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第193夜 真美さんこっちへ この袋に入れてくれ 俺が処理をする

お貴族様用のバスに乗る ロレンツォとガエターナとスザンヌ

どう考えても SAGA の件で裏があり この件は流せと

お貴族様たちに口裏を合わせるべく 三人でバスに乗る


ロレンツォ 三穂もSAGAが日本の九州は佐賀県と担がれてると

話していて感じ取っており 大円と話し込んだガエターナを誘い

三穂を担ぐ密談を開始する


「どうにも三穂は完全にSAGAは 日本の佐賀県のSAGAと担がれている

 舞台装置も演者も本も揃えてきてるな」ロレンツォ


「大円さんも完全に信じ切っています

 と言うかCIA+モサド+日本の内調+陸自情報部 他にも居るかも

 お店もグルになって担ぎに行ってましたし」スザンヌ


「他は百貨店 四店の外商も グルになってるわよ」春奈も乗ってきた


「信濃流も担ぎに行ってます」風神


「当然 三河バイクもYAMAHAも

 明日の三穂の会を取り仕切る 椎木の城南も話が通ってる」68


「それなら こっちのバスに乗る欧州組も担げたら担ぎたいな

 知ってはいるだろうが カマしたい」ロレンツォ


「島公の逸話を入れれば 担げるかも」風神


「歴史上の佐賀の七賢人の一人の島公 直正公と直大公

 欧州側で二人ほど名を使わせて貰えば」スザンヌ


悪巧みが始まっていく 急遽 ケンタもこっちバスに移動

伊仏の情報部の二人と、もう一人の北欧系


「SAGAはスェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの

 養殖業者の品質保証組合によって、1938年に設立されたブランド

 直大公の時代にSAGAが確立だと

 北欧の国のブランドの方が 後追いになる」ガエターナ


「直大公の時期は1900年前後 なにか事件は」風神


「1904年から日露戦争 先週の講義で習いました」スザンヌ


「北欧はロシアに占領されてて 日露戦争に負けたロシアが凹む

 その後のロシア革命で独立こそ出来なかったけど自治権を回復して

 自主憲法を制定したフィンランド」ガエターナ


「残りの三カ国は?」春奈


「三カ国共 スカンディナヴィア半島の国でロシアの占領下にあった

 日露戦争でロシアが負けて凹まなければ 自主独立はない」ガエターナ

 

「ひっくり返そう 毛皮養殖組合が 佐賀県に敬意を評してSAGAにした

 敬意の元は 日露戦争でロシアを凹ました その影に直大公が居た

 四カ国 集まれば何処かが自国を主張すれば喧嘩になる

 直正公の時代に養殖技術を教えたら 圧政を敷くロシアを戦争で凹ました

 その恩恵には四カ国とも有り難いと思っている

 身内で喧嘩するより 佐賀藩 佐賀県 でのSAGA にした」春奈


「それなら フィンランドの本部が九州は佐賀県のSAGAを許すというか

 両立していても問題ないわ」風神


「欧州はフィンランド本部のSAGA 日本は九州の佐賀県のSAGA

 お互いに不可侵条約を結んでいる とすれば」スザンヌ


「正解です よく調べられ 推理されましたね」

パチパチと手を叩く北欧系


「はい?」風神


「1919年 日本国の我が国への独立承認 日露戦争に勝利した日本国

 その裏で佐賀藩→佐賀の七賢人の尽力 これは表の歴史に出ていません

 大東亜戦争もロシアの侵略を受け続けた我が国的には 植民地開放です

 これ以上は 国家機密 私も立場上お話は出来ませんが 

 両国の友情は 佐賀藩 鍋島直正公からの歴史があります」北欧系


「そうなのか そんな事が」ガエターナの通訳で聞いたいたロレンツォ


「SAGAのタグには生産国とか国名は入っていない 品質保証のSAGAだ

 毛皮の素材自体の単品で買う そこに付けるSAGAのタグは同封されているだけ

 お店でクリップを付けたり 裏地を加工したり 最後にタグを縫い付ける

 お店も信用度が高くないと SAGAのタグは 扱えない」ケンタ


「そのお店が 九州は佐賀県産の最高品質の毛皮 と言ってるんです

 そうでしょう ロレンツォ様」ガエターナ もう一発 担ぎに行った


「養殖場は九州の佐賀平野ではなく 最北&最寒の地 北海道にある

 佐賀県の飛び地ですけどね」スザンヌ 妹も続く


「そうなんだ」ロレンツォ 担がれる


ストーリーをまとめ上げて文章と年表にしていく担ぐ側

成田につく頃には 年表もストーリーもA3二枚に纏まり見てる北欧系


「致命的な間違いはないですね

 私のミッションは両国の友好に影響するような 貴女方の間違いを訂正する

 公表しても構いませんが 我が国も佐賀県もブロックさせて頂く所はあります

 歴史には謎の部分=ロマンが必要ですからね

 そこだけは 承知しておいて下さい」北欧系


「我々も ブロックする側に廻りますから」伊仏


成田に到着して 三人は降りていく


成田の到着ターミナルの片隅に集まる 担いでる組

「ぐるぐる廻ってる 担いでるのか 歴史の裏側を覗いたのか」風神


「あの北欧系の方まで 演者? それとも本気?」スザンヌ


「担ぎに行って ほじくり返してたら真実にブチ当たった

 そうとも思えてきた 歴史の謎=ロマン とまで言われたし」春奈


「私達が聞いている=情報源はデパートの外商 商人情報

 これは伊も日本も同じ そのレベルではなく情報部の言葉

 どれを信用したら良いのか」ガエターナ


「どれが本当なのか 俺の口からは言えない 俺も政府代表部の人間だしな

 各国の情報部の心理戦なのか 余りほじくり返すなとの警告なのか

 佐賀県産の最高品質の毛皮 それがSAGAのタグ これでよくないか」ケンタ


「SAGAのタグは 佐賀県公認のタグ」と呟く春奈&龍神


A3の二枚を破り ゴミ箱に放り込みに行く 雷神


「真美さんこっちへ この袋に入れてくれ 俺が処理をする」ケンタ


「機密情報もありますから CIAに処理をお願いするのが正解」風神


「お貴族様のお相手は ロレンツォさん達に任して 元のバスへ

 行くよ」かなりの消耗をした春奈


担ぎに行った組は 大円の待つバスに乗り込んでいく

ちょっと短いですが SAGA探求編の一区切りです

すこし、お休みを頂いて 書き溜めて

千万町三穂の会編 のスタートとなります

と思っておりましたが ここで一回 修了とさせて頂きます

とても書ける状態ではない

三ヶ月以上更新なし はしたくない


復帰したら こそっと2ndシーズンとして書きます

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