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異世界列強日本国  作者: ゼロミックス
フェールゲルグ帝国編
52/53

フェールゲルグ帝国との和平協定

さすがにそろそろ投稿(とうこう)しないとまずい…っと思って投稿(とうこう)致しました( ^_^ ;)


過去(かこ)投稿(とうこう)した話の修正(しゅうせい)って結構(けっこう)きついな…(--;)




アデュル村事件(じけん)の後、このことはユーラナンスとの国境(こっきょう)ラゲル大将軍の耳にも届いており、予定(よてい)を狂わされて(いか)っていた


帝国大将軍ラゲス「なんてことをしてくれたんだ!!」


イスを壁に投げ飛ばす


(イスが壁に叩き付けられ壊れる音)

バコーン!!!ガラガラガラ…


サイル大陸軍将「……全滅(ぜんめつ)した軍の指揮(しき)していた司令官は(すで)に死んでおります。派遣(はけん)命令(めいれい)を出した(しょう)は生きております。(ばつ)を与え致しましょうか?」


帝国大将軍ラゲス「…処刑(しょけい)しろ」


サイル大陸軍将「ハッ。ご家族(かぞく)もおられるようですが、そちらはどう致しましょう?」


帝国大将軍ラゲス「…一家(いっか)流罪(るざい)(島流し)だ。それがせめてもの(なさ)けだ」


サイル大陸軍将「ハッ。ではすぐに(ばつ)を与えます」


その場にいる兵士に命令(めいれい)する。

ラゲル大将軍は深くため息をして()を落ち着かせ


帝国大将軍ラゲス「………帝国内とニホンの動きは?」


サイル大陸軍将「ハッ。あの村の戦闘(せんとう)以後(いご)、帝国内はどこも騒然(そうぜん)としており、帝国への信頼(しんらい)忠誠(ちゅうせい)は怪しくなっております。独立(どくりつ)派の力もましております」


帝国大将軍ラゲス「帝国は崩壊(ほうかい)への道に進んでいるのか…」


サイル大陸軍将「…それと帝国が荒れ始めたのと同じくしてニホンから和平(わへい)協定(きょうてい)提案(ていあん)が届きました」


帝国大将軍ラゲス「ニホンが?? ()け込んできたか…」


サイル大陸軍将「えぇ。今はニホンを相手(あいて)している場合(ばあい)ではありません。最低限(さいていげん)の兵を残し、すぐに帝国維持(いじ)を…」


するとラゲス大将軍は大笑(おおわら)いをし始める


帝国大将軍ラゲス「あははははははははははははははははははは!!!」(笑)


ラゲス大将軍が大笑いし、サイル大陸軍将は困惑(こんわく)する


サイル大陸軍将「しょ、将軍? 何がそんなにおかしいので…??」


帝国大将軍ラゲス「これは…逆に絶好(ぜっこう)機会(きかい)だと思わないか??」


ラゲス大将軍の考えがイマイチ分からず聞いてみる


サイル大陸軍将「どんな…機会(きかい)でありますか…?」


帝国大将軍ラゲス「分からんか? 一言(ひとこと)で言うとニホンはこの和平(わへい)国内(こくない)が荒れる。あの島を割譲(かつじょう)させることでな」


帝国領土(りょうど)を明け渡すことに対してサイル大陸軍将は凄く驚く


サイル大陸軍将「わ、我らの偉大(いだい)な帝国領土(りょうど)を敵国に明け渡すのですか!!? そんなことをしてしまわれますと帝国内からの信頼(しんらい)は地に落ちますよ!?」


帝国大将軍ラゲス「バカもん。私だってそんな無抵抗(むていこう)に明け渡す訳ではない」


サイル大陸軍将「…っと言いますと??」


帝国大将軍ラゲス「(じゅん)帝国領土(りょうど)の『 あ の 島 ( ・ ・ ・ )』を渡すんだ」


サイル大陸軍将「(じゅん)帝国領土(りょうど)と言いますと…あの島(・・・)ですか?!!」


帝国大将軍ラゲス「そうだ。考えてもみろ? 内政(ないせい)安定(あんてい)理由(りゆう)にしてあの島(・・・)を渡すんだ。すると日本は(うたが)いはするが、貰うしかなくなる」


