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幻想残酷記(休載中)  作者: 夜桜デビル
第一章 吸血鬼が住む館‐紅魔館
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吸血鬼の館 紅魔館

どうもこんばんは夜桜デビルです。一日投稿遅れてすみません。リアルの部活がキツいです…はい。さて、今回は吸血鬼の住む館 紅魔館へと向かう狂夜くん。さて、彼は無事に紅魔館に入ることかできるのか


それではどうぞ!!

「あぁ~頭がクラクラするよ」


どうも狂夜です。昨日寝ることなくお酒と煙草を飲んだり吸ったりしていたせいか二日酔いとは違うまだ酔が残っているような感覚が残っている状態です。え?言葉が可笑しい?気にしたら負けです。それにしても寝たいな…


『はぁ、あんなに飲むからだ…まぁ、アルコールと眠気は俺が半分肩代わりしてやるからさっさと準備しろ。それともう朝なんだから膝の上で寝てる霊夢を起こしてやれ』


「それもそうだね。霊夢さん起きてくださ~い」


膝の上で眠る霊夢に声をかけながら肩を揺する。ん?ホントに肩を揺すってるのかだって?そこは安心してもらって大丈夫。心を閉ざしたと同時に性欲やら欲求何かが無くなっちゃって女性の体とかもあんまり興味無くなっちゃったみたいだから。


「んん…んぅ…もう、朝?」


「うん、もう朝だよ。それとおはようございます霊夢さん」


まだ眠そうにうっすらと目を開け問いかけてくる霊夢に※作り笑い※を作りながら朝だと伝え、朝の挨拶を告げる。


「えぇ、おはよう狂夜。ふわぁ〜久しぶりに朝早くに起きたわ」


「そうみたいですね。情報からもお昼近くまで寝ていることが多いみたいですし体に悪いですよ?」


「いいのよそんな事。それよりアナタずっとここにいたの?」


「はい。霊夢さんを起こす訳にはいかなかったので深夜二時くらいにここに来たお姉さんとずっとお酒を飲んでました」


狂助に半分肩代わりしてもらっているとはいえまだ少し酔が残っているみたいで体が少し動かしにくい。


「起こしてよかったのよ?まぁ、よく眠れたしお礼くらい言っておくわ。ありがとう…」


「いいえ。そんな大したことしてないし寝心地が良かったならまた言ってくれれば急用がない限りはしてあげられますから遠慮なくいってください」


「えぇ、また近々お願いすると思うわ」


素直にお礼を言う機会がない少ない霊夢は気恥ずかしいのか照れたようにそっぽを向き頬をかく。またしてあげるとはいったが出来ればしたくないな…


「ところで霊夢さん。この辺りに吸血鬼が住んでいる紅魔館って屋敷があるって聞いたんだけどどこにある知ってます?」


「紅魔館?…あぁ、レミリア達が住んでる屋敷ね。それでその紅魔館がどうかしたの?」


「大した用ではないですがどんな吸血鬼が住んでいるのか少し見てみたくて。もし霊夢さんが連れていってくれると助かるんですが」


「そう言えば狂夜がここに来てまだ数日くらいだものね。いいわ連れていってあげるわよ紅魔館くらいなら」


「ありがとうございます。それでは僕は少し出かける準備をしてくるので準備ができたらまた来ますね」


それだけ言い残し博麗神社の屋根から空へと飛び上がりある場所はと向かった。





--------欝少年移動中--------





「到着っと」


降り立った場所は人里。あまり来たくはなかったが自宅に帰ったとしてもまだ何もないから仕方なくね…。さて、目当ての店は…っとあったあった。

道具屋と書かれた看板を見つけ中へと入る。店の中には大工道具やら日常生活で欠かせない調理道具などが売られている。もちろん現代と比べれば見た目や値段が全然違うけどね…そんなことより…よかったあった。

僕が探していたもの、それは…刀だ。少し前に村人から奪った護身用の小刀はまだ使えるのだが大きさが果物ナイフ位のものなので戦闘で使えるわけがないと言うことで新しい刀を買いに来たわけだよ。


「オジサン、ここに売ってる刀って持っても大丈夫?」


「お、その歳で刀を買いに来るなんて珍しいな。傷つけ無いなら鞘から抜いてもかまやしねぇ。好きなだけ見て触って自分にあったやつを見つけな」


「ありがとうオジサン」


カウンター?に座っているオジサンに許可をもらいおいてある数十本の刀を一つずつ見ていく。





-------欝少年見定め中-------






「よし、この刀とこの刀それとそこの小型ナイフ二つ下さい」


「おぉ、中々見る目があるじゃねぇかそんじゃお代は……」


ん?僕が買った刀はどんなだって?一つは金色の鍔の部分以外が全て黒一色、鞘に雪の結晶のようなものが彫られている刀名前は夜雪刀よせつとうもう一つは鍔が夜雪刀と同じだが鞘は赤茶一色、鞘には紅葉を表した赤の葉っぱが三枚程彫られている刀名前は秋葉刀しゅうはとうどちらも僕好みの短刀だ。小型ナイフは大体刃渡りが二十センチ全体で三十センチ位のものだ。


