第183夜 2個めの大を食べ始める美久と優香
風神雷神達はガッツリ美味しいものツアー
その後に 食べたものをリストアップして 龍神へ提出する
メニューの追加を訊き頑張ると前向き
クリスチャンは余裕で食べてるが 食べたものはリストにして筋肉女医２９さんへ
アリスもリストアップして龍神へ みな きっちりコントロールをしてきていた
春奈も奥山くんと美味しいものツアーをして 龍神へ食べたものリストの提出
奥山くんは春奈を連れて 明日から＋１０kmのLSDの自主追加で熟す予定だ
バスに戻って 仏語でかわされる 龍神へ提出するリストとメニューの追加の話
明奈も訊いていて 目眩がして 大円の元へ
「あの子ら そりゃスリム＆ビューティ アレだけの食べたものの記録と管理
＋ 対応するメニューを当然と 受け入れる 春奈姉さんもその仲間
私が 栗鹿の子を食べれていないと怒ったのと 世界観が違いすぎる」明奈
「俺は ぽちゃ好き友の会 だから ぽちゃの明奈がいいけどな」大円
彼氏の鏡智は「ぽちゃ好き友の会の会員」でも それなりには対応をする
本気でスリムを目指すなら龍神か筋肉女医の指導 どちらもプロ 頼るのもOK
用意されている環境と指導者 自分で決めないと同仕様もない
鏡智と付き合い始めてからの自分を思い返してみる
自分のやらかしも 鏡智もケンタさんも お貴族様も フォローを入れてくれている
管理が甘くなっても それはそれで好みでいい と許容してくれた
挙句に 私が悩みかけたら 筋肉女医のトコに放り込んだ
私の体調管理に関しては 基本プロに投げて全く滑っていない 眼の前の男
「もう 愛してる」と顔を両手で掴んでキスをする 明奈
「栗鹿の子のカロリーを知っていては ぽちゃを気にしてる彼女には無理案件
抑えきった大円さんの 思いやりが明奈さんに通じただけ」風神 日本語
聞こえていた由美香
『ケンタさんと同じ 食べさせない優しさもある 風神の言う通りだ』
バスの最前列に行く 春奈
38と雷神に両脇を抱えられて最後部の席に行く大円
配られるビール
「持ったかぁ
今朝の越後七浦シーサイドライン 往復28km ３時間熟したかぁ〜
三三九度までの禁酒 ラストのカラオケとビール 行っっくよ〜」春奈 日本語
「熟したから かんぱぁ〜い」風神
始まる女性陣のビール＆カラオケ大会 ツマミも小布施で買い込んでる
マイクさえ廻ってこなければ 聴く分にはNPな 38雷神大円の三人組
エビアンを持って 最後部の席に来る 由美香と明奈
「春奈姉さんの2８kmってなに？」明奈
「今朝 0400起きでのRun 最後の間瀬だから
間瀬の越後七浦シーサイドラインの端まで バスで移動して
全線を景色を見ながら往復を走ったの いい思い出」雷神
「貴子さんのペースメイクで安心して走れるよ」38
「鏡智は？」明奈
「俺は基礎代謝で3250はあるから 明菜に合わせるとカロリーが足りない」
鴨と飛騨牛の燻製と鮎の塩焼きを食べて野菜ジュースを呑みながら答える大円
プロショップ矢田の生田くんの行軍訓練をサボりたくて こっちに来た由美香
「いいけど 一緒に行くのが 大円の一行だよね 世界線が違うからね
今週も優香ちゃんだけ 生田くんとOne on Oneになる 差が出来るよ」
と矢田に言われてきた
『あんなに食べて!! カロリー見てるの？ 大丈夫？ と思っていたけど余裕！
食べるのを我慢するより運動量 これね世界線が違うって』声に出てる由美香
「拓也さんも合宿所に篭もって こっちの世界線で頑張っていると聞いている」大円
「それは 何処情報ですか？」由美香
「言えないけど あの先輩まで噛みに行ってるほど面白い素材らしい」大円
「三穂の予言に現実味が 3日どころか1ヶ月は家で見てないし」由美香
「会えるのが お楽しみだね」大円
夕方1700 パーク大円到着
解散していく 皆
「ケンタ ケンタとはマックの次に長い付き合い
でも二人共とも 一緒に呑んでない
堂本夫妻も岩月夫妻もマンションに住んでるし ガードは任せれる
呑もうぜ」大円
「お前んち 欧州の酒ばかり バーボンもコーンも無いから今日は断る
メシはマズイが酒のはいいのはある テネシーとコーンのいいのを
持ってくるから 待ってろ」ケンタ 酒にも詳しい
「ケンタ 流石美味しいもの担当だ 一家言がある 俺んちの注意点な
こうやって白マジックで名前書いてこいよ トイレに流される」大円
「陶器ボトルもあるからステッカー張ってくるよ 任せな」と帰るので
送っていくと、エレベーターの前でタイトミニの妹達が居た
