030話 迷宮脱出 其の八 (D級攻略開始)
D級最後の難関に挑む一行は、頼もしい戦力も増えて一路神殿へと進む・・・
失踪状態から開放された拓斗達を含めて、アビス達の7人と銀の狼7人が、D級の最終階へと突き進んだ。
先頭はアビス達が進み、僕達と銀の狼メンバーは、互いに縦一列横並びで進んだ。
洞窟内を進み、時折り降りる階段を拓斗と並ぶフェルから優しく説明が入る・・・
「良いかい君達、最終に神殿が存在する場合、この通路の中で待避場所が出現している時には、先客が居る証しでね、後続の者達は決着が着く迄、そのフロアー内に進め無いんだよ」「結界がある訳ですね、フェルさん」「そうだね、タクト君」
「一度に入れる人数などの上限は有るのですか?」「それは区々でね、一概に言えないのだけれど、D級なら最大で3パーティーの24人かな」「それなら、今回は丁度良いですね」
「上位の階層なら増えて、最大6パーティー48名で戦えるが、当然相手も強敵に成るよ」「そうでしょうね」「滅多と無い、そのレイド戦を制しても、次の候補がボスとして直ぐに君臨するから際限も無く、そしてそのフロアーで生息する獣魔の中から台頭するので、次の階では話しに聞いたサイクロプスとも限らないんだ」
拓斗達の後ろから「因みにS級なら8パーティーで、最大64名なんて言う噂も、有るくらいだよ」ロボスが捕捉する。
拓斗達は驚き「そう何ですか?」「そうだ。だからね、ボスの見極めは大事に成るんだ。しかし、長く閉鎖されていた此処なら、当然一番強い個体が、君臨している事だろうね」「成る程、良く分かりました」
気分良く話すフェルは、更に親切心が働いて「因みに言うとだね、選ばれた個体は必ず進化するか、上位個体に化けるんだ」拓斗達は一様に感心して、更に聞き耳を立てる・・・
「君達が無謀にも先に此処で戦って居たら、僕達は救援に駆け付けても、入れない所だったんだよ」「恐ろしい話しですね」
やや嬉しそうにミウは「そうだわね、ゴリラと戦う羽目に成った時には、この階の方が良かったかもと、考えたけれども、流石はアタシのタクトだわ」拓斗の判断を改めて支持すると「流石はご主人様スよね、自分鼻が高いスよ」
「先程、入れば結界で閉ざされる、と言いましたが、僕達は戻る事が出来ました。何故でしょうフェルさん?」「此の結界は一方向に有効でね、戻る事、それ事態は簡単に出来ても、進むにはボスを倒して、鍵を手に入れる必要があるんだよ」
「鍵ですか・・・それは神殿の扉を開ける為ですよね」「鍵と言っても、それこそ普通の鍵穴に入れる鍵では無くて、フロアーボスの魔石、或いは獣石の事を差すんだよ」
知らなかった者達は、一様に驚き「もし、違う石で開け様とすれば、一体如何成ります?フェルさん」「その場合は、只開かないだけだよ、門には一体から最大三体を必要とする場合もあるけれどね」「そう何ですか驚きです」「その確認の為にも先に神殿へ向かう必要性があるんだ」「理解出来ました」
「因みに中の異物、つまりは僕達の事だけれども、全滅すると結界が解けるし、進んでも解ける事から、何らかの方法で感知しているのだろうね」「此処が済んだら戻る僕達なので、ボス部屋のあるフロアーは、如何すれば良いのですか?」
「その場合は、転移陣の有る場所を素通りして行けば、ボス自体が出て来ないよ、但し正規に入ったら決着が付く迄、部屋からは出られない」「成る程、戻る事は、可能だという事ですね」
「その代わりに特典も得られないけれどもね、因みにボスも毎回替わる」「当たり外れが有りそうですね」「大体階層レベルに応じたボスが現れるけれどね、相性も有るからその考えも正解だよ、タクト君」
