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異世界列強日本国  作者: ゼロミックス
ベナウム王国編
4/53

3話 最初の接触

《注意》


この小説はあらゆる民族・国家・戦争・宗教・主義・思想を陥れる意図はありません。

非難するような事があると思いますが、全てストーリーに関するものなので、広い心で見てくれたら幸いです。


この作品はキャラクターが多く登場するのと、社会系.軍事系の単語などの名前が出て来ますが、キャラ名は基本シンプルか覚えやすそうな名前にします。

社会.軍事の物は後書きで分からない人や、初心者向けに大まかな簡単説明をいたしますのでもうとっくに知っている人は見なくて構いません。


最後に、この小説は基本終わりがありません。思い付く限り書く感じなのでそこのとこよろしくお願いいたしますm(_ _)m




───────────────────────────


《《精神性(せいしんせい)最大(さいだい)要素(ようそ)は「恐れない心」である》》



『モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー((ガンジー))』より


───────────────────────────




前回現役復帰(げんえきふっき)した零地は、護衛艦ひゅうがで謎の島に向かっていた。そしてその頃その島では…


将軍「…報告(ほうこく)しろ!」


兵士「ハッ! 変化(へんか)あらず!」


副将「…危険(きけん)は無さそうだな。兵を派兵(はへい)した方がいいんじゃないか?」


将軍「なにを言ってる! もし大国の領土(りょうど)だったらどうすんだ?! 我々(われわれ)は2ヶ国(かこく)相手(あいて)にして戦うなんて出来んぞ! しかもあの海域(かいいき)は…お前らもどんな所か分かってるだろ!?」


副将「それはそうですが…何か分からないと民や兵の士気(しき)に関わる事ですぞ?」


将軍達がどうするか議論(ぎろん)していると、見張(みは)りの兵士(へいし)がノックもなしに(あわ)てて入ってきて…


兵士「報告(ほうこく)!! 例の陸地(りくち)から複数(ふくすう)軍艦(ぐんかん)接近(せっきん)してきております!!」


将軍「なに?! 攻撃(こうげき)か!? 数は??!」


兵士「ハッ! 確認(かくにん)出来た範囲(はんい)では3(せき)であります! 白旗(しろはた)を立てております!」


将軍「白旗(しろはた)だと…??」


白旗(しろはた)と聞いて少し落ち着く


副将「…使者(ししゃ)じゃないか?」


将軍「…確認(かくにん)してみよう」


窓越(まどご)しに双眼鏡(そうがんきょう)で近ずいてくる3(せき)確認(かくにん)する

(他の司令官達も双眼鏡(そうがんきょう)で見ている)


