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ツイン・タクト (外部世界の不思議な物語)  作者: スラ君
第一章 始まりは突然に・・・
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042話 遭遇、ガッチャ参上!

数日後、初級迷宮の五階で、ポコの為に攻略を繰り返す拓斗達の前に現れたのは?

ガッチャは不満だった・・・何故ならば宝が、一切出なかったからだ「なんや此?お宝の出ない迷宮なんてありかいな・・・」ソロで一階を攻略して洞窟から出ると「今度は草原地帯かいな、此処なら期待出来るで」


しかし、一切お宝は出ずに「全く期待外れやな~・・・勘弁してや、確かに先輩の冒険者はんがギルドで噂話しとったんやが、地元クランの連中が、お宝をさらえとるちゅう話しは、ホンマの事やったんやな、全くずるい話しやド頭に来るで」次の森林エリアでも収穫が無く、四階の森エリア迄を数日掛けて探査中だった。


四階出口に近付くと「なんや?彼奴ら何しとんねん」五階の草原エリアを一人ずつ攻略する為に順番待ちをしていた拓斗達が、結界の手前で話しながら屯していた。


不思議に思いガッチャは「あんたら何してんの?教えてくれへんかいな」チョット古いタイプの関西弁を聞いて、此方にもこう言う方言があるのかな?と警戒をした拓斗だが、一応チャンと対応して「此の次の階は誰かが先に入って居ると、決着が付く迄は障壁で阻まれるんだよ」「そうかいな、それはご丁寧におおきに」


現在ミウが単独で挑んでいる・・・次のセラとゴラン、そして拓斗は未だ初心者のポコと入る予定で待って居た所だったのが幸いして、ガッチャのOWOプレイヤーセンサーが働いていない「ワイはガッチャ言いまんねん、時間掛かりそうでんな、こりゃ暇しそうやし、何やったらチョット情報交換でもしましょか?」十人並みの顔立ちだが、愛嬌のある満面の笑みを浮かべた。


拓斗もつられて笑い返すと「そうですね、俺は拓斗、此方がセラ、ポコと、そしてゴランです」全員を紹介すると「其方のスライムは、従魔でっか?」「そうです、スラと言い僕の従魔と分身体達ですよ」「同じ年ポイんやけど大したもんでんな」「イヤ、偶然が重なって偶々ですよ」


その時セラの様子が可笑しい事に気が付いたが(此処では不味い)と無視をした。


自分も地元だが、気分は余所者よそもののガッチャは「地元の方々でっか?」「俺達は地元だけれど、セラとポコは違いますよ、あ、そうだ中に入って居るミウは地元です」「此処はお一人様限定なんやな?」「違いますよ、確か2パーティー16人迄は、一度に挑戦が出来る筈ですよ」


ガッチャは、大いに驚いて「そうなんや、初めてやからよう知らんと、ソロで入る所やった。16人で攻略や何て素人のワイでも、熟せるもんやろか?」「レベルは幾つですか?」「やっと24や、最近上がり方が遅いんや」「24なら気を付ければ、此処は十分ですけれどそうですね、大体25前後が最初の壁で、其処から先は徐々に上がり幅の段階を踏んで、50前後が次の大きな壁らしいんです。其処から先は60、70と区切りが壁らしいんですが、個人差がある見たいですよ」


情報を仕入れて嬉しそうな顔を向けると「おおきにご丁寧にありがとさんですわ、今後も宜しゅうに」通路の安全地帯に変化が現れる「此方こそ宜しく、話している間に行ける模様ですね、お先に行きますか?」「出来れば一度、ご指南を頂けまへんか?話し聞いとったらワイも怖なってな、お願い出来まへんやろかいな?」


