10話 日本の船『護衛艦ひゅうが』
《注意》
この小説はあらゆる民族・国家・戦争・宗教・主義・思想を陥れる意図はありません。
非難するような事があると思いますが、全てストーリーに関するものなので、広い心で見てくれたら幸いです。
この作品はキャラクターが多く登場するのと、社会系.軍事系の単語などの名前が出て来ますが、キャラ名は基本シンプルか覚えやすそうな名前にします。
社会.軍事の物は後書きで分からない人や、初心者向けに大まかな簡単説明をいたしますのでもうとっくに知っている人は見なくて構いません。
後よく誤射ります…
この小説は基本終わりがありません。思い付く限り書く感じなのでそこのとこよろしくお願いいたしますm(_ _)m
10話 日本の船『護衛艦ひゅうが』
エレー達は途中まで一緒に旅をしていた零地と正式な仲間になり、そしてある地へと向かっていた…
エレー 「零地さん、聞くの忘れていたんですけど、今からどこに行くんですか?」
ランデス 「そういえばそうですね〜、どこ行くんですか?」
零地 「ん?それはだな…着いてからのお楽しみって奴だ!! (笑)」
エレー 「え〜…教えてくれても良いじゃないですか!!」
ランデス 「まぁまぁエレーさん、それまで期待しときましょうよ〜」
エレー 「そ…そうだね……」
零地 「確かここら辺だったような〜(地図を見る)……ここ…か!良し!、いったんここで休憩するぞ、迎えが来る」
エレー 「えっ?ここですか?こんな森の中の開けた場所で?」
零地 「あぁそうだここに迎えが来る、それまで待っててくれ」
ランデス 「ここで少し待つんですね!分かりました!」
エレー 「ほらマティナ、ダナト、起きて!」
マティナ 「…エ…レーサマ…オキテクダ…サイ…ドコイクンデス……ん?……あぁ…私、途中で寝てしまったんですね…」
エレー 「…夢の中で私を起こさないでくれる?」
ダナト 「………ウゥ…オ……オキロ…エレー……ナニ…ネボケテルンダ…ヤ…ヤメロ…ブキヲモッテコッチニ……………はっ!!…なんだ夢か……」
エレー 「(イラ)あのさ〜…」
零地 「(笑)……少し着くのが早かったかな?ちょっと待っててくれ……そうそうランデス、翻訳魔法なんだが俺にじゃなくて自分達にかけておいてくれ」
ランデス 「なんでですか?」
零地 「俺の仲間はここの言葉を知らないし、魔術師や魔導師のような人達を連れてもいないしな」
ランデス 「そうですか、分かりました!」
30分後…
エレー 「あの〜零地さん?…まだですか?」
ダナト 「待って結構時間経ってると思うが…」
零地 「まだ30分しか経ってないぞ?」
ダナト 「そうか…」
マティナ 「…いつまでここに居るんですか?」
ランデス 「気長に待ちましょ?」
零地 「もうそろそろ来ると思うが…」
エレー 「そもそも零地さん、誰を待っt…」
その時、遠くから連続的に爆発音のような音が鳴り響き、その音はすぐそばまで近ずて…
零地 「…来たみたいだな」
エレー 「えっ!?なんなんですかこの音!?」
マティナ 「エレー様!!ご注意を!!」
ダナト 「段々近すぎて来てる!!」
ランデス 「こんな音聞いた事ないですよ!!」
ヴァルダ 「…」
皆が驚いて音の元凶を探して周りを見ていると、その謎の音を発生させてる物がエレー達の頭の上を通過していき、また戻ってきて零地達のいる開けた地に着陸てきた。その着陸してきたのは航空自衛隊のCH-47J(輸送ヘリ)で、着陸した後ドアが開き人が降りてきて零地とその降りてきた人が近付き話始めた
