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第20夜 どデカイ態度の東京モンにする敬礼はありません

ヘリが一機 降りて来る

長野県警が「うちのヘリです 撃たないで下さい」

ヘリが着陸して 一人 店に入ってくる

「安田本部長」直立しての敬礼の長野県警 この辺は上司部下だな


「さっきの警視庁を名乗る武装組織には敬礼しなかったのに」


「あんなどデカイ態度の東京モンにする敬礼はありません」


「うん そうだな 『ばーか 射殺だ』とかこいて返り討ちだしな

 舐めて掛かって碌に実戦経験のない戦力の逐次投入 ヌケサクの見本だ

 しかも 非正規武装組織だ 長野は本部長も徽章を付けてるしな 正規軍だ」


「今 警察庁を通して 東京の警視総監に 土下座に来いと入れました

 慰謝料を払わせて 土下座させに越させています」


「了解 この長野県警が 直立敬礼の人だ 信用しよう」


「火器類の回収もしたいのですが 今お持ちの分はそのままで 外に放置分は

 流石に 長野県警としても困るので」

 

「いいよ もうすぐ応援も到着する そっちにもあるしな」


足元にはM240が8丁 予備の装弾箱が120箱 MP5のスーツケースが二つに

ハイパワーのキャリーケースが三個 M2も2丁と50口径の装弾箱 計15箱  

M82のケース5つに弾倉バッグ15個 スコープも5組

BPS-10は10丁に50発入りの弾薬箱も100箱

最新の盾も50枚 自動小銃が足りないが 小隊分の火器が積んである


無線機で一杯のガラガラのキャリーケースもある


「伊の情報部 あとで俺んちに運んでくれると有り難い」


「了解しました」


「しかし 警視庁を名乗る武装組織の武器選定はダメだな 自動小銃がない

 MP5の次がM240 M240 なんて基本は設置しての伏射撃 立射なんて出来ない

 射撃座を作って とか手間がかかって すぐに使えない

 テクニカルにするも手だが街中走れないだろ

 普通にAR-15を入れとけばいいのに 間抜けだ


 M2なんて7点射とか慣れないと スグに銃身が熱を持ってジャムる

 それに鹵獲されたら目も当てられない 使えないなら持ってちゃダメだ

 BPS-10はロードブロックのOOB(ダブルオーバック) これも反動がデカイから使い手を選ぶ

 この長野のガタイのいい人でも慣れないとキツイ反動だ」


「はい??」長野県警


「どっちに はい? なの」


「警視庁の装備品の方です」


「言った通り MP5だって対テロ室内襲撃用のMP5KA4 短い銃身のタイプだ 

 三点射機能付きだし ハイパワーと弾の互換性で これはこれでいい

 もう少し射程が必要となった時用に AR-15を入れておく

 7.62mmに拘るなら陸自の64式だけど 反動がデカイから減装弾だし

 大きく重いから やっぱりAR-15だな


 俺に反撃されて あわててM240を持ち出して手持ちで撃って

 反動で吹き飛んで意識なくしたバカは 映画の見過ぎだ

 シュワチン 並の体格なら腰だめで行けるが あれでは無理だ

 憧れの腰だめで 7点射を贈ってやった


 BPS-10 10番はでかすぎる 昔のアメリカ映画のPCに積んで有ったヤツだ

 デカイ反動も気にしないゴリマッチョの警官が 車を止めるのに使う銃だ

 今だと12番でも炸薬の進化で充分な威力がある

 これだけあれば、だいたい大丈夫


 狙撃兵のM82は正解だけど M82なら600mは離して降ろさないと 丸見えだった

 狙撃兵は相手に見つからないことが一番大事

 見つかれば狙われる

 

 機関銃は弾山盛りの装弾箱 装弾数よりも銃身の加熱で制限される

 弾の数より熱だ M2はフィンが着いて冷却が速かったけど 

 やっぱり加熱が心配で 連射だと 7点射6回以下だな

 スペック厨が映画に憧れて 威力だけで選んだ 間抜けな装備だ


 あとなんで300mに拘るんだ バスも狙撃兵も300m離して来てた」


「300mは対銃撃犯対応のマニュアルに 安全距離とあります」


「それって 拳銃か散弾銃相手の安全距離 マヌケ」


「そうなんですね 言われたAR-15 って普通に買えるんですか」長野県警


「北米だと セミオートがホームセンターで売ってる

 米軍だとフルオートを M16の名前で 大概持ってる」


「M16 じゅうぞう の」長野県警


「そうそう そうか日本だと じゅうぞう でM16だった

 それよりも 実力部隊が来る 蕎麦の旨い店は」


「ここ なのでこの店にご案内をしました

 ただ、好みで派閥があり もう二軒も美味い これで争うと喧嘩になります」


「ありがちな話だ 長野県警のご推薦の1軒 旨さ2割UPだな

 たまたま 日本に居た 電話が掛かってきて 旨いものを食わせろと

 蕎麦が旨いって呼んだらすぐ来るって

 飯は日本食が最高な連中だ 混成の外人部隊

 日本では日本の神様に従ってめしを食う 其の約束は徹底してる」


翌日の午前中が偶々 太々神楽 の日で 日仏伊 合同で 神楽を拝観する

また伊仏組で お祈りが始まってる


「栄子ちゃん 媒酌人が要るらしい どうしよう 

 マッシモ達は家族代表で一名づつでいいよな」この後 各家で揉め事が始まる

それは家族内の揉め事 マッシモもジョルジェットも放置決定


「後は大使館と外務省でタイムテーブルとか 貸衣装 食事など おまかせを

 8月上旬に衣装合わせと 食事試食をお願いします」だって ヤル事なくなった

 

