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ツイン・タクト (外部世界の不思議な物語)  作者: スラ君
第二章 ステラ村の攻防
83/144

083話 オーク・ディザスター其の九

タクトは決意を胸に拓斗を説得に掛かる・・・その結果はもうネタバレだ!

少年タクトが妙にやる気を見せて、二度目の志願を表明する。しかし拓斗は・・・


その眼差しを受け止めるが「チョット、チョット待ってくれよタクト君、何で君自身が行く必要があるんだい?別に向こうとパスを繋ぐ方法は色々と考えられるし、相手を拉致成功と騙す方法も良く考えれば、恐らく沢山の良案が出て来るだろう、なのに何故なんだ?頼むから俺達に分かる様にチャンと考えを聞かせてくれよ」


リズを見ながらタクトは、言おうか言うまいか悩んだが「僕の仇だからだよ」もう一度リズを見てから「僕をこんな状態にした罰を受けて貰う・・・そして母さんを悲しませた僕の罪滅ぼし何だよ拓斗、だから認めてよ、お願いだ」


リズはもう泣き出しそうな気持を抑えて「タクト・・・アンタそんな事を考えて居たのかい、そんな事は良いんだよタクト、それにアタシはタクトが生きて居ただけで幸せなんだからね、無理しないで良いさ、聞けばタクトには、どうしようも無い事だったんだろ?アンタ自身に罪は無いさね」


リズの言葉を噛み締める様なタクトは「そんな優しい母さんに心配を掛けたのが、もう許せないし、僕が何でこんな理不尽な目に遭わなければ成らなかったのかを?もう問い質さなければ我慢が出来無いんだよ母さん・・・僕が場合に因れば実力で此手で彼奴ブタを始末する!」何時もは大人しいタクトが、感情を荒げてぶつける姿をリズは初めて見た。


そして拓斗も現状を鑑みて少年タクトの気持は、或る程度理解が出来て仕舞った。


「それに話しを聞けば、僕の事を取り置いていたアバターだ!何てオマケ見たいに言う奴なんだよ?ヒョッとしたら、あんな奴が僕の身体を乗っ取り、自由に扱ってセラ姉ちゃんに、とてむごい事や如何いかがわしい事をしていたのかも知れないんだ。僕は何よりも、自分自身で居られる今の状況は、未だ何とか納得している・・・いや、嘘は吐けないな、未だ折り合いを一生懸命に付け様と努力しているんだ。けれども意思に反して、あんなおぞましい奴から強制的に自由を奪われていた!と考えると、僕自身を玩具にされていたと思うと、もう我慢が出来無いんだ」


リズは堰を切った様に涙を零した後「タクト、アンタの心情を考えて見れば、そうなるよね、チャンとアンタの事を思いやれなくて・・・理解が出来無くてご免よ、只アタシはタクトがどんな形であれ、生きていた事実を感謝していたのさね」


「いや母さん、今回あんな奴が目の前に現れなければ、僕は或る程度納得していたんだよ、今は結構楽しいし、皆も気遣ってくれる・・・それに母さんも以前の様に接してくれるじゃないか」タクトはリズを・・・そして皆を見た。


そして再び決意の眼差しを一同に向けて「だがそれでも改めて彼奴らの身勝手な話しを聞けば、もう僕は自分を誤魔化せない、我慢をしない、彼奴らを追い詰めて、その正体を知りたい、彼奴らを追い詰めて、当然の報いを受けさせたいんだ。もう僕の様な悲劇を他の人に繰り返させたく無いんだ・・・」


リズは立ち上がってタクトの元へ辿り着くと、力一杯抱き締めて気持を伝えた。


拓斗はタクトの心情を聞いて「話しには納得したよタクト、だがたった一人の力で彼奴を倒せるのか?」「と言う事は彼奴を倒せる自信があれば、僕が行っても問題無いよね拓斗?」「そうなるが向こうで何があるか分からないからな・・・実力を信じていない訳でも無いが、本音で言うと許可出来無い」


