13話 日本での仕事
《報告!!》
今回『13話 日本での仕事』を制作している間に『3話 最初の接触』を大幅に変更致しました。
(ただの言い訳タイム)
理由としてはリア友達から「お前3話の奴あの人の小説に似てるぞ?」とか「パッと見パクリだぞ?」とか「俺最初あの人の小説見てるのかと勘違いしたわ!w」とか「そんな事よりもおうどん食べたい…」と言う指摘を受けたので変更させていただきました。
どのように変更したのかと言うと、今までは…
将軍がひゅうがに来て話をする→零地達が出向いて話をする…という感じになりまして、前と反対になっております。
ちなみに『1話』『2話』『4話』を修正したいなと思っています。内容は変わりません
突然の報告すみませんでした。|ω・)…ユルシテヒヤシンス…
《注意》
この小説はあらゆる民族・国家・戦争・宗教・主義・思想を陥れる意図はありません。
非難するような事があると思いますが、全てストーリーに関するものなので、広い心で見てくれたら幸いです。
この作品はキャラクターが多く登場するのと、社会系.軍事系の単語などの名前が出て来ますが、キャラ名は基本シンプルか覚えやすそうな名前にします。
社会.軍事の物は後書きで分からない人や、初心者向けに大まかな簡単説明をいたしますのでもうとっくに知っている人は見なくて構いません。
後よく誤射ります…
この小説は基本終わりがありません。思い付く限り書く感じなのでそこのとこよろしくお願いいたします
m(_ _)m
13話 日本での仕事
2日目の朝、エレー達は国が用意した旅館に泊まり朝の朝食をとろうとしていた
マティナ 「ぐぅーー!!…エレー様起きて下さい!!いつまで寝ているんですか!!今から朝食なんですよー!!」
エレー 「ウ〜…まだごじゃん〜?…じゃっきたぐちゃんだべだぁでじょ〜?……」
マティナ 「なに寝ぼけた事を言っているんですか!!早く起きて下さいーー!!」
七海 「…ねぇ?…あれ大丈夫?」
ランデス 「いつもの事です!」
七海 「いつものね〜(笑)…マティナちゃん大丈夫?後は私がするよ?」
マティナ 「ハァハァ…何か良い方法があるんですか?」
七海 「ちょっと見ててね〜………オルァーーー!!」
七海が男性の出しそうな声をしながらエレーが寝るベットを勢いよく持ち上げ斜めになったベットから落ち…
エレー 「ギャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛…ハッ!!……………ナニガ……オキタ…ノ?…」
エレーは突然の事に頭が追い付かず、それを見ていたマティナとランデスも唖然して見ていると…
七海 「エレーちゃんおはよう!」
マティナ 「(唖然)……お…おはようございます…エレー様…」
ランデス 「おはようございます…なんか凄かった!」
エレー 「(思考回路停止中)…………………………あ……あの…………何をしたんです??………」
七海 「エレーちゃんが起きないから私がエレーちゃんの寝てるベットをひっくり返したんだよ〜、いい反応だった!(笑)」
エレー 「 ・ ・ ・ ちょっと!!そうゆう起こし方はないでしょ!!もっと優しい起こし方はなかったんですか!?」
マティナ 「エレー様……申し訳ないですが、優しい起こし方をしても起きなかったのはエレー様です。自業自得です」
エレー 「……あの…ごめんなさい…」
マティナ 「まぁおかげで楽な起こし方が見つかりましたけど(笑)」
エレー 「ちょっとマティナ〜やめてよ〜」
ランデス 「まぁ今回エレーさんが起きれないのも無理はないですよ〜、だってこのベット寝心地良すぎるんですも〜ん」
エレー 「ランデス……ありがとう…(この子良い子だ…)」
