昼間からの飲酒は控えましょう 3
どうも皆さんこんばんは夜桜デビルです。またまた投稿遅れてしまい申し訳ありません。さて、今回は白玉楼内にいる霊夢と妖夢の内容を書いてみました。
そして次回は夜の宴会編へと進んでいきます。やっと大好きなフランちゃんを出せて心がウキウキです!!さて、話はこの辺にしてそろそろ本編に向かいましょう。
それではどうぞ!!
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「…何でお前がいる」
「おぉ、魂魄との戦闘お疲れさん。俺はコイツの看病中だ」
適当な部屋に入ると狂助が煙管を吹かしながら座っており、その横に少し荒い息遣いで博麗の巫女が眠っていた。
「…まさかだと思うが「残念ながらそんな甘甘な展開じゃねぇよ、ただ単に酔い潰れて寝ちまっただけだ」…そうか」
「白玉楼の中に入ってきたってことは魂魄の治療か?」
「…あぁ。…切るつもりはなかったんだがな」
「ほぅ、何かあったみたいだが詮索はしないでいてやる。それと、止血するならこれ使え」
煙を吐きながらニタリと笑う狂助が何かを投げてくる。キャッチしてみてみると少し使われた包帯だった。
「…用意がいいな」
「狂夜の治療に使ったもんが偶々ポケットに入ってただけだがな」
「…狂夜の治療?アイツが怪我を負うなんて軽く異変だと思うが?」
「いや、戦闘は理性でだから物理的なもんじゃなく狂力を多用したフィードバックでの負傷だな。まぁ、ここまで狂夜が力を使ったのは初めてだが」
「…新しく※取り込んだ※狂気の持ち主-フランドール・スカーレットか。それで狂夜に何か変化はあったのか?」
「拒否反応は今のところないがフランドールの主力が霊力だったのが関係してるのか狂力よりも霊力が増えてる。それと…背中の※アレ※もなんとも言い難いものになった」
「…もう、半分以上は人間の肌じゃなくなってるだろうな…」
狂助の話を聞きながら魂魄の服に手を掛ける。
「…一応言っておくがこっちを見るなよ?」
「わかってるっての。信用ならないってんなら後ろ向いといてやるよ」
狂助は苦笑いにも取れる表情で返答し一度腰を浮かしてこちらとは反対の方に向きを変えた。流石に男二人に見られるのは居た堪らないだろうからな。
「俺からも一応言っておくが変な気を起こすなよ?相手は気絶してんだからな」
「…治療にそんな感情を持つ程俺はイカれてない。それよりも博麗の巫女は酒に弱いのか?」
「さっき中々度数の高い酒を一気飲みしてたからな…それで酔いが回ったんだろ」
変な気遣いを受けながらも魂魄の服を脱がしていく。上に着ていた緑を基調とした服は切れた跡だけだがその下に着ている狂夜と同じようなワイシャツ?はほぼ全面に血を吸って真っ赤に染まってしまっている。
「…そうか。…思ったよりも出血が酷い…狂助何か布を持ってないか?」
「布ねぇ…これでもいいなら使ってくれ」
少し考えたあと着ている白のVネックを脱ぎこちらに投げてきた。急に言ったがまさか脱ぐとは思わなかった。
「…いいのか?他に着るものなんてないだろ?」
「服の一枚や二枚すぐ手に入るだろ。それに羽織るもんならあるしな。それよりも早く止血しろ、マジで死ぬぞ?」
「…あぁ、ありがたく使わせてもらう」
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「…こんなものか」
少しキツめに包帯を巻き、最後に縛る。無事血は止まり、傷も霊力を流し込み回復を促しておいた。夜の宴会には問題なく出られるだろう。
「終わったみたいだな」
「…あぁ、何とかな。それと悪いがお前から借りた服は血で真っ赤になってしまった」
「半人半霊じゃなかったら出血多量で死んでるレベルだろこの血の量はよ…」
借りた服を投げ返すと狂助が呆れながら苦笑いを浮かべる。
「…刀の刃が俺の長刀よりも鋭かったみたいだ。それに気づかずいつもみたいに力を入れたらバッサリと深くまで切れたんだろうな…ふぅ…」
