064話 え!何で俺が後処理見たいな事を・・・
武装解除に向かった拓斗達だが、気持ちが収まらないザンザ部隊では・・・
拓斗とミウ、そして護衛の双子カムセラとアムセラは、武装解除の為に拓斗自らが削った道を通り、大きく迂回して狭い場所から簡単な橋を渡し、ザンザ部隊が待ち構える向こう側へと訪れた・・・
ザンザ部隊の若手達は、碌に戦闘もしない内に降伏した不甲斐ない幹部達に愛想を尽かし、事態を把握していない者達は、特に不満を持っていた。
それは当然の話である・・・働きによる報償、占領した場所での略奪、取らぬ狸の皮算用宜しく夢見たものが、現状退くも儘ならず逃げるに逃げられない、降伏して戦時捕虜にでも成れば、多額の借金を背負う事にも成り、払えなければ最悪は借金奴隷落ちだ。
そして此処が肝心なのだが、何より彼らは身の振り方を幹部達に任せ切る程、上層部に信頼を寄せているものでは無いからだ。
無論、騎士崩れや傭兵でも活躍をすれば、英雄と讃えられる者が存在し「何時かは俺も」と憧れた者達もいて、純粋に英雄を志す若手達も多いのだが、ザンザ部隊は所詮愚連隊や盗賊上がり、野盗擬きなどなどの寄せ集め、そんな出身者や良くても冒険者上がりが多いのだ。
其処へ訪れた子供数人・・・舐めるなと言う方が可笑しく、隧道の前でその威力を確かめた者達以外では侮って「オウ、ガキ共がたった四人程で武装解除だと?舐め腐ってるのか!」斬り掛かって来る数人をミウは、瞬く間に棍棒で打ち倒した。
吹き飛ぶ巨体、弾き跳ばされる剣は、隧道の壁に跳ね返されて、跳弾の如く周りに迫る・・・その姿は華麗に舞うが如く、或いは閃光の様な早さで、無力化して行く姿を見て後に『閃光のミウ』と二個目の二つ名が付けられる事に成った。
そして数人が拓斗へ攻撃を仕掛けるのだが、見えない障壁と護衛の双子に阻まれて挫折する、其処へ拓斗が止めを刺す様に「この魔法はね、先程・・・」(ボン!)指先から無詠唱で火竜型にした炎を見せて(ズズズ!)今度は土竜を形作る「この二体でマグマ攻撃にしたのですがね」(バシャー!ヒュー!)続けて水竜と風竜の二体を新たに出す。
合計四体の竜が眼前に現れて、徐々に大きく成ってくると、周りが様子に異常さを感じ始めザンザ部隊の残りが戦く・・・
そして「僕はこの四体の竜を合体させて、五番目の複合竜を誕生させる事が出来るんですよ、一体に減りますが、先程の竜単体や少数の合体竜では、到底及びも付かない程の破壊力でしてね・・・余り弱い者虐めは、好きでは無いのですが、そんな態度を取られるなら仕方無いですかね?」
目の前で四体が戯れるが如く寄り添うと、徐々に一体の黄金竜へと変化した。
「恐らく此の儘でもアナタ達を殲滅出来ますが、此から威力を高めます。その思い上がった身体で試して見るのも良いでしょう」ニヤリと笑い辺りを睥睨する・・・
言葉使いも丁寧で、声もそれ程大きく無かったのだが、徐々に染み渡る様に話す。
黄金竜が段々と大きく、振動しながら禍々しい姿へと変貌して行く・・・その頃、ミウと双子は、拓斗の後ろへとソソクサと既に待避していた。
彼らは生存本能が一瞬で警戒レベルを超えた体験など、今まで経験した事が無い、だが虎の尾を踏み、竜の逆鱗に触れた事を遅まきながら彼らは理解した。
今更何処へ逃げても目の前の子供がその気に成れば、一瞬で消滅してしまう、そう彼らが絶望と死ぬ覚悟を決める程の圧倒的な威力を感じさせ、又その様な魔法でもあったのだが、彼らは恐怖で動けないでいた・・・
「見ていて下さい、少し試して見ましょう・・・」