ランデス 「うわぁぁぁ!!風が!!」
ダナト 「なんか開いたぞ!!」
ヴァルダ 「…」
(ヘリの騒音で声が大きくなっている)
龍馬 「よう!!零地!!久しぶりだな!!」
零地 「1週間だろ!?久しぶりって程じゃねーだろ?」
龍馬 「それもそうか!!それじゃあ乗ってくれ!!クーガーJは他に任せとけ!!」
零地 「他に数人同行していいか?俺の仲間になった奴らだ!!」
龍馬 「…あぁ構わん!!乗れ!!」
零地 「それじゃあ皆こいつの後に続けて乗ってくれ!!」
エレー 「零地さん!!これは何ですか!?それに乗って大丈夫何ですか?!」
零地 「あぁ大丈夫だ!!俺もこれに乗ってきた、さぁ乗れ!!時間が無い!!」
そしてエレー達はCH-47J(輸送ヘリ)に乗り込み、他の隊員達がクーガーJを吊るして発進した
(無線会話)
龍馬 「お前早速現地の仲間を作りやがって!本当に凄いな!」
零地 「出来るだけすぐに作れば今後の活動に影響はないだろ?」
龍馬 「それもそうか!!」
エレー 「・・・零・・・さん・・・れどう・・・・・・」
零地 「ん?エレー、この顔の前にある黒い奴に向かって喋ってくれないか?、声が聞こえない」
エレー 「…あの零地さん、これ声が反響してるように聞こえるけどどうなってるんですか?」
零地 「これはスピーカーって言って声をでかくしたり、聞こえるようする道具だ」
エレー 「なんかそんな魔法あったような…」
ランデス 「うわぁぁぁ!!た…高い…こんな高く飛ぶなんて!!」
マティナ 「落ち着けランデス、ランデスだってその杖で飛べるだろ?」
ランデス 「まだこんな高く飛べないもん!!」
マティナ 「…結構高く飛べたと思うんだが?」
龍馬 「…なぁ自己紹介して貰っても良いか?」
エレー 「えぇ…」
自己紹介中…
龍馬 「そうか!!これからよろしくな!!んじゃ俺らも自己紹介しよう、俺は伊藤 龍m…」
零地 「龍馬!!名前と苗字が逆だ!!この世界は欧州のような感じだ」
龍馬 「おぅそうか、俺は龍馬 伊藤だ、そして今この機体を運転しているのが…」
林機長 「この機体の機長をしている春助 林だ、あとは七海が細かく紹介する、七海!!」
鈴木 七海 「はい!!私は七海 鈴木、これから零地殿の補給・移動・支援などを担当させて貰います。あと機長は林機長と言って下さい、機長は下の名前で呼ばれるのがあんまり好きじゃないので…」
零地 「そうかじゃあ今後ともよろしくな。…エレー達は分かったか?」
エレー 「龍馬さんに林さんに七海さんですね!これからよろしくお願いします!」
マティナ 「女性が竜騎兵?って珍しいですね…」
ダナト 「そもそも女性が軍人ってのが珍しい」
七海 「え?私の事言ってる?あ〜ぁ今乗ってるのは竜じゃないし、あと私以外にも意外と女性隊員居るよ〜」
マティナ 「えっ!?他にも!!」
七海 「まぁ少ないけど…」
龍馬 「所でよ、エレーとマティナとランデスのその耳本物か?」
エレー 「はい、本物ですよ」
マティナ 「私は混血種のエルフですが」
ランデス 「私は狼人です」
龍馬 「マジか!!確かこの世界ではエルフって珍しいんだろ?」
エレー 「え…えぇまぁ…そうですけど……」
龍馬 「フォー!!」
七海 「えっ!?なになに!私にも見せて!!」
エレー 「(なんか人気者になっちゃってる…)」
