第43夜 それは幸せなやつの考えること
若いのの1が 強奪して勧めてきた チョコレート
栄子ちゃんが「此れは涼子さん達にも」と二人を呼んで
四人で食べてみる 涼子さんも美沙さんも 美味しいと褒める
箱は残しておき京都で買おうと言うと 予約すら難しい希少なチョコと言われ
若いのの1の見る目は 正しかったと納得する
が
『このチョコが奥様達の評判を取れたら
3が代表して言った ダメ出しも正しいので 今後注意して下さい』
との言葉が 重く伸し掛かって来る
『3が代表して言った』と言うことは 若い衆の総意 凹む
凹んでいると 若いのの2 が頑張って車の名変をしてくれた車達が届く
117とFCのガブリオレとロードペーサーだ 現車の確認だけして積車から降ろさず
予定通り 改造屋さんに持ち込むように依頼する 点検整備を行うためだ
特に117なんて初期の手作りVerだったら 何時壊ても不思議じゃない車
おむすび二台も一通りの整備をしないと やらかす
改造屋さんには 運送屋からの電話を受けた時に 予定日とか伝えてある
一通り見て貰ってから話がしたい 持ってく車は内緒 びっくりしてね
とお願いしてあるから
最終確認の「いま積車が向かった」と電話を入れると
「楽しみにしてる ショボい車でショボいことはやらないからな」との返事
「楽しみにしてね」と電話が終わると多少は立ち直る
関西のクソ坊主達 京都の末寺に集まるが二人は燃え尽きてシミになり
一人は両足と左手がない状態で車椅子 緊急の代理が集まっている
代理の三人は 燃え続ける青い炎 消火が一切出来ず 責苦が三日三晩続いた後
全身に青い炎が移り畳のシミになったのを見て 川崎の貫主に話を聞きに行き
しかも五鈷杵たちを 本来の姿に戻し 手足を切っても血も出ない 仏力
『仏罰』を受けているのは 自分たちだと 認識が出来て方向転換を提案
「クソガキにいいようにやられて 我慢できるか」丘の座主
「当たり前じゃ クソガキだけでも 甚振らんとな」クソ坊主二人
「我々は 減額交渉のみ この集まりからは離脱します」と代理の三人
代理の三人が帰った後 到着した 三角の直参
「ヤバイ金融と一緒に来たあの小僧 6人を攫って甚ぶり ぶち殺せ」
と 依頼するも
ヤバイ金融の名前で反応して「あほか」と回答され
拒否宣言されて帰られてしまう
「頭 ヤバイ金融 宗派に手掛けてますが 仏罰とかは」直参
「それは幸せなやつの考えること 地獄に居た奴は考えない
もう地獄に居るんだ これ以上落ちない あいつの家が地獄だったからな
よく飯を食わして飯代と小遣いをやった
そしたら恩返しって 税金払っても500の取り分だ
あいつは 300でいいって おかげで俺は大出世
それで 今はヤバイ弁護士1号と組んでやってる
それと絶対に 手を出すなよ 武器は持つな 飯の邪魔をするな」
「武闘派の頭が それほどに」
「武闘派だけでは出世はできない 両方要るよ
あいつの面倒を見る すると目を掛けた下の面倒もみたくなる だったからな」
考える直参
確かに強烈な武闘派で有名だったが 下の面倒をみてなかった
10年ほど前から 下の面倒もキッチリみて人望が瀑上げして推されて出世した
面倒をみれる経済力の基盤があり 経済ヤクザではなく武闘派と両立 頭な訳だ
「そもそもの知り合う切っ掛けが 盃下ろす前のクソガキ三人が
中3のあいつの300円のお好み焼きをダメにした
その場で 三人共 殺された 5分掛かってない 声も聞こえなかった
一人は先の尖った金槌で頭をかち割られ
二人はノミで腹や顎下を抉られた挙句に蹴り殺された
安全靴を履いていて 蹴るのに全く躊躇がない 武闘派どころの騒ぎじゃない」
「俺らでも 革靴で蹴って 数字蹴り とか言われてますが
安全靴って工事現場で履いてる 鉄板入の靴 それで躊躇なく蹴るとか」
「翌週には 中学で椅子のフルスイング
椅子が変形するまでやったから 弁護士貸してだった