その極一部が拓斗の操作で谷の反対側、その前に命中して火災を鎮火した場所へと向かうと『ズゴォ―――――――ン!!!』一瞬で山の一部が消滅して、残された部分がドドーン!と雪崩の如く落ちた。そう爆発したのでは無く消滅だった。
因みに拓斗は此の全てが消滅した高威力の精霊魔法を恐れられて、最初の呼び名が『無慈悲の殲滅者』この後に二つ名と共に名を馳せる事に成る・・・
無論隧道の一部も綺麗に削れて見れば青空、一瞬何が起こったのか理解が出来無い様子のザンザ部隊は、衝撃から立ち直ると、狂乱して一斉に後方へと走り出した。
後方では未だ何が起きたのかを理解が出来ず、走り出した者達とぶつかり、混乱に拍車を掛ける!だがしかし、拓斗が風系の魔法を使い「止まれ――――――ぃ!」威圧を込めて大音声で響かせると、全員がフリーズし静寂が訪れる・・・
残りの金竜を拓斗はその意思の力で抑えていたのだが、傍らのミウが「相変わらず詠唱も威力も、何もかもが出鱈目ね」「今話し掛けるなよ、抑えているのが精一杯何だよ」「何でそんなバカみたいな殲滅魔法級の広範囲魔法を使うのよ?」「仕方無いだろう!小者相手に力の差を見せ付けるには、手っ取り早い方法だったんだ。今制御を手放すと此処ら一帯が吹き飛ぶから集中させてくれ!」
隧道の様な音が響く場所で、こんな会話をされると、遥か奥まで話しが聞こえて、見れば土下座をしながら頭を抱える者や両手を合わせて膝を着き拝む者、狂乱して詠唱を初め、拓斗へ向けて放つ間際で、恐れた仲間に取り抑えられる者等などで、入口近くでもんどり打つ金竜の姿に恐怖した。
そして全員が一様に願う事は「あの魔法を何とかしてくれー!」と言う事だった。
必死に抑えながら拓斗は「迷宮ならぶっ放して終わりなんだが、消すには可成りの力が要るんだな・・・仕方無いジュート、マナもチャクラもくれてやるから、俺が抑えている間にエネルギーを吸い取れ」〔何じゃとぉ~!勘弁してくれなのじゃ、洩れて来る分だけなら吸えるが、妾とても此に触れれば消滅するのじゃ〕
制御が覚束なく成って来た拓斗は可成り必死に「なら少しずつ吸え、抑え付けてはいるが、此の儘だと洩れた分までが還元して、全く本体の威力が減衰しないんだ」〔分かったのじゃ、じゃが今後は主殿、考え無しの行動は慎むのじゃな〕「それはこの状態を見れば理解が出来たよ、この魔法はヤバイ!」
横からミウは気軽そうに「それならぶっ放して終わりにすれば良いんじゃない?」「谷向こうの山々が消滅すれば、生態系や気候ですら変わる恐れがあるんだよな、況してや直接打ち込むと目の前の奴らを一掃して、何処まで破壊するか責任が取れないよ」「そう、なら頑張る事ね」
更なる恐ろしい会話でザンザ部隊の隊員は、益々戦慄し、涙ながらに応援して来る「頑張れー!頼むぞー!助けてくれー!」等などだ。
聞いたミウは「だったら余計な事をしなければ、ホントに良かったのに呆れたわ」〔全くじゃ、しかし、この魔力、何とも芳醇な・・・ネクタールと言われても妾は信じるのじゃ、此は美味じゃ♡〕
徐々に吸い尽くす力が強まり、夢中に成っているジュートは、喜々として我が身を省みず、再生しながら直接吸い続けて、金竜の本体が減衰しだすと拓斗は「よっしゃ―――――――ぁ!今なら制御出来るぞ!ジュート助かった」抑えに回していた力を吸収へと転じて魔法を打ち消すと、残念そうなジュートは〔あ!あぁあ、勿体無いのじゃ〕物足りなさそうにぼやいた・・・
拓斗は人知れずだが、この世界の理を一部ながら知り得た事で、思惑が在った。
雑魚を幾ら倒しても自身が遣る瀬ない気持ちに成るだけで、格上げにも成らない、ならば強敵を引き付ければ、手間、元い「少ない犠牲で済むんじゃね?」などと、正解か不正解かは、未だ自身も判断出来ていないが、その様な方針を打ち立てた。