林機長 「フッ……」
その時だった。突如レーダーのアラームが鳴り、何かとレーダーを見ると前方の方に1つポツンと大きい何かがレーダーに映りこんでいた
林機長 「おいなんだこれは!?」
七海 「何かがこちらに接近しています!!」
林機長 「それは分かってる!!どっちからだ!?」
七海 「方角……11…10時の方向!!猛スピードで接近しています!!このままじゃぶつかります!!」
林機長 「出力を上げろ!!上昇する!!」
機体が持ち上がり、上下に激しく揺れ…
ランデス 「うわぁぁ!!」
ダナト 「ちょちょちょ!!」
マティナ 「エレー様つかまって!!」
エレー 「きぁーーーー!!」
ヴァルダ 「…」
龍馬 「ウグ…クソ!!」
零地 「うぉ……っと、皆大丈夫か!?その何かを見つけるんだ!!」
全員が外を見て探してる時にエレーが…
エレー 「………!!あれじゃないですか!?」
林機長 「何!?どこにいる!!」
エレー 「あの地平線をよく見て下さい!!」
林機長 「っ!!!………」
七海 「ウソ………」
零地 「…………なんだ……………ありゃ……」
龍馬 「おい何を見つk……て…………」
エレー 「…あれって……」
マティナ 「まさか…」
ダナト 「この大陸からは居なくなったんじゃなかったのかよ!!」
ランデス 「どうしてこんな所に…」
ヴァルダ 「…」(じっと見つめている)
全員が見たのは全長約5キロある巨大な竜?で、そんな馬鹿でかい竜が羽を動かさず飛んでおり、なぜ零地達がそんな大きい竜に気づかなかったかと言うと、大き過ぎて1つの山かと思ってたからである
七海 「…こっちに近ずいています!!機長!!」
林機長 「………!!…もっと高度を上げろ!!ぶつかるぞ!!」
七海 「けど!!クーガーが重くて機体が上がりません!!」
林機長 「いいから上げろ!!」
なかなか持ち上がらない機体をやっと持ち上げた時、その巨大な竜が下を猛スピードで通過していき…
龍馬 「下を通過して行ったぞ!!」
林機長 「七海!クーガーが無事か見て来い!!」
七海 「はい!」
そして七海は床のハッチを開け、下を確認し…
七海 「クーガーは無事です!!」
っと言った瞬間、猛烈な突風で機体は激しくゆれたがすぐに体制を水平に戻した
ランデス 「!!…七海さん!!」
林機長 「どうした!?」
七海はハッチから落ちかけておりすぐに引っ張り入れた
龍馬 「…大丈夫か?」
七海 「はあ"あ"……死ぬかっと思った…」
零地 「無事で良かっな…」
するとまたレーダーが反応し、さっき後ろに通った巨大竜から無数の反応があり
林機長 「おい!!後ろから何か接近してるぞ!!」
七海 「後ろのハッチを開けて見てみます!!」
後ろのハッチを開け確認して見ると大量の竜達がこちらに向かって飛んで来ており、ヘリよりも早いスピードで接近していた
七海 「何あれ!!」
ランデス 「あれは飛竜です!!」
ダナト 「飛竜は物凄い速さで飛ぶ竜なんだよ!」
エレー 「嘘でしょ!?もっと早く飛べないんですか!?」
林機長 「これでも早く飛んでる!!これ以上早く飛ばす事は出来ん!!…七海!!機銃で撃ち落とせるか!?」
七海 「はい!!今すぐセットします!!」
零地 「俺も手伝おう!!」
龍馬 「俺も!!」
七海 「……機銃セット完了!!」
林機長 「撃ち落とせ!!」
(機銃の銃撃音)
ダラララララン!! ダラララララララララン!! ダララララララララララン!!
