075話 オーク・ディザスター其の二
思わぬ展開にミーメは・・・そして拓斗達の対処は・・・
ミーメの視点、続・・・
何だ此奴らは?我が精鋭を屠り拮抗さえしておる・・・
カントンは不味い状況を鑑みて「大王様!陛下!陛下一旦はお下がりを!」言われなくても状態が不味い事はミーメも理解しているが、本気で戦うならばこの程度は単独でも殲滅が出来ると考えると、後には退けない気持が強かった。
それ程の絶対的な強者であるミーメだが、身内も多い自分の部下達は可愛いらしく無理に押し通る事は出来ずに足元や腰に縋り付く粘着質なスライムに次から次へと絡まれて、肝心の目的、セラフィナにはその手足が届かずに苛立ち紛れで「オデのセラフィナ――――――!」何度も大声を上げて追い掛けるが、徐々に距離の方は離れる許りだった。
暫くして冷静に周りを見れば、後方で地竜と死闘を繰り広げカントンが指揮をして近衛兵が一体に対して複数掛かりで倒して行ったが、流石は元C級のボスクラス、その能力は未だ十全に発揮出来ていないが、自軍の様子を見れば、その半数ほどが屍をさらして倒れて居る・・・
後方で現れた強力な個体を殲滅したが、不意を突かれてその代償は大きかった。
右翼は拮抗しているが左翼は空から突然降り注いだ巨石に押し潰されて阿鼻叫喚の渦が現出し、目を被わんばかりの悲惨な状態だ「カントン!カントンは居るか?」
呼ばれたカントンは一段落付いた後方を捨ておいて駆け寄り「はい陛下、お側に」「お前は後続を呼べ!準備は申しつけておる」「はい陛下」カントンは早速部下に命じて伝令を走らせると「陛下、此の儘では損害が・・・」「分かって居る!」
足手纏いを連れてきたのが間違いか?イヤ、下手に見積もって単独ならば万が一があったやも?考えれば考える程に腹立たしくて「糞!クソ!クソォ―――オ!一度体勢をダて直すゾ!」退いて貰えたカントンは安堵して「撤退!陣を構え直すぞ」慌てて部下達に命じた。
辺りを見渡し「百を単位に球形陣!イヤ魚鱗だ!」新手の三百ほどを加算しても、残存兵力が九百弱の惨状を眺めて「急げ!陛下がお待ちだぞ」一斉に再編を進める部隊長を叱咤しながらカントンは「今回は生半可な事では済むまい・・・」などと小声で呟いた。
ミーメは(確かに理性が吹き飛び陣形を乱したが、あの軍勢が此ほど戦えるとは思いもよらなんだ)「本陣は後方で構える!左右に騎馬を控えさせ前面三隊、二段目は二隊で支援、三段目は戦況に応じて動ける様に展開せよ」「畏まりました」動く兵士も舐めて居たことを後悔する様に悲愴な面構えだ・・・
何時ものお祭り気分で出掛けてきた部下達も小声で「おい、今度は本格的な相手だな?」「ああ、何時もの狩りとは違うぜ」「気を引き締めないと彼奴らの様な目に合いそうだ」「確かにな・・・」此の兵士達の眼前で屍をさらしている元仲間は、スライム分体に吸収されてその数を徐々に減らして行く光景を眺めていた。
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一方・・・
お互いに一キロほど離れて展開したオーク軍団を眺めて拓斗は「どんな様子だ?」「鞍馬チャンからの報告なんスけど、どうやら固まって陣を敷いている見たいなんスよね」「一体どんな形なんだ?」「こうスね」などと言いながら魚の鱗が交互に生えている様子をセラは話しながら、魚鱗に布陣した相手の位置を正確に地面へと書き込んでいく・・・
拓斗の様子をスラが伺って〔ご主人様はどう受けるの?〕「そうだな・・・此方の数はどうだ?」〔今なら千ほどだわさ、ゴリラは補充して百、猿は破損して三百、ロックウルフも二百と減って、後は分体三百五十と飛行部隊が五十ね〕
話しを聞いて随分と多いな?と考えながら拓斗は「最初は数も少なかったが千なら今は助かるよ」スラは照れる様に〔それはマアね、アタシ達も徐々に成長しているのだわさ、後もう少し出せるけどどうしようか?〕「イヤ、良いよ、余裕は残しておきたいし、無理はさせたくないからな」〔本音を言えば確かに厳しいだわさ〕