サイル大陸軍将「な、なるほど…あの島(・・・)はアレバジアと近い所にありますし、アレバジアへの防波堤(ぼうはてい)にさせる…」


帝国大将軍ラゲス「それにニホンはこの世界の絶対的な規則(・・・・・・)を未だ知らない。あの島に手を出してはならぬことも…」


サイル大陸軍将「それを知らないニホンはアルデール大陸への足がかりを増やす為に(おの)ずと島に上陸(じょうりく)し、町や基地(きち)を建てる…」


帝国大将軍ラゲス「それに一切(いっさい)掘り出されていない金に目がくらんで堀だそうとする」


サイル大陸軍将「すると必然的(ひつぜんてき)にニホンは彼ら(・・)と戦うことになる…」


帝国大将軍ラゲス「全ての面倒事(めんどうごと)をニホンに押し付ける事が出来る。完璧(かんぺき)だと思わんか??」


サイル大陸軍将「しかし、ニホンもバカではありません。勘づいて島の割譲(かつじょう)拒否(きょひ)するかも知れませぬ」


帝国大将軍ラゲス「それなら他の複数(ふくすう)の島も同時(どうじ)に渡せばいい。管理(かんり)面倒(めんどう)のをな?」


サイル大陸軍将「…ニホンは乗ってくるのでしょうか??」


帝国大将軍ラゲス「乗るさ。ニホンは戦争(せんそう)知識(ちしき)が足りていみたいだからな」


サイル大陸軍将「しかし…ニホンの技術(ぎじゅつ)本物(ほんもの)です。仮に報復(ほうふく)でもされたら…」


帝国大将軍ラゲス「いや、ニホンは絶対(ぜったい)してこない。それにニホンは突発的(とっぱつてき)なことには対処(たいしょ)出来ないみたいだ。短期的(たんきてき)なこともな?」


サイル大陸軍将「なぜ…分かるのですか??」


帝国大将軍ラゲス「これを見ろ」


ラゲス大将軍がテーブルの上に1冊(いっさつ)の本を投げるように置く


サイル大陸軍将「・・・これは?? 見慣れない字で書かれているようですが…?」


帝国大将軍ラゲス「ニホンの政治(せいじ)事情(じじょう)(しる)された本だ」


サイル大陸軍将「ええ!!?」


サイル大陸軍将は驚き過ぎて立ってしまう


サイル大陸軍将「国の政治(せいじ)事情(じじょう)を記した本なんて…国家(こっか)機密(きみつ)じゃないですか!? そんなものをどこで…?!!」


帝国大将軍ラゲス「沿岸(えんがん)漂流(ひょうりゅう)していた。ニホン語に似ていたから翻訳(ほんやく)させた…ら、これだった」


サイル大陸軍将「ひょ!、漂流(ひょうりゅう)…どんな管理(かんり)をすればそんな国家(こっか)機密(きみつ)な物を…!!?」


帝国大将軍ラゲス「それがニホンの面白い所だ。どうやらニホンは政治(せいじ)事情(じじょう)を民に教え、広げても構わない国のようだ」


サイル大陸軍将「そ、そんな自殺行為(じさつこうい)をする国だったとは…」


帝国大将軍ラゲス「価値観(かちかん)の違いだな。まっ、私はこれを利用(りよう)する。これからとっても…楽しくなるぞ…?」(ニヤリ)



━━━━━━━━━━━━━━━

(※ここから文書が長くなります)


そしてそれから1週間のあいだで、フェールゲルグは四国間(日本 ユーラナンス アルディアム アレレスト)との和平(わへい)交渉(こうしょう)及びに和平(わへい)協定(きょうてい)が行われ、戦争(せんそう)は終わった。