副将「…見た事のない船ですなぁ」

提督「()が無いのに動いているだと…!?」

将校「甲板上(かんぱんじょう)人気(ひとけ)がありませんね」

将軍「………鉄で出来ているみたいだな」


すると護衛艦ひゅうがから白旗(しろはた)が立った小舟(こぶね)が下ろされ、使者(ししゃ)が来ることで将軍は(みなと)へと向かった。


そして護衛艦ひゅうがでは零地と龍馬はボートに乗り込んでいた


零地「それじゃ行ってくる」


黒太「あぁ、復帰(ふっき)してからの初仕事(はつしごと)頼んだぞ? …後龍馬、お前も気をつけてこいよ?」


龍馬「お前は俺の母ちゃんか?」


零地「安心(あんしん)しろ、見捨(みす)てたりとかはしないから」

龍馬「いや見捨(みす)てられてたまるか!」


海自「…準備(じゅんび)出来ましたか?」


零地「あっ!すまんすまん、下ろしてくれ」


零地.龍馬.その他海自(かいじ)2名が乗るボートが下ろされ、謎の島に近付(ちかづ)くとその島から木の小舟(こぶね)が近ずいてくる。


海上(かいじょう)で島の兵士(へいし)にジェスチャーなどでどうにか伝え、島まで案内(あんない)してもらう。


(みなと)に着くとそこに見るからにお偉い人達が立っていて出向かえられていた


龍馬「…どうする? さっきの兵士(へいし)と会った時、聞いた事もない言語(げんご)だったぞ? またジェスチャーか?」

零地「またか!? 結構(けっこう)大変(たいへん)だったぞ!」


龍馬「日本人はジェスチャーが得意(とくい)だから大丈夫(だいじょうぶ)だ」

零地「そういう意味(いみ)じゃなくてな?」


将軍視点(してん)では


龍馬「&%@&%@&%@*&@*#&/#&@」

零地「@#%&%#@#%&%#@#%&%%@」


副将「…なんと言ってんだ?」


将校「アルデール語ではなさそうだな」


将軍「魔導兵(まどうへい)翻訳魔法(ほんやくまほう)を!」


零地側の方へ戻り


龍馬「そうだな…また頼む」

零地「はぁ!? また俺がやるのかよ!!?」


言語(げんご)の壁がある為どちらが相手(あいて)をするか言い争っていると、1人の魔法使いらしき人がやって来る。


すると相手(あいて)のお偉いさん達に向かって小さい魔法陣(まほうじん)を向け、なんだと思うと相手のお偉いさんが


ハーランド将軍「・・・私は『ハーランド・エル・オド』。 このアルディアの将軍だ。諸君(しょくん)らは何者か?」


零地「えっ!?」

龍馬「ファッ!?」


突然(とつぜん)将軍が日本語を(しゃべ)り、2人は(おどろ)いたが、質問(しつもん)を返す


零地「えっと…私の名前は零地です。っで、こっちが龍馬と言います」


ハーランド将軍「レイジにリョウマ?? 聞かぬ名だな…」


零地「あの…日本語話せたんですね。驚きました」


ハーランド将軍 「ニホン語?? 諸君(しょくん)らの言語(げんご)はニホン語と言うのか。覚えておこう。…では来い、中で話そう」


そう言われ2人は将軍について行き、(とりで)の中へ入る。


(とりで)部屋(へや)へと入ると、長いテーブルの前に他の将軍らしき人達がズラリと座って待っており、さっそく質問(しつもん)が始まった


ハーランド将軍「それで、君達はあの陸地(りくち)から来たわけだが…」

騎士団長「君達は何者(なにもの)か?」


零地「実はですね…」


将軍達に日本が突然(とつぜん)移転(いてん)してきたことなどを伝えると司令官達は凄く(おどろ)き、ザワめき出した。


そんな中、ハーランド将軍は冷静(れいせい)質問(しつもん)を続けて聞いてきた


ハーランド将軍「…つまり諸君(しょくん)らは突然(とつぜん)私らの世界(せかい)にやってきて、私らを発見(はっけん)し、使者(ししゃ)としてここに来たと言うわけだな?」


龍馬「その通りです。とてもじゃないですが信じ(がた)出来事(できごと)です。移転(それ)のせいで我々(われわれ)の国が悲惨(ひさん)状態(じょうたい)になってますし、国全体(ぜんたい)混乱状態(こんらんじょうたい)(おちい)っているのです」

零地「上の方々(かたがた)に頼まれここまで来たんです」


ハーランド将軍「…そうであったか」


ハーランド将軍は納得(なっとく)したようであるが、他の司令官達は


陸軍最官「けれどそんな話聞いたこともないぞ!! 突然(とつぜん)現れて突然(とつぜん)やって来てそんな作り話のようなことを聞かされて信じられるか!!」

将校「最官(さいかん)の言うとうりだ!! お前達はいったい何を隠している!!」


提督「いや、あそこは前々(まえまえ)から大量(たいりょう)魔素(・・)確認(かくにん)されていた。十分(じゅうぶん)有り得る!」

騎士団長「最官(さいかん)殿に将校(しょうこう)殿、いくらそうだとしても使者(ししゃ)達へのその態度(たいど)失礼(しつれい)ですぞ!」

副将「待て待て! 頭が追いつかん!」


ハーランド将軍「みな静まれ!! これが現実(げんじつ)だ。信じるしかあるまい!!」


将軍が怒鳴(どな)ると一斉(いっせい)に静まり、ハーランド将軍は零地達に謝罪(しゃざい)をし、続けて


ハーランド将軍「…さぞ大変(たいへん)だったな。それで他にその君達のニホンの事について他に教えてくれまいか?」


龍馬「構いませんが…全てのことは教えられません。少しだけなら(おし)えすることが出来ます」


そして将軍達に日本の経済(けいざい).政治(せいじ).人口(じんこう).文化(ぶんか)などを教えた。


すると司令官達は日本の人口(じんこう)驚愕(きょうがく)した

(この小説での日本の人口(じんこう)は1億4000万人にしています)