スラの弱音を聞いて反対に安堵しながら拓斗は(キッチリと自己分析をしているみたいだな)「ならば猿達とゴリラを前面に展開して此方は二段に構えようか、形は大凡矢の如くにして再び中央突破狙いだな、今度は直接あの化け物を狙う」
〔了解分かったわよ、だけどその陣形ならば、騎馬に迂回されて横から狙われると危ないかもよ?〕「相手が此方よりも数段は上手の様子だからな、実戦では一日の長がある可成りチャンとした軍隊だよ、何時もの獣魔相手とは全く違うな」〔戦略シミュレーションゲームでアタシは可成り鍛えていた積もりだったけれど、本物の合戦では何も役に立たなかったわさ〕
拓斗はスラの話しを聞いたが内心で、俺の意図がチャンと伝わるだけでも有り難いんだがな、などと思いながら「相手の方が油断していたからな・・・最初は何とか成ったが、此れからが本番なんだろうな、だから素人の俺達は変な動きを気にせず一気に本陣を狙うぞ、此方も未だ難しい作戦は出来無いだろうからな」
〔そう言う話しならばアタシ達の分体を前に出して、ゴリラを護衛に回せば良いのよ〕「そうすると猿が太刀打ち出来無いからな、だが悪く無いかも?機動力があるから薄い所へ補充的に回せば良いのかもな、よしさっき言った反対で頼むよスラ」
〔了解だわさ、それに核石入りの個体なら経験値を稼ぐと強く成るからね、大事に使わなければ駄目だわさ〕「了解したが分体は核石入りがいないのか?」〔あの子達は疑似核だからね、アタシ達の元に返れば吸収されるのよ、経験値はアタシ達に還元する形に成るわ〕
「それで今の状態はどう何だ?」〔今はオークを消化中だわさ、多少忌避感はあるけれども人型も消化中、それで魔力も細胞も徐々に戻っているけれどもご主人様〕「何だスラ?」〔魔力補給をお願いね〕「了解した」話の途中から既にスラねえとゲボは、一仕事を終えて軍団を補填した後の魔力不足解消のために、拓斗へと先にへばり付いていた。
拓斗はその様子を見ながら「今の戦いで俺は魔力を殆ど消費をしていないからな、十分に余裕があるからお前達遠慮するなよ」「ワイも自分の魔力を貯め込んできた魔石を使こうて補充してますわ」「アタシもよ」「ミウさんも可成り消費していたスからね、自分は先程チューと一気に分けて貰ったスよ♡」「アンタは便利で良いわよね」「欲得、イヤ、役得スね」
ジロリとミウに睨まれて言い換えるセラは「それでもアレは何なんスか?」「事情通なんだろうが実力が判別出来無いな・・・」ドレインをしながらスラが〔分体の足止め状況では相当だわよ、回収した個体からの情報によると、次から次へと引き千切られて足止めが大変だったわ〕
拓斗が難しい顔をして「そうなのか?だが分かる様な気がする・・・最初の攻撃もアッサリと凌がれたし、動きも早かった。魔法は使って来なかったが、当然使えるだろうから要注意だな」「その様ね、それに撤退する時見たけれど、人型に成っていたわよ」「そうだったスね、それでも大男だったスよ、自分名前を呼ばれる度に寒気がしたス」半泣きのセラは両手で自分を抱えるとブルブル震えた。
「しかし話し合いもへったくれもありまへんな」「全くよ」「あのオーク・ディザスターが人型で且つ単独で現れたのなら、場合によっては話し合いに持ち込む事も出来たと思うんだがな、目の前に軍勢が先に現れたら此方も身を守るために構えて仕舞ったからな・・・」
「ホントチョットした事で戦争に成るんスね」「そうでんな、相手への理解不足や恐怖から取り返しの付かん事態に成りましたな大将」「戦争をする気に成れば何が切っ掛けなんかは関係無いよ、言い掛かりの種は何処にでもあるし、避けることは難しいだろうな・・・」「そないに簡単でっか?」
拓斗は一同を言い含める様にゆっくりと「簡単だよ、同じ人間同士でも何かの勢いで、簡単に忌避感を乗り越えるさ、例えば軍拡競走をしていれば、痺れを切らした何方かが仕掛けるし、周りを取り囲まれれば何とかしようと足掻く・・・況してや相手が魔族とオーク、自分達とは別物と考えているなら尚更だ」
