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異世界列強日本国  作者: ゼロミックス
ベナウム王国編
5/53

4話 若い5人組との遭遇

《注意》


この小説はあらゆる民族・国家・戦争・宗教・主義・思想を陥れる意図はありません。

非難するような事があると思いますが、全てストーリーに関するものなので、広い心で見てくれたら幸いです。


この作品はキャラクターが多く登場するのと、社会系.軍事系の単語などの名前が出て来ますが、キャラ名は基本シンプルか覚えやすそうな名前にします。

社会.軍事の物は後書きで分からない人や、初心者向けに大まかな簡単説明をいたしますのでもうとっくに知っている人は見なくて構いません。


最後に、この小説は基本終わりがありません。思い付く限り書く感じなのでそこのとこよろしくお願いいたしますm(_ _)m



↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

# 修正はこの話までしかやっておりません。ですので次回からは無修正ですのでおかしな文が含まれますm(_ _)m




───────────────────────────


《《一人でできることは多くないが、皆いっしょにやれば多くのことを成し遂げられる》》



『ヘレン・ケラー』より


───────────────────────────





前回零地は突如現れた謎の島、アルディアの調査(ちょうさ)を終え、次にこの世界(異世界)調査(調査)するすべく護衛艦ひゅうがで準備(じゅんび)を整えていた…


龍馬「…『日本型クーガーHE』に主武装(しゅぶそう)として 『12.7mm重機関銃M2』を搭載(とうさい)個人武装(こじんぶそう)は『89式5.56mm小銃』、『拳銃2丁』、『100mm個人携帯対戦車弾こじんけいたいたいせんしゃだん』1丁、予備(よび)合わせて防弾防弾(ぼうだん)チョッキ3つ、服3着、ギリースーツ1着、ヘルメット3つ、手榴弾(しゅりゅうだん)12個、石油1週間分と……1人でこんなに持って行くんだな」


零地「あぁ、異世界じゃ何が起きるかなんて分かったこっちゃないし、特にこの日本型クーガー(通称クーガーJ)を使わせて貰えるとは思わなかったよ」


龍馬「確かエンジンやらなんやらを変えて航続距離(こうぞくきょり)を伸ばしたんだよな?」


零地「当たり。軍オタのお前が少し不安そうに言うなんて珍しいな」


龍馬「こいつ(クーガーJ)に関してはあまり情報(じょうほう)が耳に入って来なかったんだよ」


零地「珍しいな、お前に情報(じょうほう)が入って来ないなんて?」


龍馬「だよなぁ〜。…てかどうして1人で調査(ちょうさ)するんだ? 他の隊員を連れていった方が効率(こうりつ)が良いだろ?」


零地「それがな、他の奴らは現地(でんち)にビビって志願(しがん)しないらしいんだ。それに俺は戦争しに行くんじゃない。調査(ちょうさ)情報収集じょうほうしゅうしゅう、魔法を使える人を見つけスカウト的な事をしに行くんだ。兵士(へいし)がまとまって移動(いどう)してたら現地(げんち)の人達が怖がるだろ?だからだ。あとあっちで現地協力者げんちきょうりょくしゃを作る。その方が情報(じょうほう)()られやすいだろ?」


龍馬「危険性(きけんせい)が凄くあるが…お前なら余裕(よゆう)だな。…ん?現地(げんち)の言葉はどうすんだ?どうやって話す?アルディアの時みたに魔法使いがいないぞ?」


零地「その事なら心配(しんぱい)ない、基礎(きそ)の言葉ぐらいなら覚えた」


龍馬「えっ? 早くね?」


零地「基礎中(きそちゅう)基礎(きそ)だけどな、後は現地(げんち)で覚える」


龍馬「…やっぱ言語マニアだわ」


色々話していると黒太がやってきて


黒太「…準備(じゅんび)は終わったか?」


零地「あぁ終わったぞ」


黒太「そうか、じゃあもう一度確認(おちどかくにん)をする、1日1回昼頃いちにちいっかいひるごろ警戒機(けいかいき)がお前の頭上(ずじょう)を飛ぶ。何かあったらその時に連絡(れんらく)しろ。そして1週間(いっしゅうかん)に1回補給(ほきゅう)で空自が飛んでくる。位置(いち)はお前が指示(しじ)して待機(たいき)する事。分かったな?」