陸軍最官「い、1億4000万!!?」

騎士団長「一国(いっこく)でそれほどの数だとは…」

提督「ニホンは拡大主義(かくだいしゅぎ)覇権国家(はけんこっか)なのか…??!」


将校「ふざけたことを!! 島国(しまぐに)がそれ程までの人口(じんこう)(ほこ)ってるはずがない!!」


ハーランド将軍「お前達落ち着け。彼らは異世界の者達だ。何があってもおかしくはない! …すまない、(おく)ほど行く人口(じんこう)とは思ってもいなくてな」


龍馬「そう思われても仕方(しかた)ありません」(笑)


そして次は将軍から


ハーランド将軍「次は私らだな。なんでも聞け」



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そして将軍達のと話し合いで得られて分かった事はまずこの国である。

24の島々(しまじま)からなる国で国名は『アルディア諸島国』

国家情報(こっかじょうほう)

首都 アウベーロ

政体 (自称)君主主義 軍国主義 摂政(せっしょう)

人口 (軍人入れず)1万200人

軍事 アルディア軍(8200人)

指導者(将軍) ハーランド将軍

(軍人が政治を動かしている)

主要産業 漁業

主な種族 人間 獣人 魚人


アルディアの主力(しゅりょく)は海軍。(約400隻の軍艦を(ゆう)している)

ハーランド将軍率いるアルディアは『ベナウム王国』と言う王国の国家転覆(こっかてんぷく)を狙い反乱(はんはん)を起こしたが負けてしまい、臨時首都(りんじしゅと)をアウベーロに(うつ)し戦い続けたが、勝ち負けの見えない戦争(せゆそう)となってしまった。

どうするかと考えた結果(けっか)自分達は自分達でやって来て行こうと独立(どくりつ)した。しかしアルデール大陸の国々(くにぐに)からは相手(あいて)にされず、外交関係(がいこうかんけい)を持っていない。



他に世界(せかい)の事も分かった。

まず月は3つあり、その3つの月には名前が付いいるが各地方(かくちほう).国などで呼び方などが変わる。

ベナウム王国.アルディアで表示(ひょうじ)されている月の名前は大きい順に、1番大きく(やわ)らかな緑色(みどりいろ)をした月『エラム』、2番目に大きく(たて)公転(こうてん)している灰色(はいいろ)をした月『ガムラ』、1番小さく1日に4週するオレンジの月『マーラム』と言う名前だ。


次に種族(しゅぞく)だが、世界各地(せかいかくち)には人間だけではなくエルフ.ドワーフ.獣人(じゅうじん).羽人(うじん).魚人(ぎょじん).鬼人(きじん).その他などの別の種族(しゅぞく)などがいる。

その中で1番変わっているのが亜人(あじん)で、この世界での亜人(あじん)はネットやアニメなどで出てくる『モン娘』のような体半分(はんぶん)が違うタイプで、数が少なく珍しい種だ。


そしてこの世界の事だが、彼ら自身(じしん)もあんまり分かってないらしく、全世界(ぜんせかい)を知る者は多分(たぶん)いないと言われている。


最後(さいご)に彼らが使っている言語(げんご)は、アルデール大陸語と言うらしく、各大陸(たいりく)(ごと)言語(げんご)が異なり、中にはその国独自(どくじ)言語(げんご)もあるのだと言う。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



零地「…取れたか?」(情報が)


龍馬「あぁ、多分(たぶん)バッチリ」

零地「多分(たふまん)はよせ。…それで将軍方々(かたがた)はなんの為にクーデターを起こしたのですか?」


ハーランド将軍「くーで…? とはなんだ??」


零地「あぁそうか、この世界(せかい)には英語(えいご)が無いんだった…(汗)。えーと、クーデターとは…まぁ、反乱(はんらん)みたいなことです」


ハーランド将軍「お前達はそう言うのか。奇妙(きみょう)だな。…私らがなぜ反乱(はんらん)を起こしたのかというとな、私らの本国(ほんごく)、ベナウム王国の国王が無能(むのう)だったから反乱(はんらん)を起こした…っと、言うべきか?」


