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異世界列強日本国  作者: ゼロミックス
ベナウム王国編
6/53

5話 要塞都市ベルゼル

《注意》


この小説はあらゆる民族・国家・戦争・宗教・主義・思想を陥れる意図はありません。

非難するような事があると思いますが、全てストーリーに関するものなので、広い心で見てくれたら幸いです。


この作品はキャラクターが多く登場するのと、社会系.軍事系の単語などの名前が出て来ますが、キャラ名は基本シンプルか覚えやすそうな名前にします。

社会.軍事の物は後書きで分からない人や、初心者向けに大まかな簡単説明をいたしますのでもうとっくに知っている人は見なくて構いません。


最後に、この小説は基本終わりがありません。思い付く限り書く感じなのでそこのとこよろしくお願いいたしますm(_ _)m


出来れば自己紹介・設定紹介を見た方が分かると思いますが、ネタバレになりますので嫌な人は見なくて構いません。


5話 『要塞都市ベルゼル』


零地は森の調査中(ちょうさちゅう)に助けたエレー.マティナ.ランデス.ダナト.ヴァルダ達を車に乗せ、目的地(もくてきち)である『要塞都市(ようさいとし)ベルゼル』へと向かって車を走らせていた…

(車内での会話)


エレー「この馬車(ばしゃ)…じゃなくて、えーと…」


零地「車な」


エレー「そう!クルマ! 普通(ふつう)馬車(ばしゃ)なんかより乗り心地(ここち)がすごく良い!」

ダナト「しかもはえーーーー!!」

マティナ「こんな乗り物があるなんて…世界は広いもんだな」

ランデス「これどうやって動いてるんですか?」

ヴァルダ「…」(外を見てる)


零地「おい! 喋るのは良いが、ヴァルダみたいに座ってろ! 危険だ!」


エレー「はーい…」

ランデス「はーい…」

ダナト「ほーい…」

マティナ「すみません…」


ダナト 「…あのさぁ、この上の少し空いた空間はなんだ?」


零地 「ん?機銃の事か?」


ダナト 「き…キジュウ?…」


零地 「お?、着いたんじゃないのか?」


エレー 「早くない?!」

マティナ 「は…早い…」

ランデス 「凄い…」


零地 「んじゃこいつは(クーガーJ)ここに隠して街に入るぞ」


ダナト 「えっ?置いて行くのか?」


零地 「当然だろ、住民を怖がらせたらどうするんだ?それに怪しまれて兵士にでも捕まっちまったら色々面倒だろ?」


ダナト 「それは…そうだな」


零地 「ほら行くぞ〜!」(少しワクワクしてる)



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

紹介 『要塞都市ベルゼル』

主な産業は農業・鉄鋼業・商業

全人口 12万人

民間人の人口 4万人

軍人の数 8万人

この街の1番の特徴は地下約140m下に巨大な空間があり、採掘場・地下都市になっている。そうゆうのがあり約4週間立てこもれるように設計されたベナウム王国の主要都市だが、ハーランド将軍率いるアルディア軍のクーデターにより兵士が減りさらに攻撃などを受け街も指揮もボロボロである