日本はこの和平(わへい)協定(きょうてい)でフェールゲルグに主権(しゅけん)領土(りょうど)尊重(そんちょう)と、賠償金(ばいしょうきん)代わりに6つの小さい無人(むじん)列島(れっとう).諸島(しょとう)、2つの小さい友人列島(ゆうじんれっとう)獲得(かくとく)した。


交渉(こうしょう)で日本は逆にユーラナンスとフェールゲルグの国境(こっきょう)の間に中立地帯(ちゅうりつちたい)(もう)けることになった。


それともう1つ、フェールゲルグからの要求(ようきゅう)で、日本はアルデールのパワーバランスを乱した責任(せきにん)として、率先(そっせん)してパワーバランスの安定化(あんていか)も任されることになる。



しかし日本は6つの『ローヴァテリェバー(とう)(諸島(しょとう))』&『ペシヘモチバーウゴペ(とう)(諸島(しょとう))』(2つとも小さい諸島(しょとう)でもある)に眠る膨大(ぼうだい)(きん)()た。その量はなんと日本の国家予算(こっかよさん)を軽く上回(うわま)る程の量である。


日本政府はその莫大(ばくだい)な量の(きん)未来(みらい)()け、調査(ちょうさ)開発(かいはつ)民間企業(みんかんきぎょう)委託(いたく)し共に進めることになる。


2つの有人(ゆうじん)諸島(しょとう)に関しての情報(じょうほう)は、全く発展(はってん)しておらず、農業(のうぎょう).漁業(ぎょぎょう)知識(ちしい)皆無(かいむ)(ひと)しい農民(のうみん).漁民(ぎょみん)だらけである。



━━━━━━━━━━━━━━━


そして和平(わへい)協定(きょうてい)が終わり日本政府は現状(げんじょう)確認(かくにん)や、フェールゲルグの動向(どうこう)のことで、招集(しょうしゅう)されていた


山本総理「う〜む…フェールゲルグとの和平(わへい)は叶ったが、正直(しょうじき)叶うとは思わなかったなぁ」


副総理「しかも領土(りょうど)()(わた)して来たのも予想外(よそうがい)でしたね。(うわさ)では敗戦(はいせん)したとしてでも領土(りょうど)を守ると聞いていたのですがね」


竹春(たけはる)外務大臣「それにパワーバランスの維持(いじ)や、辺境(へんきょう)の地や未開(みかい)領土(りょうど)を渡すなど、フェールゲルグは我々(われわれ)面倒事(めんどうごと)を押し付けたように感じます」


神正 三郎(しんじょう さぶろう)防衛大臣「それだけじゃない。フェールゲルグは戦争(せんそう)が起こっても戦地(せんち)として扱わない中立地帯(ちゅうりつちたい)(もう)けた。明らかに将来(しょうらい)攻めてくる動きを見せながらな?」


官房長官「しかしながら、総理はなぜ彼らの要求(ようきゅう)をほとんど()んだのですか??」


山本総理「…理由(りゆう)はな、速やかに戦争(せんそう)を終わらせ、現地(げんち)調査(ちょうさ)国交(こっこう)樹立(じゅりつ)効率(こうりつ)よく進る。特に海自(かいじ)()いて他大陸の調査(ちょうさ)(おこな)う」


神正 三郎(しんじょう さぶろう)防衛大臣「なら素早(すばや)(おこな)った方が良いな。旧太平洋側の調査(ちょうさ)は進んでいないからな」


副総理「誰か(あん)がある者はいないか?」


文部科学大臣が手を上げる


文部科学大臣「それなら人工(じんこう)衛星(えいせい)を打ち上げてみては?? フェールゲルグの動きが分かるようになりますし、世界中の調査(ちょうさ)(はかど)ります」