七海 「ダメです!!当たりません!!」
すると突然ヴァルダが立ち…
ヴァルダ 「…」
七海 「えっ!?何を…」
ヴァルダは弓矢を取り飛竜達に矢を向け…
七海 「えっ!?そんな物でどうやって倒すの!?」
ヴァルダ 「…殺すんじゃない……追い返す…」
ヴァルダはそう言い矢を放つと飛竜に当たり、当たった飛竜が方向を変え別の方へと飛んでいき、それに続いて他の飛竜達に次々と当て、ある程度の飛竜達が方向を変えると他の飛竜達もそれを追うかのように方向を変え去っていった…
七海 「……凄い…」
龍馬 「こんな揺れてるヘリでも竜に当てるなんて……なんちゅう腕だ…」
エレー 「それはそうでしょ〜」
ランデス 「だってヴァルダさんはダーガ族なんですよ?」
ダナト 「ダーガ族に弓を使わせるとそりゃあ勝てない程の腕だからな!」
マティナ 「ダーガ族はどんな者も勝てない程の腕を持つ弓使いの部族なんですから」
七海 「…そ……そうなんだ……」
龍馬 「……これ下手したら零地よりも腕利きじゃないか?」
零地 「…かもな……」
七海 「…これ……ライフル渡したら…」
零地 「……恐ろしい…」
龍馬 「……考えたくない…」
林機長 「何してるんだ!!早くハッチを閉めろ!!」
七海 「す…すみません機長!!」
零地 「…なぁエレー、さっきの巨大な竜?みたいなのはなんだ?」
エレー 「あぁあれですか?あれは…古竜です」
零地 「古竜?って言うのか…」
エレー 「はい、名前のとうり古代の竜……」
マティナ 「ランファルグ大帝王国が作り上げたとんでもない生き物の事です」
ダナト 「古竜の奴ら……とっくの昔にこの大陸から消えたって聞いてたのによ…」
エレー 「古竜は古代遺産の1つ…」
零地 「…他の大陸には居るのか?」
エレー 「はい…他の大陸には沢山います」
零地 「あれが?……嘘だろ…」
龍馬 「考えたくないな…」
七海 「あ…あんなのが沢山……おぞましい…」
林機長 「…今後の活動が困難になるな……」
マティナ 「本当に……古代遺産は私達の生活の邪魔になる存在何です」
ランデス 「あっ!けど中には温厚で危害を出さないのだって居ますし、後古竜だけじゃなくて他のもいますよ!…亀みたいなのも入ればクジラみたいなのも居ますし!」
零地 「……えっ?…竜以外も居るのか?…」
ランデス 「はい!」
零地 「…」
龍馬 「…」
七海 「…」
林機長 「…」
ランデス 「…あ…あの……その………ごめんなさい!!」
エレー 「…ランデスは悪くない」
ダナト 「あぁ悪くない…」
マティナ 「まぁ…知らないよりかわ…」
ランデス 「う…うわ〜ん……」
零地 「…対艦ミサイル通用しないかな〜」
龍馬 「無理だろ?」
零地 「……じゃあ核は?」
龍馬 「お前…色んな意味で馬鹿言うな。それに使ったとしても大体通用しないのがオチだから」
零地 「オチとか心のない事言うな」
龍馬 「…人の事言えるか?」
零地 「…言えんわ」(核)
そして零地達は古竜や古代遺産の事をエレー達に細かくおしえてもらい、全て記録し、そんな事をしていると数時間経ち目的地へと近付いた
零地 「…見えてきたぞ」
七海 「ようこそ、『護衛艦ひゅうが』に」
エレー 「ひゅう………えっ!?」
ダナト 「で…でけーーえ!!」
マティナ 「あれは……鉄の…船?…」
ランデス 「船なのに帆が無いんですね…」
ヴァルダ 「…」
龍馬 「俺らの国の船は帆が無くても航行可能なんだ」
ランデス 「帆が無くても…ですか……」
エレー 「す…凄い…」
マティナ 「……あんなでかいのに護衛艦とは…」
ダナト 「…あんな物作れるなんてな……俺の国でも見た事はないな…」
