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ツイン・タクト (外部世界の不思議な物語)  作者: スラ君
第二章 ステラ村の攻防
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084話 乙女達の語らい⑤

閑話的な話しですが、作中では彼女達の心情が余り描かれていませんので、時折り今後はエピソードを挟んで、深めたいと思います。本文の補足的な部分も多少有りますが、読み飛ばしても問題は有りませんから、ご自由にお楽しみ下さい。

C級攻略中にハイオーク軍団と遭遇した後、何時ものD級秘湯温泉での出来事。


賑やかな男湯の喧噪を聞きながらミウは「隣、五月蠅いぐらいの賑やかさだわね」「そうスよねミウさん、羨ましいス、自分も向こうに入りたいくらい何スよね♪」ジロジロと遠慮無くミウはセラを見渡して「全くそんな意味で言っていないわよ、アンタね、そんな事ばっかし言っているから、変な誤解を生むのよ」


どこ吹く風のセラは「自分はス、拓斗さんにもタクト君にも、お二人ならジックリ見られたいもん何スけどね、ガッチャさんが居るから侭ならないもんスよ」「もう恥ずかしげも無く何をとち狂った物言いなのよ」「いけないスかね?自分ミウさんには、正直な気持ちを打ち明けている積もり何スけどね、一緒にどうスか?」


「絶対に駄目!決まっているでしょ!(でも考えたらタクトになら、アタシ見られたいかも?いや駄目よ流されては・・・)それにアタシには恥じらいがあるから、アンタと一緒にしないでよね、第一バカ兄貴もいるし、ヤッパリ絶対駄目!」


ヤッパリ?此の流れでヤッパリなどの単語が何で入るんスかね・・・此は口に出せない良からぬ事を一瞬でも考えたんスか?と推理すれば辻褄が合うか・・・ならば今回の勝負は頂きスね♪弄らせて貰うスよミウさん・・・


ニヤリとセラは勝ち誇る様に胸元に触れて「自信無いんスかミウさん?」チラリとミウの胸辺りを見ると、ムカついたミウは「五月蠅ウッサいわねアンタは・・・」などと言いながら思わず立ち上がったが、ミウはセラの胸辺りを見て、思わず自分の胸を左腕で隠す様にしながら湯船へと再び浸かる・・・


全く無いのでは無いが、やや小振りの兵器に不満を持つミウだった。だがしかし、美乳と言っても過言では無いセラの究極兵器は、確固たる存在感を示して、ミウのコンプレックスを刺激する・・・最近は妹分のディアナですら存在感を示し出したその兵器にも、やや気後れするミウだった。


因みに美乳とは・・・やや発達した大胸筋に軽々と支えられ、引力に逆らうが如くトップが上を向き、それぞれの大きさに比例はするのだが、見た目は神ががり的にバランスが取れている物を指す。(此の定義には、異論が種々存在しておりますのは、重々作者も承知しておりますが、作中の定義として採用致します。当然ながら作者の希望、或いは願望が含まれておりますは、ご承知置き下さい。作者拝)


内なるミウは・・・


観賞用としてもセラの胸は形も良いのよね、悔しいけれども今は完敗だわ(周囲を見渡しながら)それに最近はディアナも負けじと大きく成ってきたし・・・


大きいと言えばポコだわね、一体あの子は何なのよぉ~!と叫びたいぐらいの発展振りだし、栄養状態が加速度的に良く成ったからかしら?もう高度成長期を過ぎてバブル期に突入、もうあの子は限界の破裂寸前よ!けど羨ましい・・・いや元い、何時までも嘆いて許りでは駄目よミウ、努力に優る物なしだわ!アタシもミルクを更に沢山飲まねば成るまい・・・


閑話休題・・・


そのディアナが「アタシ兄様とお風呂入って来る!」などと発言すると、行き成り湯船から飛び出して、隣へと向かいかけるのをミウが押し留めて「アンタも此処に居なさい」「だって・・・」「だってじゃ無いわよ」


やや上目遣いでミウを見るディアナは「でもチョット前迄は、兄様と一緒に入っていたもん」「でもじゃ無いでしょ、でもじゃ、子供じゃあるまいし我が侭言わないの!」「だって子供だもん!」「だってって・・・アンタは此処へ来て急に成長を果たして、もう大人の体型に近いのよ、それを男共の目に晒す何てとんでも無い」


少し揃ってきた大人の証しをディアナも思い出し、胸に手を当てて急に恥ずかしく成った模様なのだが「チェ!残念なの・・・」カメリヤが話の途中だったが会話に割り込んで「その発育状態なら仕様がないわよね、それでも幼いから気持の方は、お姉さんも十分理解出来るわ」自信ありげな胸部装甲が眩しいカメリヤをチラリとミウは残念そうに盗み見る・・・


