くん 迷いなく奥の駐車場に行ったわよね」涼子さんに訊かれる


「うん この店は来たことがあるから さ、案内をお願いします」


よし、今日はまだ朱鷺を見る目になっていない

涼子さんが先頭で入っていく


「いらっしゃいませ」とマスターの愛想のいい声かけが続き


「奥のテーブルにどうぞ」案内をしている


俺の番だ「あ 大円さん こんばんは カウンターへどうぞ」緊張した声


涼子さん達は一斉に振り向き 栄子ちゃんは俺を見つめて


「はい??」


「大円さんの好みのフレッシュとチーズ 入れてありますから 期待して下さい」


「はい??」


あ、朱鷺を飛びこして、いきなりニホンカワウソになった


「今日はグループなので奥のテーブルに行くわ」栄子ちゃんを連れて奥へ向かう


「おしゃれな店は知らないはずじゃなかったの」美沙さん


「おしゃれな店って TVや漫画で見ると ライトとかキラキラしてるじゃん

 ここは普通のライトだし マスターは友達だし」


友達かもしれないけど、友達言葉じゃなかった 敬語だった

「大円さん」と名で呼びかけられた 矢田の友達 おかしな状態 と思う涼子さん達


マスター 注文も取りに来ず 必死で作業中


「マスター 注文に来ないね」恵子ちゃん


「どうしたんだろう チョット見てくる」恵美さん


「ほっとけばいいよ 邪魔になる いま必死で仕込んでる

 チーズ盛りから出て来る チーズから始めると胃が楽だからね

 フレッシュもあるらしいから カクテルもフレッシュで出てくる

 待ってればいい ちゃんと顔を見た 最初は軽めの 合わせたのが出てくる」


「はい??」涼子さん達


チーズ盛りなどを持ってくるマスター


「まずチーズ盛り  こっちがブルーのロックフォールで 

 こっちがカマンベールの シャトーヴァリエール

 ウオッシュのマンステール 女性が多いのでカマンベール多めにしました

 乾杯用のカクテル 少し待って下さいね」


チーズ盛りとバケットとクラッカーの籠を置いて

カウンターに戻ろうとするマスターに


「人数が居る ワインのボトルでいいけど」と話すと


「大円さんに出せるワインとか無理 サングリアなら2日めがあります」


矢田の友達 に出せるワインがない?