エルーザは減刑をされた時とは、打って変わって尊大な態度で「ならばじゃ、妾が少年タクトと共に参ろうぞ!そして助けと成ろう」「エルーザ、一緒に攫われると言う事か?」「まぁそうなるの、少年タクトの腹にでも巻き付いて居れば、一緒に拉致してくれるじゃろ?それに妾ならばじゃ、自力で主殿の元へと、転移が出来るからの、安心するが良い」左右を見渡してドヤ顔が全員に向けられる・・・


拓斗はエルーザの能力を思い出し、腹立ち紛れで「は、早くそれを言えよ!今迄の議論は何の為にしていたんだよ、勘弁してくれよ全く・・・」「何を言って居るのじゃ、そのお陰で知識が増えたじゃろうが?感謝するが良い・・・それにじゃな、狙われるよりも狙う方が楽でもあるんじゃ、あの豚を懲らしめてやるわ♪」「そうだね、ジュートが手伝ってくれるなら僕も心強いよ」タクトも同意する・・・


一連の話しに興味深く聞き入っていたロボスだったが「アハハハ!拓斗君、僕達の負けだよ、お互い勉強に成った。己を知って相手テキを知れば、百戦危うからずだよ、僕達は自らの戦力すら把握していなかったのさ」ロボスが降参と許りに発言すると納得しがたい拓斗だったが「仕方無いですね、確かに教えて貰いました」


「それでどうかな拓斗」「エルーザが行くなら何時でも帰れるんだから、やるだけやって見ろよタクト、だが危うい状態なら引き際が肝心だからな、素早く撤退する事を約束出来るか?失敗して再侵攻を受けても、俺達全員が居れば何とか成る筈、だからヤバい時には無理をせずに帰って来い」「分かったよ拓斗、約束する」


スラが突然会話に割り込む「アタシもチャンスがあればさ、魔の国に行こうか?」一瞬拓斗は迷ったが「いや、駄目だ。スラには残った疑似兵軍団の面倒と、回収や残務処理をして貰いたいからな、それに別行動をしてオーク軍団を挟撃する仕事もあるんだ。もう勝つ積もりで頼りにしているからな」「あ、それがあったわさ」


エルーザはスラの心情を察して「妾が行くのじゃ、安心するが良い、タクト少年を弟の如く可愛がっておる、お主達三人は心配でもあろうが、今やおスラと同等以上の力があるタクトじゃ、任務を達成して無事帰って来るわい」「魔王、頼んだわさ」


そしてエルーザは拓斗を見つめて「主殿よ」拓斗が視線を向けると「主殿は先程、もう勝った様な発言をして居ったがの、戦は水物じゃ、舐めてみたら甘くは無いと思うが、どうじゃな?」「そうだな、確かに甘くは無い、と思うぞエルーザ、だが負ける事を考えていたら・・・」「いたら?」


チラリと視線を受け止めて拓斗は「もう此処には居ないよ、疾っくに逃げてるさ」「フハハハ!確かにの、主殿言う通りじゃ、じゃが此の妾も今回は勝てると踏んで居るからの、安心せよ」「慢心は禁物、と言う戒めの積もりか?一応の礼は言って置くよ、有り難う」「まぁそんな所じゃ、今回、厄介なのはボスのみ、後はスラで十分に相手が出来そうじゃからの・・・」


拓斗はそんなエルーザを見て「エルーザ、お前の動機は一体何だ?俺の言い付けを破り、正体を明かして迄、自ら魔の国へと渡ろうとしている・・・命令しても良いんだが、正直に打ち明けろよ?」「そうじゃな、真逆動機を聞かれるとはな・・・話しても良いが、賛同を得られぬのならばどうするのじゃ主殿?」強情だな・・・


ニヤリと拓斗は笑い「どうせお前は突っ走るだろ?変に心配をさせられるよりも、先に聞いて置きたいからな、話せ!」最後はウムを言わせぬ気合いを込めての言葉だった「うっ!勘弁じゃ、話す!話すから気合いを引っ込めるのじゃ」


ゆっくりと足を組み、エルーザはやや憂鬱に溜息を吐くと「主殿、主殿は一つ大事な話しを忘れて居る」「大事な話しとは?」「妾もその運営?なる組織の被害者である事じゃ」「そうだったな、それで?」「妾は大魔女王エルーザ成るぞよ!その妾が泣き寝入り何ぞすると思うのか?」「思わないな、お前はそお言う奴だ」


