第35夜 ヨッパでブツケてすぐ廃車なんで
若いの2が
「大鉄会で 大円という小僧を攫って ぶち殺して欲しい」
クソ坊主がヤクザに依頼している音声を流して
「殺人教唆だ そっちの矢の生えたのも同罪だ 正当防衛で通す
だいたい 茶菓持ってる坊主はダメだろ」 若いの3
大鉄会と三角は友好団体
数字とテキ屋で種目が違うしお互いは荒らさないとの約で友好団体で居られる
頭同士が普通に呑む仲間だ
三角の頭が友好団体に網を張っていてくれていた
目を刺したクソ坊主の頭を掴む まだ耳は聞こえるし話も出来る
「王道とか宝石箱があるな
入って右奥の赤雲寮の床の間の前の畳の下に に隠してある
それも 表に出して 借金返済に当てよう 脱税で重加算税を喰らうのは
俺達の知ったこっちゃない」
若いの2345が 四台の車で乗り込んでい行き
1200本の1kgパックの王道とスーツケース2個を回収してくる
「あと 海外口座もあるな よく8年でココまで貯めれるな
お布施をまるまる 懐に入れてたのか」
目を潰されたクソ坊主に
「どうなんだ こんなん 盗み、妄語、邪見 だろ
貯め込む前に 俺に借金返しとけば良かったのにな」
黙るクソ坊主
「そこの 右から4番目 前から5番目の 青い作務衣の坊主を前にだせ」
連れてこられ 目の潰された坊主と並ぶ 青い作務衣
「こいつの指紋が 海外口座のキーだ 幾ら入っている?」
「そんな口座なぞ知らん」目を潰されたクソ坊主
「知らないのか なら貰っておくわ こいつを無力化してトランクに」
インシュロックで手足を縛ってトランクへ放り込む若い衆の45
左目坊主に左耳と左鼻に爆竹を入れて点火
パン パン 爆ぜる音と共に絶叫して 転げ回る
捕まえて 2回 3回 と爆竹 気を失ったみたいで静かになる
そこで止めたら ヌケサク 4回5回6回 耳鼻爆竹を繰り替えす
若いの2と3が死体を集めてくれるので スヌケで頭を割って矢を回収する
茶華もハンカチ包んで 指紋が付かないように回収してくれる 若い衆
茶華どうしよう 俺使っちゃたし ヤバイ金融と相談
社長「うちは優良金融屋なので 要らないのですが」
「持ってると指されると困りますので」若いの
「茶菓も一緒に燃やしてしまおう そこの死体の上に置いておいて
見とけ 大炎熱地獄の火種で燃えるとこうなる」
青いジッポから青い火種を掌に載せ ふわっと死体に投げる
一気に青い炎に包まれて シミが残るだけ 何もなかった様に消えて無くなる
ぎゃあぎゃあ 仏敵 仏罰が下るぞ とか言ったクソ坊主13人も連れてきて
「お前らの言う 仏敵に下す仏罰は 茶菓の鉛玉なのか」と訊くと黙る
「俺が下す 仏罰は 耳鼻爆竹だ 優しいだろ」
若いの うん これは滑っていない 数字も使う手口だし
鼻耳に中華製特大爆竹 爆ぜると転げ回る 蹴り入れて 三回で静かになる
ヌケサクは嫌なので 6回 耳鼻爆竹 を爆ぜさせる
若いの1が来て
「ここと石川 後 都会にある20寺ほど土地建物 ヤバイ金融で差し押さえです」
「8年前ので、だいぶ減ってますが 王道その他と土地建物預金で総額で750億
残金550億 延滞金利29%でリスタートです」若いの2
「後は隠し口座の金額次第だな
よし、こうしよう お前ら働かない OKだ お布施は街頭での托鉢のみは許す
当然 裸足に草鞋だ
7年間は金利は負けてやる 7年間で均等返済 元本の返済だ 延滞金利は29%
全山な 末寺に至るまで原点に帰って 回忌とか葬式とかの仏事は
総てお布施は禁止 お布施を受け取ったのがバレたら 即 出ていってもらう」
「修行もしなくてはいけないし 檀家を廻る車が」クソ坊主
「修行? 托鉢は修行だろ
そもそも、此の宗派は裸足に草鞋が修行の基本のはず なんで足袋履いてんだ
檀家廻りは 托鉢がてら 裸足に草鞋で歩くんだよ
得度したら全員だ 区別はない そう言う教えだろ