同じ湯船に浸かっていたカムセラが「そうよね、確かに・・・」「アタシ達は何時頃からそんな事を意識したっけ?」アムセラが疑問を投げ掛けると「アタシはこの世界に来た時からかな?」「そうだったわね、アタシもそうだったわ」カメリヤも「アタシもよ・・・」二人はほぼ同体型なのだがややセラよりも小振りの美乳だ。


因みにミウよりは、遥かに良い物を持っている美人姉妹が、湯船の縁に並んで話しながら、此れ見よがしに見せ付けて来る・・・


だがカムセラは「けれど前の世界では揃い掛けた頃?」少し恥ずかしげに俯くと、アムセラも「アタシもよ」小声で同意する「アタシは奔放に育っていたから考えもしなかったけれど、そう言われればそうかも?」カメリヤも告白した。


OWOプレイヤーの三人が同意するとセラは「自分は気が付いたのは最近何スよ」「あら、それは又何で?」「自分、引き籠もりでそんなシチュエーションが、全く無かったんスよね、男の人に裸を見せる何て考えた事すら無いス」「ホントなの?以外だったわね」


ミウが少し驚くと「酷いスねミウさん、自分前にも言ったと思うんスけれどもね、未だ乙女何スよぉ~!」「それよりもミウ、アンタは何時から意識していたの?」カメリヤから興味津々と言った具合で質問された。


恥ずかしそうにミウはチラチラと、顔を上げたり下げたりしながら「丁度ディアの年頃かな・・・未だタクトと一緒にお風呂入っていた頃」「あ!狡いミウお姉様、だったらアタシも良いでしょう」ディアナが再び立ち上がると全員から「行っちゃ駄目!」と突っ込まれた。


其処へムウが湯船に入って来て「あらアンタ達、今日は随分と楽しそうだわね?」迚も二人の子供を産んだとは思えない程の体型を見せ付けて湯船に浸かる・・・


自分の母親とは思えない胸部の武器をミウは羨ましそうに見ながら(何時かは屹度アタシもあの境地へ到るんだわ!今に見ていなさいよセラ!)既に爆乳と変化したポコの事は目に入らないらしい・・・


C級を制覇して依頼された仕事も一段落、全員がやっと落ち着き、先にフェル達は戻ったのだが、ムウは疲れを癒やす為にお気に入りの此処へとやって来た。


明日にはゴランと共に地上へと戻る段取りで、今しか言えないとミウは「母さん、この間はご免なさい、そして有り難うだわ」ディアナとミウの二人が無謀な先行をしすぎて敵中に孤立、窮地に陥った事を指しての話しだった。


ディアナも素直に「ミウ姉様の小母ちゃん、ディアも謝ります。ご免なさいです」「あら二人共そんな事は良いのよ、だけど一体何が悪かったのかは反省為さいね、それにお礼なら皆にだわ」「はい母さん」「はい」二人は素直に返事をした。


当初劣勢だったハイオーク軍団との戦いをムウは思い出し「それにしてもあのスライム疑似兵軍団には、アタシも驚いたわね」「タクトにもだわね、前々から計画は知っていたけれども、真逆あの規模とは信じられないわよ、此処の全員が命拾いをしたわね」「終盤ではオークが可哀相なくらい、ボッコボッコだったスもんね」


ウンウンと全員が頷き、同意を示すが「兄様は未だ仮の身体と言ってたからディア心配なの・・・」やや悄気るディアナにミウは「そうだったわね、けれどもスラやタクトも心配無いって言ってたでしょ、本人達が言っていたんだから大丈夫よ」


話しながらスラ達を探したが見当たらない「あれ?スラ達は何処よ?」「早瀬さん元い、師匠達なら男湯スよ、多分フレアちゃんも一緒スね」


だから賑やかなのかとミウは考えたのだが「何で男湯なのよ?」「師匠スからね、何でもあり何スよね」「でもフレアは女でしょ」「子供スよフレアちゃんは・・・ミウさんよりも無いス」言ってからヤバイ!とセラは気が付いたが、覆水盆に返らずで既に遅しだ「アンタねぇー!」ムキー!と大騒ぎに成った。


その様子が男湯まで伝わり「何時も賑やかだな?」「賑やかでんな」「全くだ!」「何時もこんな賑やかだったの?」「ああ、タクト君は初めてだったよな、女湯は賑やかなんだよ」「そう何だ・・・」ぷかぷか浮かぶスライムが三匹、流れる様に移動するその上をフレアが乗っかりキャッキャと燥いでいた。


