048話 ステラ村・・・双子の行く末
後ろ手に戒められた双子をフェルとロボスが連行する。十二階から拓斗達が恐らく待機しているだろう二十階へと向かう後を苦虫を噛みつぶした様なトキ達が続くのだが、その決着は?
二日後・・・
その後の結果などは屹度、地上に戻った人達も気を利かせて、早目に伝えてくれるだろうと、敢えて温泉では無く、再び何時もの河原へと待機していた拓斗達の元へ連行された双子は「又此処かい」「全く芸が無いね」
しかし、元気そうな拓斗を見ると驚いて「そんな真逆、アタシが心臓を確かに抉ったのに・・・」アムセラが呟くとカムセラも「冗談だろ?一体どんな芸なんだよ」ロボスが「驚いた様子だね」ウンウンと双子がシンクロ頷きをすると・・・
拓斗は溜息を吐いて「僕は君達と会いたくなかっですね」「尋問するのに奴隷紋が邪魔でね、此の儘問い詰めても彼女達が死ぬだけで、情報すら得られないのは裏にいる人物に取っては、好都合だろう?だから嫌がらせに解除して聞き出したいな、と連れて来たんだ拓斗君」
それを聞いて不審顔の拓斗は「ロボスさんでも解除が不可能何でしょ?僕では迚も出来ないよ」「イヤ、君なら屹度出来る筈だと僕は思っているんだがね」「そりゃ又如何して?」「君は普通の契約で奴隷にしている訳では無く、スキルで強制的に行って居るからだよ、条件さえ合えば恐らく持ち主の承認無しでも可能だと思う」ロボスの言葉に驚いて、双子は互いに顔を見合わせた。
驚いたなと思いながら「そう何ですか?知らなかったですよ」「アレから色々考えたのだけれど、普通の契約にしては腑に落ちない点が色々多くてね、だから今度も何とか成るのかも?と考えた訳なんだ。恐らく専用の魔道具よりも上、君の能力は遥かに通常の契約より上位互換だからね、一度試してよ拓斗君」「分かりました」
持ち主の承認無し・・・この言葉で自分達は奴隷契約を無理に解除されて死ぬと、覚悟をしていた双子に希望の光が微かに点る。
姉のスペードマークに似た痣に触れながら「解除するけれどその後は保険で、僕の奴隷に成って貰うからね、それで良いか?」「どうせ無理にでも解除するんだろ?仕方無いからもう良いよ、それにアンタ達の事をアタシ達は一度襲っているから、用心されるのも当たり前の事だろうからね・・・」「それでは同意と見做すよ?」「仕方無いよ」返事を聞いて魔力を流すとアッサリ名義の方は切り変わる・・・
その様子を見てロボスは嬉しそうに「ね、出来たでしょ」「出来ましたね」拓斗はアムセラへと向き直り「一度僕は君に殺されているからね、君もさっきの条件で良いよね?」姉の無事を確認した後なので、アムセラは安心して素直に「ハイ、了承致します」返事を聞いて拓斗は「それでは僕の奴隷に成って貰う」ハートマークに似た痣へ魔力を流すと、姉同様にアッサリと名義が変わった。
それ迄重苦しくのし掛かっていた精神への圧迫感から解放されて、拓斗特有の安心感に包まれた二人は、突然シンクロ泣きをすると「洗いざらい話すよ」此またシンクロして、後ろ手に縛られた格好の儘、此またシンクロした様に頭を下げた。
此の数日不機嫌なトキは「ウチで取っ捕まえたかったが、先に銀狼が捕まえて面目丸つぶれさね、しかし、調べが済んだら此方に引き渡して貰うよ」「ああ、その約束だったな、だが先ず話しを聞いてそれから判断しよう」フェルの言い分にトキは苦虫を噛みつぶした様な顔をしたが「それで良いさね」「それでは二人に話しを聞こうか、今度は紋で強制が出来るからね、嘘は御法度だよ」ロボスが宣言する様に告げると、二人は話し出した。
OWOプレイヤーである事、闇の組織クロノス・ペンタグラムに狙われて半殺しに遭い、強制的に奴隷にされてレイプされた事、其処からの指令で雌虎へ潜入して、数々の情報を集めながらプレイヤー狩りをしていた事、指令でステラ村における今年度のプレイヤーを狩る事、理由の詳しくは聞かされていない事、組織を恨んでは居たが、強く成る為に此の状態を利用して、下克上を狙っていた事などを話した。