零地「あぁ頭に焼き付けてるから大丈夫だ」


黒太「あと、1週間後(いっしゅうかんご)には一旦戻ってくる事は忘れるなよ?」


零地「大丈夫大丈夫! 安心しろって!」


黒太「そうか?じゃあ甲板(かんぱん)に行くぞ」


零地は甲板へと行きCH-47J(輸送ヘリ)に乗ろうとするとまた黒太が…

(ヘリの騒音で声がでかくなってる)


黒太「もう1つ確認(かくにん)を取るが、クーガーJは(ヘリの)下に吊るして運ぶから多少(たしょう)揺れるけど落ちないから安心(あんしん)しろ!!」


零地「子供じゃあるまいし大丈夫だ!!」


龍馬「零地!!しばらくはおさらばだな!!」


零地「無線(むせん)会話(かいわ)出来るから安心しろ!!」


龍馬「それもそうか!!(笑) んじゃ異世界に行ってこい!!」


黒太「零地!!死ぬなよ?」


零地「まだ死ぬことは出来ねーよ!! それじゃ行ってくる!!」


そして2機(にき)のヘリが発進(はっしん)し、零地は現地(げんち)へと向かい到着(とうちゃく)、別のヘリに乗っている隊員がクーガーを外し着陸(ちゃくりく)した


パイロット「長く(とど)まるのは危険です!!我々はすぐに戻ります!!健闘(けんとう)を祈ります!!」


零地「あぁ!!それじゃ!!」


零地が降り立った場所はベナウム王国領内(りょうない)人気(ひとけ)のない平原(へいげん)

零地はクーガーについている無線(むせん)確認(かくにん)を取り、最初(さいしょ)の街『要塞都市(ようさいとし)ベルゼル』へとクーガーを2日間走らせ、途中(とちゅう)近くの森を通り調査(ちょうさ)の為ギリースーツへと着替え森の中に入って行った



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

国家紹介(こっかしょうかい)


《ベナウム王国》

首都 王都リ・バロ

政体 君主制(くんしゅせい) 貴族制(きぞくせい) 奴隷制

人口 400万人

軍事 ベナウム王立陸軍(62万人) ベナウム王立海軍(78万人)

指導者 アラグート・アルスハクトラス・シーデス国王陛下

宗教 ユージニ教

主要産業 農業 鉱業

主な種族 人間 獣人


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



零地「…んじゃこの辺に車を隠して調査(ちょうさ)しますか〜」


零地はクーガーを止め森へと入り、カメラを手に写真(しゃしん)()り始め記録(きろく)したが変わった物は見られなかった


零地「ん〜…まだこれと言って変わった奴は無いな、ちょっと期待(きたい)し過ぎたかな?」


すると突然(とつぜん)近くで爆発音(ばくはつおん)がして、音が聞こえた方を見ると土煙(つちけむり)が上がっており、それを見た零地は爆発源(ばくはつげん)が気になり


零地「びっくりしたな〜、何かあったのか?……ちょっと行ってみるか」


すぐに荷物荷物(にもつ)を持ち爆発(ばくはつ)した方へ行くとそこには男女(だんじょ)5人がしんちょう(しんちょう)1m弱の緑色の化け物みたいな集団(しゅうだん)(かこ)まれており必死(ひっし)になって戦っていた


ムードメーカーな『ダナト・ジンゲル』

ダナト「やばいやばいぞ!!本格的(ほんかくてき)にやばくなってきたぞ!!」


性格(せいかく)がキツイハーフエルフ『マティナ・エレグ』

マティナ「ダナトが()(みだ)したからだろ!?」


誰にでも親しいエルフ『エレー・カロラス』

エレー「口喧嘩(くちげんか)してないで目の前のゴブリンに集中(しゅうちゅう)!! それとヴァルダ!!もっと本気(ほんき)出せるでしょ!?」


常に無口(むくち)部族羽人(ぶぞくうじん)『ヴァルダ・ナラ・リア』

ヴァルダ 「…」

(弓を打ち出す音)

シュバッン!シュバッン!シュバッン!シュバッン!シュバッン!


