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第46夜 ほっとくとドバドバ注ぐ

各国 情報部が日程調整をして寺巡りを熟してる週のとある夕方


「披露宴 68の寿司屋と長野の山の幸会で 俺関係の外人向けはやった

 デカイスーパー向けがやってないんだ 栄子ちゃんにウエディングドレス

 これが なんかすっ飛んだ レストランテ嵯峨野も ヤレていない 困った」


相談と美味しい酒があると 22Fのテラスに集められた 矢田と涼子さん一派と署

涼子さんと美沙さんは本物の神々の祝福を見てはいるが極少数でしかない


「そうは いっても 矢田だって 涼子さん達だって 自分の式がある 忙しい」


「正式の披露宴だと日程が難しいい 栄子ちゃん誕生日が12月3日

 デカイスーパーの年内ラストの定休日 その日にレストランテ嵯峨野で

 お誕生日パーティーと兼任させて 祝儀とか席次とか無しにして 立食でどう

 ド平日だから押さえれるわよ」涼子さん

 

「なら 私と涼子と冨美さんのお局様トリオで幹事をするわ」美沙さん


戸惑う大円 言ってはいけない言葉を言われて詰まる


「お局様トリオ 卒業して 婿を取ったり嫁に行くのが決まってる 余裕でスルー」

美沙さんは 余裕で言うが 困惑しか無い 大円


「でも 大円くんには難しいから禁句のままね スマイリーさんには絶対ダメよ」


冨美さんの注意喚起 やっぱりダメだ 天才の前島さんだけ 冨美さんは正しい


「お局様の件は置いておいて、栄子ちゃんのドレスはどうするの

 私達と一緒に見に行く 一緒に廻りましょう」美沙さん

 

「大丈夫なのです モンテビアンコでスキーの合間に採寸 仮縫い 

 本縫い修正まで完了して先週届います 体型変化NGで苦しいです」


持ってくる 白い箱 でっかくキアラの家の紋章が入り 隅っこに GUCCI


確か キアラちゃんの家ってフィレンチェの主 GUCCIもフィレンチェ

もう皆 驚くのを辞めているのでGUCCIのオートクチュールでもスルーしていく


「大円くんは 大使館謹製のタキシードがあるから大丈夫だね

 栄子ちゃんの お誕生日会&結婚披露パーティ 12月3日 レストランて嵯峨野

 これで、皆集めるわ」


「料理とか余っても全然OK 請求書は全部こっちに廻してね

  伊仏の大使館は嘴を挟まないように」


「大使までは大丈夫 でも、マッシモとジョルジェットさん達には 情報部として

 大使館として 一応は声を掛けないと 確実に後で揉めますから」二人 

 

まぁ 来ても四人 土日で最終の鈴鹿があるし連れてけばいい 楽観的な大円


「涼子さん達にお願いしちゃおう いいよね 栄子ちゃん」


「それが一番スムーズかと 一派はまだ店舗にいますから」栄子ちゃん


「任せて トリオでやれば すぐ済むわ」と三人に大船に載せられる


「話し合いは済んだ ワインや酒を出すわ」

赤ワインはデキャンタに 白は冷蔵庫から グラッパやブランデーが並ぶ


グラッパやブランデーは売れず ワインも売れ行きが悪い


「ハズレワインだった 変えようか」


「反対です 美味しくて呑みすぎて渡ってグダる 確実にパーティでのネタ

 用心して 程々に 控えます」との恵美さんの説明を聞いて

 