「戻って直ぐにボスに挑戦する事は出来ますか?」
「それが不思議な事に扉は閉ざされて、直ぐには入れないんだ。一度そのフロアーを出て、戻らねば駄目なんだよ、その手を使う人達も多いからね、分かる事何だけれど、戻った者が出た直後でも、順路に従って来た者には扉が開くんだ。全くどの様にして判別しているんだろうね?不思議だよ」
「理解出来ました。有り難うフェルさん、恐らく此処と同じ仕組みで異物、僕達の選別をしているかも知れませんね」「そうかもね」
「どう致しましてタクト君・・・此から入る次の階では、一緒に入るタイミングを教えるよ、オット、言いながら通過したね、慣れると感覚で分かるように成るよ」「それでも単独に成った場合は、一度戻れば良いんですよね」「正解、だから余り難しく考えなくても良いんだ。因みにどの階の通路、又は階段でも此の境目はあるからね」
ミウとセラも此からの行動に関わる話しだったので、真剣に聞いていた様子で問う「フェル兄さん、此処はD級だからボスは一体なの?」「大体そうなるけど、此処の場合は違うかもね?一度制覇すれば殆ど一体がD級なら当たり前だけれどもね」「分かったわ、兄さん有り難う」「話して居る合間に着いたようだね」歓声と言うよりは、響めきが上がる・・・
そこは広大な草原地帯で、元々固まっていた為、順調に全員が辿り着いた。
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大凡20キロ、半日程で到着しそうな距離だが、途中で大きな川が小高い丘の上に建つ神殿への行く手を阻む・・・
「D級なので神殿は目の前だが、C級だったら此の広さは大事だな」「そうだね、アンタ、昔入ったC級では、抜けるのに三日掛かったからね」「そうだったな」
出口で全体を見渡しながら「川があるな、少し不味い奴が居るかもな」「アンタ、デメキン鰐かい」「こんな平原や草原の川に居る事が多い、厄介な奴だ」「浅瀬を見付けて一気に駆け抜けなければ、俺達も彼奴らの良い餌だ」「そうだね、居れば厄介だよ」「居るぜ。見て見ろ」言いながら双眼鏡の様な物をリズへ手渡す。
時折り跳ねる姿も見えて「大型の獣魔が骨だけに成って、河原の所々に無残な姿を残して居るわね」「ああ、厄介だ。20~30センチと小せえくせに数が多く歯も鋭い」「転ければ、アッと言う間に骨だわね」
フェル達も確認して「見た目の距離よりも、浅瀬を探すと成ると、遠回りするしか無いですね、親父さん」「それは手間を掛ければ良いだけだから問題もねえがな、彼奴らの中にボスが居るなら事だぜ」
驚いた拓斗は口を挟む「そんな事も有るんですか?父さん」「それがあるから厄介なんだぜ」「タクト君、先程話した通りに此のフロアーで生息して居る全てが対象なんだよ、そして単体なら大した事の無いデメキン鰐でも、軍団イヤ、この場合は群れを構成すると、一つのボス格と見做されて、選ばれる事があるんだ」
「その場合は、皆殺しが条件に成るんですか?」「イヤ、その場合、発見するのは困難だが、ボス個体が居るよ」「成る程、見極めるか偶然でも、其奴を倒せば良い訳ですね」「そうだよ、蜂や蟻ならクィーンなどで、居場所なども比較的に分かり易いんだがね」「それも未だ決まっちゃいねえからな、先ずは神殿へ取り敢えずは急ごうぜ」「了解しましたよ、親父さん」「分かったよ、父さん」
今度は前衛にフェル達、中衛に拓斗達、後衛にアビス達が続く形で進んで行った。
無理をすれば、単独でもD級なら制覇出来るアビスとフェル、そしてフェルの仲間達は、俺達と後の5人が苦戦しながら対処する場面でも、二人ひと組で余裕を見せながら、獣魔達を処理している・・・