嬉しそうにエルーザは「そうじゃろ!そうあらねば成らぬ、妾の元に送られて来た何者かは、強制的に器物である妾と戦う羽目に落ち入り、妾が楽勝したのじゃが、断末魔に彼奴は運営を呪って居った」「え?確か辛うじて勝利したと、前に言って無かったスかエルーザ様?」「余計な事を態々思い出さぬで良いのじゃ馬鹿者!」


ピシーン!とセラのお尻を打ち付けると、ジロリと頬を染めるセラを睨み「まぁ、ゴホン!ゴホン!ゲフン!些細な言い回しはさておいてじゃ、妾としてはの、心の平穏と静かなる妾の生活の為にじゃ、奴又は彼奴らを放置出来ぬ!」「成る程な、言っている事は理解出来るがそれだけかエルーザ?」拓斗の目線が鋭く成る・・・


視線を受け止めて「原因の一つじゃ!本来ならかかわって来ぬならばじゃ、無視して良い程度の手合てあいと、初めは思って居った。無論、遭遇したのならば捨て置かぬが、何かと煩わしく付き纏う・・・妾としてはじゃな、言うのは少し恥ずかしいがの、実際今の生活は退屈せぬのじゃ、本気で主殿達と楽しく過ごせれば、もうそれで十分なのじゃがな、ここ最近だけでも矢鱈やたらと目に付き、こだわって来おって、プレイヤーだの豚だの何だのと、もうウンザリなのじゃ」


此は言えぬが、だから楽しいとも言えるのじゃが、内緒にしておこうかの・・・


「裏を探れば全てが絡んでいたと、そう教えられても、俺はもう全く驚かない」


「そうじゃ、そうなのじゃ、じゃから妾は友でもあるフレアの請願に従い、彼奴の同胞復活を魔の国で手助けしてやろうとな、そう妾は考えたのじゃ♪」「急に話が飛んだようだが、後で繋がるのだろ?エルーザ」


エルーザが頷くと「ならばフレアの事なら俺も気に成る・・・続きを話せ同胞達の居場所を知っているのか?」エルーザも弁えて億年樹と表現しないのは流石だ。


「うむ、勿論じゃ、現在の状況は不明で、北の極地では正確な場所を知らぬがの、その他の人族の国と魔族の国、そして此の獣人の国や妖精の国、南の大陸にある砂漠地帯での五箇所は、フレアの同胞を妾は昔、旅の途中で訪ねた事がある」


「他は何れ又の話しだから今は良いとして、此処と話題に成っている魔族の国は、今話さなければ成らない事なのか?」


「生体プローブが落ちてきて軌道衛星が存在すると、主殿は推理したがの、それは正解じゃと妾も思うのじゃよ、ならばじゃ、其奴らの力を無効化する為にもじゃ、フレアの同胞達を復活させねば成らぬ」


全員に話しが染み渡る様子を確認しながら「なぜならばじゃ、本来の管理者が扱う生体器物は、あの者達フレアだからじゃ、完全復活すれば問題無いが、例え一部でも復活すればじゃ、運営が使用している衛星の働きを阻害して、妾を含めた全員の監視が恐らく一部なりとも解ける事に成るのじゃよ」


「「「えぇぇ――――――――――――――ぇ!!!」」」一同で一斉に驚くが、逸早くセラが復活して「そんな大事なことを何で黙っていたんスか?」「かれて居らぬからの、話題に成った故教えた迄じゃ」ハーァ!と全員から溜息が出た。


拓斗は他とは意味合いが違い(管理者だと?エルーザは何処までの事知って、理の理解をしているのか・・・何れはガイアの話しをそれと無く振ってみるかな?底の知れぬ恐ろしい奴だと、改めて認識しておかねば、此は駄目かもな・・・)


余計な事を考えなら拓斗は迂闊にも「それは理解したが、エルーザは魔国でそれを達成した後、如何するんだ?」「無論、主殿の元へと帰る積もりじゃ、オヤ?真逆帰らぬなどと、妾の事を心配して居るのか主殿、ン♪ン♪」嬉しそうにエルーザは目元をへの字にして拓斗を覗き込む様にして見る・・・


