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第25夜 今日までは許そうよ

次は 間瀬が待っている 二人で脱走して三河バイクへ

ダート車のB車だったけど ナンバー付きでD車へ改造(無理くりの公認)

エンジンはボアもストロークもタービンも変更したフルチューン 完全にズル

足もタイヤも前/後のデフのノンスリも

センターデフはトルク配分25:75のRrを振り出していく仕様

2部署や大使館は途中で振り切って 逃げていく


一人で500kmは辛いので 三河バイクの 内村号に乗せて貰い 新潟の片田舎へ

「今年の予定だと 鈴鹿だけだったんだけど シリーズに入れそう

 間瀬もポイントが欲しい」


時間があるので 寺泊の港で魚の串焼きを皆で食う

これは間瀬に行く皆のお約束 寺泊で食えないのはスケジュールがショート

藤田がやらかして食えなかった事件もあったが それでも6位入賞


水曜日に入り皆で間瀬のライセンスを取って

木金のスポーツ走行で走り込みながら キャブセット を繰り返す


「高低差があると言うか 登りと下りのサーキット ワークを大事にな」

 1′02″フラットまで縮めた大円 68が04″2 38が05″5


「やっぱり ワークに差がある 登り ジリジリ離される トルク差だ

 コーナーは素直の一言のライディング スローインファーストアウト

 このファーストアウトが 一瞬は追いついてもジリジリ離される」68


「でもさ 俺達 予選上位確実 頑張って ワークして ポイントゲット

 シリーズで表彰とか夢だよな これを自分のセットでやれればもっと最高

 すべて見せてくれてる 真似できないけど 伝説は凄いわ」38


ライダーズミーティングでマーシャルから

「三河バイクさん 間瀬にはパラソルは来られないのですか」訊かれ


「飛び込みの パラソルでしたので 決して間瀬さんを」苦しい言い訳の内村さん


予選で 68 03″2 で2位 38 03″8 四位

決勝も そのままをキープして 68 は2位で連続表彰台 38もポイントゲット


日曜日の夜も民宿に泊まって祝勝会


月曜日の帰りは 68 のトランポに乗って 居眠りしながら帰るが

68の坂倉くんは にやけっぱなし 過去最高位 連続表彰台 ポイントゲット


「68ってまだ20じゃん お兄さんとか従兄弟とか先輩で 25〜28の人居ない」


「従兄弟が28です 何でです?」


「ちょっとね 工場勤務とかで 女性の少ない職場で焦ってる 真面目な人を

 募集中なんだ 真面目が大事だよ 真面目な人ほど女性に縁がないから」


「俺も縁がないんですけど 人の事より自分の心配」


「仕事は なにしてるんだっけ」


「家業の寿司屋です 継ぐ約束で走ってます 年商5億の小さなトコですけど

 親父を抜いちゃって 俺の日のほうが売上が上がるんで 親父が拗ねてます」

仕事の名刺をくれる もう5枚頂戴 と貰っておく 


「いい男だよな」 と栄子ちゃんに確認すると 「かなり」 との返事


「明日は68の寿司が食えるの」


「はい 明日からは俺の当番です 4人位で来て下さい奢ります

 しばらく休み無しで俺 レースウィークに休みとります

 今シーズンで3年目ですが新車にして ポイントを取れれば嬉しい

 と思ってたんですが 表彰台 うふふふふふふふふふふふふ」

 

「最後の うふふふふふふ ちょっと 叱ったほうが」栄子ちゃん


「今日までは許そうよ 明日からはまた次のレースに向けて金稼いだりだ

 初の2位だ 連続表彰台 もう嬉しくてたまらん 明日やってたら 叱る」

 