地頭もいい うちの弁護士と組んで 親も追い込んでやりたい放題
高校に入ってからは 親に集って毟ってた 坊主相手に 木刀と安全靴で殴る蹴る
まぁ 凄かった ノータイムで木刀を振り切る 安全靴で蹴り抜く
俺の武闘派は手加減のある穏健派だよ
高3で末寺の本堂を燃やしたのは 灯油撒きまくりで自分も灯油にずぶ濡れで
ガソリンの入った缶を 椅子代わりにして ジッポでタバコに火をつけるんだ
それで大人がグズると 子供を安全靴で蹴る 一蹴りで50cmは動いて血を吐く
蹴ってから お前のせいで子供が蹴られるってな 勝てるか
この時に大儲けさせてくれた
クソガキ3人の始末代なんてそれまでの3年で山ほど稼がして貰った上でだ」
「度胸も座りまくりですね 俺らでもそこまでは」
「今のヤバイ金融の社長が川崎に乗り込んだ時に見て聞いた話だ
地獄に落ちろ への 返答が
行ってきた 世界の泥沼の戦争地帯で現し世の生地獄で戦ってきた だったと
それって 傭兵 最前線の傭兵経験者 って意味だよな」
「そうとうしか」
「若いのに、中国製のデカイ爆竹を用意させて バラしておいてだった
普通はバラさずに投げ込むのに 使うよな」
「戦争になる前の嫌がらせで 束で火を付けて家とか事務所に投げ入れます」
「あいつは違うんだ 耳と鼻の穴に入るだけ突っ込んで 火を付ける」
「はい?? ジュネーブ条約違反」
「ジュネーブ条約は正規軍の条約 俺達も守っていない
あいつは敵認定したら相手の命なんて鼻かんだティッシュより無価値
弓も使う 30m以上 下手すると60m以上離れた処から矢を放って
眉間に矢が生える 後側は大穴が開くけどな
それも何時放ったのか判らないレベルの速さでスパスパ矢を放っての眉間に矢
それも キッチリ羽の前まで コントロールして 眉間に矢を生やす
木刀もスヌケの特注 普通のポン刀より重いそれを片手 右も左も片手で振り切る
硬式野球の金属バット スヌケの片手でスパッと切れる 折れるじゃなくて切れる
人の頭だと一撃で脳漿ぶち撒け
今回の宗派相手 ポン刀や茶菓呑んだ 100超えの能書きたれてる兵僧相手に
無言で弓を構てノータイムで矢を30本放って1本で3人位の頭をぶち抜く
弓は構えたままで矢を放つのがが見えなかったと 30″掛からずだそうだ
撃ち漏らしたのは ノータイムで三角ヤスリで後頭部と顎下から刺す
これも動きが全く見えなく 倒れて逝くので刺したのが理解ったと
若いのが貰ってきて見せてくれたが
1000円の三角ヤスリの先端3cmをグラインダーで研いだだけの暗器で
35人が30″掛からずで地獄行き
都合1分も掛からず100人超えを全部を地獄に送って
最後の言葉が「鈍ってる」だと
調子こいた本山廻って 書類作る時に 出てくる兵僧を題材に
実際に ゴキジェットや三角ヤスリの使い方を見せてくれたそうだ
瞬速で目の前に移動してゴキジェットを両目にかけて 動きを止めて
口を開けさせて 口の中に噴射 ゴキジェットで肺を満たすそうだ
『な こう言う市販品でも 意外と武器になる』だそうだ
キッチンハイターもらしい そんな台所用品で 兵僧が次々に潰された と
三角ヤスリは 動きを止めるなら腹を と刺す これは速すぎて見えなかったと
刺された兵僧が腹から血を流して やっと刺したのが理解るレベル
殺すなら後頭部や顎下を下から上に こめかみはこうと そのまま刺し殺す
ノータイム それも片手 吸い込まれるように三角ヤスリが入っていったと
そうそう バカでかいショットガン10丁と弾も山程 用意してて
使い方を教えて 若い衆に撃たせてくれたって言ってたな
アメリカ映画に出てくるようなバカでかくて4kgもある重い銃で
若い衆が 一発撃ったら 3人位吹き飛んで
撃った方の若いのも反動で肩がしびれて2発目しか撃てない
茶菓なんて話にならない 威力と反動だと
それを5丁担いでパンパン連射していって 茶菓構えた兵僧は肉片になったらしい
