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第16夜 普段は安全靴を愛用中

翌日から 戸隠に下見に行く 移動で一日

ナカノさんはマッシモ達は逃亡しないと安心して交代

伊仏の情報部の二人と交代して 朝から八人で門前街から見て回って

いいねぇ 思いつきで言ったけど雰囲気がある 


大円とマッシモ お揃いの剣道着で歩いている

大円は背中に弓と矢と背負 腰に鞘に入れたスヌケを刺して歩いてる


昨日マンションでやってみたら マッシモ達に 武士 カッコいいと言われて

木に登って「そうか」

「きっと神社だと もっとカッコいい 武士になる」ジョルジェット


速攻 涼子さんに電話するも 仕事で抜けられない との回答

怖いけど なんとかしてくれそうな 銀行のお姉様でにお願いに行く

銀行はマンションの隣なので 行ったほうが速い

「仕事中なんだけど」との回答に

「支店長呼んで 俺からのお願い 業務扱いで」とクソ我儘な大円


「次回のマンションの修繕は ここで全額ローンで 成績はお姉様」

「真希さん 行ってきて」支店長 簡単にOKをだす というか売り飛ばす


「弓と矢とスヌケを背負って歩くんだ 和服がカッコいい」


「止めておきなさい 着るのも大変だし動きも制限される 慣れないと着崩れ」

と言って 剣道の道具屋さんへ連れて行く真希さん


剣道の道具屋さんで 剣道の道着 上は白 袴は黒 着るのも簡単で動きも楽

持っていったスヌケを背中に持っていくと カッコいい


「流石 真希さん 詳しい 結構涼しいし でも袴が短くない?」


「練習してれば 長くてもいいですけど ドシロート 袴の裾踏んでコケます

 それに ガチの大会だとかは 動きやすさ最優先で此の長さ

 弓道の振り袖襷の袴も此の長さですよ」店長


「それに そこが出てると 風が入って涼しいし」実は剣道初段の真希さん


「これ プラだけど木刀用の鞘 そのスヌケ入れてみて」と店主

入れてみると ギリギリ入る 

木刀用の革ツバをハメてみるがハマらない その場で店主が加工してくれる

木刀側に革ツバとゴムの鯉口を付けて貰う


気がつくと マッシモも試着している 上が紺色 下は黒

真希さんと店長にお礼を言って 二人共三着づつお買い上げ

ジョルジェットは栄子ちゃんに止められて買わず

「一緒に浴衣を来ましょう」と言われてそっちに傾いたようだ


門前町を弓矢を背負い腰に木刀 剣道着の二人であるくと

日本人観光客にも「パンチの武士 と 外人の武士」と言われてまた登る


それ、笑われてるだけなんだけど 本人達がいいならいいか

と思う栄子ちゃんとジョルジェットは少し離れて歩いている

仲間と思われたくないらしい


褒められると簡単に木に登る大円 椰子の実を収穫している

外人の団体が二つ 伊語組と仏語組 どうみても大使様とそれの随行員

カッコいいと思い込んでるから 弓矢を背負い腰にスヌケに姿 見せびらかしたい

こっちの警護局が 大声で呼んでくれる


待っていると 伊仏の情報部の間をすり抜けて 黒いスーツの若僧がクソ偉そうに

伊仏の情報部やマッシモ達はスルーして 大円と栄子ちゃんに向かって

「そこの変なの 邪魔だ どけ」とか言ってくる

武士でカッコいいと木に登って機嫌がいい所を ぶち壊される


「日本人が日本の道着を着て 日本の神社を巡ってなにが悪い 誰だよテメぇ」


「警視庁の警備局だ VIPのお越しだ 邪魔だ どけ」と手で肩をド突いてくる

しかし、その手は居た筈の所を素通りして空振り

 

「È VIP anche qui, idiota.(こっちもVIPなんだよ バカヤロー)