羽織っているパーカーを魂魄にかけ、懐から煙管を取り出して咥える。
「…しかし狂夜があんな刀を持っているとは知らなかった」
「あぁ、あれはちょっとした特注品らしくてな、ハンデとしてお前の苦手な両刀、どうせ切らないだろうから切れ味がいいのをチョイスしたんだと」
「…苦手な両刀は分かるが切れ味を上げる意味がわからない」
「はは、ちょっとしたお茶目だろ」
少し苦笑い気味に答えると狂助はケラケラと笑いながら答えた。さて…
「…魂魄を頼む。もう少しすれば目が覚める筈だ」
「俺も博麗が起きるまでここにいるつもりだからいいけどよ。どっか行くのか?」
「…せっかくの宴会だ。飲めるだけ飲んでくる」
「おぉ、飲め飲め。だが、夜の宴会に出られる程度には抑えとけよ?宴会は夜がメインなんだからな」
「…考えておく」
軽く返答しゆっくりと歩き出した。
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Side change-狂助
「…そろそろ起きたらどうだ博麗?」
「…起きてるのわかってたのね」
「あぁ。静夜は気づかなかったみたいだがな」
煙を吐きながら呟くとゆっくりと博麗が体を起こす。静夜が妖夢の止血を終えた辺りから警戒したように微量の霊力を纏っていれば気づくだろう。まぁ、力を抑えている静夜は全く気付くことはなかったが…
「貴方は煙管なのね」
「唐突だな。何か問題でもあったか?」
ちらりとこちらを見たかと思うと少し腕を伸ばし人差し指で煙管を指さす。
「問題じゃないけど、狂夜は煙草なのに何で貴方は煙管なのか?って疑問に思っただけよ。それと何で吸っているのかもね」
「そうだな~気分で煙管にしてるってのが大きいな。それと吸ってる理由だが…博麗は何でだと思う?」
「そっちこそ唐突じゃない。そうねぇ…ただ単に暇つぶしかしら?」
突然の問いに若干焦りつつも理由を述べる博麗。先程狂夜が煙草を吸っているのを知っていることから狂夜が答えたものそのまま言葉にしたのだろう。
「残念ながら半分正解といったところだな。もう半分は…秘密だ」
「何よそれ。まぁ、体に悪いことをしてまでやらなきゃいけないことだってことは分かったわ」
「…今のでその答えが出るのはおかしいと思うが?」
「考えつく材料ならあるわよ?まず、体に悪いことをしなさそうな狂夜がやっていること。次に半分正解したのに残り半分は秘密にしたこと。最後に返答の際少し戸惑ったこと。まぁ、この三つかしらね」
「はぁ…お前は狂夜に似てるな。まぁ、絶対やらなきゃならないって程ではないが、やるに越したことはないからな」
少しのヒントで的確な答えをなんでもないように言ってのける博麗。まぁ、狂夜はこれよりも少ないヒントで的確に答えを出すんだけどな…。
「やらなくてもいいなら止めたら?態々自分で体に悪いことするだけ馬鹿でしょ?」
「始めたら止められないのが薬の怖いところだ。今更やめろと言われて止めれたら苦労しねぇよ」
「薬ってその煙管の中身が!?」
「ふぅ…勘違いしてるみてぇだからいっておくが煙草も薬物の類に分類されてるからな?」
「へぇ〜煙草も薬物だったのね。…って、薬物!?なら、尚更止めなさいよ!」
納得しかけた博麗だったが薬物と言う単語に気がつき焦るようにして吸うのを止めさせようと俺に言葉を投げかけるが当然俺には全くといっていい程どうでもいい事だ。
「…やめろと言ってやめれたら苦労はしてねぇって」
「そうなの?」
「薬物に中毒性があるのは知ってるだろ?煙草もその中毒性があるんだよ。止めたいと頭で思っていても身体がそれを欲する…要は相当努力しないとやめられないってことだな」
「なら、その努力をすればいいじゃない」
「はは、簡単に言ってくれるな。その努力は霊力を感じ取ることが出来ない人間が今博麗が纏っていた霊力を感じ取れる様になるくらいの努力が必要なんだよ禁煙にはな」
「…それは相当なものね。でも、止められないことはないんでしょ?」
「あぁ、頑張れば止めれるさ…いつかはな。まぁ、俺は止める気は無いが…ふぅ…」