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



ベルゼル内ギルド受付場


受付人「達成を確認。こちらが報酬金(ほうしゅうきん)です」


エレー「ありがとうございます。えーと…32…」


ダナト「もうちょっと高くても良いのにな〜」


マティナ「文句言わない! ありがたいと思え!」

ダナト「すんません…」


ランデス「どうします?今回の報酬(ほうしゅう)を何に使うんですか?」


エレー「零地さんのおかげで達成しましたし、何か奢りましょう」


零地「おっ? 良いのか?」


エレー「お礼です。遠慮(えんりょ)しなくて良いですよ」


零地「ならお言葉に甘えて」


そしてお店でご飯を食べ、その後はベルゼルのあちこちを紹介してもらい、ベルゼルの一番の見所(みどころ)地下都市へと案内してもらった


零地「へ〜え、地下だと思って狭苦(せまくる)しいと思ってたけど意外(いがい)大空間(だいくうかん)だったのか」


エレー「私も初めて見た時凄く驚きました!」


零地「これはこれで幻想的だな〜。…ん?」


零地は紫色の禍々(まがまが)しい(いけ)を見つけエレー達に(たず)ねる


零地「なんだあれ? やけにしい禍々(まがまが)しい(いけ)だな」


エレー「あ〜、あれに近ずくのやめておいたほうが良いですよ?」

ダナト「あれ魔人の血って言われてんだ」

ランデス「触らなければ安全ですけど、ちょっとでも触れたらそこから腐敗(ふはい)していっちゃうんですよ!」

マティナ「だから誰も近ずかないんです」


エレー「だから零地さんも近ずk…」


エレーが警告(けいこく)しようした時にはもう遅く、零地はガラス(びん)に魔人の血と呼ばれる液体(えきたい)をすくっており、それを見たエレー達は驚愕(きょうがく)


ダナト「あっ!!」

ランデス「ちょ!!」

マティナ「ええ!!」

エレー「ちょっと何してるんですか零地さん!?」


零地「ん? いやお国の方々(かたがた)から出来るだけこの世界も物を回収(かいしゅう)しろって言われてるんだ。だからこのビンに入れて持ち帰るんだよ」


エレー「いやいやいや!! 私達の話し聞いてました?! 触ったらそこから…!」


零地「腐るんだろ? 触らなければ大丈夫(だいじょうぶ)だろ?」


エレー「…零地さん、人から心配(しんぱい)されたことありますか?」


零地「たまにされるな…(泣)。特に五感(ごかん)がバグってるってよ…」トホホ…


魔人の血を(すく)


零地「…ほら取ったぞ。どうだ?」(魔人の血を近ずける)


ランデス「あぁぁぁ!?!」

ダナト「どはァァァァ!?!」

マティナ「ぎゃあああ!?!」

エレー「やめて下さい!?! それを私達にそれを近ずけないで下さい!!?」


零地「ハハハ! 良い反応(はんのう)をしてくれるな〜」(笑)


一同「…」(#^ω^)ピキ


(ワン) (ツー) ・《スリー》


零地「やめろやめろやめろ!?!? 謝る!!! 謝るから離してくれ!!!」(手を(おさ)えられ魔人の血に入れられかけている)


エレー「零地さん? 世の中やって良いこととやってはいけないことがあって教えられませんでしたか??」(怒)


零地「すまんかったからやめろ!! マジでシャレにならねぇぞ!!!? やめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


その後許してもらった


零地「はぁ…はぁ…マジでシャレにならねぇって…」(疲)


エレー「自業自得(じごうじとく)です」

マティナ「(ばつ)です」

ランデス「やられて仕方ありません」

ダナト「やられて当然(とうぜん)


零地「(まだリンチ受けてるなぁ…)」(汗)


マティナ「ニホン人は無神経(むしんけい)命知(いのちし)らずなのですか…??」

ダナト「意外(いがい)好戦的(こうせんてき)なのかもしれない」


零地「(それは(さむらい)じゃ…!)」


そしてその後、エレー達にベルゼル内を案内(あんない)してもらい、夜になったため宿に戻り、その日を越した。

次の日…


零地「おはよう。皆なにしてるんだ?」


エレー「おはようございます! 次の依頼(いらい)はなにを受けるか話し合ってた所です」


零地「依頼(いらい)を??」


エレー「はい! 再挑戦(さいちょうせん)です!」


零地「…つまり失敗(しっぱい)して逃げてきたんだな…?」(汗)


エレー「うっ…」

ダナト「それ言わないで…」


零地「ハハハ…それとそれが終わった後はなにを?」


エレー「その後は数日後(すうじつご)に次の街に移動(いどつ)するつもりです」


零地「なるほどな。…なぁ昨日(きのう)寝る前に考えたんだが、俺もギルド?で活動(かつどう)できるか??」


エレー「えっ? 興味(きょうみ)湧きました??」


零地「興味(きょうみ)…っていうか情報(じょうほう)収集(しゅうしゅう)しやすそうだったからな」


エレー「そっち目的(もくてき)でしたか…(汗)。じゃあ皆、零地さんを連れていくから待ってて」


マティナ「分かりました」

ダナト「ほーい」

ランデス「行ってらっしゃーい!」


そしてギルド場へと連れて行ってもらい、登録(とうろく)を終わらせ、来た時とは違う道を歩きながら話して宿に向かう


零地「ギルド登録(とうろく)って意外(いがい)とすぐ終わるんだな」


エレー「えぇ誰でもなれるようになっているんです。けどそのせいで時々(ときどき)変な人達もいるんですけどね」(笑)