七海 「さっ!早く着替えて食堂に行きましょ!零地二尉が待ってると思うから!」
エレー&ランデス 「は〜い」
マティナ 「分かりました」
一番遅く起きたエレーの着替えを待ち、着替え終わったら零地達が待つ食堂へと向かい、向かっている廊下で…
エレー 「う〜ん……」
七海 「エレーちゃんどうしたの?」
エレー 「…朝からフードってなんか……」
マティナ 「確かにちょっと…」
七海 「あー…ごめんね、まだ日本の人達とかにエレーちゃん達が来たことを知られたくないから明日までは我慢して〜」
マティナ 「…なぜ私達が来たことを知られたくないんですか?」
七海 「それは〜…日本の政治家や国民だとかに知られると色々面倒な事になっちゃうんだよね〜…」
エレー 「…なんでですか?」
七海 「あまり詳しくは教えれないからごめん……ほら着いた!ここで朝食とるよ!」
大きいサイズの扉を開けて入るとそこはバイキングになっており色んな人が朝食を自分で取って食べていたのを見てエレー達は、凄く驚き見ていると零地達を見つけその席へ行くと「なんでも取ってきて良いぞ」と言われ取りに行きテーブルに置かれている沢山の食べ物を前に迷っていた
ランデス 「うーん…どれも美味しそうで迷いますよ〜」
エレー 「これ全部自由に取って良いなんて…迷うな〜」
マティナ 「…まず先に食べたい物から取れば良いんじゃないんですか?」
何を取るか迷っていると、先に来ていたダナトと会うとその手にはオボンいっぱいに載せた食べ物を持っていた
マティナ 「……これは例外です」
エレー 「確かに」
ダナト 「何が!?」
ランデス 「ハハハ……」
するとヴァルダが歩いて来て…
ランデス「あれ?ヴァルダさんそれだけですか?」
ヴァルダはダナトと違いオボンいっぱいではなく、パン2つと野菜サラダ(少なめ)の簡素な物だったのだ
ヴァルダ 「…食べ物の取りすぎは毒だ……」
ダナト 「いやお前は取らなさすぎなんだよ!!」
そして皆が選び終わりテーブルへと戻って食事を取りながら今日の予定を話すと事に…
エレー 「零地さん、今日は何をするんですか?」
零地 「それは七海が話す」
七海 「ハイハ〜イ、今日はね零地二尉とは別行動、色々大変だよ〜」
エレー 「別行動なんですか…」
マティナ 「…それでその肝心な内容は…」
七海 「ん〜…沢山ありすぎて私でも把握出来ていないかな」
ダナト 「ウヒャ〜」
ランデス 「イヤ〜」
マティナ 「いやだから内容を…」
エレー 「…零地さんはどんな事するんですか?」
零地 「俺か?俺は…何するんだ?なぁ龍馬?」
龍馬 「えっ!?…いや…それは言えない」
零地 「…らしい」
エレー 「どんな事するかさえ教えてもらえないんですか…分かりました」
龍馬 「スマンな、何せ俺達はこれでも国家機密レベルの事をしてるから教えられないんだよな」
エレー 「そうですか…」
ダナト 「けちん坊だな〜、別に良いじゃんそんなの…」
マティナ 「お前はバカか!!そんな気安く国の情報を教えたらそれこそ国が国としてやってけないだろ!!」
龍馬 「マティナに異議なし」
零地 「俺も」
七海 「同じく」
エレー 「私も」
ランデス 「??」←(分かってない)
ヴァルダ 「…」(無言で食べてる)
そして全員の朝食が終わり、支度をしたら旅館を出て龍馬と一緒に東京湾の海上自衛隊基地へと着いた
零地 「……機密性が高いと聞いていたんだが…そこってここだったのか〜…」
龍馬 「あぁ、何処だと思った?」
零地 「もっと山奥だと思ってた…」
龍馬 「まぁ…だよな(笑)」
零地 「……所で迎えはまだなのか?」
龍馬 「遅れてるんじゃないのか?」
待っていると海上自衛隊基地の奥からようやくそれらしい海上自衛官と防衛省らしき人が歩いて来た