平原や草原では、倒した獣魔の死骸は、重要な部位を除き、本来なら他の獣魔達を警戒して諦める所なのだが、スラ達がその全てを回収して行くので、落ち着いたら解体出来ると大喜びだ。
そのお陰で進行速度も速まり、2時間程で河原に着くと、浅瀬を探し始めた。
その時〔ご主人様〕〔なんだスラ〕〔アタシでは考え付かない話しだけれどもね、アイ子からの提案で、或る程度の浅瀬を発見すれば、ゴブリンなどの不要肉を囮に渡りきる作戦を提案されたわ〕〔成る程な、名案だよ、アイ子に宜しく言っといてくれ〕〔そんな、この程度では、お恥ずかしい話で御座います、ご主人様〕〔アイ子か、そう照れるなよ、貴重な意見を有り難うだな〕
浅瀬の手前で「未だ深い所があるね、アンタ」「子供の丈では、厳しいかもな」
それを聞いて拓斗は「父さん母さん」「何だい、タクト」「僕の従魔に収容させているゴブリンやオークの不要肉を囮に使えば、如何だろう?」「名案じゃねえか」小声で「早瀬さんからの提案なんだよ」「成る程、分かったぜ。オイ、此処を渡る事にしたぜ」「親父さん、此処は未だ深すぎますよ」「実はな・・・」
説明を受けると「そんな・・・勿体無い話しですが、承知しましたよ、親父さん」渡河準備に全員が取り掛かる・・・
本来なら重要部位しか持たない筈のメンバーだけなら、思い付いても実行できない類いの提案だったが、渡河を始める前にゴブリン数体を川へと流した。
見る見る内に集まり、血の匂いに狂ったハンターが、肉を瞬く間に平らげる・・・次々と投下して大凡が集まるのを確認した後、川上へ飛び込み渡河を成功させた。
群がる赤いデメキン鰐の群れの中に一際大きく、薄らと金色に輝く個体をコチャが発見して「フェル、アレ」フェルも確認して頷くと、紐を通した矢を準備して再び飛び上がるのをひたすら待った。
「真逆、こんな形で特殊個体が発見出来る何てな」「こんな方法、思い付いても普通しませんからね」「全くだな」事の成り行きを伺うと「収まって来ましたね?」「足らねえのかもな?」アビスは袋の中から死骸を取り出すと「勿体ねえな」言いながら必要部位を切り取り、残りを流してみる・・・
スラも追加で不要肉を渡河後に流すと、再び踊り狂うデメキン鰐達、その中で肉を引き千切り上空高々と飛び出した金色のデメキン鰐を狙ってコチャが、渾身の力を込めて引き絞った矢を放つ・・・
ビン!バシュー!!!ヒューと飛んで行く矢を見付けたデメキン鰐は、大きな目を更に大きく開けて「魚?魚魚ギョー!」と泣いたかは定かでは無いが、両目を貫く様に見事打ち抜いた。
他の個体に喰われてはならじと、コチャが渾身の力を込めて引き抜くと、手元へとスッポリ収まる・・・まるで鰹の一本釣りを見ている様な、鮮やかな手際を周りはヤンヤと褒め称える。
大きい事以外では、色も同色で薄らと金色に光って居なければ、判明し辛い個体を早速、コチャは解体を始めて魔石を取り出した。
手に入れた魔石をアビスに見せて「可能性ありだな」「そうですね、個体も特殊で色も目立って居ましたから間違いは無いかと」「コチャ、出来したな」「有り難うございます。アビスさん」「だが此で複数集めねば成らねえ事が濃厚だな」「そう成りますね、急ぎましょう」「ああ、皆行くぜ」全員からの返事が返り出発した。
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獣魔に襲われながらも、程なくして到着した神殿を見て「此は想像した物よりも、遥かにデカいな」呟きを聞き「タクト君は初めて何だね」「ええ、荘厳で圧倒されますよ、フェルさん」「大小様々何だけれども、此処は可成りの規模だよ、建物の様式も様々だけれど、此処の様に石作が基本だよ」「成る程、分かりました」