この店ワインとカクテルが美味しいって評判の店のハズと4人の女性陣


「それで行こう フレッシュ多めで」


「解りました すぐフレッシュ絞ります」


「はい??」


「なに?サングリアって?」


「そっかぁ まだ日本だと流行ってないか ワインに果物を漬け込んだの

 その場で合わせる超フレッシュから 3日ほど寝かすまで 色々


 昨シーズンで、合宿に来てた仏人達と呑みに来て 

 ここのマスターに仏人直伝ので覚えて貰って作ってもらって呑んで

 その後、この店だと女性に大好評らしい 期待してまて」


「なぜ仏人が合宿に日本に来るの?」恵子さん


「長野親父の友達が呼んだらしい 去年の2月の30日間ずっと一緒に滑ってた

 かなり日本語を覚えて帰った 俺はワインとか酒とかチーズを教えて貰った

 今年は俺が20日間しか行けなかったから 20日間来てた」


「呼んだ人は解ったわ なぜ の部分が聞きたいの」美沙さん


「そんなの仏人 米人に英語で指導を受けるとか屈辱 それよりは長野親父の友達

 どっかのトイレで一緒になって 其の伝で 俺らが飛ぶ練習中の五竜へ」


「そのトイレ ってやっぱり ダブルシー なの」恵美さん


「いけね ワールドカップて言わないと行けないんだっけ 栗田さんに怒られる

 もう 長野親父のせいで間違って覚えちゃたから」


サングリアの本体とグレープフルーツのフレッシュがピッチャーでサーブされる


「お好みの量でステアして下さい 最初はハーフ&ハーフからで」


ステア棒の刺さった空のショートのタンブラーがサーブされる


「この店のいいのが ジュースがフレッシュなんだよね おいしい」


「ハーフ&ハーフ って何」栄子ちゃん


「半分半分 このタンブラーだと この柄の切れ目で半分 上はこのライン」


「去年の2月合宿が1日まで 3月の合宿が10日から 間が空いて 俺んち泊まって

 仏人達と呑み歩いてさ ここもその時に仏人達と来た」


「はい??」


「その仏人達 の 達 はなに?」涼子さんに訊かれる


「イタ公 三人で呑みに行きまくり 毎日2軒づつ この近所の店は7軒廻った

 どこもTVの様なおしゃれな店はなかった 

 ちなみに今年も同じメンツの3人で呑み歩いた

 栄子ちゃんも3回は来たよね」


街でもおかしな事をやってる


「でさ、イタ公が絶賛したのがサイゼリヤ 仏人もすげぇ ってなって

 俺も自信を持って 栄子ちゃんを連れてったら サイゼリヤですか と滑った

 恵美さんのお勧めだった イタメシは二人とも酷評 だから連れてっていない」


「二人の外人はワールドカッパーなわけ?」恵美さん


「長野親父の友達が 二人共トイレに行った って教えてくれた

 まぁいいじゃん 呑もうぜ」


サングリアをハーフ&ハーフで頂く


「これ口当たりも軽くて 美味しい」と好評


「ステアをしょぼくするとか フレッシュ部分とサングリア部分で

 味覚変化で面白いよ 

 先にフレッシュ入れて そっとサングリアを注いで ノーステアも面白い」


色々試して 楽しんで チーズも食べて 


「イタ公 絶賛のサイゼリヤで ご飯食べて解散でどうですか

 イタ公の絶賛と聞くと美味しく思えるでしょ

 かき氷のシロップと同じだよ」


「はい??」


「かき氷のシロップ 色と香りが違うだけで 実は同じ味

 人間 先入観と色と香りで 味覚が変わる」


「えええええ そうなの」と驚く五人


「なのでトイレに行ったイタ公 絶賛 これで美味しさ5割増し」


よし 爆笑 


あれ?