「良いですよ、最後に成りますが、此のポコも未だ単独は厳しいので、俺と一緒に入る予定です。宜しければ、ご一緒にどうぞ」「ホンマ、感謝しますわ、お言葉に甘えてそうさせて貰います、宜しゅうに」「ハイ此方こそ宜しく、それなら悪いけれども暫く待っていて下さい」「了解ですわ、ホンマ、ええ人らに巡り会うたで」それから順次攻略すると、最後に拓斗、ポコ、スラ、ガッチャの臨時パーティーで五階に挑戦した。


コボルトと狼、ゴブリンが或る程度固まって襲って来ると「こんなん、一人で捌くや何て無理やわ」「それは違いますよ、今は2パーティー三人で攻略している形だからです」「と言う事は一人で入ると当然数の方が減るちゅうこっちゃね」「そうですよ、初級を一人で攻略出来ないなら困りものでしょ、攻略出来ない程度の実力なら、当然此処まで辿り着けない」「成る程おおきにさん、よう分かりましたわ」


拓斗は余り手出しを為ずにポコとガッチャが、手に余る状態の場合以外は、完全に観戦モードだ。勿論ポコが倒した分はスラ達が回収しているが、ガッチャの分は、討伐証明の部位と獣石を回収するに留まるので「勿体無いので残りを俺達が、全部回収をしても良いかな?」「宜しおまっせ拓斗はん、どうせ持って返られへんのやさかいにな」「有り難う、それじゃ遠慮無く」


その作業を眺めながらガッチャは「ホンマ羨ましい話しやわ、そんなバッグや従魔収納が出来てな、此処まで何の一つもお宝が出えへんゲームなんて初めてや」その言葉で動きが止まり「なんやのん?固まってからに・・・一体どないしたん?」


その前のセラの雰囲気と、今の発言でプレイヤーだと大凡確信したのだが・・・


拓斗は確認を取るためにガッチャへ質問をする「ヤッパリ君は、OWOプレイヤー何だよね?」「そうや、ベーターテストに参加しとるで、それがどないしたん?」「そうか・・・それではログアウトを試して見たかな?」「ログアウトやて?未だ一度もしてへんで」「ならば一度メニュー画面で探して見ると良いよ」


驚いたガッチャは「突然何を言い出すんや、セーブポイントは神殿か教会やろ?」「此処にそんなポイントは一切無いよ」「そやからこの先の神殿で一度ログアウトする積もりやったんや」「そお言う意味じゃ無いんだが自分で確かめると良いよ」「なんや、急に訳の分からん事を言いよるな、ホンマけったいなお人やわ」そして神殿で愕然と成る・・・


小さいながらもステラ村にも教会はあるのだが「ちょこまかと一々セーブせんでもええやろ、どうせテストやし、ワイのしょうにも合わへんから、レベル25迄は自分で縛っとこ」などと考えて一度もセーブやログアウトの事は行わずに此処まで来たのだった。


茫然自失としているガッチャの横で「タクト様、ポコはもう此処では何も貰えない様デス」「そうか、それなら先に行って、皆と合流していてよ、彼は前に話をしたプレイヤーだから、此処で話しをして説得出来れば、一緒に後で皆と合流するよ」「ハイ、分かりましたデス、先に行くデス」「頼んだよ、さてガッチャ君、今から話す事はね・・・」それから後はポコと同様に一部隠しておきたい話しを除いて、ゲームの話しや得体の知れない運営の事を掻い摘まんでガッチャに拓斗は話した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その頃、帰り着いたラーハルト達が、落ち着いて話せる状態に成った事から、事情聴取が始まっていた。ワイツ卿の目前で風のバインドが「それではラーハルト様、事の顛末を仰って下さい」周りには有力家臣のランデル、トキ、ガニメデが控えて居るが、正直に流れと顛末を話し、家臣達の死と奴隷達の死を話し終わった。


愕然としていたランデルが「そんな、我が甥迄もが迷宮の毒牙に掛かって果てたと真逆言うのですか?」「そうだランデル、他の二人と一緒に僕を逃がす為、彼らは勇敢に戦ったよ」