 まず 道着を 変なの と言ったことを土下座で謝れ」と謝罪の要求


空振りで恥をかかされたと思う若造 警視庁の格闘訓練でも上位の自信に傷が着く

更に 土下座しろと言われ 「逆らうな 逮捕するぞ」と捕まえに来るが躱される


伊仏の情報部が 母国語で 制止するが 

「C'est vous qui devez arrêter.(やめろ ヌケサク)」

「Idiota! Fermati!(このバカ やめろ)」


「公務執行妨害で逮捕だ 制圧する」特殊警棒を出して殴りかかってくる


「お前が失せろ こっぱが」


上から目線のドでかい態度に かっこいい道着を変な奴と抜かした挙句に

手で肩をド突こうとか 更に権力を盾にド突こうとか

隠し持っていた 特殊警棒で殴りかかるとかかなり頭にくるヌケサク


伊仏の情報部 制圧するかと動きかけるが 大円の方が速い

スッと間合いを詰めて 脛を蹴る


警視庁を名乗って逮捕とまで口走ったのに特殊警棒でのド突きも躱され

反撃してくる可能性があるとは思っていても 大円の速さに反応が出来ない


普段は安全靴を愛用中 しかも今日は長靴 足首も守ってくれる

鉄板の入った爪先で蹴られ 蹲る どけ と言った黒服の若造

骨は折れて膝と足首の間で くの字に曲がる蹴り


右手を懐に向けた 懐は膨らみがある 間違いなく銃を呑んでる

警視庁と名乗ってはいるが 徽章をつけてないし 提示もない 便衣兵と判断

特殊警棒を握った時点で射殺OKのサイン シミにしてよいとなる

腰に刺したスヌケで居合の要領で両手の一撃を頭にお見舞いする

飛び散る脳漿 ほぼ首から上が無くなる


「やめろ」とまた上から命令形で言ってくる 右手は懐 

こいつも徽章をつけていない 便衣兵の仲間だ

ノータイムで スヌケを置き 弓を持ち矢を放つ 頭に矢が生える


右手には銃で倒れていく 銃を握った

お揃いのスーツの集団は残り7人 全員手は懐に行く 同罪だ

ノータイムで矢を放つ スパスパ 額に矢が生えて倒れていく

後頭部の射出孔は大穴


スヌケを仕舞 最初の奴の懐から 銃を回収 ブローニングハイパワーDA

延長弾倉20連発 スライドを引いて装弾 DAなのでダブルアクション 

ハンマーを戻してセーフティのみで腰に刺す

予備弾倉ベルト 4つも入ってる ベルトを取り上げて自分の腰に撒く


青いジッポをカチャリと開けると 青い炎がふわりと浮かび

ドケと言った上から目線の奴に火が付き 燃え尽きて路面のシミとなる


「俺達の式の下見 邪魔するな」マッシモ達が母国語で怒鳴ってる


やめろ と上から目線で言ったクズの銃も取り上げて予備銃は入手

スライド引いて装弾 こいつら装弾もせずの 戦闘待機状態か 

ダブルアクションだからハンマーを戻しておけばいいのに 間抜けだ

8人の頭をスヌケの片手で一撃 脳漿を撒き散らしながら 矢と銃と弾倉の回収


今の矢はタングステンとカーボンのハイブリットなので曲がらなくなった

繰り返し使えるので回収しをしていく

昔のタングステンとジュラルミンだと一撃で曲がっていた


フルに引いて 矢を放つと この距離だと貫通して迷惑なので

ちゃんと調節して 矢羽が生える 威力で矢を放てるまで 練習したんだ


銃と弾倉の回収のついでに めくってみる やはり防弾チョッキを着ていた

性能確認で死体に三点射してみる 3発位は止まるが骨は折れるレベル

更に三点射して 具合を見て を繰り返す 三点射4回だと流石にちぎれてる

機動性重視のセカンドチャンスだな 9mmパラの三点射で吹き飛ばせる


ガラガラのスーツケースを持っていたので、それも貰い

額に矢の生えスヌケの撃で頭が半分無い クズをスーツケースをおいた

ベンチに座らせ 的にして 30m 離れて矢で撃ってみる


スッ 胸に穴 奥のスーツケースも貫通してベンチも貫通して後ろの木に刺さる

防弾なだけで 鏃の鋭さだと刺さっていくようだ


銃や弾倉を頂く 死んだやつには使えないからな

スーツは布か硬いので セカンドチャンスを試したやつのカッターを脱がせて

矢をキレイに拭っていく


伊仏の情報部も武装解除を手伝ってくれて銃と弾倉を渡してくる

彼らも 制止したのを無視されて 自業自得 としか思ってないようだ

ガラガラのスーツケースがまだ有ったので中身はゴミ箱に捨てて それも貰う


警視庁警護局と名乗る暴漢 9人中 9人全員死亡 固まったままなのがヘボい 

計 9丁の銃と 予備弾倉 全部延長の20発入り 36 を取り上げてる

ホルスターがいいやつで左右に出来る 弾倉帯は腰に巻くタイプ 2本巻く


2丁の銃をむき出しで装備 残りはガラガラのスーツケースへ仕舞う

もう2個のスーツケースも貰う 伊仏の情報部がガラガラしてくれる

中身は折りたたみ式の盾 ポリカ製の最新版のようだ


礼を守っていている 制服の長野県警に


「これ 使い方知ってる?」と訊くと


「まだ うちには配備されてない最新型です」と答える


「仕方ない あげるから 使い方の研究しといて

 んでさ、誰が悪い コイツら 徽章もつけてないし 武器を隠し持った上で

 一般市民に上から目線で命令して人の肩ド突いて 銃を向けようと手を掛けた

 NRA基準で獣だよな 非正規武装組織の便衣兵の集団 テロ集団だ」


「その通りですとしか」


「なら ごめんなさいは だれが言うんだ」


「警視庁」


「それ 親分名で謝罪文書かせて 

 俺が銃に手を掛けられて、怖かった分の精神的被害の賠償40億円

 明日の昼飯までに 持ってきて と連絡しておいて」

 

黙るので


「返事は」


「はい」


「ソモサもダメだがFSLNはもっとダメだった あっちじゃ味方以外は全部敵だ

 愛用してたハイパワーだ 貰っておく」


だれも近寄ってこない 長野県警は呆然で動かず 額に矢が生えるのを警戒してる

こちらへと 伊仏の情報部と警護局と大使館員 の囲みの中へ移動する

長野県警は入ってこれない


揉め事発生で騒然と仕掛けるが

二つの伊仏の団体も来て ハグをしていく 俺も栄子ちゃんもハグされた

日本人も来て 外務省の担当と名刺をくれる


警視庁警備局 8人の弓矢での射殺死体 長野県警が片付けてる


今宵も深けたようで

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