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異世界列強日本国  作者: ゼロミックス
ユーラナンス自由王国編
43/53

33話 現地調査再開始

投稿遅れてすみませんでした!

リアルでの車の免許を取って、力尽きていたので全然作っていませんでした。仕事の方も慣れてきたのでそろそろ投稿頻度を上げようと思います。m(_ _)m


日本の外交が色んな意味で大変になった数週間後、零地は直接政府から現地調査再開始の指示を受け、護衛艦ひゅうがの艦内で出発準備をしていた…


零地「やっと調査開始だよ〜」


龍馬「お前が暴れなければ良かった話だ」


零地「そこは反省している」


モバンダ陸曹「だが後悔は…?」


零地「多少してる……してないって言うと思ったか?」


モバンダ陸曹「思ってた」(笑)


エレー「零地さーん!こっちは準備出来ましたよー!」

ダナト「いつ頃出発?」

ランデス「早く行きましょー!」

大魔術師レミア「お姉ちゃんも一緒だぞー!」

マティナ「遠足じゃないんだぞ?」

ヴァルダ「…」


零地「分かった、こっちの準備はまだだから少し待っててくれ」


エレー「はーい」


龍馬「…そうそう、少し前に隊員の現地調査の育成が終わってもう現地で活動してる。お前の調査もだいぶ楽になると思うぞ」


零地「えっ?なら俺が調査しに行く理由無くないか?」


龍馬「まぁ、お前の場合は先に現地に入っての下調べする側だ」


零地「下調べかよ」


龍馬「お前ら以外の下調べをする調査隊もいるぞ?」


零地「なら…公平?だな」


そうしていると奥から黒太が歩いてきて零地に


黒太「零地、突然ですまないが今後は小隊を組んで活動してもらう」


零地「はっ?俺に小隊を?」


黒太「上からの指示だ」


零地「おいおい、俺は今の…」

黒田「今回は引かないからな?」


黒田は零地に小声で


黒田「お前はエレー達を何度も危険な目にあわせたじゃないか?これからも危険な目にあわせたいのか?」(強めに言ってる)


零地「そ、それは…」


黒田「部下を連れて行けば危険は減る。俺はお前だけじゃなくてエレー達の事も考えて言ってるんだ!」


零地「…」


零地は少し考えて


零地「…分かったよ。今回はさすがに負けた…けどよ、スマンがそこらのひよっこは勘弁だからな?」


黒太「そこはちゃんと配慮している。お前が納得する隊員で小隊を構成する」


零地「ほぉ?なら連れて来いよ」


黒太「入れ!」


黒太の指示でドアが開き、入って来た隊員を見て零地は言葉を失った


零地「お…お前ら…」


??男性隊員(1)「お久しぶりです…隊員…」(敬礼)

??男性隊員(2)「4年ぶりですね…」(敬礼)

??男性隊員(3)「お変わりなく…」(敬礼)

??女性隊員(4)「また会えて光栄です…!」(敬礼)

??女性隊員(5)「また一緒に戦いましょう」(敬礼)


零地の前に並び一同敬礼をする彼らは零地が退役する前の小隊であり、彼らも零地が退役した後それに続いて全員自衛隊を辞めてしまっていた部下達であった。

順番に…


(1)『森 浜津(はまつ)』(階級 陸曹長)

(2)『五十嵐(いがらし) 京太(きょうた)』(階級 一等陸曹)

(3)『博間多(はくまた) (れん)』(階級 三等陸曹)

(4)『高畠(たかはた) (みお)』(二等陸曹)

(5)『平塚(ひらつか) 栗落花(つゆり)』(二等陸曹)


…の5人が復帰し、再び零地の下に集まったのだ


零地「何で戻ってきた…?」


浜津(はまつ)陸曹長「零地二尉…三尉がテレビに映っているのを見まして、再入隊するか悩んでおりましたが、一同復帰する事にしたのです」


零地「…良いのか?。またお前らを放置するかも知れないんだぞ…?」


平塚(ひらつか)栗落花(つゆり)二等陸曹「大丈夫ですよそれぐらい」

五十嵐(いがらし)一曹「なれっこですよ」


零地「ハハ…他の奴は?」


博間多(はくまた)三曹「他のはあの時の戦いで復帰が出来ないほどの体になりました。その他の数人は戦死です」


零地「そうか…でもお前らとまた会えて光栄だ」


黒田「…っで?どうだ?」


零地「…ッヘ、連れてくよ」


黒田「だろ?」


エレー「.........零地さん?そちらの方々は…?」


零地「ん?、あぁ俺の元…これからの部下達だ」


エレー「仲間の人でしたか」


五十嵐(いがらし)一曹「よろしく」(ニコ)

平塚(ひらつか)栗落花(つゆり)二等陸曹「所であなた達が零地三尉の協力者ね?よろしく」(握手)


エレー「よろしくです!」(握手)