三河バイクで次からちょっと危ない ハネムーンと式がある と伝達

また脱走してはみるが おまけ付きかもしれない とチーム員に話す

流石に 式にハネムーンと言われると引くしか無いので 頑張りますしか言えない


マンションに帰ると 伊仏の大使館と外務省の人が待っていた

俺達の脱走については、振り切られたので黙る

喫茶店で話を聞くと「マッシモ達の結婚での障害は ほぼ 取り除かれました」


おもわず「はい?? ほぼ?? まだなんかあるのか」


「当日も神楽を舞って欲しい との事なのですが どこにどう頼めば」


「神社じゃダメなの」


「それが 神社の神事 外人に口を出される筋合いはないと」


「流石 2200年以上の歴史 欧州の貴族ごときには歴史を見ろだわなぁ」


「拝観した方が居るのが問題で あなた達だけ拝観してと」


「拝観する方法は二つ 朔日に舞う 9月末だ 10月の朔日まで待つ

 何処か地元から 舞う人を集めて舞ってもらう どちらか」

 

「日程が 9月26日に式と決まりました 本国予定などと突き合わせて決定です

 これは譲れないと言うか 勘弁して下さい」疲れの見える三人の意見

 

決定です より 勘弁して下さい こっちが言葉として重い 気の毒に

 

「俺ではどうしようもない 俺達 拝観したしな」と栄子ちゃんと頷く


帰った後を確認して、管理室に入り盗聴器を調べていく

侵入は諦めたようだが 屋外にゴルフボール型の盗聴器が10個程

まとめてカウンターのシンクの横の引き出しに入れておく


そのまま風呂は言っって寝てしまう


翌火曜日の朝 1階の茶店でモーニング中にマッシモから電話

「行事大変 抜け出したい 助けてくれ」と言われるが


眼の前の三人は 

「大円さんも参加して話題を逸らすはありですが 抜け出すはありえない 断って」

と言ってくるので


「聞こえた 俺も監視されてるんだわ」と答えるしかない

同じ内容の電話がジョルジェットからもあるが回答は同じ


デカイスーパーの矢田の店に行くと 恵子ちゃんも千佳さんも居る

が 

涼子さんも美沙さんも居る


焦って180度でミスって「そこの矢田の友達 こっちへ」美沙さんに呼ばれる


もう寿優先で美沙さん達は無視して 「恵子ちゃん 進捗は」


「大円さんの推しに 矢田父さん 署長さんからの推しもあり 

 お義母さんが雑音を蹴飛ばして下さいました

 来月結納です 署長さんが仲人 式は 年明けです」


「うちは両親が遠方なので 兄と一緒にご挨拶に伺いました

 矢田さんの友達の資格 普通の日本人では受験すら出来ない上級の資格 と褒めて

 もうサクッと 結納とかはすっ飛ばしてチャペルで式 4月です」

 

栄子ちゃんと二人で「おめでとう」と祝意を示す


幸せオーラ全開で「ありがとう 来てくださいね」とハモられるが


「あ、俺は2次会からね こんなの付きは嫌でしょ」と後の三人 名刺を配る

 大使館と外務省 三人とも警備局


「でもね 美沙さん 俺も頑張れたのがここまで 涼子さんの三連敗

 総て見合いの席で渡ってグダった とのお世話おばさんの情報です

 美沙さんも同じ枠らしいです

 なんとか25以下は 別枠にと頑張ってはみました 恵美さんはギリセーフ」


振り向くと 恵美さん かなりほっとした顔


「あと矢田を正座させて渡った件 漏れないように万全です 漏れて居ません」


矢田が

「九州と高知の遠縁の親戚のお世話おばさんに写真と釣書を送った」


「なんで九州と高知?」 と若い女性組


「飲酒量のトップエンドの地方だ 呑めないとダメな地方」冷たく宣告する矢田


「あとはウチの国 女性が渡るのも普通ですし 明日の水曜日

 大使館主催のパーティー 大円さんと一緒なら ご招待します」伊大使館

 