ダナト「あぁぁ!!こんな数どう相手(あいて)すれば良いんだよ!!」


マティナ「1匹でも良いから多く殺せ!!それが確実(かくじつ)だ!!」


ダナト「お…おう!!」


エレー「ランデス!! 炎弾(えんだん)撃てる?!」


凄く子供っぽい魔導師(まどうし)『ランデス・ミリンカ』

ランデス「やってみまっ!!うあぁぁ!!」


魔法を使おうとしたランデスに3匹のゴブリン達が襲いかかってきて押し倒され、すぐに助け出したがランデスは怪我(けが)をしてしまっておりエレーすぐに声をかけ


エレー「ランデス大丈夫!?」


ランデス「うぅ…痛いです…」


エレー「3人とも援護お願い!!」


マティナ&ダナト「分かった!!」

ヴァルダ「…」(頷いている)


そしてその一部始終(いちぶしじゅう)を見ていた零地は


零地「あれは…ヤバそうだな。1人怪我(けが)してるし、勝ち目が無いな…しょうがない、助けるか」


そして5人は段々(だんだん)(はば)を狭められていき、もうダメな雰囲気(ふいんき)になっていると突然(とつぜん)何かが破裂(はれつ)する音がし、それと同時に目の前に居たゴブリンが血を吹きバタッと倒れた


エレー「…えっ?」

ダナト「今…何がおきた?」

マティナ「…エレー様下がってください!」

ランデス「ウゥゥ……な…何?」

ヴァルダ「…」


一瞬(いっしゅん)何が起こったか分からなくなったエレー達は頭が働かずただそれを見ていると謎の破裂音(はれつおん)はさっきの1回だけじゃなく、何回(なんかい)連続的(れんぞくてき)()り、その音がなる度にゴブリン達が倒れていき、ゴブリン達も何が起きているのか分かっていなかったようだ。

(銃撃音)

ダン!!ダン!!ダン!!


ゴブリン「ギィー!!ギィー!!」

ゴブリン「ギャー!!ギャー!!」


エレー「だ、誰がやってるの!?」


誰がゴブリンを殺しているかを(あた)りを見回(みまわ)しても破裂音(はれつおん)がするだけで人影(ひとかげ)(まった)見当(みあ)たらない。しかし(しげ)みの奥から攻撃(こうげき)している事だけは分かっていた。そしてふと気づいて前を見るとさっきまで20匹近く居たゴブリン達が全滅(ぜんめつ)しており唖然(あぜん)していると、(しげ)みの奥から全身(ぜんしん)草まみれの人が長い鉄の棒?をもちながら姿勢(しせい)を低くして死んだゴブリン達の確認(かくにん)をする


零地「全部(ぜんぶ)…死んでるな、カメラに収めるか」


カメラを取り出し死んだゴブリン達を撮っているとこっちを不思議(ふしぎ)そうに見ている5人組に大丈夫かの声をかけた


零地「えーと…キミ、ダジョブ?」


5人はお互いに顔を合わせた後、4人がエレーに視線(しせん)が行き、エレーはその視線(しせん)に負けて返事(へんじ)を返しす

(ここからエレー達の視点です)


エレー「え、えぇ…私は大丈夫。…あなたは?」


全身(ぜんしん)草まみれの男は目辺りを除いて顔や体全体(ぜんたい)を隠しているため素顔(すがお)が見えず、顔の確認(かくにん)がとれないでいると男は顔を見せれるようにマスクを外し話してくる