糞!失敗した。何でこんな言い方を・・・何て質問を此奴こいつにしたんだよ俺は・・・付き合いも長く成って、真逆此の俺がこんな奴を気遣っただとぉ―――!?痛恨の極みで信じられないが、もう後の祭りだよな・・・


甘いわの主殿・・・だが此の甘さも悪くない、いやヒョッとして嬉しいのか?妾も本心から惚れたやもの、じゃが此処は揶揄うかの・・・


勝ち誇ったドヤ顔が鼻に付き「それこそ真逆だ!」「クー♡相変わらず言い方が冷たいの、じゃがそれが又堪らんのじゃ、妾を此処まで袖にした男は居らぬからの、何れは好きにしてたもれ・・・」「バカな事言ってないで早く場所を教えろよ!」「全くスよエルーザ様、どこなんスか?」


気を取り直してエルーザは「ウム、然れば教えて進ぜ様かの、先ずヘキサグラム国内では中央山脈じゃ、そして魔の国ではセラ、お主の生まれ故郷のバビロンじゃ」「え?えぇえ?自分、バビロンで見た事ないスよ?又エルーザ様も揶揄って・・・冗談キツいスよね」


再びピシーン!とセラのお尻を打ち付けると、此奴喜んで居るの・・・人前で鞭打ぶたたれて上気して居る・・・最近ではお仕置きがお仕置きに成って居らぬ様じゃの?別の手を又考えねば成らぬが、まぁ良い後じゃ「冗談でも何でも無いんじゃがな、主殿達も皆承知して居る様に、彼奴らは都合で己が姿を隠せるのじゃぞ?」「あ!そうだったスよ」「確かにな、隠れてたよ」拓斗もセラも同意した。


エルーザは話を戻し「それに古竜の住処として恐れられ居るからの、近寄る事すら侭ならぬわ」「バビロンを囲む山々の中に竜の住処が確かにあったスよ、そこだったんスか?」「そうじゃ、彼奴らが当時守護して居って、今でもその筈じゃ」ドヤ顔五割増しでエルーザは告げる・・・


其処へロボスが「拓斗君、中央山脈の東寄りに、竜の住処が確かにあるよ」「そうですか、最初の行き先が此で判明しましたね、何れ準備を調えて行きます」「そうだね、此処の始末もあるけれども、ステラ村を取り巻く情勢もあるからね、慎重に行こうか拓斗君」「はいロボスさん」


「然様にのんびりともして居れぬぞ?妾達が先に魔の国でフレアの同胞を復活させてもじゃ、一本では力不足じゃと妾は思うんじゃ、主殿にも同時進行で復活させて貰いたいんじゃがの?数が多ければ多いほど良いと妾は思うのじゃ、それに急ぐにこした事はないの、何時又今回の様な輩が、再び降って湧くやも知れぬのじゃ」


「だが豚の国ソドムから牛の国ゴモラを経て、後にバビロンじゃからの、まぁ今日明日で達成出来るとも思わぬがな、折角魔の国へ渡る手段があるのじゃ、利用せぬ手は無いの・・・」


「成る程、理解したが同時か・・・難しいぞ此は・・・ん?おい待てよエルーザ、お前は転移が可能なんだろう、何故しない?」「幾年が過ぎたと思うのじゃ、昔のマーカーは既にボツじゃからな、反応があるものも一応はあるのじゃが、向こうの状態が知れぬでは危うい、未だ反応があっても大事な主殿達を案内も出来ぬわ」


ハハハと若干乾いた笑いを自嘲気味に拓斗がすると「成る程良く分かった。理解をしたよ、他の大陸も最低一度は歩きか・・・」「まぁそう成るかの、だからこんな機会は逃せぬ!とも言えるのじゃ」「了解だ。それじゃ話しを戻すが、復活時期をどの様にして合わせるんだよ?」


「何、時間は時折り妾が転移で帰ってくればじゃ、合わせる事は可能じゃし、主殿達にも魔の国を見て貰いたい、互いに行き来すれば良いのじゃからな、問題もあるまいし、何よりセラの生まれ故郷じゃ、当人の姿形は変われどじゃ、身内の一人や二人は居るじゃろう、妾も親心で可愛い下僕の里帰りをさせてやりたいものじゃ」