死体は 特別な火種で燃やして 地面や畳みのシミしか残らない 完全犯罪
それとな 托鉢の熱射病の件 俺もヤバイ金融の社長と見に行った
危険立ち入り禁止の看板があった
その通りだ 20mm以上の黒塗りの鉄板が敷き詰められていて
向かい側のスーパーの屋上にデッカイ鏡が山程 自動追尾で動く
あんなの鉄板焼きになり行くようなもんだ
嫌がらせには 嫌がらせで 徹底して仕返しをする 予算制限無しで仕返し
今は 鏡はサイロで覆って見えなくして 鉄板も除去して普通の歩道になってる
町会も通行OKだ 片付けのそれだけでも億はかけてる
ヤバイ金融とは俺の代から 仲がいい 若いのにも目を掛けてくれてる
その目を掛けてくれている 俺の子飼いで鍛えた若い衆の5人が
差がありすぎる 参考にすらならない
ってボヤきながら 社長と一緒に報告に来た
挙句に元傭兵 バカでかいショットガンをおもちゃみたいに扱える
日本の数字では勝てない 正面はヤバイ金融に任して 他は影に隠れて
距離を取って 付き合っていくのが正解だ」
「徹底させます しかし、やらかしたら」
「俺んトコに連れてこい 珍味・地の物を持ってな 地方の珍味に目がない
珍味だハズレでもいい 俺の顔と珍味で なんとかする」
「全国直参会と有効団体で 珍味・地の物 探しておきます」
他の組も
「ヤバイ金融さんって 三角さんの頭直系 頭もご存知ですか」
ヤバイ金融が 「その通りです 頭もご存知です」と答える
三角と変なトコで喧嘩するのも と坊主の依頼を蹴る判断となる
「その 依頼のビデオか音声を貰えませんか」若いのが機転を利かす
「編集代込で 1本ですが」
「それが関東の標準ですか 8桁で1本 それで」と若いのは集めていく
そんな問い合わせを熟していると ヤバイ金融にクラウンではなく
出たばかりのセルシオの新車が届く 喜ぶ若い衆
センチュリー始め 沢山の高級車の中古は名変して
マンションの向かいの空き地に置いてあるが
新型の新車は嬉しい
「セルシオは ブツケません Gサカイ ゴチ」と五人揃って約束をする
そこまで1ヶ月廃車にせず頑張ってきたが セルシオは納車後 2週間目で廃車
社長 もう怒る気力もなくなる若い衆のやらかし でも大円には謝らないと
愚痴になるのは見えてるので また聞いてやると 言ってくれた頭も呼んだ
珍味を5種類も持ってきてくれた頭と三人で 呑む
あまりの凹み 頭と大円は珍味を肴に呑んで 黙って愚痴を聞くしかない
「大円くんがさ 廃車にしても物量で ってセドグロとか沢山用意してくれた
寄りにも寄って 新型の新車から 廃車 言い訳が出来ない
まだ センチュリーの廃車のほうが良かった」
動画の撮影・編集とか気の利いた仕事もしてくれる 頑張ってる
でもヨッパで車を廃車にする 折角の新車も2週間で廃車と社長が困り果ててる
大円としては若い衆は関東のビデオや音声も入手してくれており
いいよいいよ と セルシオの5台や10台 楽勝で贈りたいが
やらかすたびに社長が凹む これに触ったらド滑り確定案件 頭に任そうと黙る
頭も子飼いの5人 責任もある 黙って愚痴を聞く
つづいて大円の愚痴 お局様案件でやらかしていた件で愚痴る
愚痴る先は極少ないのだ ヤバイ金融の歴代社長と校長は愚痴を聞いてくれる
矢田とか同級生だと 正座させられ 説教の説教の説教の未来しか見えないし
若いのは、平成日本の常識で ダメ出しをしてくる 愚痴れない
社長と頭 (これ どうにもなら無いやつ 県警GJ)と黙って聞く
特に頭
連れて倶楽部とかに行かなくて心底良かった と胸をなでおろしてる
そんなのママは熟すだろうが その年齢層に連発されたら
三角の若頭の名が地に落ち 二度とその地区に行けない
ましてや大鉄会さんとの席でとか 想像もしたくない
夜が更けて 社長はタクシーで 頭はお付きの若い衆の運転で帰る
どう考えても 運転でやらかせないとの判断をしてる二人
解散していく