「考え方の違いや宗教なんかも理由に成りまんな」「相手への意地悪も切っ掛けに成るわよね」「まさしくそうだな、地域や経済封鎖なども戦争を仕掛けているのと同様だし、大層な武器を相手に向けるだけでもその理由に成るから、たった一人の邪な者の考え方一つで、巧みに操られた民衆が残念な事に戦いの道具と成る話しも昔から多くある」
やや拓斗は悔いるように「ようは相手と話し合う事が大切なんだが、今回はファーストコンタクトで失敗したな」「互いに損害を出した後では話し合いも難しいんとちゃいますか?」
「ああ、そう言う事だよな、だがオークなら近在の女性達が心配だし、此処は退けないかな」「そうだわね、アタシも彼奴らに好き勝手をされるなら死を選ぶわよ」「確かに退けまへんな」「それに自分、あんな奴の相手は出来無いスよ拓斗さん」
「そうだよな、死ねば未だましか?生きて玩具にされれば悲惨だよなセラ、だから俺は精一杯戦うよ」「ワイも手伝いまっせ」「アタシにも他人事じゃないから戦うわよ」「戦うデス」
其処へジュートが帰って来て〔妾もオーク共とは話が合わぬ、昔幾度となく奴らを懲らしめてやったが、何時の間にかに増えよって、始末に負えないゴキブリの様な生命力と繁殖力があるからの、悍ましい相手じゃ〕
少し拓斗は笑いながら「ジュートご苦労さん、よく気が付いて単独で転移陣を破壊してくれたよ、あれからも増えていたら俺達は余裕も何もかもが吹っ飛んでいた」「そうスよね、流石はエルーザ様ス」「確かに有効な手だったわよ、だけど単独で行くなんて思いきったわね」
〔単独だから良かったのだわさ、大勢で行ったら相手に邪魔されて、破壊が不可能だったわよ〕少し自慢そうな口ぶりでジュートは〔全くそうじゃ、スラの言う通りじゃ♪妾単独じゃから果たせた任務じゃった。ある時は敵の目を逃れ隠れて、遠く迂回を果たして後方に回り込み、それから・・・〕
話を途中で遮って拓斗は「チョット待てジュート、苦労話は改めてジックリと今度聞くから話しを進めようか?」〔クー♡主殿、その冷たさが又良いのじゃ、妾は満足じゃ、じゃが褒めても良いのじゃぞ、褒めてもな♪〕
チラチラと様子を伺うのを拓斗だけには見えるエルーザの姿を見ながら溜息を吐き「感謝しているさジュート、此れからも頼むが戦術を相談したい」〔戦術か・・・しかし、主殿達は練度不足で使える戦術の幅は広く無いじゃろ?〕
痛い所を突かれて苦笑いをしながら拓斗は「それで苦労しているんだよジュート」〔そうじゃろな、じゃが戦略面では少し良い話しがあるのじゃ〕「何だそれは?」〔奴ら食料を余り転移しておらぬ、携行している物以外では荷馬車も無い様子じゃからな、余り時間の余裕は無いじゃろ〕
「そうなのかジュート、短期決戦をする以外無いなら此方は引き延ばせば良いんだな?」〔奴らの何時もの手じゃ、奪い貪り侵し尽くすのじゃ、兵站など戦の時しか準備は為ずに行き当たりばったりじゃな、今回は女狩りにでも来たのじゃろ〕
やや震えるセラは「獲物は自分なんスか?」「話しの内容なら名指しされたセラが最有力だわよ」「そないでんな、セラちゃんが目的やなんて趣味も宜しいでんな、アハハハ」「笑い事じゃ無いわよ、セラの身にも成って上げなさいよ!」「そりゃえろう済んまへん」ポコっと自分の頭を軽く叩いた。
妙に話が途切れて「落ちが付いたが話を纏めると、何処かで陣を敷き直して此方は防御陣を固める方が良いのか?」〔周りがどうなっても構わぬならそれでも良いのじゃが、長引けば腹を空かせて分散すれば、それも又厄介な話しじゃな、彼奴らは間違い無く狩りを始めるじゃろうの・・・〕
ミウが心配そうな様子を見せながら「それに一度出現させた転移陣を破壊しても、もう一度作り直せば転移で補給の方が効くかも?」「そうだなミウ、確かに此方も放置する訳には行かない様だな、陣はその儘で何時でも戦える様にして正解だな、ならば鞍馬!」