(無線)
林機長 「こちらCH-47J、2番スポットへの着艦許可を求む」
ひゅうが管制室 「こちらひゅうが、着艦確認をとる、それまで待て」
林機長 「こちらCH-47J、了解した」
ひゅうが管制室 「……………こちらひゅうが、着艦の許可が出た、速やかにクーガーを下ろし2番スポットへ着艦せよ」
林機長 「こちらCH-47J了解、これから荷を下ろし着艦する、以上…」
(エレー達に)
七海 「それじゃあ着艦した時の説明をするね、着艦した時衝撃があるから喋らず壁に頭を付けて顎を引いておいてね、後着艦してもすぐには降りないように…危険だから、説明終わり〜」
ランデス 「…大丈夫なんですかね〜」
七海 「機長〜、後部ハッチ開けますね〜」
林機長 「あぁ誘導頼む」
七海 「……ハッチ開けま…ってちょ!?」
七海が後部ハッチを開けた時、ヴァルダが勢いよく外へ飛び出し羽を広げひゅうがの甲板にゆっくりと着地し、それを見ていた自衛隊員達は
海自① 「す…すげぇ…」
海自② 「こいつ…羽を出したぞ…」
(ひゅうが運転室)
副艦長 「!!…今の見ました!?」
黒太 「……羽が有るのか…」
副艦長 「……何処行くんですか!?」
黒太 「向かえにいく、来るか?」
副艦長 「…いえ、ここにいます」
零地達の方に戻り
龍馬 「ヒュ〜…やるねぇ」
ダナト 「あいつすぐに降りたかったのか?まぁ飛べるのにこれがゆっくり着陸してたらそりゃあ我慢出来んよな〜」
七海 「…飛べるって良いな〜……」
ランデス 「ヴァルダさんって以外に短期な所があったんですね」
エレー 「意外だね〜」
クーガーJを下ろしたあと着艦し、ヘリを降りたエレー達は船のでかさに驚いていた…
エレー 「…実際に立っても本当に大きい〜」
龍馬 「マラソン出来るほどの大きさだよ」
マティナ 「…船の上には何も置いてないのですか?」
零地 「ヘリを離着陸出来るようにな」
ランデス 「魔導国家でもこんなの無いですよ…」
龍馬 「…まぁこの船よりもっと大きいのあるがな」
ダナト 「…そういえばこの船どこにも魔導兵器とか大砲が無いけどどうやって戦うんだ?」
龍馬 「それはだな…」
黒太 「それは俺から説明しよう!!…」
龍馬 「…」(今の龍馬の気持ち(´・ω・`)…)
ダナト 「…どなたで?」
黒太 「私は伊藤 黒太……君達の言い方だと黒太 伊藤だ。この船の艦長をやってる…黒太艦長とでも呼んでくれ」
ダナト 「この船の…えっ?…」
ランデス 「艦長さんなんだ…」
黒太 「普通は驚くよな(笑)…まずなぜこの船に大砲的な物がついてないかは撃ち合いするのを目的にしてないからだ、この船は君達が乗ってきたヘリを運び離着陸させるのを目的としてるんだ。じゃあどうやって戦うのかと言うと攻撃型のヘリを発進させて敵を倒すってやり方をするからヘリを沢山乗せる為大砲がいらないってことなんだ」
ダナト 「ほ…ほう……な…なるほど…」(分かってない)
零地 「おい黒太!!お前俺達が乗ってきたヘリにどうして護衛を付けなかったんだ!?」
黒太 「燃費の節約ってのもあるが、ベナウム王国に気づかれると色々面倒な事になるから護衛を無くしたんだ……何かあったのか?」
零地 「あった所の話じゃない!!とんでもない奴と会っちまったんだぞ!!」
黒太 「?…何と会ったんだ?」
零地 「それはな…」
林機長 「それは……私から説明しよう、一旦零地二尉は荷物整理などをしておいた方が良いでしょ、あと黒太艦長と個人的な話しなどをしたいので」
零地 「……分かった…林機長、説明を頼みましたよ…」
黒太 「あと零地、お前の連れを仮眠室に連れて行ったら俺の所へ来い、今後の予定とかを話す、いいか?」