セラはエルーザの発言を喜んで「エルーザ様・・・自分感激ス、こんなに心遣いをして貰える何て考えていなかったスよぉ~!自分、一生エルーザ様の下僕で満足するス」「まぁな、感謝するが良い、じゃが場合によれば古竜と一戦交える事は覚悟為ねば成るまいな、彼奴らは強いぞぉ~♪久し振りじゃからの、楽しみじゃ!」


「え!?えぇぇ―――――――――――ぇ!!!」「何でそうなる?」「彼奴らが守護して居ると言ったじゃろう?聞いて居ら何だのか、もし倒されて居ったのなら問題が無いがの、行って見なければ分からぬ話しじゃろ?」「タ、タ確かに言ってたス」「だったな・・・」「まぁ案ずることもあるまい、行き来が出来るのじゃ、手に余れば全員でボコるのみじゃ」


だが拓斗は決心して「行って見なければ、か・・・理解したよ、エルーザの気持もよく理解した積もりだ。確かに上空監視を逃れるのにも有効そうだし、此の作戦はと言うよりは、俺が受けた依頼の仕事だからな、もう断れない、だから話しを進めるが、此の件では皆を巻き込んでいるからなぁ・・・気が引けるよ」


「心配ないスよ拓斗さん、今は此処に居ないミウさんやガッチャさん、ポコちゃんも力を貸してくれるスよ、ねえ早瀬スラさん」「そうだわさ、それを含めての全部が、アタシ達を巻き込んだ運営絡みなのだわさ、打ち破って皆で幸せに成るんだわさ」「妾もスラに賛成じゃ」「僕も賛成だよ拓斗、行く理由が増えた」


それに妾としては、バビロンへ行けば旧友と会えるかもじゃ、まぁ彼奴が存命ならばじゃが、楽しみじゃの・・・オッ!と主殿が見て居るの、妙に鋭いからくわばらくわばらじゃ。


それを聞いて嬉しい拓斗だが、照れ隠しで「オイオイ!俺の意向を無視して無茶をするなよ?」「了解したのじゃ」「先ず此処を片付けてからの話しだがな」各々が返事を返して良い感じに話しが纏まった。


ロボスが再び興味深く聞きながら、思うところもあったのだが「漸く話しが戻ったのなら確認だよ拓斗君」「はいロボスさん」「先ずは自軍の戦力確認と陣形をどうするのかは後でと言う事だったから、替え玉作戦の方もその時に打ち合わせよう」「はいそうしましょう」「エルーザ様とタクト君はセラフィナ君へと化けて貰って一緒に拉致されるで良いね?」「了解じゃ」「僕は望むところだよ」


頷くロボスは「だったら後はオーク軍団をどの様にして追い詰めるか考えようか」「それは任せます。只僕は当初は兎も角も、最終局面では挟撃作戦を提案します」「了解だね拓斗君、総大将は君だから当然意向には沿うよ、けれど不味いと思えば指摘させてくれよ、参考程度の意見は聞いて欲しい」「勿論良いです。未熟なので是非教えて下さい」「それでは以後はこうしよう・・・」


因みに念話で分体が指示でどの様な動きが出来るのか、数が纏まればどうなるのかを見せ。そして個々の個体をスラは次々とロボスに見せて、驚かす事に成るのは、後の話しなのだが、スラは勿体もったいを付けて隠し球は見せなかった。


などと再び作戦会議が進み終了したが、最後にロボスは一言「攫われた時に周りの反応が不自然なら問題ありだからね、替え玉作戦は今此処に居る者達だけの秘密と言う事で良いね?」「了解」と各々が返事を返す。


そして敵の数が増えている事に拓斗はウンザリする・・・此方の戦力を確認して、相手の様子を確認したロボスの献策を取り入れて『双頭の蛇』で戦う事に成った。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

再び戦場へ時は戻り「と言う長い話しに成ったんだよ、みんな悪いね、そして後の流れは知っての通りさ」「済みませんでした」拓斗も詫びると、全員が長い話しに疲れて溜息を一斉に吐いた。


それぞれに思う事はあったが、何よりも驚いた話題に食い付いた「あの紐が大魔女王のエルーザ?迚も信じられないよ、僕は子供の頃に冒険譚を読んで、憧れたものだったよ」フェルの発言に一同がそれぞれに感想を述べ合いざわついた・・・