零地「ダイ…ジョオブ…?」


エレー「(この人(べつ)大陸(たいりく)から来たのかな?) な、なら良かったです!」


マティナ「…どうして助けてくれたんだ?」


零地「…聞きよれなかったな。……ケガァ…ミル?…」


そう言うと零地はランデスに近寄(ちかよ)り傷を見ると背負(せお)ってるカバンから包帯(ほうたい)と薬を取り出し軽く手当てしもらうと、着いて来るように言われマティナとダナトはランデスの肩をとり零地の後を行く事に


エレー「ランデス大丈夫?1回休む?」


ランデス「大丈夫…ちょっと苦しいだけだから…ウッ!」


エレー「大丈夫じゃないでしょ!すぐに休んで!!」


零地「…ジブン…モツ」


零地はそう言ってランデスをおんぶし、森の外へと歩き続け森を出るとそこにはエレー達が見たこともない鉄の馬車(ばしゃ)が置かれていた


零地「ココ…」


エレー「あれって…え?」

マティナ「これは…馬車? なのか?」

ダナト「馬がいないぞ?…」


そして零地はクーガー(鉄の馬車)の後ろへ行きドアを開けランデスを乗せると完全(かんぜん)とはいかないが更にちゃんとした手当をしてくれ


エレー「あ、あの!ありがとうございます! あなたがた居なかったら私達今頃どうなってたか…」


零地「えっ?…モイッカ?デスカ?」


エレー「えっ?う〜ん、言葉が通じないって大変だな〜。そういえばランデス、確か翻訳魔法(ほんやくまほう)使えたよね?」


ランデス「使えます。ちょっと待って下さい!」


エレー「あなたに魔法をかけるけど良い?」


零地「マホウ…イヨ」


そしてランデスは怪我(けが)をしながらも零地に翻訳魔法(ほんやくまほう)をかけ、かけ終わると再びエレーが聞き直す


エレー「えーと…言葉分かるようになりました?」


零地「あ?、あぁ分かるようになったよ。ありがとうな」


エレー「改めて紹介紹介(しょうかい)します。私はエルフのエレー・カロラス」

マティナ「私は混血エルフ(ハーフエルフ)のマティナ・エレグだ」

ダナト「ダナト・ジンゲルだ。…でっこっちはは羽人(うじん)のヴァルダ・ナラ・リア、滅多(めった)(しゃべ)らない奴だ」

ヴァルダ「…」(木によっかかりながら腕を組み目を閉じている)

ランデス「ラ、ランデス・ミリンカです!」(獣人)


零地「エレーにマティナにダナト、ヴァルダにランデスか。俺は零地だ」


エレー「レイジ?…聞かない名前ですね」

ダナト「変わった名前だな…」

マティナ「どこの国から来たんだ?」


零地「俺か?俺は日本から来た」


マティナ「ニホン?聞いた事ない国の名前だな」

エレー「そんな国合ったっけ?」

ランデス「無いと思いますけど…」

ダナト「いやそんな国聞いた事ないぞ? 新しく出来た国…かな?」

ヴァルダ「…」


零地「まぁそう思うよな、信じられないと思うが…」


今までの出来事(できごと)説明中(せつめいちゅう)