博麗に返答しながら新しい葉を詰めて火を着ける。んぁ??葉は詰めなくてもいんじゃなかったのかだ?実際詰めなくてもいんだが風味も味もだいぶ変わるからな。まぁ、さっき静夜が投げ返してきたワイシャツに包んであった袋の中に入ってたんだがな
「ねぇ、一回だけそれかしてくれない?」
「ん?唐突にどうした、薬に興味でもあったのか?」
「興味があった訳じゃないけどそんなに落ち着いた顔してたら気になるじゃない?」
「そんな顔してんのか俺は。まぁ、予備もあるしいいけどよ、初めは煙たいだけで味なんてわかんねぇぞ?」
「え?そうなの?」
「体にとっちゃ悪影響でしかないからな」
煙草の煙だろうが煙管の煙だろうと体には悪影響でしかない。煙たいのに強い奴だろうがそれは変わらず、初めのうちは噎せたり、気分が悪くなる奴がいるみたいだしな。
「ん?それなら、アンタも初めのうちは煙たいだけだったの?」
「んゃ、俺の場合は狂夜が吸っていたからその影響で初めから味は感じれてたな。それからアンタじゃなく狂助だ…名前呼びが嫌なら狂気と呼んでくれ…他人行儀で気持ち悪りぃ」
「そんなこと気にしなくていいじゃない?まぁ、狂夜も名前で呼んでるし狂助って呼ぶわね」
「おぉ、博麗だけでもそう呼んでくれるなら助かるな。十六夜は紅魔館に行くと敬語で喋るし、西行寺も何か繕った話し方だしな「アンタも私のこと名前で呼びなさいよ!」はぁ?」
「私が狂助って呼んでるのにアンタだけ私のこと博麗って呼ぶのは納得行かないわ!」
「面倒くせぇ奴だな…分かったよ博れ…霊夢」
「そう!分かればいいのよ。それでさっきの話だけど…」
「煙管を吸わせろって話だったな…ほらよ」
ちょうど先程入れた葉が全部燃え尽きたので新しい葉を入れ、はく…霊夢に煙管を向ける。
「ありがと。でも私吸い方知らないんだけど?」
「んなこた分かってるっての。俺が教えてやるから心配すんな。まず、軽く口に咥えろ」
「ん、こう?」
「そうそう、んで、持ち方はこうだな。んじゃ、火着けっから軽く息を吸え、そんで口に入ってきた煙は全部吐き出すんだ、初めては絶対噎せるからな」
「…分かった」
煙管を受け取った霊夢が煙管を咥えたことを確認した後、懐からマッチを取り出して火を着ける。火の着いたマッチを煙管に入っている葉に近づけるとジジッと音を立てながら葉へと移る。さて、
「んじゃ、さっき言ったように煙を吐き出してから、短くゆっくりと息を吸って指示出すまで息を止める」
「ふぅ~すぅ…んっ…」
「ちゃんと煙を吸えてるな。そんじゃ、そのまま息を吐き出さないように息を吸う、いいか?ゆっくりだぞ?」
「んっ…すぅ~んぅ!?」
「煙たいかもしれんが我慢して息を吸え、肺いっぱいになったら今度はゆっくり吐き出す。何度も言うがゆっくりな?」
「…すぅ~…はぁ…」
初めの方は難なくできていた霊夢だがやはり肺に入れるところは難しいのだろう。しかしせき込みそうになるが何とか堪えてゆっくりと息を吐き出し始める。初めてにしては上手いな。
「まぁ、そんな感じだな。んじゃ、初めて煙管を吸った感想でも聞こうか」
「ふぅ~。悪くはないと思うけどやっぱり口の中はまだ煙たさが残ってる感じがするわ」
「初めてでそれなら上出来だな。普通の奴だったらせき込んで二度と吸わないなんて言ってるころだしな」
「そうなの?まぁ、味はまだ全然わからないわ」
「まぁ、そうだわな。それよりさっさと吸わねぇともったいねぇぞ?」
「え?あ、あぁまだ一吸いしかしてなかったわね」
「あんま急いで吸うと噎せるからゆっくりでいいぞ」
俺の指摘で思い出したのか再び煙管を咥え、煙を吸い吐き出す作業へと再度戻った。
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「ふぅ…煙が出なくなったわ?吸いきったのかしら?」
「全部燃えきったんだな。さて、感想を聞こうか」
霊夢が吸い始めてから数分経過し葉が全て燃え尽きた。まぁ、初めての奴が速いってのも体が可笑しいと思えるからこれくらいがちょうどいいか?