龍馬「あいさつはすんだか?。準備出来次第種発してくれ」


黒田「...なに言ってんだ龍馬?お前も行くんだぞ?」


龍馬「…ha?」


黒田「上からの指示で、調査隊の指揮官にあたるお前が現地を知らないのはどうかっと言う事で、少しの間零地達と一緒に行ってこいとの事だ」


龍馬「・・・」(絶望)


零地「良かったな龍馬!よろしく頼む!」(嬉しそう)


龍馬「チクセウ…」(小声)


零地「じゃあ龍馬も準備して行くぞ!」


龍馬「…」


黒田「…それと零地、3人追加で新人を頼む」


零地「は?さっき嫌だって…」

黒田「浜津(はまつ)陸曹長達がいるから良いだろ?」


零地「いや…まぁ…そうだが……」


黒田「…」(無言の圧)


零地「…」


黒田「…」(無言の圧)


零地「・・・分かったよ!、面倒見てやるよ」


黒田「よし、連れてこい」


隊員「はい」


黒田の部下が新米隊員を連れてきて、自己紹介をする


『西村 樹』

新米(いつき)一士「じ!自分は異界調査合同科所属!西村 樹一等り…」


零地「固いのは無し。自分の名前と階級だけで良い。次」


『松原 新』

新米(あらた)二士「自分は松原 新二等陸士であります!」


『大久保 秋斗』

新米秋斗(あきと)三士「大久保 秋斗二等陸士でまります」


零地「全員若くないか?。何歳だ?」


新米(いつき)一士「自分は20であります!」

新米(あらた)二士「同じく20であります!」

新米秋斗(あきと)三士「18です」


零地「18…若いな」


黒田「秋斗(あきと)三士は高等工科学校に入らずに入隊したらしくてな」

龍馬「すげぇな…」


新米秋斗(あきと)三士「自分は指揮官にはなりたくありません。下の方の人間です」


零地「若いが…まぁ良い。たったと準備しろ」


新米(いつき)一士「了」

新米(あらた)二士「了」

新米秋斗(あきと)三士「了」


そして準備を終え乗車してすぐに種発。

クーガーJ(1tトレーラ付き)、高機動車(1tトレーラ付き)、73式小型トラック(1tトレーラ付き)の3台で、フェールゲルグ帝国領内へ向かうが直接ではなく、中立国『パーナティア・ルーズレルフ大王国連合』を調査.経由してフェールゲルグ帝国領内へ目指す大回りルートである。

ここで一気に飛ばし、零地達はユーラナンスの国境を過ぎパーナティアを経由する



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《パーナティア・ルーズレルフ大王国連合》


首都 ルッフラ

人口 140万人

指導者(君主) バライト・ユイライム・ティラクト(人間)


主な主要産業は銀行業.金融業.農業.畜産業の4つであり、銀行業.金融業を中心としている。

中立国と銀行業.金融業の組み合わせの為、アルデール大陸中の国家指導者や閣僚や将軍達の財産の金庫として使われてたり、プライベート・バンクの様な制度が存在する。


この王国はアルデール諸国の中でも最も長く古くから続く国であり、何百年前に起こったアルデール大陸統一戦争時代から存在している。

中立国の立場を守る為、大国と同等の経済力.生産力.軍事力を有している。各国の金庫としての役割と、強大な経済力.軍事力で攻められる事もなく、アルデール大陸の中で最も影響力が強い国である。

その影響力を使って毎年1回だけ各国の主導を集めたパーティーを行う行事をやっており、戦争などをしていたりするとパーティーの3日前に自動的に停戦になり、パーティーが終わった3日後に停戦は解除されたりする。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



パーナティアを経由した零地達は国境街に立ち寄らずそのまま進み、フェールゲルグ帝国内へと潜入。帝国首都『ウェーラ』に向け進んだ。

フェールゲルグ帝国タティクルバース・ミュルヘンガネスト公爵領(こうしゃくりょう)内にて…


零地「久々の現地調査は新鮮だな〜」

モバンダ陸曹「そりゃ良かったな」(笑)


ダナト「自分の国に帰ってきた」

大魔術師レミア「軍事国家だね」


零地「龍馬、俺ら以外の調査隊はどこまで調査が進んでるんだ?」(フェールゲルグ帝国の調査が)