零地「けど数時間かかるより全然良い。日本の役所(やくしょ)にも見習って欲しいぐらいだわ」


エレー「ハハハ…(汗)。…あーー!!」


零地「どうした!?」


零地はびっくりしてエレーの方を見ると、エレーは店で売られている商品(しょうひん)にキラキラした目で


エレー「このスライム可愛いーーーー!!」


零地「驚かせるなよ…」


エレー「ごめんなさい。けど可愛いですよね? 1匹欲しいですけどお金がないんよねぇ〜」


零地「…なんなら今度(こんど)買ってやろうか?」


エレー「えっ! 本当(ほんとう)ですか!?」


零地「あぁいつになるかは分からんがな」


エレー「それじゃその時まで待ってますよ!」


零地「期待(きたい)されち待ったな〜(笑)。 ほら早く戻るぞ、皆が暇してるだろうし」


エレー 「そうですね! マティナに怒られちゃいますし!」


そしてすぐ宿に戻り、皆のいる食堂(しょくどう)へ行くと(あん)(じょう)マティナがキレ気味(ぎみ)


マティナ「どこで道草(みちくさ)くってたんですか!!? 心配(しんぱい)したんですよ?!!」(怒)


エレー「ご…ごめん…」


ランデス「まぁマティナさん落ち着いて下さい。無事(ぶじ)に戻って来たんですし、それに零地さんが一緒(いっしょ)なら安全(あんぜん)ですよね?」


マティナ「それは…そうだが…」


零地「なんという期待感(きたいかん)…」(汗)


ランデス「それより依頼(いらい)ですよ! 早くご飯を食べて終わらせましょう!」

ダナト「そうだよ、早く終わらそ!」

エレー「それが良い!」


零地「皆やるのか? んじゃ手伝(てつだ)うか〜」


全員(ぜいいん)朝食(ちょうしょく)を取り、再挑戦(さいちょうせん)として(ふたた)依頼(いらい)を受けに行くのであった…


そしてその頃、日本の国会(こっかい)では憲法九条改正案けんぽうきゅうじょうかいせいあんで大きく揉めていた…



(野党)

日本人民党員「総理!! なぜ憲法九条(けんぽうきゅうじょう)改正(かいせい)する必要(ひつよう)があるのですか?! 総理は戦争(せんそう)を望んでいらっしゃるのですか?!!」


山本総理「良いですか? 今この世界には我が国を守ってきたアメリカがいないのです!! いなくなったのであれば我々(われわれ)我々(われわれ)自信(じしん)自分達(じぶんたち)を守らなくてはならないのですよ?!。 ですので今回(こんかい)自衛隊を正式(せいしき)国防軍(こくぼうぐん)として認める憲法九条改正案けんぽうきゅうじょうかいせいあん必要(ひつよう)なのです!!」


(野党)

国家連集(こっかれんしょう)員 「在日米軍(ざいにちべいぐん)がいるじゃないか!! 彼らに任せれば良いんだ!!」


山本総理「何を言っているのですか!? 彼らは祖国(そこく)を失ったんですよ?! そして今は在日米軍(ざいにちべいぐん)から我々(われわれ)に助けを求められているです!。なので我々(われわれ)がやらないといけないのですよ!!」


(野党)

国民自由の党員「我々(われわれ)日本国の軍事力で他国を侵略(しんりゃく)する気じゃないんですか?!!」


山本総理「侵略(しんりゃく)する気なんて待ったくもってありません!! これは日本国生存(せいぞん)の為の改正案(かいせいあん)なのですよ?!。 確かに現地(げんち)調査(ちょうさ)の為に派遣(はけん)準備(じゅんび)はしていますが、侵略(しんりゃく)ではありません!!」


(野党)

日本人民党員「外交(がいこう)の話し合いで解決(かいけつ)すればよろしいじゃないですか!!」


山本総理「考えてみて下さい?! 前の地球では外交(がいこう)完全(かんぜん)解決(かいけつ)してましたか?! 出来(でき)なかったでしょう!! それなのにこの乱戦(らんせん)した世界でそれが通用しますか?!」


(野党)