この回答(かいとう)に山本総理は腕を組んで


山本総理「私もそれを考えたんだがなぁ。1から作らなくてならないことを考えると衛星(えいせい)の打ち上げはできん」


総務大臣「そもそもどうやってロケットの部品(ぶひん)を集めるんだ?? 燃費(ねんりょう)ならまだしも…」


山本総理「宇宙機関(きかん)内閣府(ないかくふ)設置(せっち)すれば良いが、人材(じんざい)がなぁ…」


神正 三郎(しんじょう さぶろう)防衛大臣「衛星(えいせい)があればフェールゲルグの動きも分かりやすくなるんだが…」


統合幕僚長「それ以外(いがい)でも捗ることがたくさんあります。本当は今すぐにでも打ち上げたいですがね…」


その場が「う〜ん…」な感じの雰囲気(ふいんき)になる


経済産業大臣「……1つ、方法(ほうほう)がありますが…?」


山本総理「方法(ほうほう)があるのか?」


経済産業大臣「種子島(たねがしま)一機(いっき)、宇宙ステーションへ物資(ぶっし)を送るロケットがあります。それを衛星(せいせい)に作り()えればいけます」


山本総理「確かに…いや、しかし、もう組み立てられて発射場(はっしゃじょう)にあるんだろ? いくら日本人が改造(かいぞう)改良(かいりょう)が上手くてもそれはさすがに出来んだろぅ…?」


経済産業大臣「確かに無茶(むちゃ)ぶりになりますが、方法(ほうほう)はあります。神正(しんじょう)殿、確か自衛隊には偵察衛星(ていさつえいせい)があったはずです。それと()()えすれば良いんです」


それを聞いて神正(しんじょう)防衛大臣は驚きながら


神正 三郎(しんじょう さぶろう)防衛大臣「まってくれ! 君が言っている偵察衛星(ていさつえいせい)試験運用(しけんうんよう)型だ! そもそもテスト段階(だんかい)までいっていない!」


経済産業大臣「けど動くんですよね?」


神正 三郎(しんじょう さぶろう)防衛大臣「動きはするが…想定外(そうていがい)のことも()こるかもしれない。保証(ほしょう)はできん…」


すると話を聞いていた山本総理が


山本総理「良いじゃないか三郎(さぶろう)、やってみよう」


更に神正(しんじょう)防衛大臣は驚いて


神正 三郎(しんじょう さぶろう)防衛大臣「何を言っているんですか総理!? 偵察衛星(あれ)を失ったら…!」


山本総理「分かっているさぁ。偵察衛星(あれ)を失ったら今後(こんご)10年間(約)は民間衛星(みんかんえいせい)さえ作れなくなるってことぐらいな…? (理由 資源(しげん)がなくて作れない)。だが、打ち上げた方が戦略的(せんりゃくてき)にも良いし、外国(がいこく)我々(われわれ)国力(こくりょく)を見せつけることもできるし、電波(でんぱ)を使えるようになれば国民もおおいに喜ぶ。メリットがデカい」


神正 三郎(しんじょう さぶろう)防衛大臣「そうだがぁ…」


山本総理「それに元々(もともと)偵察衛星(あれ)は使い捨てな感じで作っていただろ? 別に問題(もんだい)はない」


神正 三郎(しんじょう さぶろう)防衛大臣「……はぁ、分かった。手配(てはい)しておこう」


山本総理「責任(せきにん)は私が取っとこう。では任せたぞ?」



そして次に新島(しんとう)領土(りょうど)の話に(うつ)


竹春(たけはる)外務大臣「有人島(ゆうじんとう)のことでなのですが、新たに得た有人島(ゆうじんとう)の『オーオム(とう)(列島(れっとう))』と『メセカス(とう)(列島(れっとう))』が自治権(じちけん)を求めて来ております。」


山本総理「与えてやれ。それがベストだろぅ」


竹春(たけはる)外務大臣「…どれぐらいの自治権(じちけん)を与えるのです…??」


山本総理「う〜ん…外交権(がいこうけん)軍事(ぐんじ)保有権(ほゆうけん)は持たせず、あとは奴隷制度(どれいせいど)廃止(はいし)ぐらいだなぁ。それ以外(いがい)は自由だ」


竹春(たけはる)外務大臣「分かりましたが…総理、あそこは一言(ひとこと)で言うと酷い所です。農業(のうぎょう).漁業(ぎょぎょう)知識(ちしい)のない人達がたくさん住んでいます。それで自治権(じちけん)を与えるのはさすがに無責任(むせきにん)なのでは…?」