龍馬「確かまだヴェーラ(フェールゲルグ首都)には誰も到着してないんだよな」


零地「俺らが先か」


龍馬「さっき説明したろ」


エレー達側は


エレー「3人は入った(自衛隊に)ばかり何ですか?」


新米(あらた)二士「はい!自分は去年入りました!」

新米(いつき)一士「自分も同じく!」

新米秋斗(あきと)三士「自分は半年前」


高畠(たかはた)(みお)二曹「3ヶ月ぐらいだっけ?訓練すれば入れるよ」

平塚(ひらつか)栗落花(つゆり)二等陸曹「キッついけどね」


ダナト「俺も入れる?」


平塚(ひらつか)栗落花(つゆり)二等陸曹「日本国籍がないと入れないよ?」


ダナト「コクセキ?」

エレー「何ですかそれ?」

大魔術師レミア「聞いた事ないな」


平塚(ひらつか)栗落花(つゆり)二等陸曹「何て言うのかな…その国の国民である証明書?って言えば良いのかな?」

高畠(たかはた)(みお)二曹「日本は外国の国籍を持ってる人は自衛隊にはなれないんだよ」


エレー「私達コクセキを持ってません」


平塚(ひらつか)栗落花(つゆり)二等陸曹「あっ!…」

高畠(たかはた)(みお)二曹「あっ!…」


ダナト「コクセキって貰えるの?」


高畠(たかはた)(みお)二曹「まぁめんどくさいけど一応貰えたりする」

高畠(たかはた)(みお)二曹「滅多にないけどね」


ダナト「ならいいやー」

エレー「(コクセキって大変何だな〜)」


そして日が落ち辺りが暗くなり、別の調査隊が先に見つけた協力的な村で1晩過ごす為立ち寄った


零地「今村長と話してきたら、目立ったことさえしなければ大丈夫だってさ」


五十嵐(いがらし)一曹「フェールゲルグ帝国軍にバレたら大変ですからね」

浜津(はまつ)陸曹長「迷惑はかけられんですしな〜」


新米(あらた)二士「つ…ついに来てしまったんだな…」

新米(いつき)一士「やっぱり怖い…」


マティナ「なに男がビビってるんだ?。それに兵士なんだろ?」


新米(いつき)一士「男だからってビビんない訳がない」

新米(あらた)二士「男女平等」


マティナ「何なんだこいつら…」

ダナト「男女平等って今言うことじゃ…」


新米秋斗(あきと)三士「そのうち実戦が来るし色々備えておこ」(めっちゃ余裕げ)


マティナ「アキトを見習え」


新米(いつき)一士「クッ…!」

新米(あらた)二士「クッ…!」


ダナト「まぁゆっくりと」


マティナ「お前はいい加減戦い方を覚えろ」


零地達が次の日に向けて準備をしていると村のおばちゃんが食べのもを持ってやって来て


おばちゃん「あんた達、お腹は減ってないかい?、これを持ってきたよ!」


浜津(はまつ)陸曹長「これはありがとうございます」(受け取る)


零地「別に気にしないで良いですよ。自分達の食料も持ってきてますし」


おばちゃん「いやこれはうちの余り物だよ!挨拶ついでに持ってきたのさ!」


零地「は、はぁ…」

モバンダ陸送「余り物処理班か」(日本語)


おばちゃん「それじゃあ何か欲しくなったら村の男達に…」(ダナトを見る)


ダナト「…ん?あれ??、あっ!おばちゃん!」


マティナ「…知り合いか?」


ダナト「まぁね」


おばちゃん「ダナトじゃないか!どうしてニホンの軍人さん達と一緒に!」(大声)


零地「えっ?知り合い…?」


するとおばちゃんの大声で村の人達が次々と出てくる


男性村人「ダナトだって!?」

男性村人「来てたのか!」

女性村人「3年ぶりねー!」


ダナトが村の人達に賑やかに囲われる


零地「…ダナトって人気者何だな」

龍馬「この国(フェールゲルグ帝国)での調査はダナトに頼るか」

マティナ「…」(黙り込む)


そして次の日の朝…


おばちゃん「気をつけるんだよ?」

男性村人「無茶はするんじゃないぞ?」

男性村人「また来るんだぞ?」


ダナト「分かってるよ分かってるよ〜」


村の人達に囲まれているダナトを遠目から(うつむ)いて見ているマティナ…


マティナ「…」


零地「…マティナどうした?」


マティナ「いえ…何でもありません…」


零地「そう…か。それじゃあ出発するから車に乗ってろ」


マティナ「…はい」


何か重たげな雰囲気のマティナは車に乗り込み、零地はダナトを呼ぶ


零地「ダナト!出発するぞ!」


ダナト「分かった!。じゃあ皆またな!父さんに会ったら皆元気だって伝えとくよ!」


村人達に別れを言い、ダナトは車に乗り込み出発、フェールゲルグ帝国首都『ウェーラ』を目指す。


次回、ウェーラを目指す零地達の前に影を操るキメラ騎士。特有の影の力を使い瞬間移動し、攻撃を与えられる事も出来ず、巨大な大剣を器用に操り銃弾や魔法を弾く相手を零地達は何とかして押しのける。

零地達はどのように押しのけ勝利するのか…


次回『影流(ようりゅう)の騎士』



今回、次回予告の雰囲気を変えて見ました。しばらくこうしてみたいと思っています。



自衛隊の入隊の事なのですが、⤵︎ ︎

高畠(たかはた)(みお)二曹「3ヶ月ぐらいだっけ?訓練すれば入れるよ」 』


…の部分、調べたら訓練を3ヶ月受ければ自衛隊に入れるみたいなのですが、もし間違えていたら…まぁ…お許しください…m(_ _)m


|ョω・`)トウコウオクレテゴメンネ…?

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