TDRFの四人が来たので 6人で飯を食う 蕎麦と天ぷらとアマゴにキノコの色々

ハイパワーの詰まったキャリーケースを お土産 出国時に捕まるなよ と渡す


「なぜ 皆さん 日本語が話せるのです」当然の疑問の栄子ちゃん


「俺が頑張った」元陸自


「外人部隊だ 他国籍混成部隊だったから俺と大円が同時期に入って

 公用語は日本語になった

 旨い飯を食わした言葉が正義の世界だと 仏人の隊長が決めたルールに従い

 隊長は 自信満々で仏語で仏料理を推してたけど


 俺と大円で一回見てこいと説教して 6人で日本に1週間来て 凹んで転向した

 普通に美味いし チップとか余計な金は要らないしサービスも味もいい

 サイゼリヤは3回行ったらしい イタリヤ風の日本料理と言ってた


 でさ、隊長やらかしてて 休暇のはずが、出し忘れてた報告書が発覚して

 会議設定をされて ワシントンDC時間だとお昼までの通常営業の会議

 

 それを東京と博多で喰らった 隊長達は日本に居るから時差で真夜中 

 他の5人も巻き添えで 会議に出てて 飯もなくと非難轟々になるけど

 日本だと”まだ”26時 街に出れば飲食店だと吉牛とかラーメン屋や色々がやってる


 仏では ありえない光景で 東京で吉牛に行って 1分で出てくる牛丼と豚汁

 腹が減って堪らない処で 1分で配膳 日本円がなくて1000ドル払ったって

 その価値はあった と力説されても 日本人には当然で 大円と二人で爆笑

 博多では博多ラーメン 強烈に旨かったと泣いて褒めて


 吉牛や博多ラーメンの帰りに寄った コンビニのお菓子 冗談ではない!

 とシャアになって あれは なんとか通りのより旨い とホザイてた」

元陸自の説明


「そんなトラップ お気の毒に 

 でも 残業でヘロヘロで 仲間で食べる夜中の吉牛も美味しいです

 それと サイゼリヤ とか コンビニ 外国の方は 絶賛されますね

 私達だと あまりに普通に行きますから 凄さに気が付かない」栄子ちゃん


その一言で元陸自以外が反応 元陸自に説明を求めている


日本語が話せる理由の後は、昨日の一件のあらましを皆に説明する

「流石 元エースだ 警察のバスや指揮車を M2 ぶっ放して潰して 

 ブービートラップをカマしてM240の2丁持ちでの立射で 無力化しまくって

 ジャバウォック健在でいいんだが ただなぁ M82 の立射はな 止めとけ」

元陸自に言われる


「なんでだ 軽くていい銃だし 反動も少ない 長距離じゃなければ立射がいい」


「お前 それで1km先を連射で狙撃しまくって第2分隊の救助をしたろ

 俺が 一所懸命ピンポイント狙撃の伏せ座作って2km先を撃ち飛ばしてると

 コイツラが 立射は? と毎度聞いてくるんだよ」元陸自の苦情を受ける


「M240の2丁持ちで立射なやつだ M82の立射もありだが 滑ってるぞ」ニカ人


「え、滑ってる 今後は言わないようにする」と黙る


「滑ってるのも昔通りだ 何時でも部隊に復帰出来るな」

残りの二人に言われ笑われる


「そうするとな お前らを旨い蕎麦があると呼べないし このアマゴだって旨い

 旨い寿司職人を探してる最中だ あちこちからネタは仕込んでる

 あと 旨いワインもあるが ポン酒だ もう少しで新酒の季節だ」反撃にでる


「あ、復帰するな 日本で準備してくれ」と降参の声が揃う


「仕事しまくりのネタに 握りが旨いやつを探してる」


「其のネタも 滑るのか」ニカ人に突っ込まれる


「鏡智 そんなトコでもネタで滑ってたの」と栄子ちゃんに呆れられる


「さっきも滑った 得意技 時間を置いて乾いた笑いが出る」爆笑のパレ人


これ以上話すと凹むので 話を変える


「それとな もうすぐこの娘と結婚だ ここの神社で式をあげる

 伊仏と長野県警との喧嘩だけは避けてくれ 警視庁は燃やしていい」

 

「明日の予定だったが サイゼリヤと夜の吉牛のリクエスト 

 コンビニも色々な店を廻るハメになった 夕方 東京に戻る

 それまでは覚えておくよ 観光をしよう」と元陸自と3人

六人で門前町で買食い 神社よりも買食い


皆でお土産用の木刀を買って チャンバラ 元陸自が指導で俺が相手

めっちゃ 盛り上がってると 「ごめんよ お兄ちゃん達 どいて」との声


「誰だよ なんでドク必要がある」 「出来たてお菓子の納品だよ 急がないと」

このお姉様 そもそも上から目線で言っていないし 出来たてお菓子

みなで一気にヘタれて「はい どきます」瞬速で道を譲る 速い


店番のおばあちゃんの前に一列で整列したら 栄子ちゃんに笑われた

急ぎの納品で届いた出来たてお菓子には 皆弱い 出来たてのお菓子をお買い上げ


今宵も深けたようで

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