エレー「…つまり?」

マティナ「その…そなたの国『ニホン』で災害(さいがい)が起こって気づいたら元いた自分達の世界ではなく」

ランデス「私達の世界にいたと…」

ヴァルダ「…」


エレー「けどそんなの聞いた事ないですよ。あったとしても信じられないし、出来たとしても超魔導師(ちょうまどうし)古代魔法(こだいまほう)ぐらいしか……」


ダナト「けどそれって子供の時に聞かせられるおとぎ話だぞ?」


エレー「でもそれしかないよね?」


ヴァルダ 「………ある…」


今まで黙って聞いていたヴァルダが突然古代魔法(こだいまほう)の存在を話出す


エレー「えっ?今なんて?」


ヴァルダ「…実際に…ある……」


エレー「えっ?! やっぱりあるの!?」

ダナト「嘘でしょ!?」

マティナ「それは…本当か?」

ランデス「信じ難いです」


ヴァルダ「……古代魔法を使う者が1人…」


エレー「それってら『ミナ・エルド』のこと?」

マティナ&ランデス&ダナト「えっ!!」


零地「お、おいおい。なんの話だ? 古代魔法(こだいまほう)って? ミナ・エルドって誰だ?」


零地はエレー達に軽く古代魔法(こだいまほう)やミナ・エルドのことについて教えてもらう


零地「…つまり? この世界は大昔に全大陸を支配(しはい)してた超古代文明国家ちょうこだいぶんめいこっか『ランファルグ大帝王国』があって、何千年(なんぜんねん)支配(しはい)し続けていたけど大反乱(だいはんらん)が起こってその『ランファルグ大帝王国』が滅び、その最後の帝王の末裔(まつえい)がミナ・エルド。そして帝王国が使ってた魔法のことを古代魔法(こだいまほう)、もといランファルグ魔法と言われている…と。何となく分かった」


ダナト「古代帝王国(こだいていおうこく)って子供向けの話しのようにされるからあまり…ね?」


零地「(俺らで言うアトランティスみたいな物か〜)」


ランデス「…私が信じられないのは魔法を頼らない、とゆうか無いで繁栄(はんえい)したなんて…信じられませんよ」


零地「そう言われてもな〜。 俺らの世界じゃ魔法は架空(かくう)のものだと思われていたしな。俺も未だに信じられん。…話が変わるがなんで全員あんな状態(じょうたい)になっていたんだ?」


エレー 「あ、あれは…」


数日前…


ダナト「おいおい聞いてないぞこんなの!! ゴブリンがこんなに多く居るなんて!!」


マティナ「お前が奴らの増援(ぞうえん)を呼ばせたんだろ!!ハァ!」

グシャ!!

ゴブリン 「ギャー!!」


エレー「喧嘩してないで戦って!」

ガキーン!!


ランデス「ウァァァァァァァァア!!そこら辺ゴブリンだらけーーー!!」


ヴァルダ「…」

シュバッン!シュバッン!(弓の効果音)


エレー「これは…皆下がるよ!! これ以上は危険!!」


ダナト「分かった!!」

マティナ「分かりました!!」

ランデス「うゎー!!もうヤダー!!」

ヴァルダ「…」(頷く)


もうこれ以上ダメだと判断(はんだん)したエレーは撤退(てったい)し、街へと戻り『ギルド』へと報告した


受付人「すみませんが…依頼(いらい)は失敗しましたので報酬(ほうしゅう)は…ありません…」


エレー「は、はい…」(ショボン)


エレーはテーブルで待ってる皆の所へ行き


エレー「はー…また失敗した…」


ダナト「後もーーーーちょっとだったのにな〜」


マティナ「ダナト…少しはエレー様に気を使え!」


ランデス「まあまあ皆さん、ゴブリンに捕らえられなかっただけでも良しとしましょうよ〜」


ヴァルダ「…」(腕を組み目を瞑っている)


エレー「よーし!明日は森に入って練習だよ!」


ダナト「えっ!? ちょっとはゆっくりしようよ〜」


マティナ「誰のせいでこうなったんだと思ってんだ? 金も無いのにどうやってゆっくりするつもりなんだ?」

ダナト「す、すみません…」


ランデス「じゃ、じゃあまず宿に戻って作戦をたてましょ!」


マティナ「それには私も同意(どうい)する」


エレー「じゃあ決まりね、宿に戻って作戦会議(さくせんかいぎ)!」


ダナト「(皆すげぇ〜なぁ〜…)」


そして今に至る


零地「…また失敗(しっぱい)したと」


エレー「ま、まぁそれはそうとして、あのレイジさん? お礼がしたいので一緒にベルゼルに行きませんか?」


零地「えっ?お礼なんてしてもらわなくても良いが…」

エレー 「お礼をしないと気が済まないんです!!」


零地「お、おう、じゃあ…ベルゼルまで乗せて行くか?」


エレー「えっ! 良いんですか!?助けてもらったのに乗せてもらえるなんて!?」


零地「俺は別に構わないし、元々目的地(もくてきち)がベルゼルってのもあって行くところは一緒だろ?だからついでにだ。それとも乗らないなら歩いて行くのも良いが?」


エレー「そ、それは…」

マティナ「…エレー様、ここはありがたく乗せてもらいましょう」

ダナト「マティナに賛成(さんせい)