零地「けど反乱(はんらん)失敗(しっぱい)したと…」


ハーランド将軍「恥ずかしながらそうだ。しかし海軍(かいぐん)のほとんどが我らについてくれたから海の安全(あんぜん)保証(ほしょう)されてる」


零地「…らしいぞ龍馬。…ではちょっと龍馬と話し合いたいので別室(べっしつ)に行っても良いですか?」


ハーランド将軍「構わん構わん、話してこい」


礼を言い、将軍が(となり)部屋(へや)用意(ようい)してくれて移動(いどう)し、一旦(いったん)収拾(しゅうしゅう)する事にした


零地「…でどうする?」


龍馬「考えものだな…戦争中(せんそうちゅう)の国を当てちまったな。上の方々(かたがた)はどう思うだろうか…」


零地「外交官(がいこうかん)よこしてくれると思うか?」


龍馬「う〜ん…どうだろうな?? やっぱやめとくか?」


零地「ん〜…一発(いっぱつ)で俺らのことを理解(りかい)してくれる国を引いたしな〜。半々(はんはん)じゃないか?」


龍馬「まぁそうだけどな〜…」


零地「あと年間食料生産量ねんかんしょくりょうせいさんりょう約800万は狙いもんだぞ?」


龍馬「確かにな〜、島の人口(じんこう)の割には凄い量で取れてるし…どうやって取ってるんだ? まぁそれはともかく無線(むせん)でひゅうがに連絡(れんらく)しておこう」


零地「そうだな。じゃ先に戻ってるぞ」


先に戻り、その数分後(すうふんご)連絡(れんらく)を終えた龍馬が戻ってきて将軍達に


龍馬「どうやら我々(われわれ)政府(せいふ)方々(かたがた)使節団(しせつだん)を送りたいようなのですが…構いませんか?」


ハーランド将軍「なに!?」


日本の使節団(しせつだん)が送られることに将軍達はもの凄く驚き喜んだ。

なぜ将軍らが凄く喜んでいるのかと言うとさっきの説明(せつめい)に書いていた通りアルディアは何故(どこ)とも外交関係(がいこうかんけい)を持っていないからである


零地「(めっちゃ喜んでる…)」(汗)

龍馬「あの…ただ外交官(がいこうかん)が来るだけであって、国交(こっこう)を結んだ訳じゃ…」


ハーランド将軍「それでも嬉しいんだ! 今までどの国も相手(あいて)をしてくれなかったんだからな!!」


龍馬「…あのその事なんですが、ここではなくて私達の船で話し合いたいとの事なんですが、よろしいですか?」

零地「(クリぼっちならぬ国ぼっち…)」


ハーランド将軍「船で? 何故(なぜ)だ?」


龍馬「それが…こちらの政府(せいふ)方々(かたがた)が『使節団(しせつだん)(まん)(いち)何のことを考え船で』と言う事らしくて」


ハーランド将軍「別に構わんよ。外交関係(がいこうかんけい)のことが出来るだけでもこっちは嬉しいのだからな!」


龍馬「ありがとうございます」

零地「前向きだな…」


こうして謎の島だった『アルディア諸島国』の調査(ちょうさ)が無事に終わり、護衛艦ひゅうがへと帰艦(きかん)した。


次の日に使節団(しせつだん)到着(とうちゃく)、その2日後、ハーランド将軍も護衛艦ひゅうがに乗艦(じょうかん)した


ハーランド将軍「こ、これは…」


将軍はひゅうがの内部(ないぶ)(格納庫(かくのうこ))に凄く驚き、格納(かくのう)されている航空機(こうくうき)達にも驚いていた


ハーランド将軍「これは…鉄の竜か? ()が無い船に鉄の竜…これが異世界技術(ぎじゅつ)なのか…??」


日本のひゅうがなどを見て将軍はとある『かけ』を考えた


ハーランド将軍「(ニホンの技術(ぎじゅつ)は計り知れないな…。ここにいる兵士(へいし)はニホンにとっては精鋭(せいえい)ではないみたいだ。ニホンに上手く話を持ちかけ同盟(どうめい)締結(ていけつ)させれば私らの戦いを即時(そくじ)に終わらせれるかもしれんな…)」