檀家さんには桶を用意して貰え そこで足を洗うんだ
真冬の北海道でも新潟でも 真夏の多治見でも館林でも裸足に草鞋
鉢に米や銭を入れて貰ったら頭下げてお礼を言うんだぞ 頑張れよ
徳があれば 街頭の托鉢でもお布施は集まる
押し売りや、催眠商法をやらかしたツケだ
そうだろ ニヤけて「お布施ですから」って言ったんだ 吐いたツバは飲むな
キチンとサービス業として働いて納税して
お客様に感謝して頭下げてお礼を言えれば 大丈夫だ」
「うちとして 全部の寺の家賃で 10億/月を祓って貰えばいいです」若いの2
「高くない?」
「地価が高いトコなので固定資産税と都市計画税がかなり高くて」若いの1
「そんなん うちの所有したら税金で倒れるわ その宗教法人を型にはめて
払わせるんだよ それで税務署を躱すんだ この間抜け」社長激怒
若いので 所有権の移転先とか 賃貸契約書の作り直しとかで
その場ではサインさせれず ヤバヤバなトラップだらけの契約書を
ヤバイ弁護士1号から5号の弁護団と若い衆で作るらしい
「今 回収できている 預金などが100億 半々で」ヤバイ弁護士5号
「いいよ ヤバイ金融さん いっぱい働い貰ったし 若い衆の車も新しく」
「これは全額 大円さんで 若い衆の車の話は 別途」超強硬な社長
「では、真面目に托鉢でやりきれば 7年間は元本のみの均等返済
返済状況とか催促の内容証明は 年賀状代わりに毎年2月で
サービス業としてサービス料金の詳細を明示して 見積もりだして
値下げ交渉もありで 契約書に双方がサインして お金を貰ったら
明細付きの複写の領収書を切って お客様に頭下げてお礼を言えればOKと
やらかしたら内容証明で 其の辺の監視とフォローも
うちのヤバイ金融グループで」ヤバイ弁護士5号
「え、グループなの」と驚くのと当時に
流石 ヤバイ弁護士5号 チャンと話を聞いてる
「8年前ので 成長しまして こちらがお礼に行かないと 状態なんです」
「じゃ 隠し口座を潰して 帰ろうか 送って ってさ
社長 若い衆の車 マシなのに 王道積んだら 走らない」
「ありがとうございます」と若い衆
若い衆の車は重くて走らないので 先に帰らせて ヤバイ弁護士5号車で都内へ
トランクから降ろした 青い作務衣のクソ坊主を 若い衆がど突きながら
都内の米系外資銀行に向かい店舗に入り 左奥の応接室へ勝手に入っていく
「支店長呼んで」
「支店長ですか 今すぐには どちら様でしょうか」
約束手を10枚投げる 「取り立てだ こいつの指紋の口座から抜く」
米人の支店長が来て「We have no such account.」メシマズ語
「とりあえずメシマズ語は止めとけ 飯が不味くなる
まあなぁ 秘密口座だ この奥の部屋にある認証機で
こいつの指紋で反応したら お前も同罪で 耳鼻爆竹でいいか」
壁と思われた隠し扉を蹴破って 認証機の前に立ち
「いい機械だが もっと奥に隠さないと」
「警察を呼べ」叫ぶ支店長 部下のおっさんが出ていく
「呼べよ 警視庁で 今動けるのは1課と外事課だけだ
俺の絡みの事案の担当は外事課だ そいつらが来るぞ
この認証機の秘密口座で国税躱してるのも バレて 延焼するぞ」
電話をする大円
「此の電話に出た方が良くないか ケンタッキーだ
米大使館 政府代表部のケンタッキーだ 本国まで延焼するぞ」
「はい??」
ケンタッキー「大使館に折り返し電話しろ」とだけ伝えて 切れる電話
「速く 米大使館に電話しろよ 番号は知ってるだろ ケンタが待ってるぞ
この電話がいいな」
電話をしない 支店長
携帯で電話をしだす大円
「よう 久しぶり ヤバイ弁護士の教えで 四連勝中の大円だ」大円
「嘘つけ 贈与税は大円の不戦敗で払ったろうが 1勝4敗だ
なんだ こないだのも 書類揃えやがって まぁうちの3連敗中だが」??