傍らで控えて居た鞍馬は「ハイなの、久々のお呼び嬉しいなの」「彼奴らの監視を一層頼むよ、特にこの場を離れる部隊があれば直ぐに知らせてくれ」「ハイなの」〔それと転移陣を再び設置しないかを監視するのじゃ〕「理解したのエルーザ様」鞍馬は手下を増やして既に暮れた夜空に分散させて行った。
その様子を眺めながら拓斗は「俺達は取り合えず様子見だな、その間に少しでも鋭気を養おう」「そうだわね、少しアタシも休みたいわ」「自分拓斗さんの側で居て良いスか?」「そうだな、こんな場合だから構わないよ」「ワイも休憩しまっさ」「休むデス」監視と警戒を鞍馬達とスラ達に任せて、各々が区々に食事を摂る者やマジックバッグから毛布を取り出して休憩に入った。
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夜間篝火も灯さずに「陛下、あの者共は一体なんで御座いましょうか?」「儂にも分からぬわ、だが高々スライム如きが此ほど強いとはな・・・」「まさしく厄介な相手ですな」「カントン、夜襲を仕掛けるぞ」
その命令に驚いたカントンは「お待ちを陛下!何卒、お待ちを・・・確かに我らは或る程度の夜目が利き、嗅覚も優れておりますれば、夜襲如きは造作も無い話しで御座いますが、相手もスライムなら同じ事、此処から見る限り油断なく構えて居りますれば、不用意に仕掛ければ此方の方が損害は大きいかと・・・」
前面を見やりながらミーメは「それは確かにそうじゃな、じゃが此方は遠征の為に水と食料が不足しておる、早期決着を目指さねば兵共が飢えるわ」「然様で御座いますが、先程の負傷兵を如何為さいますか?」「それがあったの、じゃがしかし、転移陣を破壊されたので、後方へ送るにしても自力で直接王宮へ繋げば、儂の魔力消費が半端ない、じゃが兵力の増強と兵站を整える方が優先か・・・」
カントンは「負傷兵は動ける者共を除いて行動が不能な者は百五十程です。因みに残存兵力の方は九百程が一応健在ですが、相手が幾度も復活しては必要な迄に攻められるもので、兵共の中にも些か精神的に参っている様子が見受けられます」
「確かに近付けなければ剣でも槍でも十分に戦えるが、敵の核を破壊せねば糠に釘じゃ、我らの回復力を上回っておる様子じゃ、一旦取り付かれれば確実に屠られておるからの・・・」
述懐する様にミーメが話すと「その上ですが戦闘力が高い特殊個体が我らの兵士を足止め、或いは切り結んで負傷すれば、戦闘力が落ちて複数の奴らに取り込まれております」「どの程度やられた?」
「騎馬の百を含めて大凡四百程が戦死、或いは戦闘不能、そして軽傷が百程です。巨石に押し潰された者共が多くいましたから、その恐怖体験が赤備え達に伝播しておりますのが、些か難点で御座いますな、暫くは使いものに成りませぬ」
「その上にですが奴らは離合集散して、数の方も大して減った様子が見えませぬ」
一時撤退を決意した巨石落下とスライムが復活する様子を思い出しながらミーメは「確かにの、我が兵共も存外に不甲斐ない事じゃ、ならば致し方無いか・・・魔力消費を抑える為に少しずつ後方へ送るが、入れ代わりに食料を此方に回せ」「はい陛下、早速手配致します。序でに兵力も増やして、怖じけ付いた者共と交代させましょう」「ウム、未だ手配した残りが居る筈じゃ」「それは朗報です」
「一気に済ませば訳も無いのじゃが、魔力が此処では補充出来ぬからの、負担の少ない小規模の陣で対応して、回数を増やすなら時間も掛かろうの・・・不満じゃが今日の戦は終了と言う事じゃな」「先程の陣を再び使用出来ませぬか?」「あれはそれ程容易く使用出来る物では無いからの、早くても一日ほどは待たねば成らぬ」