当人を目の前にして悪行も告げられなかった為にラーハルトは、英雄譚に話しを仕立て上げた。周りもその方が良いと判断して何も言わなかったが、後日あの二人の冒険者から事情を聞き出したランデルは、怨みを残す事に成る・・・


ランデルが気分が悪いと退出した後、本当の話をすると「そうか、大義で有ったなラーハルト、だが収穫もあった」「ハイ、父上・・・此からは精進致します」


慈しみを込めた目を向けて「もう下がって良いぞ、儂はトキと少し話しがしたい」「畏まりました。ただ父上、ガニメデ、亡きイオとエウロパには何卒、先の約束を果たされん事をお願い致します。それと奴隷娘の事も話しは付いて居りませんが、僕は一存で開放致しましたから、その事もどうか宜しく」


鷹揚に頷くと「心得て居る・・・ガニメデ、大義で有ったな、儂は約束を果たす。後で訪ねてまいれ」「ハ、過分なお言葉、嬉しく存じます」「ウム、その時には、イオとエウロパの息子も連れて来い、そして奴隷娘の事などはお前の一存で良い」「有り難うございます。此で彼らとの約束が果たせます」二人は深々と頭を下げて退出して行った。


地元の人々に世話を掛けた話しはしたが、拓斗達の実力は詳しく話ししていない、彼も事情をよく知らない話しでもあるからだ。


或る程度は推察しているトキも、詳しく語るつもりは更々無い・・・


トキが執務室の大机で踏ん反り返るワイツ卿の前に立つと「お殿様、用事はなんだい?」「今度の事は助かった。そしてラーハルトも目が覚めた様だな、感謝する」「そんな、良いって事さね」「相変わらずお前は言葉の使い方も知らぬな」「前にお殿様もそれで良いと言ってくれたからね、もう治らないさね」


「フハハハ!まあ、良いわバインド、堅苦しい事を申すな」「畏まりました閣下」「それで聞きたい事は先の件、捕捉する事や何か申し述べたい事などはあるか?」「あるさね、それでは・・・」


トキは更に詳しい話しと、推論混じりだがと注釈を付けながら、家臣達三名の行動などを報告して、実行犯であるロズの三人を雌虎で引き取る話しをすると「まあ、仕方無いか・・・聞けば散々な目にも合って居るからの、但し、此の後の事は儂には、関わり無い事とするからの、そして今からお前とは貸し借り無しじゃ」


大仰に感謝しながら「有り難いねお殿様、今度からは危ない話しを断る事が出来るさね」「まあ、そお言うな、又ややこしい事を頼みたい」「何だね?やだ早速なのかい、こりゃ参ったね」「当面の間、ステラ村の情報を集めて欲しい、何もかも、一切残らず全てじゃ」


やや考え込んだが「まあ、彼処なら正面切って話せるし、ウチの若いもんが、影で捜査も出来るか・・・良いよ、引き受けたが期間は何時までなんだい?」「月毎の更新だが当面・・・そうだな一年は頼む」


又考え込んだが「それでは若い子らの訓練と、レベル上げにステラ村を活用するとしようかね、仲良く成れば、地元の連中からも話しが聞けそうだ」「成る程、コソコソ嗅ぎ回るよりは、良い思案かも知れませんな」


トキは少し驚いて「バインド、アンタも偶には良い事も言うんだね」「言ってろ」「フハハハ、それでは頼む」「承りました」「なんだ、お前も普通に返事が出来るじゃ無いか?」「言ってろ」此の後一時的にだがステラ村に拠点を移した雌虎が、後に活躍する事に成る・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一通り話しを聞き終わって「そんな阿呆アホな、そんなん信じられへんわ」「そうだと思うよ、普通の反応だ」「そやけどログアウトがでけへんちゅうのは理解したわ」「それで如何する?ガッチャ、君次第だよ」「アンタらと、行動を共にするちゅう話しかいな?」「そうなるね、しかし、無理強いはしない」


