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立ち向かう赤髪少女  作者: 雪氷華
海辺の町
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1-6 初戦闘と失敗


いつもの薬草採取を終えて、今日はいつもと少し違うルートで森の中を探索している。

出来るだけ町に近い場所、何かあってもすぐ逃げ帰れる付近。

手に持ってるのはショートソードと保険のポーション。


1対1なら勝てるはず、という目論見の下。単体で出現するホーンラビットを探し回る。

森の中で2、3匹の群れと遭遇しては逃げる、それを繰り返しては探索箇所を変えてゆく。

目当ては単体で出現するホーンラビットのみだ。


**


相対したホーンラビットが突進を仕掛けてくる。

私はそれを迎撃する体勢で待ち構え、剣を振るう。

初撃は思い描いた通り、私の剣がホーンラビットを斬り付けた。


そして今度は向こうの番、ホーンラビットの突進を喰らう。

それも予測通り。攻撃したら次は反撃が来る、それは当たり前の事。

予想外だったのは……そのホーンラビットの攻撃が思っていた以上に激痛だったことだ。


▽ 敵からの攻撃、大ダメージを受けたっ!


……ッ、これは思っていたよりヤバイッ!次の攻撃の一撃を受けたらアウトになってしまう。

想定外だったのは、ホーンラビットの攻撃力というよりも…… これはむしろ自分自身の防御力の無さか。


鎧も付けてない、身を守る装備が一切無い状態でモンスターと戦うことにそもそも無理があったようだ。

たとえ相手がウサギだとしても、、甘くみていた。


次の行動ターンで、攻撃ではなく撤退を選択する。

痛みを我慢さえすれば、いつもと変わらぬやり慣れた逃走だ。

いつものように逃げればいい、痛みなんて逃走する時に感じる必要性なんか全く無い!


徐々に敵との距離を遠ざけていく。。


**


引き離した所で一息を入れ、乱れた呼吸を整える。

先程の戦いは失敗した、これは私の油断だろう……


だけど、大丈夫。

不測の事態を危惧してたからこそ何かあっても逃げれる位置に最初から居たのだ。

だから今、現にこうして私は問題なく生き残って立っている。


ポーションを飲み、傷付いた身体を癒す。

効果小の低級品であっても、私の少ないHPなら全回復も同義だ。

再び、もう1回攻撃に耐えられる状態にまで戻ってゆく。


あとはこのまま町まで帰るか、それとも森の中へ戻るか……

あのホーンラビットには1撃を入れてある、今から追い掛ければ後2撃で倒せるだろう。

このまま帰っても成果は0で終わる、ならば選択肢としては1択しかない、か?


たとえ再び攻撃を受けてまた激痛に襲われても、ここはすぐ後ろには町がある位置取りである。

痛みを我慢して宿まで帰ればそれで済む話だ、別に何も問題はない。


意を決した私はもう1度、森の中へと入っていく……

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