「仕方ありませんな陛下、それではお手数ですが段取りをお願い致します」「ウム分かって居るわ、多少は魔力的にも問題があるが、最後には中規模の転移陣を繋ぐ腹積もりじゃ、緊急を要する者共を優先して送るからその方も最初の便で転移を果たし、命令通りに兵站と兵の補充や入れ替えに努めよ」「畏まりました陛下、委細お任せを・・・」「それでは早速仕事に掛かれ」
カントンは内心で「陛下は緻密な損得勘定の出来るお方だが、時折り今回の事例に見えるような場合では、情緒が不安定にお成りに成られる・・・出掛けによぎった不安が本物に成らねば良いが」などと考えながら第一陣の転移に備えるのだった。
一方拓斗達の陣営では・・・
鞍馬が拓斗の傍まで来ると、周りを起こさないように「ご主人様、ご主人様起きてなの」「何だ鞍馬か・・・」傍らのセラも起き出して「鞍馬チャン、なんスか?」「向こうは転移陣を繋いで兵士達の入れ替えと荷馬車が来ているなの」「分散する様子は無いのか?」「ハイなの、向こうの偉いさんが何度も転移陣を発生させて、怪我人を送る序でに物資を移動させてるなの」「そうかご苦労さん、ヤハリ自力で転移は可能な程、魔法の扱いには長けていた様だな・・・」「そうスね」
眠る必要の無いスラ達とジュートも集まりだして〔本格的に此方の相手をして貰えそうじゃの〕〔溜息を吐きたい気分だわさ〕「今更邪魔をするのも野暮か?それにもう間に合わないだろうからな」「ご主人様、今なら始まった許りなの」「イヤ、此方の動きを監視しているだろうから無理だと思う」〔そうじゃな、それよりも魔力回復に努める方が良い〕〔今晩は離さないわよ〕〔お姉さんも久々にタップリと頂きたいわ〕〔アタシもです〕
三匹を見ながら拓斗は「そうだな、明日に備えてタップリと大盤振る舞いで魔力を分けて上げるさ、みんな此方へおいで・・・」鞍馬までをも手招くと「此はご褒美だよ」などと言いながら人差し指を向けると、鞍馬は官能的に吸い付いた。
近寄る三匹とジュートは〔妾もお願いしたいの〕「ああ、活躍を楽しみにしているからな」〔勿論妾に任せるのじゃ〕〔任せてよご主人様〕〔お姉さんも頑張るわ〕〔ゲボの大活躍を乞うご期待です〕
その頃、ステラ村では・・・
拙作ですが楽しんで頂ければ幸いです。次回の更新予定は10月3日です。
細かな部分の言い回しやその他で気が付いた間違い等を随時訂正しています。
拓斗 男 人族 魂転移者 本名 板垣拓斗
【通常:精霊魔法LV4・精霊視LV2・妖精視LV2・魔力操作LV4・魔法創造LV4・エナジードレインLV2・魔力自動回復LV3・物理障壁LV3・障壁コントロールLV3・念話LV4・火系操作LV4(UP)・土系操作LV3・鑑定LV2・身体強化LV2・生活魔法LV2(UP)・地形操作LV2・風系操作LV2・空間魔法LV:--(NEW)時空間魔法LV:--(NEW)】
【エクストラスキル:契約魔法LV4(UP)従魔〔スライムのスラ他プラス名無し〕従精霊〔ジュート〕奴隷〔セラフィナ〕仮奴隷〔ポコ〕対等契約〔フレイアー〕】
【精霊契約:火の精霊サラマンダー・土の精霊ゲブ・水の精霊アプスー・大気の精霊シュー】
装備品:形見の胸当とマント・風林火山のブーツ・ワンド・ナイフ・フレアの守り(頭部装備)・魔力制御の指輪・絆の腕輪(パーティー編制用の道具、装飾品)・フレアの木刀
ミウ 女 兎人 OWOプレイヤー扱い
【通常:身体強化LV4・体術LV4・剣術LV4・探索LV3・気配察知LV3・解錠LV1・俊敏LV4・回復LV2〔ヒーリング〕・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV2・隠密行動LV1・気配遮断LV1・忍び足LV1・生活魔法LV1・瞬歩LV1】
装備品:白の燕尾服バニー仕様、ピンクの兎着ぐるみ、くノ一スタイル服、ヒットマンニット(生地自体は光を吸収するが、明るい状態で魔力を使えば、真反対の光学迷彩機能付き)革製の防御装備一式 魔綱製のロング・ソード、くノ一スタイル時の忍者刀(名は黒鐘)・フレアの棍棒
装飾品:魔力制御のイヤリング・イメージ・チェンジ・リング(五着分の変身を可能にする)