山本総理「う〜む、確かに一理(いちり)あるな。あまり干渉(かんしょう)などはしたくはないが、ある程度(ていど)はできるようにしておけ。自治権(じちけん)最低限(さいていげん)発展(はってん)してからにしとけ」


竹春(たけはる)外務大臣「分かりました。スェレントの方はどう致します? あちらは準備(じゅんび)出来ていると言っていますが?」


山本総理「同じタイミングでやるように」


竹春(たけはる)外務大臣「はい。いくらか妨害(ぼうがい)があるかもしれないが、慣れてますのでご安心を」


山本総理「そうか(笑)。 では任せた」



すると山本総理がフッと気付く


山本総理「そういえば…新しく()無人島(むじんとう)和名(わみょう)はつけているのか? そもそも元の名前はなんだったか…??」


島の名前(なまえ)を忘れた山本総理に総務大臣が答える


総務大臣「『クシャワ(じま)(列島(れっとう))』。『サラサタ(しま)(列島(れっとう))』。『レーネル(じま)(諸島(しょとう))』。『ヒ(とう)(列島(れっとう))』。そして最後にペシ…『ペシヘモチバーウゴペ(とう)(諸島(しょとう))』『ローヴァテリェバー(とう)(諸島(しょとう))』です」


山本総理「日本人が発音(はつおん)しずらい名前もあるなぁ」


総務大臣「改名(かいめい)した方が良いかも知れません」


山本総理「なら任せても良いか??」


総務大臣「やっと来ましょう」


そしてこの後も色々(いろいろ)話し合われた。会合(かいごう)が終わり、各寮(かくりょう)達が自分の仕事場(しごとば)に戻ったが、ある1人の大臣が忘れられた大事(だいじ)なことで悩んでいた


(公用車(こうようしゃ)の中)


若くして選ばれた復興(ふっこう)大臣(年齢 29)

水谷(みずたに) 公平(こうへい)

水谷(みずたに)復興大臣「…」((うつむ)いている)


復興庁官「…どうしたのですか?? 会合(かいごう)で何かありましたか??」


水谷(みずたに)復興大臣「…全員(ぜいいん)忘れている。異界(いかい)のことや内政(ないせい)のことばかりで肝心(かんじん)なことを忘れている…」


復興庁官「つ、つまり…??」


水谷(みずたに)復興大臣「全員(ぜいいん)移転震災(いてんしんさい)』のことをすっかり忘れている。あれは自然的(しぜんてき)災害(さいがい)なのか、それとも人為的(じんいてき)災害(さいがい)なのかを調べもしていない」


復興庁官「ですが、政府(せいふ)は色々なことが重なっています。調べる(ひま)がないのかと…?」


水谷(みずたに)復興大臣「その辺は理解(りかい)している。だが…元凶(げんきょう)は調べないといけない。…我々(われわれ)でやるぞ」


復興庁官「わ、我々(われわれ)だけで…!? しかし私達は国の復興(ふっこう)担当(たんとう)ですよ? 専門外(せんもんがい)です!」


水谷(みずたに)復興大臣「だが、他の機関(きかん)は頼れない。人と資金(しきん)を集めろ。すぐに始めるんだ!」


復興庁官「は、はい…。し、しかし、調べても元凶(げんきょう)は分かるのですか??」


水谷(みずたに)復興大臣「…何となく予想(よそう)は出来てる。…が、確証(かくしょう)はない」


復興庁官「(さっ)しは出来てるって事ですか。…どんなのです??」


水谷(みずたに)復興大臣「国や政府(せいふ)がつけた名前(なまえ)はないが、ネットではこう呼ばれている」


復興庁官「…」


水谷(みずたに)復興大臣「全日本に助けを求めてた夢の女性…



『|夢言(むげん)予知(よち)者』



…っと」





次からも度々(たびたび)投稿(とうこう)致します<(_ _*)>

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