「そのトイレは止めなさい」と栗田さんと同じとこで叱る涼子さん


「でもさ 今年は1月末に栗田さんに叱られたじゃん

 2月に奴らに話したら ワールドカップに行ってくる ってトイレに行くんだぜ

 高速で奴らはビール呑んでてさ、速くワールドカップへ 急げ もあった」


目頭を押さえる 年齢を言われなかった振り袖組


恵美さんが立て直して 「イタリア人絶賛のサイゼリヤへ 会計してきます」


戻ってきて 「大円くん ご一行だから 会計済んでるって」


「あ、まだデジポットが残ってるんだ イタ公 ありがとう」


「はい??」


「イタ公がさ 気に入った店だしと何回も来てるし&払わず出ちゃって大騒動

 合わせ技で デジポット入れてるんだって ここも入ってたんだった 

 サイゼリヤは俺担当だしニコニコ現金払いね」


美沙さんの車の中で

「やっぱり矢田が居ないと、矢田の友達は扱いきれないわね」美沙さん


「矢田の友達 街でもおかしな事をやってる 

 そう思って、さっきのBarで矢田の家に電話してサイゼリアに呼び出して

 おいたから、待ってるはず」涼子さん


「」美沙さんの車の中の涼子さん以外の三人


「でも、カッコよかったわよ Barで待ってればいい って よっぽど通って

 マスターとの信頼関係が築けていないと、なかなか言えないわよ」恵美さん


「でも、仕事何やってるんだろ スキー行きまくりだし」恵子ちゃん


そんな会話のあとサイゼリヤ到着 待っていた矢田と合流して店に入る

注文だけすませて「ダブルシーに行ってくる」半分滑ってトイレへ


「今日の鈴鹿の遊園地も変でした」栄子ちゃん


「どんなふうに」と皆が聞く


「駐車場が パドック ってトコで ピット ってトコへ挨拶に行って

 エントラントパスというのを頂いて 地下道を潜って遊園地へ

 フリーパスだけしか買ってないんです」


「矢田〜 説明 やっぱり矢田を呼び出して正解だった」涼子さん


「あいつ、吉田先輩達に叱られるまで、GP250クラスのバイクチームの監督

 と言ってもライダーと二人だけど 鈴鹿と間瀬に通い詰めてたから

 その時の知り合いか何かで、パドックへ停めたんじゃ」


「あ、言ってました レース関係者専用駐車場って 

 三河バイクの内村さんて方に 色々パスを貰って 出入口渋滞なしで楽勝でした」


「大円 遊び倒してるから あっちこっちで顔があるんだよな」


「それもだけど 栄子ちゃんの襟巻き オープンはやっぱり寒いんじゃないの」

心配をする 涼子さん達


「でも この襟巻きで暖かいんです スキーの時の狐は大仰になったからって

 この白いのを頂きました」 渡す襟巻き


「はい?? SAGAミンク しかもロイヤルのタグ ガチの本物」涼子さん


「そうそう 佐賀県産の本物って 熊本はたぬきで有名になったから

 佐賀県は狐とミンクで頑張って 毛皮では世界的に有名なんですって

 私、毛皮なんて縁がなかったから 佐賀県がそんなに凄いとかびっくり

 

 そのローマ字の SAGAのタグ は 佐賀県産でも良い毛皮にしか付かないと

 鏡智の案内をした方も毛皮の専門店の人も このタグから選べば間違いなはいと

 言ってたと 良いものを頂きました」栄子ちゃん


確かに このSAGAのタグ 良い毛皮にしか付けれない品質保証のタグ

間違いではない しかし グルグル廻るお局様組


涼子さん達と矢田は密談開始

「栄子ちゃんを担いでるの?」涼子さん

「大円だって 毛皮なんて知らないだろ 車やバイクじゃない

 スキーに行く時に 一人頼むで 慌てて知り合いの居る東京に買いに行った」矢田

「それだと その知り合いって方と店がグルになって カマしたと」恵美さん

「大円くん GSのWCでもカマされてたし」涼子さん

「ただねぇ SAGAのタグから選べば間違いはない これは正しいのよね」美沙さん

「そんなに良い品なのですか」若い恵子ちゃんは知らない

「九州は佐賀県産の最高級の毛皮 バカ高いわよ」恵子ちゃんに説明する 美沙さん

密談の結果 今回は この件は スルーと決めた涼子さん達と矢田


「よくお金が続くわね 親が金持ちなの?」恵美さん


「いや 親とは絶縁状態のままのハズ

 高校卒業前に 大喧嘩して 仏壇引き倒して

 位牌ごと家の前で灯油掛けて燃やした 

 大学は自力で海外に行った」


その財源と財政規模については黙る 矢田

その矢田も 国際信州学院大学 メイン州キャンパスが

2つの情報チャンネルが、でっち上げた 架空のキャンパスとまでは解っていない


今宵も深けたようで

この異世界のこの時代 飲酒基準は呼気中0.6が酒気帯び違反基準

普通に呑み屋に駐車場があって 普通に車に乗ってくきて

呑み屋に駐車用がないと繁盛しない

但し酒が入った状態で事故ると人は無傷ですが車は廃車

異世界の時代設定です


ちなみに もっと前は 馬にリヤカーを引かせて呑みに行く

潰れるとリヤカーに放り込まれ 馬を放すと家まで帰り玄関で鳴く

そして馬から家人へ酔っ払いは引き継がれる 憧れの呑み方


令和でやると 馬も軽車両ですので飲酒運転ですし

大東亜戦争前でもやると身上を潰す呑み方でした

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