?? 「すまない…遅れてしまって……零地二尉だね?私は『村野 剛』、階級は二佐だ」
零地 「村野二佐ですか、今日はよろしくお願いします」
村野二佐 「そしてこちらに居るのが防衛省の方だ…」
防衛省職員 「初めまして零地殿」
零地 「あぁどうも…」
村野二佐 「…忙しいのに来てもらってすまないね、さぁ早速来たまえ…かなり時間がかかるからな」
零地 「はい」
零地は村野二佐に倉庫のような巨大な乾ドックに連れてかれ中に入り…
零地 「失礼ですが乾ドックに何かあるので?…水が抜かれていますし…」
村野二佐 「あぁ有るとも…」
村野二佐の指示で部下の海自が隠されたボタンを押すと、床の地面が開き階段が現れたのだ
零地 「……少年が見たら興奮するような感じですね(笑)」
村野二佐 「あぁ…私も最初はウキウキしてたさ……さぁ来い、この下に用があるんだ…」
零地 「…龍馬もこの事知ってたのか?」
龍馬 「まぁ…うん…そうだな…」
零地 「なんか……0〇7みたいだな…」
村野二佐 「いい例えをするね〜」
冗談を交えつつ隠された階段を降り、核シェルターかのようなドア、地下数百メートルへと続くエレベーター、そしてまた核シェルターかのようなドア、手荷物確認、鉄で出来たまるでSFのような廊下を進みそのような別の自衛隊基地には無いような厳重な所を進んで行くとまたドアがあった
零地 「……またドアですか…」
防衛省職員 「それはそうですよ、何せ数千億円を賭けて作った施設なんですから」
村野二佐 「…着いたぞ」
海自隊員が鍵のかかったドアを開け入るとそこに合ったのは…
零地 「えっ!?……これは…」
村野二佐 「あぁ、ここに有るのは世界中の武器兵器だ」
零地 「…イギリスの『チャレンジャー2』やロシアの『T-14』……アメリカの『B-1Bランサー』まであるじゃないですか!!……こんなの何処で…」
村野二佐 「それも踏まえて私から説明しよう、まずなぜ君をここへ連れてきたかと言うと、君は1週間ではあるが現地を見てきた人物だ、そこで君に現地で1番最適な武器兵器を君に決めてもらう為にここへ連れてきた」
零地 「私が…決めるのですか?」
村野二佐 「あぁそうだ、後勘違いしないで欲しいがこの武器兵器を生産して使うんじゃなくてこれを元に新たな武器兵器を開発するってことをな」
零地 「えぇそれくらい分かっていますよ」
村野二佐 「なら良かった…そしてもう1つ、何故ここに世界中の兵器があるのかと言うと、4年前に君が戦った『アジア解放軍』から回収した物だからな」
零地 「えっ!?…ちょっと待って下さい!!と言う事は『アジア解放軍』は世界中の兵器を持っていてそれを日本に全投入したって事になりますよね!?しかもその兵器を日本今まで隠していた事に!!…」
村野二佐 「あぁ…君の言うとうりだよ、我々日本は下手したら全世界を敵に回すような事をしていた、けどもう考える必要はない、今はこれらをどう使うかだ」
零地 「…確かに今は考える必要はありませんが…けど不思議になりません!!私は奴らと戦いましたが、こんな武器兵器などは見た事は…」
村野二佐 「だろうな…何せこれは奴らの輸送潜水艦から回収した物なんだ」
零地 「ゆ…輸送潜水艦…」
村野二佐 「君がが戦っている間に私ら海自が奴らの輸送潜水艦を発見しすぐ包囲して捕まえたんだ、しかも1隻だけじゃなく合計30隻居たんだよ…そして奴らの輸送潜水艦を調査した所これが沢山合ったんだ…」
龍馬 「俺もそれを聞いた時は驚いたよ…」
零地 「…けど何故海自がこれを隠しているんですか?本来なら陸自とかでは…」
村野二佐 「やはり君もそう思うか?、なら正解だった」
零地 「正解?…」