考え事をして動かない将軍に


隊員「将軍殿、こちらへ…」


ハーランド将軍「す、すまないすまない…」


案内(あんない)され、将軍は日本の使節団(しせつだん)(外交官(がいこうかん))との本格的(ほんかくてき)な話し合いが始まった


外交官(がいこうかん)今回(こんかい)我々(われわれ)日本国との対話(たいわ)機会(きかい)(もう)けてもらい(まこと)感謝(かんしゃ)いたします。それに我が国の自衛隊員を受け入れたことも感謝(かんしゃ)いたします」


ハーランド将軍「こちらも、戦争中(せんそうちゅう)の我が国とこのような場を(もう)けてもらい感謝(かんしゃ)する…が、私は堅苦(かたくる)しいのは嫌いでな。要点(ようてん)だけを話そう」


こうして日本国とアルディア諸島国との今後(こんご)の話し合いが始まった…が、話し合いは思ってもいない方へと向かった。


将軍の強い要望(ようぼう)により全て非公式(ひこうしき)であるものの各協定(きょうてい)などが同時(どうじ)に行われた



日本国側

アルディア諸島国との準貿易協定(ぼうえききょうてい)を結ぶ

アルディア諸島国との準国交(こっこう).準同盟樹立(どうめいじゅりつ)

日本国と準国交(こっこう).準同盟(どうめい)樹立(じゅりつ)した事を隠す


アルディア諸島国側

日本国との準国交樹立(こっこうじゅりつ)

日本国との準貿易協定(ぼうえききょうてい)を結ぶ変わりに同盟(どうめい)樹立(じゅりつ)する

日本国の領海外近辺りょうかいがいきんぺん防衛(ぼうえい)を引き受ける

日本国とアルディア諸島国の繋がりをしばらくは公表(こうひょう)しない

日本国の領土(りょうど).領海(りょうかい)を認める

ベナウム王国との戦争(せんそう)勝利(しょうり)した際は天然資源(てんねんしげん)採掘権(さいくつけん)全面的(ぜんめんてき)に認める


…とゆうようになった。



日本側としてはこのようなことは想定(そうてい)していなかったが、互いに利害(りがい)一致(いっち)した為、このような条件(じょうけん)になった


外交官(がいこうかん)「しかし、まさか協定(きょうてい)同盟(どうめい)まで結んでしまうとは思ってもいなかった…」

外務省職員「乗らされてしまいましたね…」(汗)


外交官(がいこうかん)「しかし、採掘権(さいくつけん)を得れたのは得だった。今すぐ戻る」


使節団(しせつだん)がすぐに日本へ帰国(きこく)し、かけが上手(うま)くいった将軍も帰国(きこく)しようとしていたが、零地と龍馬見つけて


ハーランド将軍「ぉお! 2人ともいたのか!」


零地「え、えぇ。次の準備(じゅんび)に…」

龍馬「(かなり上機嫌(じょうきげん)だな〜)」


ハーランド将軍「次の準備(じゅんび)だと??」


零地「アルデール大陸での調査(ちょうさ)準備(じゅんび)です」


ハーランド将軍「そうだったか! ならまずは私の国を見て回ってみろ! 練習(れんしゅう)だよ!」


零地「えっ…!」


龍馬「良いじゃん、お前そうゆうの好きだろ? 見てこようぜ!」


零地「そ、そうだけどな…? 勝手(かって)に行って良いのか??」


龍馬「お前そういう(ルール)は守るんだな」


零地「ある程度(ていど)は守るわ」


零地がどうするか考えていると丁度(ちょうど)良く黒太がやってきて


黒太「零地、こんな所でどうした??」


零地「それが将軍に自分(じぶん)の国に来いってよ…」


黒太「じゃあ行くか」


零地「えっ?! 良いのか…?」


黒太「国交(こっこう)が結ばれたし大丈夫だろ。それに俺も行ってみたいしな」


ハーランド将軍「そうらしいから来てみろ!もしお前達が(しか)られる事があっても私から言っておこう!」


龍馬「…みたいだし行こうぜ!」


零地「まぁ…分かった」(汗)