「明後日の木曜日うちの大使館主催のパーティーも」仏大使館


「それって、脱走される よりは 俺を犠牲に の天秤か」


短く「はい」 のみ 正直過ぎる大使館員


今度は大使館主催のパーティーに誘われる 矢田の友達


「しゃぁない 栄子ちゃん マッシモ達が脱走したら 大使館が気の毒 

 涼子さん達を連れて 売り飛ばしに行くか」


大使館員の顔が一気に明るく軽くなる

行ってくれれば 脱走はしない これは譲る余地がある話


「涼子さんと美沙さんの ドレスは大使館持ちでいい?」


「ドレスはプレタで我慢して下さい」と声が揃う大使館員


「涼子さん達のお店に 大使館から招待状と業務扱いのお願いは」


「当然 宿もこちらで」と二人


「後は、どうすればいい」


「明日の朝 0800で 大円さんのマンション1階の茶店で集合で」


私達も大使館のパーティーに参加と勝手に決めてる 矢田の友達


「他に来たい娘が居た場合は」


「変わりません 明日の朝 0800 喫茶店集合で そこから招待状等やります」


「だそうだ 千佳さんを ユダとか言ってる暇があったら

 パーティーへ参加して そう言う席に慣れる

 即 準備だ 速く言ってくれたほうが 大使館も手番が助かる」

 

「それは 速い方が手番が助かりますし ドレスも選べます」と大使館


デカイスーパーの社員食堂に潜り込んで 大使館員達と飯を食ってると

名古屋領事館から応援が入ってくる


ナカノさんが

「行って頂けると 今日のお昼にキアラが脱走してラーメン屋で捕獲です」


その一言で仏大使館にも緊張が走る 他人事ではない クリスチャンもやらかす


「どうぞ」と携帯電話が渡され 


「よう元気か 明日の午後にはそっち行く 大人くしてな」とだけ言って切る

もう一個渡され、これも 同じ事だけ言って 切ってしまう


なんか言われたら 相談になっていまう それは避けたい


「明日の午後までの脱走には責任は持てない」と宣言をする


「矢田も勤め人なら むりくり二人で連れて行くが 自分の店

 矢田が居ないと廻らん 仕方なしか」とか 友達思いの 矢田の友達


「ところでさ うちの栄子ちゃんも俺も正式なパーティーって初めて

 やらかすとか心配なんだけど だれかフォローは」


「それは我々 外務省が 其の手のフォローになれたのを用意します」


「ずっと不思議なんだけど マッシモもジョルジェットも貴族じゃん

 今までは勝手に来て遊んで帰ってたのに なんで今回こんな大事おおごとに」


「キアラ様とクリスチャン様が また ええだけの

 挙句にマッシモ様達の式を日本で これコカスと局長が変わります

 挙句に警視庁のバカが先に手を出して凹まされて銃に手を掛けた」


「あのバカは話はもういいわ 謝らないから全滅させたし

 慰謝料だけ速く払えと 長野県警も気をもんでる

 外務省からも きっちり詰めといて

 その外務省でも戸隠神社の神事は動かせないと 大変だな」


「でも 神事 人の都合で軽々に行うものではない ひねり出しました」外務省


「そうだよな 神事だしな」とか話していると 危機感を背負った三人


恵美25さん 万理24さん 梨花23さん がパーティーにと言いに来る

即大使館が反応して、話を進めていく


訊くと 残りは22以下 俺の矯正は可能発言で署長と奥様が動いてくれた様だ


「見合い写真の撮影と釣書の書きこみ 署長の奥様の指導を頂けると」


「一派以外でも同じ店舗 涼子さん達の被害者は居るはずだ 救助しないと

 その辺も署長にお願いをして 署長が約束してくれた

 恵子ちゃん 渡辺先輩のお母さんも元婦警 署長とも顔見知り

 署長と奥様と ここの皆とで日程調整 任した」


「了解です」


「恵子ちゃん 式は戸隠だけど スキーでNZは行くから

 招待するって言っちゃて パスポートもお願いしちゃってるから

 皆で行こうね」しれっと言ってみる

 

速攻 三部署が連携して俺と栄子ちゃんの拉致を実行

「其の件は 明日の午後イチに 伊大使館にて」

思いっきりの釘を刺されれ 連れて行かれる


大使館員に 拉致され 連れ去られる 矢田の友達


残った 外務省の職員さんが

「その件 行き先が変わりますので 我々の為と思ってご協力を」

言うだけ言って去っていった


今宵も深けたようで

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