その上、強者やOWOプレイヤー達の気を引く事で、メンバーへの関心を下げる、余計な戦闘の危険を避けて、安全を謀ると共に、成るべく彼女達の魂を余分に穢す好意を防ぐ目的も、自然に達成出来ると考えたのだ。
そんな心情だとはつゆ知らずの周りの者達は後に「また馬鹿な真似をやらかして」「遣っちゃいましたスよね」後から合流したガッチャやポコ迄もが「流石は大将、ホンマ香ばしいでんな」「タクト様、格好いいデス」等などで、率先して拓斗達を鍛えたムウは「チョットやり過ぎたかしら?」と本気で悩む始末だった。
閑話休題・・・
周りが落ち着いた事を見計らい、静まり返った一同へ拓斗は「大人しく武装解除、してくれますよね?」ガクブルした一同が高速頷きをすると、ミウの横に並びカムセラとアムセラが間隔を開けて、ザンザ部隊の前面へと立つ・・・
「未だ正式に降伏の調印はされていないが、俺達も武装解除をしていない者には、危なかしくって喰わせるおマンマなどは無い、因みにお前らのおマンマは潰れるか谷底だ」やや乱暴な口調で話すと、ザンザ部隊へ話しが染み渡るのを待つ・・・
スッカリ大人しく成った様子を確認すると今度は優しい口調で「宜しい、それでは彼女達の前へそれぞれ一列に並んで、武器に此のタグを付けて渡して下さい、他の備品を持つ人は、タグを複数枚使っても構いません、後で返す時に間違わない為の処置ですから、シッカリと外れない様に確認して下さいね、いい加減な事をして、後で戻らなくても、当方は一切の責任を負いませんから」などと言いながら沢山のタグを目の前に出した。
口調のギャップに戸惑いながらも、ザンザ部隊の者達は、指示には素直に従った。
拓斗は空間魔法を扱える様に成ると、C級で手に入れたマジックバッグを複数共用とする事に成功して、セラのポーチを含めて各々が、個人領域の倉庫と共通領域の大倉庫を扱える様に、各々のバッグやポーチを改造した。
更に使い易く管理する為の魔法を開発【ストレージ】と唱えると発動し、バッグやポーチに付与された魔法陣が作動して、共通用と個人用に分けられたタグを瞬時に選別すると、所有者は誰でも簡単に出し入れ可能としたのだ。
その時に拓斗自身も管理し易い様にこのタグを魔法で大量に作成、個人領域の使い方は自己責任だが、共用の領域へ格納する場合には、タグ付けを義務付けたので、彼女達には馴染みの作業だった。
タグさえ付いていれば、必要な物が彼女達でも出し入れ可能で重宝している・・・
因みに拓斗は自身の魔法の為、タグ付けは自動で行う様にして手間を省いている。
但し、個人領域と共用領域を使うには、魔力波長を登録されていないと、使用不可などの念の入れようで、拓斗自身の魔法に依存しているのだが、万が一盗まれても他の者には単なるバッグ以外の何物でも無く、盗難防止もされていて、皆が今では愛用している・・・
余談だが、拓斗自身は既にバッグなどを必要としないのだが、人目を誤魔化す為に所持しているのが、何とも心憎い演出だ。
そして三人の娘達は、その共用領域に預かった武器やその他を次々と放り込む。
「俺の魔剣が~!俺の魔力に馴染んだ魔綱剣が~!槍が~!マジックバッグが~」悲喜交々と別れを惜しむ人々に「見苦しいわ、もう諦めなさいよ」などとアッサリミウが切って捨てた。
「武装解除を終了した方は遠回りに成りますが、この道を通って向こう側の隧道へ行って下さい、抜けた先では既に食事の準備も出来てます。早く終わらせた方々は早く休めますよ、但し、向こうに居られる監督官のムウさんに絶対逆らわない事、彼女は僕以上の実力者です。皆命を大切にしましょうね」前の女性三人も当然だと言わない許りにウンウンと頷いている・・・