龍馬 「この武器兵器を世界から隠す為に俺ら陸自が管理するとすぐにバレちまう。「陸自の基地に突然巨大な建物が出来た」とか「アジア解放軍の輸送潜水艦はどこへやった!?陸自が隠しているのか!?」なんて思われちまうだろ?けど海自なら海岸とかに巨大な建物を建てても乾ドックって言えば怪しまれない。そうゆう事ですよね?村野二佐…」
村野二佐 「あぁそうだ…それにもし怪しまれても乾ドックの下に収納する施設がある…なんて思うか?それに乾ドックならこうゆう大型の物を運び入れても怪しまれないだろ?」
零地 「確かに…それはいい考えですね!」
防衛省職員 「すみませんがもうそろそろ良いですか?」
村野二佐 「すまない、では始めようか」
そして零地は武器兵器を全部見た後どれが最適かを決めた後に村野二佐に来て欲しいと言われ隣の部屋に移動するとなんとそこには潜水艦が数隻あったのだ
零地 「………これ…潜水艦ですよね?…こんな物まであったんですか!?…」
村野二佐 「驚きだろ?こいつ(潜水艦)はロシア製の原子力潜水艦だ、艦種は…改造されすぎて特定出来ていないがどうにかここに収納することが出来た」
零地 「奴ら…潜水艦……しかも原子力のタイプまで持っていたとは……職員、もしかしてミサイル発射出来る奴ですか?」
防衛省職員 「はい発射出来ますよ」
零地 「……核弾頭?…」
防衛省職員 「はい、核弾頭です」
零地 「ICBM?…」
防衛省職員 「もちろんICBMです」
零地 「……水中発射可能?…」
防衛省職員 「可能ですよ」
零地 「 ・ ・ ・ マジもんかよ…」
村野二佐 「驚くのはまだ早いぞ!!ここにある3隻はどこ製のかの原子力潜水艦だからな!!」
零地 「え?……」
防衛省職員 「といってももう2隻はアジア解放軍がロシア製原子力潜水艦を真似て作った物で性能は低いですけど」
零地 「いや!!テロリストが原子力をつくってるんだぞ!?ヤバすぎだろ!!てか国連は何やってんだよ!!みんなザル(警備)じゃねぇーか!!」
龍馬 「いや待て零地、まず奴らは潜入が得意で、捕まえた指揮官(アジア解放軍)から聞き出した話だと、アメリカやヨーロッパで資金・知識を得て、資源は南米・アフリカ・中東・アジアから得ているらしい。あと武器兵器生産は南米・カリブ海・アフリカで作ってるらしいな、兵器を奪うにはスパイとかで侵入して奪うらしい、まぁこの潜水艦は買ったらしいがな」
零地 「……奴らって意外に世界中で活動してたんだな、所でこの潜水艦は原子力なんだろ?日本の『非核三原則』に引っかかってないか?」
村野二佐 「そのことなら問題ない、もうとっくに原子力は取り外して特別な収納室に保管されてる」
零地 「マジか……それで私に潜水艦も見て欲しいと…」
村野二佐 「まぁそうゆう事だ、こうゆう潜水艦は必要かな?」
零地 「潜水艦は……必要だと思います、相手に気付かれず情報を得るには必須ですね」
村野二佐 「やはりか……所でこいつに乗ってみたくないか?」
零地 「……………はい(笑)」
龍馬 「同じく…」
村野二佐 「…防衛省の方はどうします?」
防衛省職員 「いえ結構です。よく中に入るので…ではお先に失礼を…」
零地達は先に戻る防衛省職員に敬礼し村野二佐が…
村野二佐 「…じゃあ乗ってよし!!(笑)」
零地 「(父親みたいな雰囲気を出す感じの人だな〜)」
零地と龍馬は潜水艦の中を見て周り、気づくとかなり時間が経っておりホテルへと戻る事にした…
零地 「ハァ〜〜〜〜〜〜〜……終わった〜〜〜………」
龍馬 「クソ長ため息(笑)」
エレー 「大丈夫ですか?零地さん?…かなり疲れたみたいですね、何をしてきたんですか?」
零地 「あ〜〜……それは国家機密だ…スマンが話せない…」
エレー 「あ!そうでしたすみません!」