ランデス「同じく」

ヴァルダ「…」←(別に飛んで行ける)


零地「まぁそういう事だ。じゃあ早速(さっそく)行くぞ」


零地は森で助けた5人組を乗せ本来の目的地(もくてきち)『要塞都市ベルゼル』へと向かい車を走らせた…



その頃、日本では新たな法律(ほうりつ)を巡り激しい論争(ろんそう)が行われていた


(野党)

日本人民党員「総理にお聞きします。この新しい法律(ほうりつ)異世界干渉制限法いせかいかんしょうせいげんほう』とはどのような物なのか、その口でお答え下さい!!」


山本総理「この『異世界干渉制限法いせかいかんしょうせいげんほう』はこの世界に技術(ぎじゅつ)思想(しそう)宗教(しゅうきょう)・イデオロギーなどのようなものを流出(りゅうしゅつ)させず、無理に彼らの世界を変えてしまわないようにする為の新しい法律(ほうりつ)です。細かい事は私の改革党員(かいかくとういん)説明(せつめい)いたします」


日本改革党員 「今回の法律(ほうりつ)異世界干渉制限法いせかいかんしょうせいげんほう内容(ないよう)をお伝えします。

『異界への移住(いじゅう)旅行(りょこう)は禁ずるが、一部地域(いちぶちいき)民間的交流みんかんてきこうりゅうを認める。

異界からの移住(いじゅう)旅行(りょこう)同様(どうよう)であるが、特殊(とくしゅ)条件(じょうけん)を守るのであれば移住(いじゅう)を認める。

外部(異界)への技術(ぎじゅつ)政治(せいじ)主義(しゅぎ)思想(しそう)宗教(しゅうきょう)・イデオロギーの流出(りゅうしゅつ)はこれを認めない。』

以下この法で可決(かけつ)いたします。今後も追加(ついか)されると思われます。質問はありませんか?」


国民自由の党員「すみませんが総理、その中にある『異界への移住(いじゅう)旅行(りょこう)は禁ずるが、一部地域(いちぶちいき)民間的交流みんかんてきこうりゅうを認める』とありまずが、これは国民を苦しめる事になりませんか?」


山本総理「確かに聞こえは悪いですが、これは国民を守る為もの…何が起きるか分からない異界の地に国民を行かせるなど言語道断(ごんごどうだん)、あなたはそれを理解しているのですか?」


国民自由の党員「そ、それはそうかも知れませんが、中には安全な…」

日本産業党員「じゃああなた方はその()()な場所をご存知なのですか?! 一切(いっさい)危険性(きけんせい)がない場所を!!」


国民自由の党員「そ、それを探すのが与党のあなた方でしょう!?」


日本人民党員「危険性(きけんせい)があるのは分かりましたが私からもあります!! その中にある『外部(異界)への技術(ぎじゅつ)政治(せいじ)主義(しゅぎ)思想(しそう)宗教(しゅうきょう)・イデオロギーの流出(りゅうしゅつ)はこれを認めない』がどうしても認められない!! 異界では奴隷制(どれいせい)を持つ国が山ほどあると聞きました。つまりこれはこの日本国が『奴隷制(どれいせい)』を認める事になります!! お答え下さい総理!!」


山本総理「いいえ、これはあくまで我々(日本)(異界)へ持ち出さない為のであり、決して認めないとゆう事ではありません」


日本産業党「あなた方人民党は(異界)社会主義思想(しゃかいしゅぎしそう)を広めたいだけでしょう? そんなの見え見えですよ」


日本人民党員「な!?…あなた方はなんて事を…!!」


そして数十分間言い争いが起こったがどうにか静まり


(ヒソヒソ話)