「三穂 えらく脂肪が減って筋肉美になりかけ
美久ちゃんや由美香ちゃん位に ぽちゃっりに 少しは旦那の希望を
聞いてやれよ 土産もあるから 皆であがって呑んでいけよ」大円
エレベーターでペントハウスへ上がると
「クソ兄貴 言い方 基礎トレを頑張ってタイム出して
連勝の楽しい気分が台無し」三穂
旦那とライオン達とで「ぽちゃ好き友の会」を結成され仕方なく
兄貴 に戻そうかとも思ったけど 基礎トレの成果を全否定の
面と向かって「ぽっちゃりに」では戻せない
空気を読む気のない大円 気にせずに語る
「小布施の栗きんとんに栗鹿の子 旨いぞ 山ほど買ってきた
鴨や牛の肉や燻製 日本海の魚もある
材料が足りなければそこのスーパーで買えばいい
ご飯を炊いて皆で食べよう 5人で創ってね 三穂の連勝のお祝い
明奈と三穂と典子ちゃんは見学で 採点側ね」
「それなら 喫緊での料理の立ち位置を知る必要がある
ねねとリサね 旦那に食べて貰えるか
お兄様にチェックをして貰いましょう」典子
「そうよね 逃げ出したツケを払って貰わないと」明奈
「私とクソ兄貴は食べてるし 知ってるから」三穂
「なに？ 食べてるし 知ってるって？」ねね
「ねね も食べたでしょ 城南だと超手抜きのBBQ
でも野菜も肉も綺麗に切れてた そこは手を抜かないわ」三穂
「冷蔵庫に鴨肉と飛騨牛 日本海の鮎に甘鯛に舌平目 野菜も入ってる
2100に頂きますで 始めようか」大円
「がんばれ ねね と リサ」三穂と明奈
密談を始める 宛のない純金三人
「料理人チームの3人の嫁 節制より運動量でスリム＆ビューティー
春奈さんもそこに混じってスリム＆ビューティーになってた
料理も涼子さんと美沙さんに鍛えられて 納得まで後三歩らしい
世界線が変わってると思うの」由美香
「はい? 春奈さんまで でも 1コーナーで20の旦那
鍛えないと余所見される 頑張るしか無いわね」余裕で他人事な美久21
黙る由美香 12月に21
気がつく優香 9月に21になった 後4年で春奈
「まずい 春奈さん1コーナーで20の旦那で決定済
ねねとリサは ベアリングを交わして料理の検分の世界線
私達 未定もいいいとこ」
「美久達五人 お土産の栗鹿の子でもどう 美味しいよ」
暗くなりかけた五人に大缶を三個づつ渡す明奈
「ありがとう 大きいのね」と優香
「私は一番小さいのを」典子 警戒してミニを要求
「由美香は食べないの 3つも頂いて」美久
「私は小布施で食べたから」
由美香 カロリーの載ってる外箱がないのを確認して黙る
「三穂も食べたら お兄様と明菜達のお土産 美味しいわよ」
2個めの大を食べ始める美久と優香
2個めを食べ終わったのを黙って見てる明菜と由美香と三穂
典子はミニの一缶で「ねねの料理待ち」と躱してきた
「もの凄く美味しい 甘露って言うの 止まらない美味しさ」
と優香と美久が言いながら 3個目の大缶を手にした時に
『あれカロリー爆弾 しかも大缶とか 3個目はTANITAが悪魔になる
クソ兄貴と藤田さんが間瀬に行くた度にお土産で頂いて
美味しいの 止まらなの はよく知っている 中校生の育ち盛りで
運動部の部活もやってたから 大缶の3つでも美味しく頂けた』
と思ったつもりが 全部 声に出てる三穂
「はい？ カロリー爆弾？？ TANITAが悪魔？？」美久
明奈から差し出される 外箱 100g当りのカロリーが256kcalとの表示
大缶 430gだと一缶 1100kcalと暗算できる それを二缶も食べている二人
「美味しいものトラップ 欧州ツアーの反省を活かして ミニで正解だった」典子
「そう 私も三穂も大反省した 悪魔の数字を叩き出すTANITA」明奈
「そうは言っても 俺は美久ちゃん位の『ぽちゃり』がべストな
『ぽちゃ好き友の会』の会員だし明奈にも『ぽちゃり』を要求中」大円
「大円さん以外での、その友の会の会員は？」美久
「俺 ロレンツォ ライオンの二人の四人 が 美久ちゃんライン
明菜と優香ちゃんの『ぽちゃ』が下限ラインだな 明奈 維持を
由美香ちゃんくらい一線を超すと 中愛大自動車同好会のラインに
友の会的に 不人気なのが三穂だな ちょっとは ぽちゃれよ」
黙る美久と優香
今食べた栗鹿の子『大缶 二個』 一線を超えさせるカロリーがある
一線を超えていると認定された 由美香は黙り下を向く
三人して抗議したいが 事実は曲げられないし 相手は ぽちゃ好き友の会
今の「ぽちゃ」を全面的に認めてきている すがりたくなる三人
「美久！ だめ！ クソ兄貴 日本語で話をしている トラップ」
『ぽちゃれよ』とまで言われてしまい 止める三穂