アビス達がドンドンと奥へ進み、門の前で立つと「三つか・・・」門の左右にある凹みと、中央にあるデカい凹みを見て呟く様に唸った。
「D級では考えられませんね、親父さん」「そうだな、初見でも普通は二つだぜ」
ジュートからの指向性の念話が急に入り〔主殿〕〔何だジュート〕〔此処はじゃ、元々第四層の筈じゃった。迷宮が改変されて移動したやも知れんの〕〔分かった。ジュート、有り難う〕〔何、どう致しましてじゃ〕
「父さん、フェルさん」「何だ?拓斗」フェルも此方を伺う・・・
全員に聞こえる様に「例の情報源から聞いた話しですが、元々此の階層はより深い所にあったそうです」「成る程、理解出来るよ、獣魔の種類も嫌らしい組み合わせだしね」嫌な事を聞いたと許りに「分かった。有り難うよ、拓斗」「アンタ、あと二つは何だろうね?」「デカい奴なら分かり易いんだがな」
「親父さん、二手に分かれますか?」「止めておこうぜ・・・狼がウザい」「その狼と言う事も有りますね」「そうだな、有り得るぜ」「狼なら難儀だね、アンタ」「拓斗達を如何するかだな・・・」「僕達も戦いますよ、父さん」「意気込みは、有り難てえがな、初級とは別次元だからよ、無理するな拓斗」
心外そうにミウが「小父さん、アタシ達戦えるわ」「嬢ちゃんもか・・・」
躊躇って居るアビスを後押しする様に「親父さん、昨晩弟に聞いたらレベルの方は見習いを既に脱して、初級の出口程の戦力には、成るそうですよ」「そうなのか?ロボス」「ハイ、間違い有りませんよ、アビスさん」「なら何とか成るか・・・」
「一応言いますと、僕の鑑定では、拓斗君でレベル31、ミウちゃんで23、其処のセラフィナ君で25です」聞いて全員が驚いた。
「一週間や其処らでそんなにか?」「ハイ、其処の早イヤ、スライムに至っては、レベル32、27、24ですので、この手の従魔としては破格ですよ」「父さん、此処に来る迄も格上を沢山倒しましたし、ゴリラ達や猿達を相当数、水に沈めましたから、その時レベルアップ酔いを起こした程です」
「大人顔負けだよ、タクト君達は」「有り難うだわ、フェル兄さん」「それ程なら連携を取れる範囲で分散するか?」「そうですね、その方が早いし、向こうから来てくれる可能性も有りますね」「よし、分かれるぞ、但し油断はするな、特に狼は要注意だ」「了解」全員が返事を返すと、パーティー単位に動き出した。
サイクロプスは単体で行動している大きな個体と、やや小ぶりだが二三体が組みで行動している・・・オーガやオグレスは大体三体から五六体だが、狼は十体以上の団体だ。その上、手間取れば、どの種族も集まり始める傾向で油断成らない・・・
手渡された合図の笛と発光信号球、危険時に笛を吹くように言われ、発光信号は、ボス発見時に上げる様にと注意される・・・
平原なので互いに見える範囲、と言うよりは「二組の何方かに付いて来い」と分隊行動を言い渡されて、移動を開始したのだが、此が又難しいのだ。
結局真ん中を移動させられて、ベテラン組が上手く距離を測ってくれて居る・・・
当初は、サイクロプスを中心に追いかけたが「変わった個体が全く居ねえな」「そうだね、アンタ」「となるとオーガと狼か・・・」「アレを見て!」リズが指差す方向を見て「三つ目のオーガが居るな、発光信号だ」部下の一人が、発光球を筒の様な物に火を付けてから放り込み、上空へと打ち上げる。ヒューン!ボーン!