「そうねぇ…思ってたより煙たくもなかったし、何より落ち着くわ。それと、何だか薬草の匂いがしたのは気のせいかしら?」
「あの微かな匂いに気づくなんてな。霊夢の言った通りこの葉には気を落ち着かせる薬草とほんのり香る着臭料替わりにしてる薬草が混ざってるらしい。まぁ、俺は薬草なんてのは混ぜたりしないんだがな…めんどくせぇし」
「へぇ、偶に薬草詰みに行くけどそんな効果があるのは見たことないわ。それじゃあ、少し蓬の味がしたのも」
「おぉ、やっぱり気づいてたか。静夜は葉だけの味はあんまり好みじゃないらしくてな、自分の好みに合わせてアレンジしてんだよ。これは超回復の促進、リラックス効果のある組み合わせ、気遣いなんていらねぇってのにな」
「超回復?それにこれはってことは他にもアレンジしたモノがあるってこと?」
「あぁ、超回復ってのは負担をかけた筋肉や骨を更に頑丈にそれも急速に行なう体が持ってる機能のことだ。んで、葉の種類だが俺が把握してるだけでも数百種類はある。例えば傷の回復+身体能力上昇、筋力上昇+霊力上昇、体力上昇+魔力上昇って言ったところだな」
先程例えに出した葉の種類はほんの一部にも満たないもの。それにこの葉の種類は主に狂夜のステータス向上に当てられているのがわかるだろうか?傷の回復+身体能力上昇は言わなくてもわかるだろうが疑問に思うのは体力+魔力上昇。移動速度は俺や静夜よりも速く、魔力も魔刀士ではあるが普通の魔法使いの霧雨より少し多い位の量は持っている。ならなぜ?と思うが上昇とはイコールで回復ということなんだよ。説明としてはまず、上昇とは何らかの限界値を引き上げることをいうが、その引き上げの際に上昇する限界値に合わせて何らかの現在量も上昇、つまり回復するということだな。
「そんな効果がこの葉にある訳?」
「あぁ。だが、そこまで大幅に上がるわけじゃないが、常時服用してればどうなるかわかるよな?」
「少しずつではあるけど確実に服用した葉に応じた力が上昇するってことね。でも、狂夜は煙管じゃなくて紙煙草を吸ってるじゃない?」
「それはな、外の世界…現世には煙草の紙だけが売ってるんだがそれに別の葉を詰めてるんだ。だから、狂夜が吸ってるのも基本的には静夜が作った特注品の葉だ」
「外の世界には珍しいモノがあるのね。それよりも静夜は薬草に詳しいのかしら?こんな的確な力を上昇させる混合薬を作るなんて…」
「そうだなぁ…そこそこの知識はあるみたいだが大半は静夜の能力だったはずだが?」
「能力?そう言えば貴方の能力は何なの?」
「んぁ?言ってなかったか…俺の能力は【ありとあらゆる細胞を破壊する程度の能力】だ」
「…吸血鬼の妹と似た物騒な能力ね。そう言えば私の能力も言ってなかったわね。私の能力は「【空を飛ぶ程度の能力】又は【ありとあらゆるものから浮く程度の能力】だろ?」情報が早いわね」
「まぁな。それよりも俺の能力が物騒ならお前の能力は無敵だろ?」
「うーんそうかしらね?」