国家連集(こっかれんしょう)員「そう言って嘘だったらどうするんですか!! その時にあなたは責任(せきにん)を持てるんですか!?」


山本総理「もちろん覚悟(かくご)があって言っているのです!!」


(与党)

日本産業党大臣「皆さん!! ここは争ってる場合(ばあい)ではありません!!。 確かに野党の皆様(みなさま)がそう思うのも無理(むり)はありませんが、現実(げんじつ)を見てください!! 資源(しげん)も入らずこの世界がどんな世界なのか分からない!。国民は(つね)安心(あんしん)できる情報(じょうほう)行動(こうどう)を求めてきているのです!。 あなた方はそれを知って発言(はつげん)しているのですか? 分かりもせず勝手(かって)に決めつけないで下さい!! そして今まで守ってくれる米国もいないなら、自分の身は自分で守らないといけません!! 何か会ったら私達が責任(せきにん)を取ります!! なので分かって下さい!!」


(野党)

国家連集(こっかれんしょう)員「し…しかし、我が国は平和(へいわ)を守り通さなければならないのですよ!?」


(与党)

日本産業党大臣「敵軍が攻めてきたら同じ事を言えますか?!」


(野党)

国家連集(こっかれんしょう)員「それは…」


与党

日本産業党大臣「では憲法九条改正案けんぽうきゅうじょうかいせいあん内容(ないよう)を…」


山本総理「神正防衛大臣…」(小声)


神正防衛大臣「それでは憲法九条改正案けんぽうきゅうじょうかいせいあん内容(ないよつ)を話します…


『日本国は防衛目的の為の軍事組織・防衛組織の保有を認める』

『日本国は個別的自衛権を守らなくてはならない』

『降伏させた国は正当な理由が無ければ併合・傀儡・占領を禁ずる』

『同盟国が攻撃・占領・侵略・宣戦布告を受けた場合、同盟国からの要請があれば戦いへの参加を認める』

『日本国への軍事的な領土・領海・領空内に入ったらそれを宣戦布告とする』

『日本国は戦争違反(戦争犯罪)をけして侵しす事は認めない』

『非核化三原則を守り抜くこと』


そして最後に…


『核兵器やそれ同等に匹敵する物を持つ国がある場合、武力行使に及んでも構わない』


…以下この条例で改正致します」


日本改革党員「これに意見や異議(いぎ)はありますか?」


(野党)

日本人民党員「待って下さい!! 最後にあった『核兵器やそれ同等に匹敵する物を持つ国がある場合、武力行使に及んでも構わない』とありますがそれは他の内容(ないよう)全てを否定(ひてい)する物ではありませんか!?」


神正防衛大臣「そうかも知れません…しかし、我々(われわれ)日本はこの世界の先端(せんたん)に立たなければなりません。その為に我々(われわれ)は地球のような姿にしてはならない義務(ぎむ)があります!!」


(小声)

山本総理「…おい、終わらせろ」

日本改革党員「はい…」


日本改革党員「…ではそうゆう事です。これで憲法九条改正案けんぽうきゅうじょうかいせいあんは終了いたします!!」


無理矢理(むりやり)ではあるが憲法九条改正案けんぽうきゅうじょうかいせいあん可決(かけつ)し、これでついに自衛隊は日本の国防軍(こくぼうぐん)として正式(せいしき)に決まった。これは日本防衛だけではなく、零地達の活動(かつどう)も更にやりやすくするメリットでもあった。しかし日本はこの憲法(けんぽう)後々(あとあと)苦しい選択(せんたく)をせばまれる事をこの時の日本や総理達、零地達は知る由もなかった…







憲法内容とかを変えるとか大変だなこれ…



『併合』とはB国がA国の領土の一部になることで、戦争や話し合いや国民投票(国民が自分の国の将来を自分達で決めること)などがある。


『傀儡』とは誰か・どこかのゆうことを聞くあやつり人形のこと。


『戦争違反(戦争犯罪)』とは大まかに、

1.民間人への攻撃をしてはいけない

2.その国の文化・国宝などを破壊・奪ってはいけない

3.捕まえた捕虜を裁判無しで殺してはいけない

などである


『軍事的実効支配』とはちゃんとした話し合いをせず、領土などを軍事的に奪うことである。

現在の日本の場合、北方領土.サハリン州.竹島などである。




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