その後は、スムーズに武装解除が終了して、隧道の向こう側へ移動すると、其処は些か開けた場所だった。ムウが制作した複数の竈で煮炊きしたり、肉やパンなどを焼いて、食事の準備を進めていたが、七百人からの大所帯なら手間も掛かり拓斗は苦肉の策で「手伝ってくれた人達には、お給料を出します。食事も一品増やしますから働いたと認められる人には、彼女達が確認して即金で小金貨一枚を渡します」
因みに小金貨は一万円相当、中金貨は十万円相当、大金貨は百万円相当で、銀貨は小が千円相当、中銀貨は五千円相当、大銀貨は一万円相当、銅貨は小が百円、中が五百円、大が千円相当、鉄貨は十円相当に成る・・・他には白金貨なども存在するのだが余り流通していない、余談ではあるが前にジャッカが三國屋から手に入れた金額は、一億円相当と言う話しに成る・・・
細かい金額ならカードで決済されるのだが、大きな商取引などでは、商会に大金を預ける事で僅かながらでも利息が付き、普通に小切手や保証人がいれば手形なども切れる・・・偽造が不可能なレベルで作成されており、それらは顧客に預けられるのだが保証人次第では使えない事もあり、裏書きには信用のおける者が望ましい。
カードを使用しない理由は只一つ、昔に履歴を調べて多額の税金を掛けた支配者がいた事だ。商取引の実態を領主達や国に把握されない為の予防処置なのだが、此が案外上手く行っている為、大商会の小切手帳や手形帳を持っているだけで、信用が上がるなどの効果も生んでいるのは、笑えない話しである・・・
因みに効力が上の魔法契約で縛る、特殊な小切手帳や手形帳も存在して、商取引には欠かせない、定着した物で通常の手形でも、金融機関や専門で取引する質屋的な預かり屋や割り引いて買い取る専門店なども存在する・・・
又々閑話休題・・・
監視にはスラ達がステラ村側に陣取って、睨みを利かせながらムウも若手と一緒に佇んでいる・・・本来はこんな少ない人数で、七百人からの捕虜を監視する事は、勿論不可能な話しなのだが、拓斗の脅しが心底利いた様で「彼奴らも腹が減らない限りは、大丈夫だろうしゴーレムも数体、臨時の衛兵代わりに出しておいたから、無謀な事はしないだろ」何の確証は無いが、感覚的に此で良しとしたのだ。
昼間は兎も角もヤハリと言うべきか、愚かにも脱走を企てた者達が複数発生、夜間などは、鞍馬ちゃんや蝙蝠達が活躍する場と成り、セラや鞍馬からのお仕置きで、危ない扉を開いた者がいた事を付け加えておく・・・
少し話しを戻すと、魔力と体力を奪われたザンザは、ジュートから開放されたが、立つ事も儘ならず、横で佇むガッチャとポコが、ザンザを監視しながら向こう側の様子を伺っていた。
辿り着いた拓斗達を襲う若手達を頼もしく思いながら見ていると、拓斗が跳んでも無い魔法を構築して、その一部を向こうの山へ打ち込むと「な、何だとぉお~!」崩れ落ちる土砂を眺めた後、残った魔法がその威力を増してくるのが、遠く離れた此処からでも感じられ「か、勘弁してくれ~~~!!!」大声でザンザは叫んだ。
ザンザも本当の意味で、降参した瞬間で後は大人しく、降伏条件を整える為に翌日ザンザと幹部達の数人は、ムウと若手数人がステラ村へと連行して行く、終戦後の話し合いに旅立ったが、拓斗は後片付けで大忙しだ。
その前段階で崩しまくったムウの土砂や拓斗が崩壊させた土砂が、谷間に土石ダムとして残り、ダム湖が崩壊すれば、下流への被害も出る恐れが増して「それじゃ、後は頼みましたよタクトちゃん」「此、どうすんすか?」「何?何か文句が在るのかしら、タクトちゃん」不敵に笑うと負けた様に拓斗は「無いス、片付けるスよ」