「チョットの考えさせてえな、行き成りな話しやし、今後の事を考えるとやな、此処はジックリ思案せんとアカンからな」「そうだね、それでは先程話した通り、僕らは先に進むから決心が付いたら何時でもおいでよ」「分かったわ、有り難う、一旦帰ってよう考えるわ」「それでは」と二人は別れた。


ガッチャは神殿でスキルを初めて取得すると「ホンマの話しやろか?もし違とったら阿呆みたいやし、ホンマやったら一人で居ると命に関わるやないか・・・どないせえー!ちゅうんやホンマ、もう堪忍してやな・・・」


真剣に悩みながら「新しく得たスキル、隠密行動LV1を使うんは此処やろか?種族固有の気配遮断LV1を併用して、彼奴らの後を付けてや真意を確かめたろかいな?案外此の考えはええように思えて来たで、一丁勝負や!自分に都合のええスキルを今回手に入れたんは、絶対に偶然や無い筈やからな」などと考えて、気配を消して拓斗の後をガッチャは付ける事にした。


女神様は、攻略者の都合に合わせる性質をガッチャは知らずに勘違いをした。


ミウが合流した拓斗へ「皆が言っていたプレイヤーは如何したのよ」「ああ、彼は一度ジックリ考えると言っていたよ」「そうなの?へー」などと言いながら、耳を動かし鼻をヒクつかせる・・・


その様子を見てスラが〔流石はミウちゃんね、大きな声を出すんじゃ無いわよ♪〕如何やら半分遊ぶ積もりの様だ〔彼は付けて来たのか〕〔如何やらその様じゃの〕〔まあ、気持ちは分かるよ、あんな嘘くさい話、直ぐ信じる方が可笑しいんだよ〕〔アタシは信じたわよ〕〔自分もスよ〕セラは実質違うのだが、チャッカリとミウの尻馬に乗る・・・


アレから紆余曲折を経て、現在ではセラもこの事を心底信じている話しには、違いないのだから・・・


ミウとセラは、考えを読み取って貰っている為にお互いは、何を言っているのかを理解していないが、会話の流れで大凡は推察している模様だ「それでは先に進もうかな」「ああ、良いぞタクト」「了解だわよ(ス)」「分かりましたデス」ポコも同様だが、未だ察しが悪い〔皆、彼の気の済むようにさせるが、警戒は怠るなよ〕ミウとセラは目線で返して来た。


現在状況を全く把握していないのは、ゴランのみである・・・


動き出した一行を見ながら(どうやら此で上手く行きそうや、OWOプレイヤーの反応と言っていたのは、此のメニュー画面が表示してくれる訳やな、そやけど一人だけかいな?それにや、此方に反応があるちゅう事はやな、あの子にも反応が出るちゅう事やろう・・・何でや?それにしてもあの子ら別嬪さん揃いやな)


拓斗は恐らく心配して居るであろう事を察して「ミウは中途半端なプレイヤーだからな、未だメニュー画面は使えないのか?」何を今更と思ったが、成る程と合点が行って「未だ駄目よ、今見知らぬプレイヤーが近付いても、アタシはアッサリと、殺されるだけだわ」拓斗の腕に縋ると「その時は俺が守ってやるよ」「有り難う、嬉しいわタクト」白々しく会話を続ける・・・


E級六階の岩石地帯へと突入すると「此処は岩場だけれど、次の迷路とは違って、未だ道は分かり易い方だから、足元に気を付けてゆっくり行こうか」ガッチャにも聞こえる様に指示すると「分かったわ(ス)(デス)」


違和感を感じながら(なんやあの白々しい会話は・・・バレとんのか?そんな態度や無いけれどもや、会話は白々し過ぎるで)後ろを歩きながら進む「此処はロックウルフとオークが出るからな、気を抜くなよ皆」「そうだったわね」「大きな岩の塊は、擬態の可能性もあるスからね、要注意スよ」セラも同様に注意を促す。