全てを聞き終わってトキは「何で話してくれなかったんだ」「奴隷紋の事を他人に話すと死ぬからだよ」カムセラがトキに返事をすると「おや?君達はギンガに奴隷紋の事を話したよね」ロボスが疑問を投げかける・・・
だがアムセラは「アタシは話していないよ、紋と迄は言ったけれどね、ねえ姉様」「アタシは命令違反云々を話しただけ、ギンガさんの察しの良さだよ」「成るほど理解はしたさね、今度の事は話しを聞く限り強制されたようだが、アンタ達もその状況を利用していたと告白したね、なんでだい?」トキが二人を交互に睨む・・・
カムセラは何を言っているんだと許りに「そうだよね、自分らにとって不味い話しだけれど、正直に話さないと紋が作動して死ぬからね、それも仕方無いよ」「死な無いよ、その程度ならね、多少は苦しい思いをするかも知れないが、此の僕がその程度で死ぬ設定なんかをする訳がないよ、だが危害を加えるなら別だけれどもね」それを聞いて愕然とした二人は、その後シンクロ笑いをして転げ回っていた・・・
付き物が取れたような顔をして二人は頷くと「此は聞かれていないから言う必要も無い情報だけれども、アタシ達以外にも組織から送り込まれて居る筈だよ、今回のアタシ達は村での大騒ぎで、恐らく失敗した事などはもう組織は掴んで居る・・・どうせ殺されるならと思って話した。潜入目的でないなら、組織の人間は何処かに五芒星のマークが在る筈さ」
カムセラが話すとアムセラが「剣の柄頭に五芒星のマークが在るのよ」それを見る様に言いながら「組織の者は潜入中などの役目では、余り目立つ所にマークは入れ無いが、普通ならばさり気なく分かり易い所に在るから探す目安には成るよ、此は余り知られて居ない情報だよ」
ロボスは長剣の柄頭を見ながら、凶器と成ったやや長めの短刀もジックリ確かめる「短刀使いなのかい?」「長剣も獣魔相手なら使うけれど、対人戦は専ら扱い易い方を使うね、それに長剣なら背負うからね、其方にアタシ達は、印を付けたのさ」「成る程理解したよ」ロボスは五芒星の印を皆に見せる・・・
神妙な態度を見せる双子の様子を伺い「兄貴、勘違いとは言え、不味い話しや聞きもしない話しをする位だ。この子達の話しは警戒に値するな」
黙って聞いていたトキは「落とし前をどう付けるのさ?」「どうせアタシ達は殺されるからね、一年世話に成ったトキさんに殺されても本望だよ、只心残りは組織に仇を返せないのが残念」「そうだね、無駄に殺されたく無いからトキさんの面子が立つなら、アタシ達は本望だよね」「そうかい、良い覚悟だよ、領主館で斬首だ」二人共覚悟を決めたように頭を下げる・・・
その様子を黙って見ていた拓斗は「待ってよトキさん、僕の奴隷だよ?どうして勝手に決めて居るんだよ」「なんだい坊や・・・文句でもあるのかい、アンタとこの領主様もそう望んで居るんだがね?」「それは事情を知らないからだよね、知った今でもトキさんは、この人達を殺すのかい?」
苦悶しながらトキは「それが決着を付ける唯一の方法だからね、アタシは引け無いんだよ」「父さんが許せば、良いんだよね?」「そうとも言えるが、アタシからは頼めないからね」「二人に聞くけれど、行動を起こさなければ、自分達自身がどう成っていたと思う?」
二人はお互いに顔を見合わせた後、カムセラが先に「そりゃ死んでいたさ、一旦目標を発見して行動を起こさなければ、アタシ達自身の魔力を使って何れ紋が勝手に作動するからね」「例え不利な状況でも命令には逆らえないの・・・投降後直ぐに尋問されていたら、その内容に因っては姉様共々死んでいた筈だわ」「成る程ね、二人は覚悟を決めて投降したんだ」二人は頷く・・・
「だったら彼女達は、不幸にもクロノス・ペンタグラムが使用している便利な道具だよ、僕も被害を受けて取り返しの付かない事にも成ったんだ。思う所は勿論あるけれど、道具に怒っても仕方無い・・・それよりも道具を作った相手や組織、それを雇った者か或いは人達?先ず其奴らに怒りを覚えるし、根本はOWOプレイヤー達を生み出している謎の運営組織が問題だと思うんだ」