だがギンガは「ロボス、俺が突出してしくじったのも、お前には織り込み済みだったのか?」「何も細かく指示しなかったら、ギンガはそう成ると考えてはいたよ、だが一番大きな理由はね、僕の手元にいたスライムが、変化する敵の動きを逐次自分の身体を変化させて、地図を見る様な感覚で教えてくれたから、僕の思惑通りに推移してね、その儘放置したが、正解だから君の失敗じゃ無いよ」「そうか分かったぜ」スラを見ながらギンガは納得したのだった。


そして別の場所でも「おい、彼奴ら勝っちまいやがったぜ?」「そうですね兄貴」事態の推移を見守っていたザンザの部下達も、驚くやら不思議がるやらだが「こうしちゃいられねえよな」「そうですね、何匹か固まって逃げて仕舞いやしたから」「追撃も行われて既に残党狩りが始まったが、ノースアラン方面へ向かった奴らもいるからな、知らせを先に出しちゃぁいたが、俺達ものんびりしちゃいらねえよ、戻るぜ!」「了解しやした。野郎共」「おう!」「けえるぜ」


先に返した部下の後を追う様にザンザの部下達数名は、帰路に就いたが「ヤハリ、彼奴らはおっかねえな」「さいでやすな」「俺たちゃ妖怪や化け物を相手に喧嘩を売ったんだ。俺は生きててホント良かったと思っているぜ」「くわばらくわばらでやすな」他の者達も同じ思いだった。


此の後、ノースアランでロラン達の加勢もあったが、ザンザ達はオークを撃退する事に成功する・・・数時間後、ステラ村でも同様のオーク来襲事件が発生するが、心配されたほどの事も無く終結する。


しかし、その話しの方は機会が有ればと言う事で、何れ又後に語るとしよう・・・

拙作ですが楽しんで頂ければ幸いです。次回の更新予定は10月31日です。


細かな部分の言い回しやその他で気が付いた間違い等を随時訂正しています。


何時も応援有り難うございます。又ポイントが上がるのは、励みに成ります。

此れからも頑張りますので、感想などを聞かせて頂ければ幸いです。作者拝


次回は閑話乙女達の語らい五話を挟んで新章ですが、本編は未だ未だ続きます。


拓斗 男 人族 魂転移者 本名 板垣拓斗


【通常:精霊魔法LV4・精霊視LV2・妖精視LV2・魔力操作LV4・魔法創造LV4・エナジードレインLV2・魔力自動回復LV3・物理障壁LV3・障壁コントロールLV3・念話LV4・火系操作LV4(UP)・土系操作LV3・鑑定LV2・身体強化LV2・生活魔法LV2(UP)・地形操作LV2・風系操作LV2・空間魔法LV:--(NEW)時空間魔法LV:--(NEW)】

【エクストラスキル:契約魔法LV4(UP)従魔〔スライムのスラ他プラス名無し(タクト)〕従精霊〔ジュート〕奴隷〔セラフィナ〕仮奴隷〔ポコ・ミウ・ガッチャ〕対等契約〔フレイアー〕】

【精霊契約:火の精霊サラマンダー・土の精霊ゲブ・水の精霊アプスー・大気の精霊シュー】


装備品:形見の胸当とマント・風林火山のブーツ・ワンド・ナイフ・フレアの守り(頭部装備)・魔力制御の指輪・絆の腕輪(パーティー編制用の道具、装飾品)・フレアの木刀


ミウ 女 兎人 OWOプレイヤー扱い


【通常:身体強化LV4・体術LV4・剣術LV4・探索LV3・気配察知LV3・解錠LV1・俊敏LV4・回復LV2〔ヒーリング〕・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV2・隠密行動LV1・気配遮断LV1・忍び足LV1・生活魔法LV1・瞬歩LV1】


装備品:白の燕尾服バニー仕様、ピンクの兎着ぐるみ、くノ一スタイル服、ヒットマンニット(生地自体は光を吸収するが、明るい状態で魔力を使えば、真反対の光学迷彩機能付き)革製の防御装備一式 魔綱製のロング・ソード、くノ一スタイル時の忍者刀(名は黒鐘くろがね)・フレアの棍棒