零地 「…エレー達は何をやったんだ?」
ダナト 「俺らも俺らで大変だったぜ〜…」
マティナ 「日本の方にアルデール語を教えてました」
エレー 「ランデスが居なかったろもっと大変だったわよ〜…」
ランデス 「頑張りました!!」
七海 「皆翻訳の為に頑張ってくれたんですよ〜」
ダナト 「あっ!!後なんか血を取られたり、髪の毛数本取られたりとかもしたぞ!!」
零地 「(DNA調査か…)」
ダナト 「でさぁ〜それでマティナが!…」
すると突然マティナが反応し座っているダナトに思いっきり綺麗な腹蹴りを食らわせ、腹蹴りを受けたダナトは蹴られた衝撃でイスごと後ろへ倒れもがき苦しんでだ
ダナト 「グォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!…腹が!!!……死ぬ!!!」
突然の事に皆固まり唖然しているとマティナが…
マティナ 「おいダナト!!貴様余計な事を言うんじゃない!!」
ダナト 「グォーーーーーーーー………(かすれ声)だからって突然蹴るはないだろ〜……」
零地 「………何かあったのか?…」
エレー 「えぇその…チュウシャ?と言う物に刺された時エレーが凄く驚いて叫んでいたの…」
七海 「あれはもう発狂レベルでしたけどね〜」
零地 「そ…そうか、頑張ったな……所でヴァルダはどうした?」
エレー 「部屋に戻りましたよ」
零地 「そうか…(なんだかんだヴァルダが1番大変だっただろうな〜)」
ランデス 「…ところで明日翻訳やるんですか?」
零地 「明日?明日は日本を見て回っていいんじゃないか?なぁ龍馬?」
龍馬 「あ…あぁ明日エレー達は七海と一緒になら自由行動していいぞ!」
ランデス 「わーい!!」
ダナト 「えっ?そうなの?」←(治ってきた)
マティナ 「こいつ(ダナト)…最近治るのが早くなってる…」
エレー 「まぁまぁマティナ…」
龍馬 「……まぁ午前中だけだけどな(マティナ怖いな…)」
エレー 「零地さんも一緒に来てくれるんですか?」
零地 「わりぃ、明日は龍馬と一緒に故郷行ってくるから一緒には居られないんだ!スマンな…」
エレー 「そうですか……じゃあ明日ヒュウガ…で合流ですね!」
零地 「あぁそうだな!」
ランデス 「…零地さんの故郷って何処なんですか?」
零地 「俺か?俺は『北海道』って所が出身なんだ、日本の中で1番自然豊で寒い所なんだ」
龍馬 「ちなみに俺と黒太も同じ『北海道』出身だ」
七海 「あっ!…北海道出身だったんですね!標準語で話してたので気づきませんでした」←(横浜出身)
零地 「まぁそうだな、標準語の方が何かと良いし」
龍馬 「ちゃんと方言言えるからな?」
エレー 「ホッカイドウ?…変わった地方名ですね」
ランデス 「皆さん出身が一緒なんですね!」
零地 「あぁそうだな」
龍馬 「中学の頃から一緒だ!」
ランデス 「チュウ…って…なんですか?」
零地 「あぁそうか…この世界では中学校は多分日本だけか…」
龍馬 「それじゃあ仕組みを教えるか〜…」
七海 「うわ〜そこからですか〜…」
説明中…
ランデス 「へぇ〜…そうなんですか〜…」
マティナ 「とゆうか皆さん学校行けてたんですね、驚きました」
エレー 「確かに凄いね〜…」
零地 「…皆は学校行ってないのか?」
エレー 「私とマティナは貴族だから行けてたけど……ランデスは行けてた?」
龍馬 「え!?エレー達って貴族だったの!?」
七海 「嘘でしょ!?」
エレー 「え?教えていませんでしたっけ?」
零地 「龍馬達には教えてないな〜」
龍馬 「知ってたんなら教えろよ!!」
零地 「だが断る」
龍馬 「何がだよ!!」
七海 「………ランデスちゃんは行けてたの?」