何故かセラが言いそうな口調で、観念した様に返事をすると、ムウはニコリと笑い「良い子ね、任せたわよ」「ういーす」ブートキャンプ時代を思い出し、半分泣きそうに成りながら拓斗は後を引き受けた。
先ずは徐々に水を下流へと流して、一気に崩れない様に工夫をする「何だってこの俺が、後処理見たいな事をしなくては成らないんだ」などとぶつくりながら作業を進めると「母さんに逆らっては駄目よ!」達観したムウが、離れた場所から応援?慰めてくれたのが、有り難いやら悲しいやら・・・反対にトラウマが刺激された。
「俺、泣いても良いよな? いや、ここは泣くべきだろ・・・」「諦めなさいよ」
「止めろ!止めるんだ!凄く可哀想な人を見る様な目付きで此の俺を見るな~!」
「こりゃ駄目ね、母さんの犠牲者は、貴方だけでは無いのにホント残念だわよね」
錯乱した様な強力な魔法で吹き飛ぶ土砂『ドゴーン!!!ズシャーン!!!』辺り構わず破壊する拓斗の魔法が炸裂する・・・
だがその力任せの作業を上から見ていたザンザ部隊の残留組は、その威力と技量に驚き、更に逆らってはいけ無いリストのナンバーワン候補に祭り上げた事などは、拓斗の預かり知らぬ話しだった。
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ガイアと会談した後、暫く経った或る日の閑話・・・
「なあスラ」〔何ご主人様〕「俺達は魔石や獣石、或いは魔核石や獣核石などと、区別している物の事何だがな、アレの本質は何かと考えた事あるか?」〔アタシは無いわよ〕〔口を挟んで申し訳無いが、妾も無いの〕
「ジュートも皆も聞いてくれよ、この間から考える様に成ったんだが、アレは神秘的な何かの力?或いは根本的な原初に近い力とか考えて見たんだよ」〔それがどうしたのご主人様〕「何でそんな物がこの世界にあるんだよ?不思議に思わないか、マナが何なのかを・・・」
〔確かに不思議ね、アタシ達の世界では無かった物だけど、世界が違うから普通の事だと思ってたわ〕〔妾は初めからそう言う物じゃと思って居ったわ〕「タクト、アンタは何小難しい事を言いだしたのよ?」「ミウか、お前はどう思うんだよ?」「そんな事アタシに聞かれても分かんないわよ、でも元から在る力の事を考えても在る物は在るんだから仕方無いわよ」
何ともミウは男前な言い方で、話しの方が打ち切られそうに成ったが「確かにそうなんだが、俺達の世界ではさっきスラが無いと言ったんだが、しかし、本当にそうだろうか?存在すると証明されていないだけで、特定の者にはそれが利用出来たんじゃ無いのか?それが魔法伝説に成り、現代に残っているとすれば、扱える者達は秘匿して自分達の利益を確保しているとか、そんな事を考えられないか?」
〔それは少し考えすぎなんじゃ無いの?ご主人様〕「自分もそう思うスよ、タクトさん」「まあ、そう思うよな、それでもこの世界に存在していて何故俺達の世界に存在しないと考えられるんだよ?扱っている相手をこの目で見た事が無いからか?魂や幽霊にしても多くの人が見た事が無いと言うだけで、否定されるのは可笑しいと思うんだよ、在るとも証明されていないが、無いとも証明されていないんだから屹度在るんだよ」