零地 「ハイハイ分かってますよそんなの!!」
黒太&龍馬 「(ちょっとキレ気味だな)」
零地 「全員荷物整理手伝ってくれ」
龍馬 「あいよ〜」
七海 「はいは〜い」
エレー 「は〜い」
マティナ 「分かりました」
ランデス 「よーし!!魔法の凄さを皆に見せてあげよ〜」
ダナト 「…失敗すんなよ?」
ヴァルダ 「…」
そして荷物を整理し終え龍馬は部下の元へ行き、零地達は艦内の仮眠室へと移動した
零地 「俺ら男性組はこっちだ、女性用のはあっちだ、何かあったら七海に言え…頼むぞ七海」
七海 「おっし任せて下さい!!」
ランデス 「あの〜」
エレー 「零地さん…」
零地 「どうした?」
エレー 「私達って零地さんの国に向かってるんですよね?」
零地 「…そうだが?」
エレー 「その…場所ってどの辺にあるんですか?」
ランデス 「アルデール大陸から離れてるとは思うんですけど…」
零地 「確か…………なんだっけ?」
七海 「北東…平海……でしたっけ?」
零地 「それだ!!北東平海だ!!そこにある」
エレー 「えっ!?」
ランデス 「えっ!?」
マティナ 「今なんと!?」
ダナト 「ええ!!」
ヴァルダ 「…」
エレー 「零地さん…そこって……魔の海域ですよ!!」
ランデス 「そんな所にあったんですか!?」
零地 「そうなのか?」
七海 「何その怖いの…」
エレー 「分からないんですか!!常に霧が濃くて1度入ったら痕跡も無く居なくなるような海域ですよ!!」
マティナ 「零地殿達の国はそんなとんでもない所にあんなんて…」
ランデス 「魔力の乱れが激しい所なので位置が分からなくなるほどなんですから!!」
ダナト 「死に行くようなもんだぞ…」
七海 「皆落ち着いて、そうだったらもうとっくに私達が居なくなってるし、仮に迷っても対処法があるから大丈夫!!」
エレー 「なら良いんですが…」
零地 「…俺は黒太にその事を言ってるくから、俺がいない間なんかやらかすなよ?」
エレー 「大丈夫…だと思う…」
零地 「それじゃあ大人しくいるように……ランデス、魔法は禁止だからな?それじゃ…」
エレー 「……いきましたね…」
七海 「それじゃあ…気分転換にこの船を紹介しようか!!海自じゃないけど(小声)…」
エレー 「えっ!?本当ですか!!」
ランデス 「本当!!この船の事知りたかったんだ〜」
ダナト 「もっとこの船を見せてくれ!!」
マティナ 「早速約束を破ってますが…」
ヴァルダ 「……部屋にいる…」
七海 「皆テンション上がる早いね〜」
皆がひゅうがの中を見て回っている間に零地は船長室に行き、黒太と今後の予定などを話していた
零地 「ほらこれがこの1週間集めたデータだ」
黒太 「よし、確かに受け取った。…後なんだ?その禍々しい液体は?」
零地 「これか?(要塞都市)ベルゼルで回収した謎の液体だ。これを研究者に渡しておいてくれ……っあ!後これには触るなよ?触れた所から腐敗していくらしいから」
黒太 「……そんなヤバそうな物なぜ回収した?」
零地 「え?気になったからだ(笑)」
黒太 「(嫌がらせだろうな〜)」
零地 「…所でよ、なんかひゅうがに載せてるヘリの種類多くないか?後護衛艦も増えたか?」
黒太 「あぁ沢山載せてる理由はお前が何かあっても対処出来るように国からそう言われてるんだ。後俺の指揮下に『くらま』と『あたご』が入ったから何かあっても安心だ」
零地 「良かったな、お前だいぶ艦隊司令みたいになってきたじゃないか?」
黒太 「あぁこれでお前の支援とかを集中して出来るもんだ」
零地 「そりゃあ頼もしいな〜……あ〜後エレー達が言ってたんだが、北東平海って魔の海域らしいぞ?」
