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秋の桜子詩集

今は………聞けない

作者: 秋の桜子

五月青空 緑の風が いたずらに


君の髪を 制服のスカート


フワリと揺らす 



好きだ


好きだ


大好きだ



弾けるような 笑い声


弾けるような まぶしい笑顔


目が離せないよ


吸い込む空気が


塊のようになって


胸の中に 溜まっていく


鼓動が高まる


気持ちが 君の元に駆けていく


聞こえてほしい


聞こえないでほしい


見てほしい


見られたくない


正反対の気持ちが


僕の中にある


  

好きだ


好きだ


大好きだ



緑の葉が茂る


桜の木の下で


君はトロンボーンを音出し してる



僕は体育館から


開け放たれた扉から


ボールを持って


姿を見る 音を聞く


いつもその場所で


練習している



時々………


目が合うのは


気のせいなのか



お互い照れくさくて


直ぐに目をそらす


でも見てしまう


姿を 追ってしまう



好きだ


好きだ


大好きだ




背中に君を 感じるのは………




僕の気のせいか、


それとも


君も同じ気持ちなのか




こわくて



今は………聞けない。












  





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― 新着の感想 ―
[良い点] どストレート!! そして……ピュア(///∇///)
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