装飾品:魔力制御のイヤリング・イメージ・チェンジ・リング(五着分の変身を可能にする)


スラ 不明 拓斗の従魔スライム 元OWOプレイヤー 本名 早瀬美優


【種族固有:胃袋LV4・強酸消化LV3・物理耐性LV4(UP)・聞き耳LV2・分裂LV4・魔力吸収LV3・生物吸収LV3・エナジードレインLV3・変化LV3】

【通常:毒耐性LV3(UP)・腐敗耐性LV3(UP)・強酸耐性LV3(UP)・並列思考LV4・念話LV3・気配遮断LV1・隠密行動LV1・気配察知LV2・魔法耐性LV2・解体LV3・分析LV3・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV3・衝撃耐性LV1(NEW)】

【強奪した能力:強制支配LV1同族限定】

【ガイダンスAI協力体制、命名アイ子】


セラフィナ 女 吸血姫 拓斗の奴隷 OWOプレイヤー 本名 山口桃子


【種族固有:吸血LV4・エナジードレインLV3・召喚LV2(蝙蝠の鞍馬)・血液操作LV2】

【通常:身体強化LV3・ドレイン耐性LV2・痛覚耐性LV3・変化LV1・気配遮断LV1・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV1・生活魔法LV1・転移LV1(NEW)】

【吸血後:身体強化LV4・エナジードレインLV3・各種耐性の強化】

【エクストラスキル:痛覚の快楽変換LV3・恥辱のパワー変換LV4】

【強奪した能力:頑強LV1】


【現在縛りプレイ中:放置プレイ、羞恥プレイ、女王様プレイ】


標準装備品:伝説の網状恥辱レオタード・奴隷仕様改(能力未公開)女王様のブーツ(能力未公開)黒の燕尾ベスト(能力未公開)パピヨンマスク(赤外線、熱感知、相手に見せる幻視)魅惑の網タイツ他、セラ専属恥辱品装備多数・雷龍の千条鞭(雷撃・ドレイン)・ジュート(貸与中)緊縛のチョーカー格上げ・フレアのナックルカバー


特殊装備品:インビジブルマント(透明裸窃とうめいらせつのマント)・奴隷仕様改(UVカット、セラ専用装備品の強制収納、透明化)日中限定


備品:棺桶〔アルフォンス・シルベスター・ヒッキンゲン男爵、通称バロン〕


ポコ 女 狸人 拓斗の奴隷


【種族固有:舞踊LV1・鼓舞LV1・変化LV1・土系操作LV2(UP)】

【通常:身体強化LV2・体術LV2・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV2(UP)・生活魔法LV1・弓術LV2(UP)・小太刀LV2(UP)・風系操作LV2(UP)】


装備品:絆のチョーカー(物理障壁あり)・弓張月ゆみはりづき・フレアの小刀


ガッチャ 男 鼠人 OWOプレイヤー 本名 佐藤浩一


【種族固有:俊敏LV3(UP)・気配遮断LV2・強嗅覚LV2(UP)】

【通常:腐敗耐性LV1・隠密行動LV1・身体強化LV2(UP)・体術LV2(UP)・魔力操作LV1・魔法創造LV1・火系操作LV1・生活魔法LV1・交渉LV1・剣術LV3(UP)】

【強奪した:現在無し】

【現在縛りプレイ中:笑福の呪いプレイ(一日一度他人を笑わせる事、但し滑るとHPにダメージ)デンジャラスショッピング(買い物で負ける事は許されない)】

装備品:フレアの木刀大小・革鎧一式

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銀の狼、通称は銀狼ぎんろう・・・メンバー紹介


白銀のフェル:30歳リーダー、長剣使い 魔法剣術使い アビスの弟子

堅狼のロボス:27歳フェルの弟 杖使い 後衛回復役

ラブラ:28歳 シェパの姉 長斧使い 前衛、護衛兼突撃役

シェパ:26歳 ラブラの弟 槍使い 前衛、護衛兼突撃役

ギンガ:29歳 蛮刀使い 探査、切り込み役 

コチャ:24歳 ギンガの妹 弓使い 探査役

カメリヤ:21歳 双剣使い フェルの恋人 便利屋 OWOプレイヤー

本名スージー・アナスタシア・ロチェンコフ

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