黒太 「え?そうなのか?ハーランド将軍はそんな事言ってなかったぞ?」
零地 「だよな?…それでエレー達の話いわく1度入ったら姿を消すって事らしいぞ?」
黒太 「……なんか俺らってとんでもない所にずっと居たんだな……後日本も………」
零地 「そうゆう事になる……それで日本でのやる事を教えてくれ」
黒太 「そうだな…大雑把に言うが、1日目は国会で現地の事を話して、2日目は俺とお前を連れてある所に行く。3日目は特別だ、北海道に一旦戻れ…戻った後は陸自の基地に行ってここに戻る……いいな?」
零地 「…国会の事は分かったが、お前とどこへ行くんだ?あと特別に北海道に戻るって……正直嬉しいけどよ…」
黒太 「だろうな、…2日目のはその日に話す、機密性が高いからな。3日目は国からそう言われた…多分その日はゆっくりしろって事だと思うが…」
零地 「機密性が高いのか……あと北海道には元から帰ろうと思ってたしな、国から言われなくてもな」
黒太 「そ…そうか……」
その時零地は黒太の机の上に置かれているアルデール語の本が目に入り…
零地 「ん?それ…アルデール語の翻訳本か?」
黒太 「ん?あぁそうだ、お前が調査している間にアルディアの人に手伝って貰ってな、全部じゃないがかなり翻訳が進んでるんだ」
零地 「ちょっと見せてくれ……ほぉ〜…かなり進んでるな、驚いた」
黒太 「だろ?この世界の翻訳魔法のおかげで支障なく出来てる」
零地 「…アサザルグ ヒィヤウェヴゥナサ(こんにちは初めまして)」
黒太 「…よく発音良く言えるな〜」
零地 「あぁエレーが俺にアルデール語を教えてくれるんだ、だから多少言えるぞ?……読みは出来ないけどな…」
黒太 「まじか〜…けどお前ならすぐ覚えれるだろ?」
零地 「実質全ての言語(地球の)を覚えた奴を舐めんなよ〜」
黒太 「お前ほんとヤバいよ〜……それじゃ俺はこの後打ち合わせだからまた後で」
零地「そうか、じゃあ俺はエレー達の所に戻ってる……それと次からは護衛を付けてくれよ?」
黒太 「分かってる…それじゃ……」
そして零地が艦長室出て…
黒太 「……3日目は……環奈の元に…だろうな…」
一方ひゅうが食堂室では
エレー 「…この船デカすぎ〜……」
ダナト 「…船の中ってこんなに複雑だとは…恐ろしい……」
マティナ 「…へばるの早すぎじゃないですか?」
エレー 「だって〜…」
七海 「何言ってるの?この船よりもっと大きい船が日本にはあるんだよ?」
エレー 「えぇ…」
ダナト 「ひぁ〜…考えたくね〜…」
ランデス 「アハハ……あっ!零地さん!!話終わったんですね!!」
零地 「あぁそうだが……皆ここで何してる?」
エレー 「見学です」
ダナト 「この船の中を見て回りたくて!!」
マティナ 「私連れられてました」
ランデス 「七海さんが見て回ろって言ったのでここに居ます!」
七海 「日本の船を自慢してただけです!!」
ヴァルダ 「…」←(無理やり連れてこられた)
零地 「(開き直るなよ…)………まぁなんだ?丁度良い時間だし海自カレーでも食べるか?」
ダナト 「飯だー!!」
ランデス 「わぁーい!!ご飯食べれるー!!」
零地 「それじゃあエレー、飯運ぶから手伝ってくれ」
エレー 「は〜い」
零地とエレーが皆の分のカレーを取りに行き…
七海 「……ねぇ…あの2人なんかいい雰囲気じゃない?」
ダナト 「だな…」
ランデス 「?…」
マティナ 「…私は不器用な女なのでそうゆうのは……」
七海 「アハハ…」
そして夜になり、エレーは甲板で一人月を眺めて座っていた…
エレー 「…」