ランデス 「はい行けてましたよ!魔導学校に!」
七海 「魔導学校!!良いな〜夢ある〜」
ダナト 「……とゆう事は男性組は行けてないな〜…」
零地 「あぁそうだったの?」←(聞いてなかった人)
龍馬 「だいたい予想は着いてた」←(なんとなく察していた人)
七海 「ダナト達はなんで行かなかったの〜」←(全く察していなかった人)
マティナ 「日本はどうゆう仕組みかが分かりませんが、私達の世界では学校に行けるのは貴族や王族・皇族ぐらいです。後一部を除いて平民や農民などの子供は学校には行けません」
龍馬 「…平民と農民の子供は可哀想に……」
七海 「そうするとランデスちゃんも貴族なの?」
ランデス 「私は違います、エレーさん達は貴族ですけど、私は平民ですよ」
七海 「えっ?そうなの?けど魔法…魔導学校に行ってたって…」
ダナト 「ランデスは魔導師だからな〜…魔法が使える人は魔法系の学校に特別行けるんだよ」
七海 「はぇ〜…魔法使える人は特別なんだ〜」
エレー 「…日本はどうなの?」
零地 「日本か?日本は全ての子供が学校に行く義務があるんだ、だから日本人全員が学歴を持ってんだ」
ランデス 「えっ!?ウソ!?」
エレー 「皆が!!」
ダナト 「羨ましい〜!!」
マティナ 「…だから日本はこんなに発展出来たんですね」
龍馬 「まぁ俺は勉強嫌いだったがな!(笑)」
七海 「同じく」
ダナト 「なぁなんなら俺らの世界と日本の違いを探そうぜ!!」
ランデス 「あっ!名案ですね!」
龍馬 「良いかもな〜」
七海 「じゃあ探しましょ!!」
零地 「…大変だな……」
その晩、零地達は夜遅くまでこの世界と日本の違いを教え盛り上がった…
その日の昼頃、東京帝国ホテルにて、ハーランド将軍は昨日日本と会談を行った部屋で堅苦しい雰囲気で座っていた…
ハーランド将軍 「………」
陸軍最官 「………」
騎士団長 「………」
騎士団長 「……しょ…将軍…あの…そろそろ私達にご説明を…」
将軍 「………」
騎士団長 「………」
硬い沈黙が続いているとドアの開く音がしたのと同時に将軍達は素早く立ち、山本総理が明るく入って来た
山本総理 「お待たせさせて申し訳ありません」
ハーランド将軍 「こちらこそ…突然呼んでしまい申し訳ございません」
山本総理 「いえいえ、国の指導者同士話し合うのも仕事の内ですよ……後そこまで固く返事をしなくてもいいんですよ?」
ハーランド将軍 「…すまないが私は指導者でありますが列記とした軍人です、山本殿のようなお方には敬意を払はければなりません…」
山本総理 「…分かりました、けれどそうだとしても将軍と私は対等な立場ですので…自己紹介が遅れましたな、私はこの国の内閣総理大臣をしている『太久郎 山本』と申します」
ハーランド将軍 「私は『ハーランド・エル・オド』、アルディア軍の最高司令官をしております…」
山本総理 「そうですか、どうぞお掛けになってください」
山本総理がそう言い座ると早速会談が始まった
山本総理 「それで今回はどのような事があり私と話がしたいと…」
ハーランド将軍 「……我々は日本を見ました、日本にある物は全て素晴らしい…私が生きている内にこんな凄いのを見れるとは思いませんでした…」
山本総理 「…はぁ……なら嬉しい限りですが…」
ハーランド将軍 「………そこで私は決めました…」
山本総理 「……何をです?…」
ハーランド将軍 「…我々アルディア諸島国を日本国の傘下に入れて欲しいのです…」
将軍が突然傘下に入れて欲しいと言われ山本総理は驚いが、それよりも驚いたのは陸軍最官.騎士団長である。何故ならこの世界で傘下に入るって事は属国に近い状態になるからである
陸軍最官 「将軍!!本気ですか!?」