「いいじゃん 売れて嫁の行き先も決まったし お祝いでいいの開けるわ」

と出してくるアルマニャック


皆 見た事の無いお酒 しかも瓶がマグナム それが3本ある


お局様卒業組のお酒好き三人が密談開始

「あれ 絶対美味しい でも 美味しくて止まらなくなる」涼子さん

「完全に美味しいお酒トラップ」美沙さん

「トラップの多い子ね 出されたのだし 一杯だけ頂きましょう」冨美さん


「ショットを切ってダブルだけ 婿殿の前で無様は出来ませんから」冨美さん

ほっとくとドバドバ注ぐのは 見えているので 予防線でショットを切らす


若い娘や男は「ワインが美味しいので こっちで」と言っている

翻訳すると「そんなの美味しいトラップに決まってる 警戒心全開」となる


確かショットメジャーは貰ったのがある と探して これこれ と持ってきて


「これが1897 これが1906 これが1912 どれも戦前の仕込み どれにする」


「はい?? 19世紀の仕込みのアルマニャック!!」


三人で密談

「19世紀は 恐れ多い」美沙さん

「だよね 80年以上寝てる 真ん中ので」涼子さん

「そうしますか」


「大円くん 1906を頂くわ」三人


封を切り ショットを切って ブランデーグラスへ2回注ぎサーブする

呑み始める三人 なんか多いと想うけどスッと入るメチャ美味しい

一番に呑み終わた涼子さん


「矢田の友達 もうイッパ 」


涼子さんが言い終わる前に 右から美沙さんのビンタ 連動して冨美さんのビンタ

パシィッ パシィッ と いい音が響く ビンタのハードルゼロ


矢田も振り向いて ダッシュしてくるが 先にビンタ


ビンタされた涼子さんが 二人にお礼を言っている 不思議な光景だ


「矢田 なんでビンタされ涼子さんがお礼を言うんだ」


「渡りかけたのを止めて貰ったからだよ 大円 そのショット見せろ」


ショットメジャーを矢田に渡す


「可笑しなくらいバカでかいな どこのだ」


「アイルランド 警備のバイトで行った時に 貰ってきた」


「ここにもトラップ 大円くんに言っておかないと」冨美さん


「普段のカクテルとかどうしてるの」と美沙さんに訊かれて


「飯田さんが道具持ってくるから うちにあるショットメジャーはこれ

 俺は 難しいと思ってるから 基本ストレートでドバドバだし 使わないしね」


「飯田さんってBarのマスターよね 道具は使い慣れた自前がいいからね」美沙さん


「シェーカーまでは自前 ステアグラスは−35℃で30個冷えてる うちのを使うよ」


冨美さん そりゃそうだ −35℃に冷えてるステアグラスがあれば使う 判る


「後は」と室内のカウンターに行き ごそごそ探して 箱を持ってくる

「あった これこれ スコットランドで貰ったショットメジャー」


これもデカイ 

矢田 カウンターのグラス配置は覚えているがウイスキー用の

ショットグラスは無い もうBarは開店してる時間 


「千佳 ダッシュでBarへ行って 

  シングルとダブルのショットグラスを借りてきて」


栄子ちゃんに送られ ダッシュする 千佳ちゃん

グラスではなくマスターと二人で戻ってくる

マスター 少しアルマニャックを呑み 日本仕様のショットメジャーと比べる


「これってアイルランド仕様とスコットランド仕様のウイスキーメジャー

 流石 大円さん また珍しいものを  >笑うマスター 笑えない皆

 アイルランドが75ml 日本の2.5倍 スコットランドは60mlで倍

 