段々と居心地が悪く成る思いを募らせながら、ガッチャは(ホンマにバレてへんのかいな?なんや薄気味悪いな)ゴランが「タクト、態々注意されなくても、何度も来たから分かっているぞ」言い終わるやいなや、ミウから肘鉄を貰い悶絶すると、再び口を開き掛けてセラからヒップアタックを食らう・・・


何が何やら理解が及ばぬゴランだが、二人の行動にある種の警鐘を感じて「イヤ、注意する事は必要だ。皆もう直ぐ罠が近い、気を付けろよな」「分かったよ(わ)(ス)(デス)」「此処の罠は、後ろからもよく来るからな」此処にも七階同様、モンスターハウス状態の十字路罠がある・・・


ガッチャは内心・・・仲間に成れちゅうんやったらやな、この程度の尾行にも気が付かんのやったら、此方が反対に願い下げやで、親切に教えてもろてる雰囲気やけども、もうチョット確かめたろかいな・・・


見通しが良い十字路なので、罠を避け様と思うなら避けられるのだが、もう此の階の獣魔なら全て素材、経験値の足し程度の考えでいる一同、だがガッチャはそうも行かなかった。


拓斗が注意を促すと、それと同時に後ろからロックウルフが10頭程も現れ、先の十字路の正面はオークの団体、左右の道からはロックウルフの布陣で、包囲殲滅を狙った罠に態と嵌まり込んだ一行は、先ず拓斗の土魔法で槍衾を作った。


正面のオークが串刺しにされると〔お肉と素材も頂きだわさ〕などと守銭奴の如きスラ達がロックウルフを呑み込む・・・セラはスラ達が右なら、自分は左と許りに千条鞭で雷撃をぶっ放すと、ロックウルフが崩れてセメントの元と成る・・・


逃げながら前方を注視するガッチャは内心で・・・なんやの?あの手際の良さは?可成り経験値を稼いどる様子やな・・・頼もしいやないの、組むんやったら最初に縁の有ったこの人らでもええんやないか?アカンかったら逃げの一手やな・・・


後方はミウとゴランが捌くのだが、追いかけられて来たガッチャも、何食わぬ顔をして参戦すると「初めまして!アタシはミウ」「俺は知って居るよな、ゴランだ」「なんや、ヤッパリバレとったんかいな?」「そうよ、分かってたわ」戦いながら返事をする・・・


「アンタらには敵わんわ、そやけど対戦を申し込みたいんや」「後でね、相手して上げるわよ」「おい、危険な真似をするなよ」「大丈夫よ、この人弱そうだもの」


話しをしながらロックウルフを片付けると「ほな、宜しゅう頼んまっさ」スラ達が後片付けをしている最中で、対戦話を進める二人だが、ミウの方がメニュー画面で了承出来ない為に困惑する・・・


その様子を見て「さっきの話しは、ホンマやったんやな」「そうよ、プレイヤーの反応はあるんだけれど、そのメニュー画面?見た事の無いアタシには操作すら出来無いのよ、今の仲間内で出来るのは、セラだけだわね」


セラを見てガッチャは「この子にはおまへんで?反応がありまへんな」「ガッチャ君、セラはOWOプレイヤー何だが、何故か反応しないんだよ」「ホンならタクトはんも同じでっか?」「違うよ、俺はプレイヤーじゃ無い、だけど殺し合いが君のお望なら受けて立つよ、ミウやセラにはやらせない」


大慌てで両手を振りながら「ちゃいまんがな、お近付きの印しにワイは皆さんに貢献したい、と言う話しでんがな、さっきの話しでは真面に対戦した事が無いちゅう話しやったし、一度くらいはその機能をためさんと分からん事もおまっしゃろ?せやさかいに死なん程度の条件付けで、勝負したいなと考えた訳ですわ」


「成る程な、一理あるな・・・だが如何して急にそんな話しをするんだ?」「後を付けながらつら々考えた結果ですわ、親切そうやし此はお仲間に成っても、ええんやないかなと思ったんですわ」悪びれるでも無く返事をする・・・