〔結局は何が言いたいんじゃ主殿〕「イヤ、俺は只訳の判らない力に振り回されるのは、嫌だなと考えただけなんだが、それを魔法などに都合良く利用しているし、俺達は多くの魔石や獣石を集めているが、元に成ったのは体内魔力の残照何だろ?マナの集合体を指すならこの場合マナ石と言い変えるけれど、獣魔などから取れるなら魂何かも残っていないのか?怨みの塊なら解放する事が、正しい選択なのじゃ無いのか?とか考え出したら寝られなく成ったんだよ」〔又可笑しな事を考え付くものじゃ、それで結論は何としたのじゃな?〕
沈黙した後「それが分からない、理解が出来無いから袋小路で彷徨っているだよ」「なら仕方無いわよね、分かる迄タクト、アンタは悩めば良いのよ、でもアタシはそんな必要は無いと思うけれどもね?」「大将、ミウちゃんに賛成ですわ、ワイもそう思いまんな、見えなくても事象として確認が出来る、電気とは違いまんのや、屹度何れ誰かが証明、或いは理論的にでもその謎を解き明かす迄、深こ~ぉ考えるんは、損とチャイますか?」
「電気は条件次第で見る事が出来るけれども、だが真にガッチャの言う通りだな、俺は只エネルギーとして魔道具や何かに使われているなら、元に成ったマナは有限じゃ無いのか?際限なく使える無限エネルギーなどと勘違いをして、もし枯渇したならば、この世界はどう成るんだ?俺はそれが心配何だよ」
拓斗は枯渇寸前である事を既に理解していたので、反応を見る為に敢えて此の会話を続けて、皆の意見を確かめ様としたのだが、何とも男前なミウは「そんなの無くなってから考えれば良いのよ、若い内にそんなに悩んでいるとハゲるわよ」
此で会話は打ち切られる事に成ったが、スラとジュートは何かが琴線に触れたものなのか、その後考え続ける事に成る・・・
拙作ですが楽しんで頂ければ幸いです。次回の更新予定は8月22日です。
拓斗 男 人族 魂転移者 本名 板垣拓斗
【通常:精霊魔法LV4・精霊視LV2・妖精視LV2・魔力操作LV4・魔法創造LV4・エナジードレインLV2・魔力自動回復LV3・物理障壁LV3・障壁コントロールLV3・念話LV4・火系操作LV4(UP)・土系操作LV3・鑑定LV2・身体強化LV2・生活魔法LV2(UP)・地形操作LV2・風系操作LV2・空間魔法LV:--(NEW)時空間魔法LV:--(NEW)】
【エクストラスキル:契約魔法LV4(UP)従魔〔スライムのスラ他〕従精霊〔ジュート〕奴隷〔セラフィナ〕仮奴隷〔ポコ〕対等契約〔フレイアー〕】
【精霊契約:火の精霊サラマンダー・土の精霊ゲブ・水の精霊アプスー・大気の精霊シュー】
装備品:形見の胸当とマント・風林火山のブーツ・ワンド・ナイフ・フレアの守り(頭部装備)・魔力制御の指輪・絆の腕輪(パーティー編制用の道具、装飾品)・フレアの木刀
ミウ 女 兎人 OWOプレイヤー扱い
【通常:身体強化LV4・体術LV4・剣術LV4・探索LV3・気配察知LV3・解錠LV1・俊敏LV4・回復LV2〔ヒーリング〕・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV2・隠密行動LV1・気配遮断LV1・忍び足LV1・生活魔法LV1・瞬歩LV1】
装備品:白の燕尾服バニー仕様、ピンクの兎着ぐるみ、くノ一スタイル服、ヒットマンニット(生地自体は光を吸収するが、明るい状態で魔力を使えば、真反対の光学迷彩機能付き)革製の防御装備一式 魔綱製のロング・ソード、くノ一スタイル時の忍者刀(名は黒鐘)・フレアの棍棒
装飾品:魔力制御のイヤリング・イメージ・チェンジ・リング(五着分の変身を可能にする)
スラ 不明 拓斗の従魔スライム 元OWOプレイヤー 本名 早瀬美優
【種族固有:胃袋LV4・強酸消化LV3・物理耐性LV4(UP)・聞き耳LV2・分裂LV4・魔力吸収LV3・生物吸収LV3・エナジードレインLV3・変化LV3】