国家連集党員こっかれんしょうとういん「我々も質問しなくてよろしいんですか? 代表…?」

国家連集党首こっかれんしょうとうしゅ「あぁ、今回は相手しなくても良い…だがあの異世界干渉制限法いせかいかんしょうせいげんほうは絶対に排除(はいじょ)しなくてはならない、あれは邪魔(じゃま)だ…」

国家連集党員こっかれんしょうとういん「ですね…」


そして新たな法律『異世界干渉制限法いせかいかんしょうせいげんほう』は可決(かけつ)され、次は憲法九条改正けんぽうきゅうじょうかいせい準備(じゅんび)を進めるのであった…



今回『ギルド』が出て来ましたが、RPGゲームの様な感じではなく、ただ依頼を受けるだけの場所ぐらいだと思って下さい。…それとギルド要素はあんまりありません。例えで言うと転〇ラとかゴブリンス〇イヤー辺りで出てくるギルドの様な感じです。(見てる人いる?…)



紹介


『クーガーHE』とは、一般的(いっぱんてき)にはクーガー装甲車として知られている。対爆性能(たいばくせいのう)(すぐ)れている。

(クーガーHEの画像)⤵︎ ︎

挿絵(By みてみん)


(オリジナル設定)⤵︎ ︎

『日本型クーガー』(通称 クーガーJ)とはアメリカの装甲車『クーガーHE』を日本用に改造した装甲車。

乗員数12名 機銃付き

見た目は変わらず、運転席が左から右へ移動

エンジンを日本製へ変更し航続距離(走れる距離)が伸びた。




『12.7mm重機関銃M2』とはアメリカ軍の重機関銃(じゅうきかんじゅう)。日本も所有(しょゆう)しています。

(12.7mm重機関銃M2の画像)⤵︎ ︎

挿絵(By みてみん)

(米兵が12.7mm重機関銃M2を撃っている画像)⤵︎ ︎

挿絵(By みてみん)


『CH-47J』とは日本が米軍から購入した輸送ヘリ

(CH-47Jの飛行画像)⤵︎ ︎

挿絵(By みてみん)


『89式5.56mm小銃』とは自衛隊が使ってるアサルトライフル(アサルトライフルとはなんぞや?の人に、乱射出来る銃!!)

(89式5.56mm小銃の画像)⤵︎ ︎

挿絵(By みてみん)


『100mm個人携帯対戦車弾』とは自衛隊が使ってるロケットランチャー

挿絵(By みてみん)


(ギリースーツって以外に知らない人が多くて説明が大変w)

『ギリースーツ』とは全身(頭や顔含めて)草まみれのような服(隠れんぼだと強そうな感じ)

(ギリースーツの画像)⤵︎ ︎

挿絵(By みてみん)

(ギリースーツの各種類)⤵︎ ︎

挿絵(By みてみん)



イデオロギーとは国の主義思想の事を指す

与党とは国会で新しい憲法・法律を提案する側誰

野党とは与党の提案を口うるさく反対する側



日本政党一覧⤵︎ ︎

与党

日本改革党

日本産業党


野党

国家連集(こっかれんしょう)

国民自由の党

日本人民党


日本の政党名紹介

与党

▶日本改革党

日本を新しく建て直そうとする政党

▶日本産業党

日本の産業を一気に進ませ発展しようとする政党


野党

国家連集(こっかれんしょう)

莫大な金と権力を持ちアメリカ寄りの資本主義政権にしようとする政党


▶国民自由の党

完全民主化を目指してる政党


▶日本人民党

日本共産化(社会主義)を目指す政党


共産主義(社会主義)とは国民の全員が『給料.人権.私物(私物は国民皆の物)』を平等にしようとする思想などですが、実際はただの国民の自由を完全に奪う『独裁政治』&『軍国主義』のようなものd…(この文は粛清されました)


資本主義とは自由で実力の世界であり、苦労する者は報われるって感じですが、実際は『自由』という名の『金の権力の世界』なんですけd…(この文はハッキングにより削除されました)



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