様子を伺い、ヤバければ介入するかと考えて「それならセラと対戦だよ、ミウは受ける事が出来ないからな」「それでええですわ」「セラも良いか?」「自分も良いスよ、一度対戦はして見たかったスからね」


実力差を考えて拓斗は「その良いのか?ガッチャ君、実力差が随分とあるのだが」「かましまへん、そんなん会った時点でワイも理解してますわ、話しを信じる信じへんは別としてやな、最悪を考えると一人で居る方が、不味いんとチャウかいなと思いましてな、ホンなら協力姿勢を見せる方が得策やと、判断したんですわ」


「成る程理解したよ、もう一人居た方が検証もスムーズに行くと考えていた所なんだよ」「そうでっか、ホンなら早速役に立つちゅう訳やね」嬉しそうに返事をガッチャは一同に返す。


互いにメニュー画面を呼び出すと「あれ、行き成り今セラはんのプレイヤー反応が出ましたわ」「自分は最初から出て居たスよ、隠れて来た事も無駄の様ス、プレイヤー同士は密かに接触は出来ないんスかね?」


嫌な予感がして「それで安心すれば、痛い目に遭うかもな?セラ」「そうスよね、裏技は要警戒ス、指摘されて自分良かったスよ」「それでは条件を擦り合わせて、お互いフェアに戦う様に頼むよ、ガッチャ」「任せておくんなはれ、もう半分以上仲間に成る決心はしてるさかいにな、ワイも知りたい事やさかいセラはん、頼んますわ」「了解スよ、ガッチャさん」


向き合ってメニュー画面を操作すると「HP半分で勝敗を決めましょ、賭けるんは互いのスキルなんやな」「そう見たいスね、まあ、勝敗が付けばスね、後で勝った方が返すと言う事でするスよ」「了解や、ワイのスキルは、頑強LV1や」「自分は従魔召喚スよ」「それでは互いに条件が決まったんでOKをクリックやな」「そうスね、ポチッとス」二人はお気楽に対戦モードへ突入する・・・


しかしタクトが「あ!お互いどうやってスキルを返すんだよ?」「返却・・・無いスよ」涙目に成るセラとガッチャ、思わぬ事態で本当に真剣勝負と成った。


互いに睨み合い冷たい汗が流れる・・・空気が張り詰める中、ガッチャが種族固有スキル俊足LV1を使いセラへと迫って来る!すかさずセラが伝家の宝鞭、千条鞭を軽く一閃すると「サンダーーー!」チュドーン!「オギャー!!!」一瞬で勝負が決まり、ガッチャは虫の息で痙攣を起こしていた。

拙作ですが楽しんで頂ければ幸いです。次回の更新予定は6月9日です。

少し作品が溜まりましたので暫くは毎日17時に更新したいと思います。


細かな部分の言い回しやその他で気が付いた間違い等を随時訂正しています。


拓斗の能力 魂転移者 本名 板垣拓斗


【通常:精霊魔法LV2・精霊視LV2(UP)・妖精視LV2(UP)・魔力操作LV2・魔法創造LV2・エナジードレインLV2(UP)・魔力自動回復LV2・物理障壁LV2・障壁コントロールLV1・念話LV2・火系操作LV1・土系操作LV1・鑑定LV1(NEW)・身体強化LV1(NEW)・生活魔法LV1(NEW)・地形操作LV1(NEW)・風系操作LV1(NEW)】

【エクストラスキル:契約魔法LV2従魔〔スライムのスラ他〕従精霊〔ジュート〕奴隷〔セラフィナ〕暫定奴隷〔ポコ〕(NEW)対等契約〔フレイアー〕】

【精霊契約:火の精霊サラマンダー・土の精霊ゲブ・水の精霊アプスー・大気の精霊シュー】


装備品:形見の胸当とマント・風林火山のブーツ・ワンド・ナイフ・フレアの守り(頭部装備)・魔力制御の指輪・絆の腕輪(パーティー編制用の道具、装飾品)