「確かにそうだけれど、此奴ら双子は其処のカメリヤを刺し、ガッチャの腕を切り落として、坊やの心臓を抉った事実は、もう変えられないさね諦めな坊や」「被害者の僕が許しても駄目なのかい?」返事はしないのだがトキの表情は微妙だ。
笑いながら「ホンマ、信じられへんな、そやけど悪ない、その考えには賛成やわ、ワイも拓斗はんの決定に従いますわ」「ならアタシも同様よ」
ガッチャとカメリヤが追従すると「此で告発する人が居ないけれど、それでも駄目なのかい?」「フハハハ!参った!参ったよ坊や、イヤ、拓斗君アンタの勝ちだ」
一連の話しを聞いていたフェルは「それでは僕も親父さんに頼んでみるよ」「仕方無いな、行動そのもの自体に可成りの問題はあるけれど、被害者の拓斗君達が許すなら、僕も兄貴同様に助命嘆願をして見るよ」
後ろ手の戒めを解かれながら、泣き顔を隠しもせずに「お人好し・・・アンタ達は全員お人好しのバカだよ」
カムセラが言うとアムセラも泣き出して「五年間、心の安まる暇も無く、人殺しを続けてスキルを奪っても上納させられ、挙げ句したくも無い奉仕奴隷扱いだった。そんな事から離れた此の一年は、本当に楽しかったんだよ、トキ姉さん」
二人は手を取り合い泣き崩れると拓斗は「スキルの上納が本当に可能だって言うのかい?」嗚咽をしながら「そうだよ、対戦状態にして、相手から一方的に殴られて判定負けすると、勝った方にスキルが移るのよ」
一瞬自分のバカさ加減に呆れて思わず「あ!そんな単純な方法で移動出来たんだ」「そうでんな大将(笑い)、そやけどワイは大将のお人好しぶりに惚れましたわ、今後は心から大将と呼ばせて貰って、付いて行きますさかい、按配たのんますわ」可成り後に此の方法でセラからスキルを返して貰う事に成る・・・
カムセラとアムセラの命自体は、一応助かったのだが「この子達を雌虎に残すと、命を狙う奴らのとばっちりを受けて、若い子達の方が危険さね、全くどう扱ったら良い物かね・・・」「それがありましたね」「アタシ達は彼奴らから逃げ抜くさ、前回の様な下手な真似は、もうしないからね」
「半殺しにされた事かい?」「アレはプレイヤー反応を追われて、知らぬ間に囲まれたからよ、ねえアムセラ」「そうだったよね姉様、当時は奴隷なら無反応に成る事も知らず、何時の間にか無反応のプレイヤー達に囲まれたよ」「そんな裏技的な方法で大勢の実力者達に囲まれたら俺らも危ないよな」仲間内のプレイヤー全員がウンウンと頷く・・・
アムセラは親切心と許りに「アタシ達は、コンビで何とか生き残ったけれど、知ら無いプレイヤー達は、初期段階でほぼ淘汰されるよ」「組織に入って分かった事が二つあるよ」カムセラも親切心が働く「それは何?教えてくれないかな?」
「元々その積もりだし、ご主人様に言われた逆らえないから教えるけれど、一つは古い家系の貴族や王族は、カードを10歳で作らないんだよ、元OWOプレイヤーが昔に貴族までのし上がれば、子孫に伝えるらしくて、その年齢を避けて使用している筈だよ、現状を理解している地元の連中も、OWOプレイヤー達の事を随分と警戒しているのさ」「成る程な・・・だが知らない貴族もいるんだろ?」
今度もカムセラが「余り公にされて居ないからね、それでも大商人などの間では、伝承されている見たいよ、そして権力者やその商人達が、アタシ達の顧客でもありスポンサーだよ」「それは何処の世界でもあり何だな・・・それで二つ目は何?」
「それはアンタ達の様に仲間を集めて、ゲームのクリアーを目指している団体が、多数ある事だよ」「ゲームのクリアーだって?」「一応エンディングがあると噂されてるわ」「クリアーすればさ、元の世界に帰れると言う噂もあるよ、ねえ姉様」「そんな話しも出ていたよね」「ゲームクリアーか・・・」拓斗は考え込む。
「組織で燻っている連中は、クロノスがゲームクリアーをチャンと目指して居ると信じて、協力している連中が多いんだよ」「アムセラ、それは眉唾、そんな話しは大嘘に決まっている・・・やっている事が酷いんだからね」「成る程理解したよ、それで君達はさっき言った見たいに逃げたいのかい?」