 アイルランド仕様でダブル 日本仕様だどシングル5杯分 

 お酒も45度のアルマニャック これがすっと入っていく 流石80年モノ

 うちの店と言うか 日本ではまず呑めない 希少な酒 美味しいですよね」


すっと入っていく45度 それも人気のBarのマスターが美味しいですよね

日本仕様の2.5倍のショットメジャー トラップだらけ と思う25才以下


矢田がお礼を言ってると

「これ 置いていきます 店に予備も有りますし 僕もここで使いますし」

日本仕様のショットメジャーを置いて 店に戻るマスター


日本仕様のハーフ一杯なら 止まれる 今度頂こう と思う恵美さんと万理さん


「大円くんは 間違いなく私の指定通りのダブルのショットを切った

 物凄く美味しいお酒を頂いた どこにも破綻はない


 ただショットの要件定義が 日本とアイルランドのズレがあった

 これは、ショットメジャーの確認を怠った私達が悪い

 涼子さんも渡る前に止めれたし 大円くん 次回からは日本仕様でね」冨美さん


「以前 グラスにドバドバついでくれた 変わった瓶のコニャック

 酒屋に訊いたら ルイ13世 あれも美味しすぎて渡った

 ウイスキーは無いから ショットメジャーもショットグラスもない

 ショットメジャーで測ったダブルと油断して美味しいお酒トラップにハマった

 涼子さんが ダメ女」美沙さん

 

「渡ってグダるのは美沙も同じでしょ 毎度 此の部屋の美味しいお酒

 矢田くんを正座させて」と罪をなすりつけていく涼子さん

 

しゃべるとド滑りしそうで 黙る大円 賢くなった


放置すると 大火事と見た矢田 消火にはいる

「大円本人には悪気は無い アイルランドで貰ったショットメジャー

 始めての物だから これが標準だと思う 一般的な見解だ 

 脇田産業の人にカマされた お局様と同じだ 悪気はない

 

 アルコール度数が高いのに美味しく呑みやすく、日本にはまず無い80年物

 最高の饗しのアルマニャックだ これにも間違いはない

 ダブルもきちんとダブル これにも間違いはない

 

 以前のブランデーグラス半分までドバドバから 進化してる

 今日だってワインを出す本数も減らして 此の人数で4本だ 

 俺が涼子さんに正座させられた時みたいに4人で7本とかではない

 

 大円は頑張って 平成日本に対応してきている 悪くない」


涼子さん 絶対的不利を感じ取り ここは抗戦するより黙るを選択


それは理解するけど、なんで大円くんが絡むと総て正しい事がトラップになるの

まぁ引っ掛るのは 主に涼子さんだから 放置で良いかぁ

というのが女性陣の素直な感想であった


「解った 大円は色々とテーブルが違う 酒を選ぶのはオーナーの大円夫婦

 その後は こっちに居るメンバーでやる 大円には座っていて貰う」吉田先輩

「冨美さん 次回からはそれで」と婿殿からの申し渡し


「それが 一番の解決法ですね」冨美さんの決断 署関係は従うしか無い

「ツートップはやらかしまくり 私以下でやります」恵美さん 従う涼子さん一派


大円はやらかす奴 と思われて凹みかけた時に


「部屋のオーナーにばかり働かすのはダメ 私達も動かないと」恵子ちゃんが助け舟

「そうそう ここでは仲間 分担しないと」万理24さんも助け舟

 

もう誰も呑まなくなるが「開けたワインは 呑んでって 捨てるのもったいない」


ボトルやデキャンタを入れ替えて、余るワインを皆で呑む


「これも 美味しい 美味しすぎるのは お酒トラップ」と梨花23ちゃん


「そうだけど 殿方と出来上がってるのに渡ってグダるのはねぇ」恵美25さん


当事者が全員揃って居るのに かなりの発言をカマす 恵美25さん


冨美さんは冨美さんで、そのカマしに反応する余裕がない 

今日は涼子さんが先に渡りかけたから、止めるので正気に戻れた

他人事ではない との思いでいっぱい


吉田先輩も渡辺先輩も、別口で決まったから 完全他人事を決め込み


「まぁ全員 嫁に行くし 俺は富美さんのとこに婿に行くし 良かったとしよう」


「そうそう 恵子ちゃんが来てくれたしな 後は お誕生日会 準備だ」


かなりの発言をかまして色々を有耶無耶にしてくれ 呑みきって

冨美さんが「お誕生日会 兼 披露宴の件 任せてね」と言ってくれて

皆で片付けをしてくれて 帰っていく


「これで、安心して鈴鹿に行ける」


「鈴鹿が大事な人ですねぇ」と栄子ちゃんに呆れられてる


今宵も深けたようで

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