七海 「この世界の夜空って綺麗だよね…」
エレー 「うわぁぁぁって…七海さんですか…」
七海 「どこ探しても居なかったから心配しちゅったよ〜、こんな所でどうしたの?」
エレー 「いや…何でも…」
七海 「……何1人で抱え込んでるの?私で良ければ話聞くよ?」
エレー 「えっ?………その……私…零地さんお世話になりっぱなしで…お礼を言いたいんですが中々言えなくて…」
七海 「…そうか〜、それで1人で考えてたのね〜」
エレー 「はい……あの…七海さん…」
七海 「何?」
エレー 「私…零地さんに素直な気持ちを言おうとすると……恥ずかしいと言うか…照れくさいって言うか…そんな気持ちになるんです。それなのに一緒に居たくて、一緒に話したいんです…おかしな話ですよね…」
七海 「…ハハ〜どうやらエレーちゃんは零地殿に恋をしたみたいだね〜」
エレー 「えぇ!!ち…違いますよ!!ただ話しずらくなるだけで別に好きという…訳じゃあ……あと零地さんと会って1週間ですよ!!たった1週間で人を好きになんなんて…」
七海 「良い?エレーちゃん、世の中恋に時間は無いって言うのよ?だからたった1日で相手を好きになるっておかしな話じゃないし…後エレーちゃんは零地殿が他の女性と楽しく話してる所を見るとどう思う?」
エレー 「それは!!……なんか…悔しい…です…」
七海 「ほら〜やっぱりエレーちゃんは零地殿の事が好きなんだ〜」
エレー 「そう言われてみるとそうかも知れません……私…人をこんな風に好きになるなんて無かったので……後こういう事を言える人なんて周りに居なかったので中々分からなかったし…マティナは不器用な女だし…ランデスは子どもっぽいから恋話なんて無かったようなもので…」
七海 「確かにあの二人は恋バナなんてしなさそうね…」
エレー 「コイバナ?……でも良かったです…七海さんみたいな女性がいて…感謝してますよ!」
七海 「困ったらお互い様…さぁ皆の所に戻りましょう、遅すぎたら心配されるし…」
エレー 「そうですね!!じゃあ戻りましょう!」
そして2人は盛り上がってる食堂へと戻り、その後仮眠室で眠りにつき1日を終えた…
そしてその日の昼間頃、アルディア諸島国の最高司令官達はハーランド将軍が日本に行く事を心配していた
提督 「本当に…行くんですか…」
ハーランド将軍 「あぁ明日ニホン国ヘ行ってくる、彼らがどれほど凄い国なのか見てこようと思う」
提督 「…それでもあたな自身が行かなくてもよろしいと思いますが……」
騎士団長 「なぁに、将軍は机の前でじっとしているようなお方じゃない事は提督もご存知だろ?」
副将 「後は我々に任して行ってきて下さい」
ハーランド将軍 「そうかじゃあ後は負けせたぞ、副将・提督…」
報告
日本の人口を多少変更させてもらいました
皆さんこんにちは、今回は特にむずかいしのはありませんでしたね!w
(嘘ついたらすみません、何もしませんから…)
なので今回、零地のおじいちゃんが入ってる日本改革党が何をしたのかを大雑把に紹介させてもらいます!
(消費税が上がったのを知って紹介しなきゃな〜っと思いました!w)
1.少子高齢化問題を実質改善した。
2.無駄に上がりに上がった消費税を公共.教育.各保険支援.福祉.障がい者支援.経済産業に使う。
3.マスコミや報道関係を公務員化.国営化した。
4.アメリカ.中国依存を無くした。
5.中国や韓国から距離を置いた。
6.アジア解放軍対策で軍事力を強化した。
7.国家連集党が不法に買い取っていた武器兵器をそのまま使った。
…っと言う感じですかね〜…細かくしたらもっとありますが、伏せおきます。(さすがに疲れる( ˊᵕˋ ;) )