騎士団長 「将軍!!いくらなんでもそれは!!…」
ハーランド将軍 「もう決めた事だ…」
山本総理 「…どうしてそう決めたのですか?」
ハーランド将軍 「…我々はベナウム王国と内戦中です……ですがこの戦いには勝てません、だからと言って負ける訳でもありません……我々は終わる事もない戦いをしているのです、けれどあなた方が入ればこの戦いに終止符を打つ事が出するんです!!それにもし我々だけでこの戦いに勝てたもしても我々は軍人です!!、国を動かすやり方を知りません…勝利後の方が国がズタボロになってしまう……そういう事です……」
山本総理 「…気持ちは分かりましたが……我々日本国は同盟は組みますが、傘下だとかはちょっと……」
ハーランド将軍 「お願いします!!我々だけでは今後やっていけないのです!!」
山本総理 「しかし…」
ハーランド将軍 「もちろん見返りも考えています!!、今のあなた方日本国は食糧不足だと伺っております!!そこでこの戦いが終わったら我が国の生産した食糧を日本国へ譲ります!!後々の追加条件も聞き受けます!!……これでもダメですか!?……」
山本総理 「ちょっとお待ち下さい………少し…お待ちください……」
そう言いって山本総理は部屋を出て行き、士官達は将軍にもう一度聞き返した
騎士団長 「…将軍…本気ですか?…」
陸軍最官 「…彼らの言いなりなるおつもりなのですか?…」
ハーランド将軍 「…さっき言ったとうり、我々だけの力じゃこの戦いに勝利出来ない、勝てたとしても我々はベナウム全領土を管理なんか出来るか?…それはお前らも分かっているだろ?」
騎士団長 「そうですが…」
陸軍最官 「まだよく分からない連中の傘下に入るのは……」
ハーランド将軍 「…お前達の言いたい事も分かる、けど我々はこの道しか方法は無いのだよ……後食べ物なら有り余る程取れるだろ?彼らがそれに乗ってくれたら助かるのだが………」
そして数時間が経ち、山本総理が戻って来ると今度は総理だけではなく閣僚を連れて戻ってきたのである
ハーランド将軍 「…」
山本総理 「すみませんね…また待たせてしまって」
ハーランド将軍 「…待つのは慣れておりますので……」
神正防衛大臣 「…話は聞きましたよハーランド将軍、我々日本国の傘下に入り、戦争を終結させたいと…」
ハーランド将軍 「…その通りです……」
神正防衛大臣 「…ではその事について詳しく話ましょう」
ハーランド将軍 「賛成してもらえるのですか!?」
神正防衛大臣 「いえ、それはこれから決める条件しだいですけど」
ハーランド将軍 「そ…そうか…では早速決めましょう…」
経済産業大臣 「では私から…まず食糧不足の事なのですが、総理の話だとあなた方が勝利すれば我々に生産した食料をもらえると伺いましたがそれは本当なのですか?」
ハーランド将軍 「えぇもちろん、全部というわけではありませんが、7割なら日本国に渡す事が出来ます」
経済産業大臣 「そうですか…ではその生産量はどのくらいになるのですか?」
ハーランド将軍 「それは……団長…」
騎士団長 「はっ…は!!……現ベナウム王国でなら年に……2500万トン…あたりでしょうか?」
経済産業大臣 「そんなに作り出しているのですか!?その半分だけでも我々日本はやってけますよ!!」
山本総理 「多少制限をかければ…の話だが……それでそんなに貰って大丈夫なのですか?」
ハーランド将軍 「あぁ大丈夫です、何せ多すぎて処分してしまっていますから(微笑み)」
経済産業大臣 「そうですか……では私からは以上です」
産業大臣 「では次に私からなのですが、ベナウムで取れる地下資源などの採掘権などは視野に入っていますか?」