ミウの能力 OWOプレイヤー扱い


【通常:身体強化LV2(UP)・体術LV3(UP)・剣術LV2(UP)・探索LV1・気配察知LV2(UP)解錠LV1・俊敏LV2(NEW)・回復LV1〔ヒーリング〕・魔力操作LV1(NEW)・魔法創造LV1(NEW)・水系操作LV1(NEW)・隠密行動LV1(NEW)・気配遮断LV1(NEW)・忍び足LV1(NEW)・生活魔法LV1(NEW)】


装備品:白の燕尾服バニー仕様、ピンクの兎着ぐるみ、くノ一スタイル服、ヒットマンニット(光吸収と光学迷彩付き)革製の防御装備一式 魔綱製のロング・ソード、くノ一スタイル時の忍者刀(名は黒鐘くろがね

装飾品:魔力制御のイヤリング・イメージ・チェンジ・リング(五着分の変身を可能にする)


スラさんの能力スキルと強奪スキル 元OWOプレイヤー 本名 早瀬美優


【種族固有:胃袋LV4(UP)・強酸消化LV2・物理耐性LV3・聞き耳LV2・分裂LV3・魔力吸収LV2・生物吸収LV3・エナジードレインLV3・変化LV2】

【通常:毒耐性LV2・腐敗耐性LV2・強酸耐性LV2(UP)・並列思考LV2・念話LV2・気配遮断LV1・隠密行動LV1・気配察知LV2・魔法耐性LV1・解体LV1・分析LV1・魔力操作LV1(NEW)・魔法創造LV1(NEW)・水系操作LV1(NEW)】

【強奪した能力:強制支配LV1同族限定】

【ガイダンスAI協力体制、命名アイ子】


セラフィナの種族固有のスキルと取得した能力 OWOプレイヤー 本名山口桃子


【種族固有:吸血LV4・エナジードレインLV2・召喚LV1(蝙蝠の鞍馬)・血液操作LV1】

【通常:身体強化LV2(UP)・ドレイン耐性LV2(UP)・痛覚耐性LV2(UP)・変化LV1・気配遮断LV1(NEW)・魔力操作LV1(NEW)・魔法創造LV1(NEW)・水系操作LV1(NEW)・生活魔法LV1(NEW)】

【吸血後:身体強化LV3・エナジードレインLV3】

【エクストラスキル:痛覚の快楽変換LV2(UP)・恥辱のパワー変換LV2(UP)】

【現在縛りプレイ中:放置プレイ、羞恥プレイ、女王様プレイ】


標準装備品:伝説の網状恥辱レオタード・奴隷仕様・改(能力未公開)女王様のブーツ(能力未公開)黒の燕尾ベスト(能力未公開)パピヨンマスク(能力未公開)魅惑の網タイツ他、セラ専属恥辱品装備多数・千条鞭(雷撃・ドレイン)・ジュート(貸与中)緊縛のチョーカー格上げ


特殊装備品:バンパイアマント・奴隷仕様(名称未公開)(UVカット、セラ専用装備品の強制収納、他能力未公開)日中限定


備品:棺桶〔アルフォンス・シルベスター・ヒッキンゲン男爵、通称バロン〕


ポコ 拓斗の暫定奴隷 能力は現在未公開

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銀の狼、通称は銀狼ぎんろう・・・メンバー紹介


白銀のフェル:30歳リーダー、長剣使い 魔法剣術使い アビスの弟子

堅狼のロボス:27歳フェルの弟 杖使い 後衛回復役

ラブラ:28歳 シェパの姉 長斧使い 前衛、護衛兼突撃役

シェパ:26歳 ラブラの弟 槍使い 前衛、護衛兼突撃役

ギンガ:29歳 蛮刀使い 探査、切り込み役 

コチャ:24歳 ギンガの妹 弓使い 探査役

カメリヤ:21歳 双剣使い フェルの恋人 便利屋 OWOプレイヤー

本名スージー・アナスタシア・ロチェンコフ

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