洗い場では大騒ぎしていた男共だったが、湯船にはゆっくりと浸かっていた。


その様子を見て拓斗が「今日は平和だよ」「平和でんな」「全くだ!」「生まれて初めてお風呂が楽しいと思ったよ、僕は同年代の子達と話しながら、こんなに広い場所に大勢で入った事が無かったからね」「それは良かったな、此れからは、風呂以外でも色々と楽しいぞ」


それを聞いて浮かないタクトは「そうか少し残念だよ、未だ僕の身体は未完成だからね、一応人型には成っているけど仮でね、長い事此の儘ではいられないんだよ、魔力が不足すれば、また早瀬姉ちゃんの体内に戻らないと駄目なんだ」「まあその内に出られるんやさかい、心配無いでっしゃろ」


タクトの姿は、人型とは言えども、表情の余り変わらない、マネキンの様だった。

言い方は悪いのだが、人の形をした何か?・・・と言われても仕方無い姿だった。


少し嬉しそうにタクトは「うんそうだね、これを機会に慣れるのもありかと、早瀬姉ちゃんも言っていたから、今後は出て来られると思うよ」「魔力不足?何でそう成るんだよ」「あ、言い方を間違えたね、僕の魔力を使えば大丈夫だよ、でもそう成ると早瀬姉ちゃんの細胞を使用しているから、僕の魔力で変質すると不味いらしいんだよ、本格的に身体を譲渡される迄は辛抱と言う話しさ」


「その時には今の様な姿じゃなくって、チャンとした人型で皆と会える筈なんだ」


少し疑問に思い拓斗は「その話しなら身体を動かすのも不十分だろ?如何しているんだ?」「そうだね、魔力を使って動かす方法が基本なんだけれど、思念で細胞の一つ一つに命令する方法や疑似核を使う方法もあってね、核石を使わない分体などは、その方法で面倒くさいけれど動かす事が出来るんだ。だから此の身体には疑似核と同居だね、或る意味ロボットを操縦している感じかな?解って貰えると嬉しいんだけどどうかな?」


「それを聞いて安心したよ、全てを理解したとは言いがたいが、まあ新しい仲間が増えたんだ。此れから宜しくなタクト」「そうでんなタクトはん、宜しゅうに」


タクトは嬉しそうに「みんな、宜しく」「それにしても平和でんな」「全くだ!」ゴランが全くだ!としか言わなかった事をこの時全員気が付いて笑った・・・

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

C級を数回ほど制覇して、ソロソロ地上へ戻ろうか?と話が出た頃のお話し・・・


プカプカと気持ち良く浮いているスラ達を目の前で見ながらミウが「今日はアンタ達、此方なのね?」器用にスラが丸い体型から口だけを模倣して「偶には女子会も良いもんだわさ!」「気持悪いからその口だけ、と言うのは止めてよね?」「ご免ご免だわさ」などと言いながらスラは人型へと変身する・・・


それを見ながらセラは驚き「師匠!」「何よセラちゃん?」「通常空間でも人型に成れる様に成ったんスね」「そうよ、だけどアタシとお姉だけで、ゲボは今訓練中だわさ、それに長時間続けると、もう疲れ方が半端いのがネックなのよ」「そう何スか、ゲボも早く出来る様に成ると良いスね」


体型は中肉中背だが、在りし日の早瀬さんその人の姿をかたどり、当人は全く気にしていないのだが、可成り美人の部類だ。


其処へ先程から蛇が泳ぐ様にスイスイ湯船を高速で動いていたジュートが「本当の意味での実態は無いがの、上手く本体を編み込んで、妾も人型を真似る事が出来るのじゃ」目の前で器用にジュートで模ると「後は擬態と言うよりも光の屈折を利用して外見を誤魔化すと、どうじゃ!これで美しい元の妾が出来上るのじゃ」


相も変わらず色気ムンムンの裸体と、見る者を飽きさせない高貴な仕種が混在するジュートを見て「凄いスよエルーザ様、それで拓斗さんに迫るんスよね?」「そうじゃ、妾もお主達に負けては居られぬからの、一番乗りは妾じゃ!」「何をバカな事言ってんのよ、実態が無ければ何も出来ないでしょ」


両手を腰に当ててミウへ見せつける様に豊満な胸を反らし「フフフ♡小娘は黙るが良い、妾ほどの技量があればじゃ、不可能を可能にするのじゃ!」「え!真逆出来るの?」「出来るんスか?」「やれるの?」「お姉さんも興味あるわ」ポコはもう真っ赤な顔を伏せて、違う世界の話しだと聞かない振りをした。