「トラップじゃねえぞ 先日の四日市の競技会で
『三穂はシュッとしすぎ ぽちゃっと(^o^)がいい』
ライオンの二人がバレない様に伊語で貶してたら ロレンツォにバレて
ロレンツォの方から握手して「ぽちゃ好き友の会」が出来たんだぞ
ライオン三人で伊語を頑張っている 矢田のところで茶華も頑張ってる
美久ちゃん達も 茶華は由美子さんとこ 伊仏語も頑張れ」
「矢田さんのところで茶華とは？」由美香
「なんでも デカイスーパー 先輩26の寿で一派が崩壊して
統制が取れなくなって 寿後もデカイスーパーに居る
嫁の千佳ちゃんが一派を興してな まとめ役をやり始めた
千佳ちゃんだって 涼子さん一派に4年も居たし 茶華はいけるしな
俺のデジポットも使ってくれる 千佳ちゃんトコで教えを受ける？」
大円 日本語で話して勧めてくる 何処かにトラップと警戒する三人
「千佳さん一派のお稽古の使用言語は？」美久
「ライオンがなぁ 年上美人に混じってだと日本語だとやらかすとな
伊仏語の何方か その日の気分とか言ってたけど 仏語は宝生さんも熟す
乱入はないと思うが 危険回避で 一派で伊語の練習がてらとなった」
「今度は伊語 トラップ」由美香
バカでかい呼び鈴が鳴る
迎えに行くと 矢田と堂本さんと高雄もいて 皆であがっってくる
「千佳ちゃんは？」大円
「一派引き連れてBarで伊語の日をヤッてるよ 先生は美香さんと美里さん
美里さん 禁酒してるけど大丈夫か心配だが」矢田
「あれ1ヶ月の刑だから お努めは終わったはず」大円
「美香が赤子対応で禁酒継続としている まぁ廻りが呑んでも軽いロング2杯
世間一般女子の Barで呑む を実感しろと美香さんの下知だ」高雄さん
「呑んで渡ってた千佳も下向いたし 美香さんの抑えがあるからいいか」矢田
『普通のお茶のお稽古とBarで女子会の筈なのに 使用言語が伊語
お互いの常識のテーブルが違いすぎて 常識がトラップになってる』
お茶と料理と伊語 この3点セットは明菜達と同じ 普通だと思いたい
しかし500psを踏んでいって曲げて2’13”はニホンカワウソ先輩と同じテーブル
自分の常識のテーブルも世間のテーブルとは違う事実は心の棚に仕舞う 三穂
複雑な三チームに別れたようだ
茶華と伊語の練習する 世間の常識のテーブルを持つ一派
呑んで渡るのが常識だった 千佳ちゃんと美里さん
先生側も 茶華は千佳ちゃんと美香さん 伊語のライオンと美里
じゃんけんのように三極に別れて 三すくみになって 総監督は美香さん
「生田くんも 優香ちゃんとの行軍訓練が終わったからBarに行かせたから
伊語の日とは言ってないけどな」腹黒い矢田
「それ 生田さんも先生の側 18才までイタリア 日本への帰国時期が4月
入試が丸1年後とかで大学に行かずに自衛隊に行ったの
行軍訓練中にSignorina, posso avere una pizza per pranzo?
とかボロっと出るの そのまま放っとくと Yuka, cene andiamo.
となるから」優香 少しは伊語を理解してきた
「それ知らない 優香だけ？」と顔を見合わせる美久と由美香
「二人共 矢田さんの店で顔合わせだけ 1回も行軍訓練には来ていない
私一人で生田さんと行軍訓練」
成果が出始めて 大円に ぽっちゃり とは言われていない優香
「俺も初めて聞きた 最終職歴しか訊けてないからな
陸自2期を勤め上げてればアウトドアショップなら◎だし」矢田
「優香ちゃんは行軍訓練で ぽちゃ としてきたから 友の会的には
これ以上痩せないでとお願いをするだな
由美香ちゃんと美久ちゃんはそのままで」大円
ぽちゃ それは普通まで後一歩との判定 ガッツポーズの優香
マズイ と思う 一線を越した由美香 と ぽっちゃりの美久
1900
「これでも摘んで ポン酒をどうぞ」リサ
甘鯛の酒蒸し と 鴨の燻製をキッチリスライスしたのを出してくる
「これも」ねね
鮎の塩焼き 串打ちからやって 尾びれや背びれの飾り塩もしっかりある
筑前煮 圧力釜で炊いて 時短で出してきた
男四人で料理を見て ちょっと摘み食いで 談合開始
「ポン酒だけど」と大円が出すが
「ちょっと待て 取りに行ってくる」と消える堂本岩月組
「このポン酒なぁ」甘鯛の酒蒸しをもう一口摘む矢田
高雄さんが 黒松剣菱 を持ってきて「これの熱燗で」
「ちがうって これの冷で」国盛を持ってきた堂本さん
「甘鯛の酒蒸しの酒が 三宮酒造のSP 同じがいい」矢田
「矢田の裁定だ 俺はそれで行くけど 好みで 純金組はどれにする？」
今宵も更けたようで