俺の能力、細胞を破壊する程度の能力は名前の通り物体が持っている細胞を破壊することができる能力。フランドールの【ありとあらゆるものを破壊する程度の能力】と名前が似ているが能力の発動条件や能力自体が全くと言って違う。まず、細胞を破壊すると言うのは筋肉、血液、神経、血管、臓器、皮膚、骨等と言った体を構築しているものを破壊(抹消)すること。次に使用する相手に触れていなければならないこと。時間的には約二秒間触れていると能力を発動させる条件ができる。もう少し条件はあるが基本的には二秒間触れる事が最低限の条件だ。さて、フランドールの能力と照らし合わせると…まずは、破壊できる対象。俺の能力は細胞がないものには皆無だがフランドールの能力は細胞のあるなし関係なく破壊できるのだが、フランドールの能力は目に見えているモノには的確だが目に見えない内部破壊はあまり的確ではないみたいだ。次に能力発動条件。俺の場合相手に触れ、更に二秒間の時間が必要であるのに対しフランドールは遠距離でも視界に入っていれば発動でき更に発動時間すら必要としない。纏めると俺の能力の長所は外部内部関係なく破壊できること。短所は発動時間と相手に触れなければならないことの二つだろうな。…長話もそろそろ終わりにして話を元に戻すか
「空を飛ぶ程度の能力は置いておくが、ありとあらゆるものから浮く程度の能力、要はありとあらゆるものの影響を受けないんだろ?」
「頭イイわね。そうよ、私は何者にも囚われないし流されない…博麗の巫女にとっては相性のいい能力ね」
「能力三つとは中々にチートだな。空を飛び、何からも浮き、何にも囚われないか…くくっ」
「どうしたの?いきなり笑い出して」
「んや、対したことじゃねぇよ。ただ、何ものにも囚われない博麗の巫女さんはやっぱり難易度たけぇなと思ってな」
「難易度って何のことよ?」
「今は気にしなくていいさ、それより魂魄はいつまで寝たふりしてんだ?」
「…やはりバレてしまいますか」
話を変える為先程起きた魂魄に話しかける。なんで気づいたか?バレないように霊力と気配を態々抑えてたからだな
「あら、起きたのね。…前ちゃんと隠しなさいよ…」
「え?…みょん!?…っ!」
「睨まれても困るんだが?見えないようにそれ掛けてあっただろうが」
「…これは?」
ゆっくりと起き上がった魂魄だが起き上がった際静夜が被せた黒地のパーカーが落ち包帯が巻かれた姿が露わになる。胸は静夜の気遣いからか傷とは別に両胸を隠すようにして巻かれているのが分かる。たく、余計な気遣いしやがって
「お前が負けた静夜の羽織ってたやつだ。薬品か薬草の匂いがするだろ?」
「…薬品というよりも草花の匂いがします。なんだか落ち着くような…」
「おい、霊夢。何か魂魄が匂い好きになってるんだが何か知ってるか?」
「最近あった奴の性癖なんて知らないわよ…」
「だよな…」
スンスンと静夜のパーカに顔を埋めて一人和んでいる魂魄に苦笑いをしながら霊夢の方を見ると案の定苦笑いを浮かべていた。さて、
「んじゃ、魂魄も起きたことだし俺は宴会の方に赴くとするわ。いろいろあり過ぎて何だかんだ一滴も酒飲んでねぇからな」
「あら、そうなの?私はもう大丈夫だからいっていいわよ」
「ご迷惑をおかけしました」
「おうおう、そんなかしこまらなくていいっての。そんじゃ、また夜の宴会でな」
掌をひらひらさせる霊夢と律儀に頭を下げる魂魄に苦笑いを漏らしながら屋敷の外へと向かった。
さてさて、なぜか霊夢さんが喫煙していますが、私がそれを許した(かくことにした)のにはまぁ理由がありますがそれは追々分かります。それにしても妖夢さんの匂いフェチ設定は見てくださっている皆様に検討してもらえれば助かります。
長話になりそうですのでここで締めます。
それでは次回もよろしくお願いします!!