二人は互いに顔を見合わせて「そりゃ、安心して居られる場所があれば、私も勿論定住したいよ、でもね、組織の連中に追われなくても、常にOWOプレイヤー達に狙われて居る状況には変わり無いからさ、無理だと諦めて居るんだよ」カムセラが何とも言えない顔付きで話す・・・
ロボスが「恐らく君達が奴隷から解放された事は、持ち主に伝わった筈さ、それも多分に死んだと認識してね」「成る程ですね、組織は掴まった事を知っていると、彼女達も言っていましたからね・・・」
拓斗は自分が考えた事を名案と許りに「それではトキさんの奴隷に成れば、プレイヤー反応が消えて雌虎の面々に匿って貰えるだろ?ほとぼりが冷める迄は、僕達と迷宮で隠れて居れば良い、それでどうかなトキさん」「まあ、毒を喰らえば皿までとも言うさね、アタシの方は構わない」「と言う事だがどうする?」
既に戒めも解かれた二人は、トキと拓斗の会話で更に懺悔する様にお礼を述べると「損得勘定をするならば、今迄通り奴隷の方が安心だからね、お二人の温情に縋りたいですよ」「私もトキ姉さんなら信頼出来るので、お願いしたいです」「ならばトキさんへと名義変更するからね」「ハイ、宜しくお願いします」返事が再びシンクロするとトキは「仕方無いさね」笑いながら諦めのポーズをした。
二人が戒めの痣を同時に触り、拓斗が「トキさんも魔力を流すイメージでお願いします」「分かったよ、此で良いのかい?」「それで結構ですよ」言いながら同時に流すと、トキへと名義が替わる・・・
此の作業を繰り返して終了すると「簡単に死ぬ様な罰則は無いけれど、トキさんの魔力で内容の変更は可能です」「分かっているさね、ただ仲間内を手に掛けたり、この子達に危害を加えたら酷いよ!それと無罪放免は無しさ、この子達を守る事が罰則何だからね、分かったのかい?恩返しを必ずするんだよ」カムセラが「理解を勿論しています」「恩人達に危害など加えたら、もう人間失格ですよね」
改めて危害を加えた拓斗達とカメリヤに対して、二人は心から詫びを述べる・・・
一同が納得すると「それじゃ事の顛末と、この二人の助命嘆願をしに一度戻るよ」フェルとロボスが暇を請うと「アタシも行くさね、一旦チャンと詫びないとだよ」「それじゃウチの旦那に一言話すかね」リズ迄もが戻る意思をしめすと「それじゃ確認するけれど、この二人は当分僕達と一緒に行動するで良いね?」
「了解さね、頼んだよ、しかし、大丈夫かね?」「安全保障の為にサブ権限を一応残して居ますよ」「チャッカリとしているね拓斗君は・・・感心したよ」「此でも僕はチームのリーダーですからね、メンバーの安全を考えると、此処へ残す前提の話しだった物で保険を掛けました。別れる時に改めて二人を開放しますよ」「それなら安心さね」会話を聞いて反対に驚く双子だったが、一応納得している模様だ。
しかし、拓斗は考える・・・ゲームクリアーでエンディング?元の世界へと戻れるだと?自らの精神安定の為にそう思い込んだものか、或いは何らかの意図があって態と流した噂なのか?二人の話ならそう思い込んで居るプレイヤー達も多いと言う事だよな?思考を操作して何らかの利益を得ている誰かが居そうな話しだよ・・・
一応聞いてみるか?「カムセラとアムセラ」「何タクトさん」シンクロして返事が返ると、余裕が出来ていたものか思わず拓斗は笑いながら「さっきの話しの中で、エンディングや元の世界への帰還が出たけれど、君達自身は信じているのかい?」
カムセラは「真逆、眉唾物だよ」「私もそう思うけれど、そうとでも考えて、何かしないと遣ってられない、と言う事もあるわよね」「カメリヤさんはどう思う?」「アタシも眉唾物だと思うよ、でもアムセラの考え方も分かるわね」「その心理を巧く突いているのかもな?」「と言うと、拓斗君自体は、何者かに操られている、と考えているのね?」全員が拓斗の返事を待った。
少し考えながら「そうだと思う・・・何らかの思惑が働いて思考誘導をしているのかな?と考えて居る。例えば手駒のプレイヤー達を巧くつなぎ止める為とかね?」「成る程有り得るわね」カメリヤの返事に双子もシンクロしながら頷くと「成る程だわね」シンクロして返事が返る・・・