「それじゃ、博麗神社へに向かいましょうか」


刀をしまうために買った大きめのナイフホルダーを両足に付け短刀二本とナイフ二本をしまい飛び立つ。何故ナイフホルダーがあるのか聞いては見たがお客さんが売りに来てそれを買い取ったらしい。




----------------------




「霊夢さんお待たせしました」


「そんなに待ってないわ。それで準備はいいのかしら?」


人里から数分博麗神社へと到着。霊夢は初めてあった時と同じ場所で緑茶を啜っていた。


「はい、一応の準備はしておいたので大丈夫です」


「そう。なら、さっさと行きましょ」


飛び始める霊夢を追い僕も飛び始めた。







-----欝少年幻想郷の巫女飛行中-----






「あれが紅魔館よ」


飛行中左斜め前辺りを指差す霊夢。その方角には赤く巨大な建物があった。あれが紅魔館…思ってたよりすごいなぁ


「っと、近くで見ると更に大きいですね」


霧の湖の近くに降り立ち紅魔館を見上げる。


「幻想郷の中で一番大きいんじゃないかしら?さて、私はアンタを送り届けたし帰るわね?」


「あ、うん、助かったよありがとう霊夢さん」


飛び立っていく霊夢にお礼を言い再度屋敷と対面する。


「(霧の湖の近くだって聞いてたけど近すぎるよね…こんなに近くにあって気づかないなんて馬鹿だな僕って)」


『何行ってやがる。高校でも学年校内共に一位の成績だったくせに他人が聞いたらブチギレるぞ?』


「(それは学問でしょ?まぁ、今度からは辺りを探してから他の人に場所を聞くことにするよ)」


狂助と話しながら歩みを進め紅魔館の門が見えてくる。あれ?誰かいる…門番さんかな?

そんな事を思いながら更に歩みを進め門の前に到着。門前にはチャイナ服に似た緑色を基調とした服を着ている女の人が一人。瞳は紅く髪は濃いオレンジ色、胸はお姉さんよりも少し大きいくらいだろうか?


「こんにちは門番さん。お勤めご苦労様です」


軽く挨拶をして横を通ろうとした瞬間後ろへと体が引かれそのまま吹き飛ばされる。


「よいしょ、いきなり暴力だなんて酷いじゃないですか」


「アナタが勝手に入ろうとするからです。お嬢様から許可は得ていますか?」


「お嬢様…ここの主さんかな?初めて来たから分からないけど許可は得てないですy」


言い終わる前に僕の顔面目掛け門番さんの拳が振り下ろされる。それを見切り少し顔を逸らし躱す。


「お嬢様からの許可無しここを通ることはできません。今すぐ帰るか私に倒されて帰るかどちらがいいですか?」


「なら、三つ目の門番さんを倒して中に入るでお願いします」


ニッコリと門番さんに※作り笑い※を返した。




----------------------




「わぁ、おっと、よいしょっと」


現在門番さんの連続攻撃を回避中です。隙を小さくした分パンチの威力と速さが落ちているので回避は結構簡単ですね。そんなことを思っていると門番さんの攻撃が止んだ。


「あれ?へばっちゃったんですか?まだまだ僕は余裕ですけど?」


「少々甘く見ていたみたいです。次は本気で行きますからね!」


一瞬にして僕の目の前に移動し前蹴りを繰り出してくるが体を横に逸らし回避しガラ空きになった腹部に蹴りをお見舞いし吹き飛ばす。勢いが強すぎたのか門の隣の壁にめり込んでしまった。あ、修理費とか払わされちゃうかもな…


「くっ今のは効きましたね…」


バラバラっと瓦礫が落ちる音と共に門番さんはめり込んだ壁から体を引っこ抜いていた。


「頑丈ですね…人間だったら今頃肉塊になってる筈ですから貴女は妖怪ですね?」


「はい、貴方の言う通り私は妖怪です。更に武道に長けているので格闘での戦闘ならこれくらいへっチャラです」


再度構え直す門番さん。一発一発の単発威力なら断然門番さんの方が上だが数発ずつの複数威力なら僕の方が断然上。要するに門番さんは一発の威力で僕は手数での勝負となる。


「(さて、どうしようかな…)」


相手を倒す作戦を考えつつ僕も構え直した。


さぁ、狂夜くんVS美鈴です。次回ですがねw

取り敢えず美鈴といえば体術での格闘が強くあったので今回も少し出しつつ次回に繋げました。


それでは次回も宜しくお願いします

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