因みに最近ポコは、皆の悪影響を諸に受けて、徐々に覚醒しつつあった・・・


全員にドヤ顔を見せて「既に実証済みである!」「えぇ―――――!!!」全員が驚く中、カメリヤが代表して「誰と・・・一体誰と実証をしたの?」再び胸をこれでもかと反らして「バロンとじゃ、彼奴は妾の下僕じゃからな、感激しすぎてもう泣いて喜んでおったぞい・・・」


ポコとディアナ以外は全員が妄想モードへと突入!そして更に暴走モードへと移行した頃「真逆それ程進んでいるとは・・・思いもしなかったわよ」ミウはやや非難する様にジュートを見ると「自分は拓斗さん一筋スから考えた事が無いんスけど、バロンは未だ現役なんスか?」


「ウム、現役じゃ!奴もじゃが妾も経験が豊富じゃからの、じゃがこの程度の事で騒ぐ小娘共が又哀れな事じゃ」「バロンは一体何者なんスか?それにエルーザ様がお身体を許すなんて驚きスよ」


「そうじゃな、妾の恋愛相手を除けば、嘗てはお気に入りの下僕に、何かの褒美で許す事もあったものよ」「全く答えに成っていないスよ」「そうだな、奴は嘗ての恋人であり下僕でもあったわ!あの時は久し振りじゃったからの、お互いが燃えたものよのぉ~♡」


「棺桶とスか?」「何を勘違いしておるのじゃよ、彼奴はセラフィナ、お主と同族なのじゃぞ?棺桶は道具じゃ、吸血鬼が死ぬ訳も無く未だちゃんと生きて居るわ」「え?えぇ―――――!!!」話しを聞いていた全員が驚を通り越した。


因みに吸血鬼は不老族では無いが、吸血行為で生気などを取り込み肉体的な若さを維持出来る・・・限りなく不老に近い存在で、不死性も可成り高い至高の存在だ。始祖ともなればその力も計り知れないが、セラは未だ発展途上である・・・


やや不満顔のエルーザは「奴を其方そち達は一体何じゃと勘違いして居ったのじゃ?」「棺桶スよ」「棺桶だわよ」「何じゃ!?」「棺桶に思念体が宿り、あの中だけで自在に過ごせるだけだと思ってたス」


呆れ顔のエルーザは「棺桶を出てじゃな、地上へも自在に出てこられるのじゃが、何故か引き籠もって居る・・・いや違うかな?調度品や物資が増えて居るからの、何処かへは出掛けて居る筈なんじゃが、心底は彼奴のみが知る所ではあるの、第一あの世界は彼奴が作り出した物じゃからの、当然何時でも出られるし、妾なら召喚魔法で呼び出しも可能なのじゃ、何ならその証しに此処へ呼ぼうかの?」


「え?えぇ―――――!!!そんなの駄目ぇ―――――!!!」話しを聞いていた全員が、首と手を高速で横に振り、力一杯の拒絶反応を示すと「ほんの冗談じゃ、許すが良い」エルーザは嘯くが、周りの反応を楽しんでいた。


驚きが通り過ぎると流れを変える様にカメリヤは「ま、アタシはフェル一筋の純愛だからジュートの考え方には賛同しないけれども、そう言う生き方も自由で良いかもね?」「そんなもん何スかね、自分は未だ未だスよ」


「妾は常に自由じゃ、それに愛にも生きて居るぞよ、何れは主殿とも愛し合いたいものじゃ、と言うよりも今は主殿の事しか考えられぬわえ」「え?さっきバロンと何を・・・ナ二をしたと言ってたんでしょ、愛する何てそんなの嘘くさいわよ!」ミウが決め付ける様に指摘する・・・


ジュートはニヤリと笑い「性と愛は別物じゃ、その辺りも小娘共には理解が及ばぬ様じゃが、既に妾の気持は主殿一筋じゃ!」「心は兎も角身体は別なのね」ミウが鋭く突っ込む・・・


都合良く肝心な事は聞かなかった振りをして、ジュートはやや誤魔化す様に「そうじゃな、妾はお主も好いておるぞ・・・」などと言いながらミウの敏感な所へ手を添えると、絶妙なタッチでミウは動けなく成って仕舞った。


見かねてセラが「エルーザ様、その辺りで勘弁スよ、ミウさんは妙に弱い所があるスからね」「そうなのか?たったこの程度で此処迄とは・・・敏感なのじゃな?」「少し場を整えれば、息を吹きかけるだけでも駄目しょね、この子可愛いんスよ」


