第3話~バカ竜のステータス~
お久しぶりです。生きてます。
≪条件を確認、『混乱耐性Lv2』『睡眠耐性Lv2』『麻痺耐性Lv2』『痛覚耐性Lv2』…etc.を『万物耐性Lv1』と統合—————『万物耐性Lv1』が『万物耐性Lv3』になりました ≫
「やっぱ声が聞こえるな、天の声的なやつか?」
拓也がこの世に生まれてから5時間と少したったころ、このバカ竜はようやく異世界転生、あるいは異世界転移のテンプレを行おうとしていた。
その”テンプレ”とは———
「てか、『万物耐性Lv3』って…あ、もしかしてステータスとかあるのかな?わからないしとりあえず———ステータスオープン!」
そう、”ステータス”の確認である。本来はRPGの用語であったが、いまでは異世界転生などのライトノベルには高い確率で出てくるテンプレである。そんなありふれたテンプレ要素がこの世界には
「うわっ!」
———あった
「びっくりしたぁ、ふぅ。…ほんとに出てきたよステータス。…触れるかな?
あ、触れないな。んまとりあえず確認っと…」
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nameless
種族:適応竜
Lv:1
HP:29/29
MP:31/31
SP:0
状態:━━━
攻撃力:15
防御力:17
魔力:20
瞬発力:14
魔法属性:【土】【幻影】
能力:【強化Lv1】【加速Lv1】【望遠眼Lv1】【飛行Lv1】【夜目】
希少能力:【硬質化Lv1】
種族特性:【万物適応】【竜の息吹Lv1】
耐性:【万物耐性Lv3】
祝福:【言語翻訳】
固有能力:【傲慢】
称号:【遊戯神の眷属】【大罪保持者】【王者への道】
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「…なんこれ、なんかいっぱいあるんだけど?」
ステータスをいっぱい書いてしまった…これから大変になります。
よって、第2話のいろんな耐性を万物耐性と統合させちゃいます!