「いまな 川崎の宗派 乗り込んで差し押さえをやってる
1kgの王道が1200本も出てきた 教しえておこうかと」大円
「それはそれは どうした?」
「記録は裁判所に残る 川崎地裁だ 恩を売っておこうかとな じゃぁな」大円
「だれです?」若いの3
「国税のマルサの現役の係長 ヤバイ弁護士軍団と相談して負けそうな時は
サクッとこの人に電話して一緒に税務署に行く 勝てそうなら裁判所
此の支店長があんまグダ突いたら 国税と外事課か呼んで査察だ」大円
仕方なく 応接室の電話で 大使館に電話する 支店長
大使補佐官に繋がったらしく
「秘密口座まではいい バレて乗り込まれるのはマヌケ 我が国の恥を晒すな」
と叱られる
「幾ら入ってる」
「USD/JPY 130 で 400億JPYです」日本語になった支店長
「素直になったな ケンタの指定する口座でいい あとで俺の口座に振り替える」
「その様に」
ケンタに電話を代わって貰い口座の確認をする 支店長
消えていく 左腕の曼荼羅の徽章
警察を呼んでいた支店長
来たのは普通のスーツに#3のアウトドアーズマンの沢井外事課長
「あれ 今日はベスト着てないね あの夜が普通なのか 今が普通?」
完全に無駄話に行く でもレイバンに好印象の大円
「この暑いのにベストは 上着は礼儀ですし」沢井
「そうなのか 局長辺り出世したら出世祝で 呑みに行こう
ケンタが対応してくれたし 沢井さんのレイバンも見れた 大人しく帰るね」
「それはありがたい 大円さんは大人しく帰ってくれる
その隠しATMが見えたし ウチと国税と日銀が来るからな」沢井課長
警察を呼んで完全に藪蛇な支店長
「都内だ 1万あれば帰れるだろう」
青い作務衣に ヤバイ弁護士5号作成の 約束手形の領収書にサインさせて
諭吉1枚と40枚の約束手形を渡して放り出す
帰りの車の中で
「王道の隠し場所から 外銀の秘密口座まで よく解りましたね」社長
「頭を踏んづけてたら 此の口座だけは隠し通すって 喚いてたからな」
「そんな喚いてはいませんでしたが」ヤバイ弁護士5号
「聞こうと思えば聞ける 王道も全部取り上げて 隠し口座も潰した
種銭がなければ ヤクザにも依頼できない 8年で400億JPY 儲かってるな
此の稼ぎで若い衆の車を新車にしてあげようよ」
「あいつらの車がボロいのは 呑みに行って ヨッパでブツケてすぐ廃車なんで
どうしようも無いんです 10年落ちで車検付き ブツケなかったらの期間中で
頭の子飼いで 仕事とかは出来るんですが こればっかは」
「そうなの ごめん 余計なこと言った じゃぁ チャンとぶつけなかったらね」
あちゃ、若い衆の車がボロいのは 社長の地雷 思いっきり踏んだ
助手席の若い衆 小さくなって「気をつけます」
「それ、3回は聞いた 買ってやる度に廃車にしやがって」社長の激怒
翌週 ヤバイ金融の社長から電話 なんだろと思って聞いていると
「あのバカ アレだけ言ったのに 呑みに行ってブツケて廃車です 当分ボロです」
「それはなぁ」としか言えず
「ボロいのでガマンさせます」と言って切れてて
「駅前のBarで良かったら 愚痴は聞くけど」と言ってしまい
ヤバイ金融の社長の愚痴をハメになる
これか 全額 俺に振ったのは あの金で愚痴を溢す相手に成れとの意味か
ヤバイ弁護士5号も含み笑いしてたし 1号は2週間北海道だ 逃げたな
流石 ヤバイ金融の社長 こんな落とし穴を掘っていやがった
一人では辛いと思い、昔の社長
今の組の若頭に声を掛けたら神戸から珍味を持参で来てくれた
頭も俺 珍味が大好き ハズレでもそれは地方の味 なので美味しく頂く
頭の珍味をBarに持ち込み ルール違反だがマスターも一緒に食べて
「珍味」と納得して あわせた酒を出してくれる
二人で1時間 珍味をツマミに酒を呑み愚痴を聞いた
若頭が
「こう言う時期がある 我慢だが 上が愚痴くらいは聞いてやらないと
久しぶりに会うのが これだとなぁ 今度は楽しく呑もう
また、珍味を探しておくよ」
「それもあるけど 大鉄会さんが情報を流してくれた
大鉄会さんにお礼を言いに倶楽部とやらに行ってみたい」頭にお願いをするも
「30杉の女の良さが判らんガキはな 30過ぎたらな」と頭
「パンチがダメ 服もスーツを作れ 倶楽部だぞ 俺達が恥ずかしい」とまで言われ
確かに紫のロッドのパンチ 年中チノパンポロシャツ 寒ければジップジャケット
ポロシャツがダメな時は オックスフォード地のボタンダウン OrvisかLLBeen
後は大使館が作ってくれたタキシードが3着
バイクやクルマやスキーのギアもあるけど、それではダメだ
沢井さんもスーツが礼儀だと言っていた これか
恩人の頭を恥ずかしい目に合わせるわけには行かないので下を向いた
かなり疲れた顔で 社長を引き取って帰っていってくれた
そしてヤバイ弁護士1号は北海道に行ったはずなのに熊本の珍味を土産にくれた
札幌でやっていた九州物産展で買ったらしい
札幌まで持っていって売る それだけの価値のある珍味 との理屈だ
納得するしか無い
今宵も深けたようで




