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小雫夜話  作者: はなび
17/26

17雫目・優しい風の、吹く丘で

一話完結です。


このお話は、初めての書き下ろしのお話です。


…随分昔に、脳内完結してましたが…。



優しい風の吹く丘で、僕は、流れる雲を見る。芝に寝転んで、懐かしい歌を口ずさみながら。



今は遠い町にいる君が、もし困って泣いていても、僕の手は届かない。ここから見ている僕にできることは、何だろう?

遠い町にいる君を思いながら、この懐かしい歌が、あの雲を追いかけて、君の元に届けばいいなと考えた。

君は気付いてくれるかな?

悲しい時も、顔を上げて歩けば、

どこまでも広い青空は、僕の元まで続いていると。



きっと君は、長い道程を頑張って歩いているだろう。

だから君に、懐かしい歌を、そっと贈ろう。

懐かしい歌が、君を帰る場所に導いてくれるように。

僕は、芝に寝転んで懐かしい歌を歌う。



ずっと、ここで君が帰って来るのを待ってるよ。

優しい風が吹く、この丘で。



ありがとうございました。


…私にしては、わりとマトモなお話でしたね…(笑)

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