そこまで言われると逆に行かなきゃ失礼(しつれい)だと思った零地は、黒太と龍馬と一緒にボートで『アウベーロ中心街』へともう一度行き見て歩く事にした


龍馬「お〜…結構(けっこう)にぎあってるな〜」


黒太「日本とは別の感じで良いな」


零地「確かにな…魚臭いが」


その時3人は後ろから話かけられ


女性「ちょっとお兄さん方、名前は分からないけどもしかして例の所から来た人達?」


零地「えっ?はいそうで……えっ!?」

黒太「どうした零z……えっ!?」

龍馬「……マジで…?!」


3人が何に驚いたがのかと言うと、その女性の頭に犬の様な耳があり、そしてお尻にはしっぽがある獣人女性だったからだ


(小声)

龍馬「おいやべーぞ!!ファンタジーゲームに出てくるような人が目の前に居るぞ!!」


零地「だ、だな…」


黒太「…お前ら先にこの島に降りたろ?」


零地「いや…見えてなかった…」


黒太「ちゃんと見ろよ!!」



獣人女性「?…どうしたんですか?」


龍馬「いや…なんでも…あっ!そうそう、俺らそこから来たんだよ!」


獣人女性 「え!!やっぱり!!そうだよね〜あなた達見慣(みな)れない格好(かっこう)してるからすぐに分かっちゃったー!!」


零地「はは……だよな」


黒太「迷彩服(めいさいふく)とは…」


龍馬「…気にしてはいけない」

零地「制服着てる奴(黒太)が何を…」


黒太「とゆうか周りが……」


気づくと周りに大勢(おおぜい)の人達が集まっており、その中の魚人だと思われる人からも声を掛けられ手間(てま)どいつつも対応(たいおう)したが多くなり過ぎてこのままここに居たらさすがにマズいと思いひゅうがへ戻る事に…

そして3人はひゅうがに戻ると次の任務(任務)の為に準備(じゅんび)をし始めるのだった…

一方その頃アルディア諸島国では日本の事について会議(かいぎ)が開かれていた


副将「しかし、日本国の人口には驚かされましたな〜」


陸軍最官「1億4300万人とは…1ヶ国だけでそんな人口を持つなんて聞いた事ありません…」


騎士団長「アルデール大陸全人口に匹敵(ひってき)する数だぞ…」


将校「とてもじゃないが信じられん…」


提督「人口だけではないぞ!!なんなんだあの船は!! ()が無いのに動くなんて…」


ハーランド将軍「彼らの国力、それに技術力はそれほど桁外(けたはず)れってことなんだ、そんな彼らと国交(こっこう)を結べただけでも幸運(こううん)だと言うのに、我が国の有り余ってた食料(しょくりょう)を買ってくれるなんて以上までにない程の幸運だ……これからも彼らと仲良くしてく必要がありそうだな」


騎士団長「…ではなぜそんな彼らにこの世界の事を詳しく教えなかったんですか? しかも彼らの居る所は…」


ハーランド将軍「…彼らには基礎(きそ)中の基礎(きそ)だけ教えればいい。…後は自分達の力でこの世界の事を知るはずだだ、私はそれを手助けしただけだよ」


騎士団長「…」


提督「…将軍、もう1つ聞きたい事があるのですが何故(なぜ)我々が彼らを隠す為に軍を動かす事にしたのですか? 確かに海軍の余裕(よゆう)は少しありますが…」


ハーランド将軍「必要な事だよ…ただそれだけだ…」


提督「…」




国家転覆(こっかてんぷく)』とは、国を乗っ取ること


臨時首都(りんじしゅと)』とは、前の首都が無くなったり、無くしたりした時にその変わりに別の街を首都にすること。


『クーデター』とは、軍隊の中で反乱的な事を起こすこと。


『国力』とは、大雑把(おおざっぱ)でいうと経済力(けいざいりょく)軍事力(ぐんじりょく)のこと



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「日本の人口ちげーぞ!!」と言うそこのあなた!!安心してください…そうゆう設定ですから!!

(後々分かります)

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