我に返ったミウは「あ、あ、アンタね、な、な何すんのよ」「済まん済まん許せ!真逆その程度で此処迄とは妾も予想外じゃ、ほんの戯れじゃからの、許すが良い」「二度とやらないでね、つ、次は絶対許さないんだから」だが身体は正直で強気な発言も、腰が砕けて台無しだ。


ジュートは哀れな者を見る様に「そうじゃな、妾が悪かった。じゃがそれ程敏感ならばじゃ、いざ本番の時には一体どう成る事やら反対に心配じゃの?」「そう何スよねエルーザ様、自分も実際心配してるスよ、だから適度に訓練を密かにしている積もり何スけど、未だ未だ自分如きでは難易度が高いス」


それから二人は小声で内緒話しでもするかの様に、彼や是やと実体験を交えて話し出すと「そんな事は関係無いわさ、実戦あるのみ!初めてさえ乗り越えれば十分だわさ♪」「師匠!流石ス」「流石は早瀬殿じゃ、ヤハリその方面では妾も敵わぬ、心の中では何時も師と仰いでおるからの」


スラは指を組んで腕を頭の上に掲げると型の良い乳房が揺れて「何か二人から有り難くない話を聞いた気もするけど、ま、良いわさ・・・それよりも最初の話しは、何だっけ?」「確か・・・女子会!女子会の話しから脱線したスね」「ウム、そうじゃったの、妾も考えるに偶にはこう言うものも良いものじゃ」


ミウも同意と許りに「そうだわね、偶には良いかも?でも余り下世話な話しは誰か歯止めを掛ける事」「何時も脱線するミウさんがそれを言うんスか」「何よそれ!失礼ね」セラの事を睨むと「まあまあ、お二人さん、そこは抑えて抑えてだわさ」「そうだわね、お姉さんも賛成」「賛成デス」


カムセラが「ウチら二人も参加だね♪」ウンウンとアムセラも頷くと、カメリヤも「賛成だわね、大人の話は一応置いといても、日頃の交流を高める為にも、女子だけで楽しみましょうか」ウフ!とでも言いそうな程の上機嫌で同意する・・・


話が纏まった頃「それよりもさ、ジュートは兎も角、早瀬さんが人型とは驚きね」カメリヤが指摘すると「何にでも事前の情報が在れば、変身は可能だわさ」などと言いながら獣魔を初め、人型でも知り合いに次々と変化して行く・・・


それを見てセラは「自分にも化ける事が出来るんスかね?」「もちの論だわさ!」生き写しで完璧なセラから始まり、次はミウ、ポコやカメリヤに変化して、調子に乗ったスラは「今度は極めつけの♡ご主人様だわさぁ―――!」拓斗に化けると、一斉に悲鳴混じりの歓声が上がった。


その大きな声で「今日も女湯は賑やかだな?」「そうでんな、相変わらず楽しそうやね」「何か凄く盛り上がっているよ拓斗」「タクト君、余り考えては駄目だよ、前にスラから女湯の行状を聞いただろ?夢を見ちゃ駄目だな」


ガッチャは思い出しながら「あぁ前に聞いた話しでっか?あれはおもろかったわ、もう完全に腐女子の話しやったから、腹抱えて笑かして貰ろて、ホンマ早瀬さんは関西人や無いかと思いましたわ」「いや、東北だろ?」「違うよ拓斗、屹度早瀬姉ちゃんは、北海道だよ」「そう言えば広島辺りの方言も使っていたな・・・」


「あれ?ホンなら一体どこでんねん?」「不明だ不明、そう言う事にしておこう」「そないでんな、考えたら負けや」「みんな今度聞いて置くよ」


「無理しなくて良いからなタクト、危険が一杯だ・・・」


ガッチャは当然と許りに「そうそう、女の秘密を探るとでんな、碌な事はおまへんから気つけなはれや」「あれ?それでもスラから俺達は、ミウやセラの内緒話しを結構聞いてるぞ?」「大将、自分から言い出すんは別腹でんがな」「そうだったな考えないのが一番だからな」


「それにしても平和でんな」「全くだな」今日も男湯は平常運転だったとさ・・・

拙作ですが楽しんで頂ければ幸いです。次回の更新予定は11月7日です。


次回からは新章に突入です。


乙女達の語らいシリーズは、本編に合わせる為に何作か集中して投稿しましたが、話も漸く追い付いた感が有りまして、今後は間隔が開きそうです。又、シリーズの次回作予告は致しません。

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