スラ 不明 拓斗の従魔スライム 元OWOプレイヤー 本名 早瀬美優
【種族固有:胃袋LV4・強酸消化LV3・物理耐性LV4(UP)・聞き耳LV2・分裂LV4・魔力吸収LV3・生物吸収LV3・エナジードレインLV3・変化LV3】
【通常:毒耐性LV3(UP)・腐敗耐性LV3(UP)・強酸耐性LV3(UP)・並列思考LV4・念話LV3・気配遮断LV1・隠密行動LV1・気配察知LV2・魔法耐性LV2・解体LV3・分析LV3・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV3・衝撃耐性LV1(NEW)】
【強奪した能力:強制支配LV1同族限定】
【ガイダンスAI協力体制、命名アイ子】
セラフィナ 女 吸血姫 拓斗の奴隷 OWOプレイヤー 本名 山口桃子
【種族固有:吸血LV4・エナジードレインLV3・召喚LV2(蝙蝠の鞍馬)・血液操作LV2】
【通常:身体強化LV3・ドレイン耐性LV2・痛覚耐性LV3・変化LV1・気配遮断LV1・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV1・生活魔法LV1・転移LV1(NEW)】
【吸血後:身体強化LV4・エナジードレインLV3・各種耐性の強化】
【エクストラスキル:痛覚の快楽変換LV3・恥辱のパワー変換LV4】
【強奪した能力:頑強LV1】
【現在縛りプレイ中:放置プレイ、羞恥プレイ、女王様プレイ】
標準装備品:伝説の網状恥辱レオタード・奴隷仕様改(能力未公開)女王様のブーツ(能力未公開)黒の燕尾ベスト(能力未公開)パピヨンマスク(赤外線、熱感知、相手に見せる幻視)魅惑の網タイツ他、セラ専属恥辱品装備多数・雷龍の千条鞭(雷撃・ドレイン)・ジュート(貸与中)緊縛のチョーカー格上げ・フレアのナックルカバー
特殊装備品:インビジブルマント(透明裸窃のマント)・奴隷仕様改(UVカット、セラ専用装備品の強制収納、透明化)日中限定
備品:棺桶〔アルフォンス・シルベスター・ヒッキンゲン男爵、通称バロン〕
ポコ 女 狸人 拓斗の奴隷
【種族固有:舞踊LV1・鼓舞LV1・変化LV1・土系操作LV2(UP)】
【通常:身体強化LV2・体術LV2・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV2(UP)・生活魔法LV1・弓術LV2(UP)・小太刀LV2(UP)・風系操作LV2(UP)】
装備品:絆のチョーカー(物理障壁あり)・弓張月・フレアの小刀
ガッチャ 男 鼠人 OWOプレイヤー 本名 佐藤浩一
【種族固有:俊敏LV3(UP)・気配遮断LV2・強嗅覚LV2(UP)】
【通常:腐敗耐性LV1・隠密行動LV1・身体強化LV2(UP)・体術LV2(UP)・魔力操作LV1・魔法創造LV1・火系操作LV1・生活魔法LV1・交渉LV1・剣術LV3(UP)】
【強奪した:現在無し】
【現在縛りプレイ中:笑福の呪いプレイ(一日一度他人を笑わせる事、但し滑るとHPにダメージ)デンジャラスショッピング(買い物で負ける事は許されない)】
装備品:フレアの木刀大小・革鎧一式
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銀の狼、通称は銀狼・・・メンバー紹介
白銀のフェル:30歳リーダー、長剣使い 魔法剣術使い アビスの弟子
堅狼のロボス:27歳フェルの弟 杖使い 後衛回復役
ラブラ:28歳 シェパの姉 長斧使い 前衛、護衛兼突撃役
シェパ:26歳 ラブラの弟 槍使い 前衛、護衛兼突撃役
ギンガ:29歳 蛮刀使い 探査、切り込み役
コチャ:24歳 ギンガの妹 弓使い 探査役
カメリヤ:21歳 双剣使い フェルの恋人 便利屋 OWOプレイヤー
本名スージー・アナスタシア・ロチェンコフ