ハーランド将軍 「それは別に構わないのですが……金.銅.銀の鉱石は差し出す事は出来ない、我が国の伝統としてとても重要なのです、それ以外なら構わんが…」
産業大臣 「なるほど…でも安心して下さい、今はそうゆう細かい事までは決めませんし、我々は無理な条件を押し付ける意図はまりません。後将軍方々にも拒否権.決定権がありますから」
ハーランド将軍 「そ…そうですか…」
神正防衛大臣 「…では次に私からなのですが、現在アルディア諸島国はベナウム王国と戦争中であります。そしてハーランド将軍殿は我々日本国に参戦要求を求めて来ました、そこで我々日本国はもう既に自衛隊を配置に付けさせており、いつでも準備が出来ておりますが、絶対条件が3つあります」
ハーランド将軍 「条件ですか…どんな条件ですかな?」
神正防衛大臣 「我々日本国の絶対条件は3つ、まず『奴隷制の撤回』、次に『日本領海の再決定』、3つ目は…」
陸軍最官 「おい待て!!…今『奴隷制の撤回』と言ったか!?そんな事してみろ!!我が国の再建が出来ないではないか!!私は絶対に認めれんぞ!!」
ハーランド将軍 「最官先程話しただろ!!彼ら無しじゃこの戦いは勝てん!!ここは彼らの条件を聞くのだ!!……済まないな…つい怒鳴ってしまった…(は〜…連れて来る者を間違えたか?)」
神正防衛大臣 「…まぁそうなりますよね、その事なら安心して下さい、我々が再建の資金援助をいたしますし、自衛隊を使い被害の受けた場合への派遣も考えております」
ハーランド将軍 「それは本当ですか?」
神正防衛大臣 「はい、本当です」
ハーランド将軍 「そうですか…なら心配しなくても大丈夫そうだな、元から奴隷解放は視野に入れていた、それが早まっただけだと思えば良いだけの話だ!」
騎士団長 「…すみませんが途中で遮ってしまいましたが、3つ目はなんなのですか?」
神正防衛大臣 「はい…3つ目の条件はベナウム王国の領土に着いての話です…」
ハーランド将軍 「……そうですか…日本国の方はどうお考えなのか先に聞かせてくれませんか?」
神正防衛大臣 「分かりました。ではまずスクリーンに注目して下さい」
陸軍最官 「こ…これは……ベナウム王国の地図か?」
騎士団長 「なんと立派な…」
山本総理 「ん?航空写真の加工終わったのか?」
神正防衛大臣 「すみません、伝えるのを忘れてました……では説明をしたいと思います、まず一部領土に付きましては日本近海に存在するベナウム王国領の無人島を我々日本領土へと編入、そしてベナウム領土の半分は属国として考えております」
ハーランド将軍 「…無人島を日本国へか……属国になる領土は決まっているのですかな?」
神正防衛大臣 「はい、属国になる地域は先程裏で取り決めしました。そしてその地域はまず、西部にある『ユーサルドの森』と『チァ・ラナンス高地』の2地域で構成しようと考えております」
陸軍最官 「まて!!『ユーサルドの森』と『チァ・ラナンス高地』と言ったか!?あそこは何も無い場所だぞ!!そんな場所を得ようとするなんて考えられん!!」
神正防衛大臣 「…何か勘違いをしていませんか?我々は本来領土などには興味ありません、なので比較的に人口が少なく民族の違い・まあり発展していない場所を選んだのです。そうすればあなた方々はそんなに人口や発展している地域などが減らずに管理出来ると言う事です」
陸軍最官 「領土に…興味がない?!…」
ハーランド将軍 「そうゆう事か…そうであればお互いに有意になりますな!」
神正防衛大臣 「分かってもらえて光栄です」
山本総理 「…では決まりましたな、将軍、また明日会いましょう」
ハーランド将軍 「分かりました、では山本殿…」
こうして山本総理とハーランド将軍の非公開会談は終わり、次回(明日)への準備を進めるのであった…