「まあ、組織のボス、或いは更にその上などと言う存在が居るなら、其内に利害が俺達と打つかり、対決を迫られる事もあるかもな?」「その時は潰すだけだわよ」「そうスよね、ミウさんに自分も賛成スよ」「そうやな、その為にもや、早よ強く成らんとアカンな」〔そうだわよね〕此の会話をフェル達とトキ達も、黙って何かを考える様子で聞いていた・・・
翌日、D級を制覇してC級へ挑む事に成ったのは、拓斗達の五人とスライム三匹、カムセラとアムセラの双子姉妹、案内役にカメリヤと言う布陣だった。
因みに他は全員戻る事に成ったが「アタシはラブラとシェパを連れ戻して、当初の予定通りに後から追いかけるからね、何か目印を残しておいて頂戴な」「分かったよ、母さん」「みんな頑張りなよ」進む者達全員が頷き別れて行った。
別れ際、小声でリズが「拓斗、タクトの事を父さんに話しておくからね」「ハイ」
オマケ・・・
セラとガッチャは現在対戦中である「セラはんと戦うんは久しぶりでんな」「そうスよね、久しぶりスよ」「確か時間決めてHPの減少割合での判定で宜しかったんですわな?」「そうあの人達は言っていたスよ、ガッチャさん」「これで良しや、ホンなら始めましょか?」「良いスよ、自分は頑強LV1スね、血液関係で同じ様な事が出来るスからね、此惜しくないス」聞いてやや悔しそうなガッチャだった。
気を取り直して「なんや一方的に女性を殴るや何て気が引けまんな」「良いスよ、後で治療もして貰えるス、それにガッチャさんなら大した事無いスよ」聞いてもの凄く悔しそうなガッチャだった。
メニュー画面を操作しながらガッチャは唖然と「ワイは・・・何を掛けるんや?」「特典限定何すか?」「複数ある場合は選択出来る様やけれど、無い場合はベットすらでけへんのかいな・・・アカンがな?」「相手が死んだら貰えるスよ」「それやったら話しに成らへんやんか」
お気楽そうにセラは「そうスね、それならガッチャさんが、何時か偶然誰かの物を奪った後で又、と言う事スよね」「しゃー無いな、そん時は宜しゅうに」「折角、移動の方法が分かったのに自分残念スよ」「ホンマやな・・・当分は我慢の子やけども、ワイ人殺しなんて出来るんかいな?」「それもあったスね、頑張って下さいスよ」その後、暫く現実を知って、ガッチャは大層落ち込んだ・・・
拙作ですが楽しんで頂ければ幸いです。次回の更新予定は6月27日です。
拓斗 男 人族 魂転移者 本名 板垣拓斗
【通常:精霊魔法LV4(UP)・精霊視LV2・妖精視LV2・魔力操作LV4(UP)・魔法創造LV4(UP)・エナジードレインLV2・魔力自動回復LV3(UP)・物理障壁LV3(UP)・障壁コントロールLV3(UP)・念話LV4(UP)・火系操作LV3(UP)・土系操作LV3(UP)・鑑定LV2(UP)・身体強化LV2(UP)・生活魔法LV1・地形操作LV2(UP)・風系操作LV2(UP)】
【エクストラスキル:契約魔法LV3(UP)従魔〔スライムのスラ他〕従精霊〔ジュート〕奴隷〔セラフィナ〕仮奴隷〔ポコ〕対等契約〔フレイアー〕】
【精霊契約:火の精霊サラマンダー・土の精霊ゲブ・水の精霊アプスー・大気の精霊シュー】
装備品:形見の胸当とマント・風林火山のブーツ・ワンド・ナイフ・フレアの守り(頭部装備)・魔力制御の指輪・絆の腕輪(パーティー編制用の道具、装飾品)・フレアの木刀
ミウ 女 兎人 OWOプレイヤー扱い
【通常:身体強化LV4(UP)・体術LV4・剣術LV4(UP)・探索LV3(UP)・気配察知LV3・解錠LV1・俊敏LV4(UP)・回復LV2〔ヒーリング〕・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV2(UP)・隠密行動LV1・気配遮断LV1・忍び足LV1・生活魔法LV1・瞬歩LV1(NEW)】