【通常:毒耐性LV3(UP)・腐敗耐性LV3(UP)・強酸耐性LV3(UP)・並列思考LV4・念話LV3・気配遮断LV1・隠密行動LV1・気配察知LV2・魔法耐性LV2・解体LV3・分析LV3・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV3・衝撃耐性LV1(NEW)】
【強奪した能力:強制支配LV1同族限定】
【ガイダンスAI協力体制、命名アイ子】
セラフィナ 女 吸血姫 拓斗の奴隷 OWOプレイヤー 本名 山口桃子
【種族固有:吸血LV4・エナジードレインLV3・召喚LV2(蝙蝠の鞍馬)・血液操作LV2】
【通常:身体強化LV3・ドレイン耐性LV2・痛覚耐性LV3・変化LV1・気配遮断LV1・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV1・生活魔法LV1・転移LV1(NEW)】
【吸血後:身体強化LV4・エナジードレインLV3・各種耐性の強化】
【エクストラスキル:痛覚の快楽変換LV3・恥辱のパワー変換LV4】
【強奪した能力:頑強LV1】
【現在縛りプレイ中:放置プレイ、羞恥プレイ、女王様プレイ】
標準装備品:伝説の網状恥辱レオタード・奴隷仕様改(能力未公開)女王様のブーツ(能力未公開)黒の燕尾ベスト(能力未公開)パピヨンマスク(赤外線、熱感知、相手に見せる幻視)魅惑の網タイツ他、セラ専属恥辱品装備多数・雷龍の千条鞭(雷撃・ドレイン)・ジュート(貸与中)緊縛のチョーカー格上げ・フレアのナックルカバー
特殊装備品:インビジブルマント(透明裸窃のマント)・奴隷仕様改(UVカット、セラ専用装備品の強制収納、透明化)日中限定
備品:棺桶〔アルフォンス・シルベスター・ヒッキンゲン男爵、通称バロン〕
ポコ 女 狸人 拓斗の奴隷
【種族固有:舞踊LV1・鼓舞LV1・変化LV1・土系操作LV1】
【通常:身体強化LV2・体術LV2・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV2(UP)・生活魔法LV1・弓術LV2(UP)・小太刀LV2(UP)・風系操作LV2(UP)】
装備品:絆のチョーカー(物理障壁あり)・弓張月・フレアの小刀
ガッチャ 男 鼠人 OWOプレイヤー 本名 佐藤浩一
【種族固有:俊敏LV3(UP)・気配遮断LV2・強嗅覚LV2(UP)】
【通常:腐敗耐性LV1・隠密行動LV1・身体強化LV2(UP)・体術LV2(UP)・魔力操作LV1・魔法創造LV1・火系操作LV1・生活魔法LV1・交渉LV1・剣術LV3(UP)】
【強奪した:現在無し】
【現在縛りプレイ中:笑福の呪いプレイ(一日一度他人を笑わせる事、但し滑るとHPにダメージ)デンジャラスショッピング(買い物で負ける事は許されない)】
装備品:フレアの木刀大小・革鎧一式
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銀の狼、通称は銀狼・・・メンバー紹介
白銀のフェル:30歳リーダー、長剣使い 魔法剣術使い アビスの弟子
堅狼のロボス:27歳フェルの弟 杖使い 後衛回復役
ラブラ:28歳 シェパの姉 長斧使い 前衛、護衛兼突撃役
シェパ:26歳 ラブラの弟 槍使い 前衛、護衛兼突撃役
ギンガ:29歳 蛮刀使い 探査、切り込み役
コチャ:24歳 ギンガの妹 弓使い 探査役
カメリヤ:21歳 双剣使い フェルの恋人 便利屋 OWOプレイヤー
本名スージー・アナスタシア・ロチェンコフ