装備品:白の燕尾服バニー仕様、ピンクの兎着ぐるみ、くノ一スタイル服、ヒットマンニット(光吸収と光学迷彩付き)革製の防御装備一式 魔綱製のロング・ソード、くノ一スタイル時の忍者刀(名は黒鐘)・フレアの棍棒
装飾品:魔力制御のイヤリング・イメージ・チェンジ・リング(五着分の変身を可能にする)
スラ 不明 拓斗の従魔スライム 元OWOプレイヤー 本名 早瀬美優
【種族固有:胃袋LV4・強酸消化LV3・物理耐性LV4(UP)・聞き耳LV2・分裂LV4(UP)・魔力吸収LV3・生物吸収LV3・エナジードレインLV3・変化LV3】
【通常:毒耐性LV2・腐敗耐性LV2・強酸耐性LV2・並列思考LV4(UP)・念話LV3・気配遮断LV1・隠密行動LV1・気配察知LV2・魔法耐性LV2・解体LV3・分析LV3・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV3(UP)・衝撃耐性LV1(NEW)】
【強奪した能力:強制支配LV1同族限定】
【ガイダンスAI協力体制、命名アイ子】
セラフィナ 女 吸血姫 拓斗の奴隷 OWOプレイヤー 本名 山口桃子
【種族固有:吸血LV4・エナジードレインLV3・召喚LV2(蝙蝠の鞍馬)・血液操作LV2】
【通常:身体強化LV3・ドレイン耐性LV2・痛覚耐性LV3・変化LV1・気配遮断LV1・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV1・生活魔法LV1】
【吸血後:身体強化LV4(UP)・エナジードレインLV3・各種耐性の強化】
【エクストラスキル:痛覚の快楽変換LV3・恥辱のパワー変換LV4(UP)】
【強奪した能力:頑強LV1】
【現在縛りプレイ中:放置プレイ、羞恥プレイ、女王様プレイ】
標準装備品:伝説の網状恥辱レオタード・奴隷仕様改(能力未公開)女王様のブーツ(能力未公開)黒の燕尾ベスト(能力未公開)パピヨンマスク(赤外線、熱感知、相手に見せる幻視)魅惑の網タイツ他、セラ専属恥辱品装備多数・雷龍の千条鞭(雷撃・ドレイン)・ジュート(貸与中)緊縛のチョーカー格上げ・フレアのナックルカバー
特殊装備品:インビジブルマント(透明裸窃のマント)・奴隷仕様改(UVカット、セラ専用装備品の強制収納、透明化)日中限定
備品:棺桶〔アルフォンス・シルベスター・ヒッキンゲン男爵、通称バロン〕
ポコ 女 狸人 拓斗の奴隷
【種族固有:舞踊LV1・鼓舞LV1・変化LV1・土系操作LV1】
【通常:身体強化LV2・体術LV2・魔力操作LV1・魔法創造LV1・水系操作LV2(UP)・生活魔法LV1・弓術LV2(UP)・小太刀LV2(UP)・風系操作LV2(UP)】
装備品:絆のチョーカー(物理障壁あり)・弓張月・フレアの小刀
ガッチャ 男 鼠人 OWOプレイヤー 本名 佐藤浩一
【種族固有:俊敏LV3(UP)・気配遮断LV2・強嗅覚LV2(UP)】
【通常:腐敗耐性LV1・隠密行動LV1・身体強化LV2(UP)・体術LV2(UP)・魔力操作LV1・魔法創造LV1・火系操作LV1・生活魔法LV1・交渉LV1・剣術LV3(UP)】
【強奪した:現在無し】
【現在縛りプレイ中:笑福の呪いプレイ(一日一度他人を笑わせる事、但し滑るとHPにダメージ)デンジャラスショッピング(買い物で負ける事は許されない)】
装備品:フレアの木刀大小
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銀の狼、通称は銀狼・・・メンバー紹介
白銀のフェル:30歳リーダー、長剣使い 魔法剣術使い アビスの弟子
堅狼のロボス:27歳フェルの弟 杖使い 後衛回復役
ラブラ:28歳 シェパの姉 長斧使い 前衛、護衛兼突撃役
シェパ:26歳 ラブラの弟 槍使い 前衛、護衛兼突撃役
ギンガ:29歳 蛮刀使い 探査、切り込み役
コチャ:24歳 ギンガの妹 弓使い 探査役
カメリヤ:21歳 双剣使い フェルの恋人 便利屋 OWOプレイヤー
本名スージー・アナスタシア・ロチェンコフ