全員が集まると「俺とフェルとで三つ目をやるが、残りは銀の狼に任せた。他の連中は、戦闘区域に入って来る奴らの阻止、それで良いな?」全員が頷くと「アレはオーガと言うより鬼ですね」「ああ、それに三匹も雌、オグレスを連れてやがる」「普通はあれ程の個体なら、単独行動に成りがち何ですけれどね」「そうだがな、現実に連んで居るなら仕方あるめえよ」「アタシは、アンタ達と此の五人の支援をするよ」アビスも頷く・・・
アビスの話しを受けて振り向けば「ギンガ」「何だリーダー」「オグレスは、二人一組で俺達銀狼が受け持とう、お前が全体を見てくれ」「了解、コチャは援護だ」「分かった兄貴」「それでは僕とだね、カメリヤさん」「もう、何度言ってもさん付けは直らないんだから、まあ、良いわよ、ロスちゃん、頑張りましょう」無口なラブラとシェパ姉弟は、何も言わなくても組んで戦う様子を見せた。
アビスが他の五人を見やると「おめえ達は、周りを警戒だ」五人から返事が返ると「拓斗達には、支援と警戒を頼むぜ」「理解したよ、父さん」ミウもセラも頷くと「行動開始だ!」アビスの号令一下、全員が倒した獲物を貪り食って居るオーガの群れへと接近した。
貪られていたのは、サイクロプス・・・逸早く接近を感じ取り、迎撃の態勢を取る四体が手に持つのは、魔綱製の金棒とオグレスには、剣や斧が握られている。
それを見た拓斗は「何だってあんな武器を持っているんだよ?」〔嘗ては此処も、人気の迷宮じゃったからの、その頃に倒した侵入者から奪い、代々使われて来たのじゃろう、魔綱製なら魔力切れせぬ限り使えるしの〕「サイクロプスの方は、見て来た限りでは、素手だったがな」
妾が教えて進ぜようか?と言う雰囲気を醸し出して〔彼奴らは、身体その物が武器じゃ、それに棍棒や石柱を使う個体も居る筈じゃ、彼奴らにとっては其処らの岩でも武器に成る〕「そうなのか、平原で良かったよ」話しながらも警戒をしていたが「タクト、アレ」ミウが指差す方向から、狼の団体が高速で接近して来た。
既にアビスとフェル、銀狼の他6名は、鬼達と戦闘状態に突入していた・・・
第一陣は、スラの分体がその数だけを繰り出して呑み込む・・・しかし、その後は二組、三組みと後続が来るに及んで「父さん達は、未だなのか?」「苦戦している見たいよ」「切りが無いスよ、タクトさん」他の五人は、リズと別のオーガを相手取り、苦戦中だった。
スラ達三匹と数多くの分体で、円陣を組んで戦って居るが、ミウもセラも単体ならいざ知らず、複数相手の時には、分の悪いときが有る・・・
直ぐにスラ達が援護に入るが、遠くから又別の群れがやって来る。
それを見て拓斗は、此は自力で何とかするしか無いと判断して「ジュート!」〔何じゃ、主殿〕「草原に隠れて足元を掬え、其処を俺が火炎で焼き尽くす」〔成る程じゃ、任せよ〕「火に焼かれるなよ」〔妾の魔法耐性を舐めるで無いわ〕「ああ、悪かった。後でタップリと魔力を供給するよ」〔フハハハ!分かって居るの、我が主殿は♡〕シュルシュルと草が揺れるが、前面にジュートはそれ程時間を掛けずに展開した。
先頭を駈けて来る、少し大柄な狼の足にジュートは絡み、其処から自身を伸ばして群れ毎動きを止めると〔今じゃ、主殿〕「了解したぞ」既に魔力をため込み、発射寸前で止めていた火球を打ち込んだ!ファイヤーボール!!!
シュバーン!!!ゴワーン!轟音を唸らせて直撃させると、ドドガーーーン!!!
瞬時に群れの一つが滅びると「何?」リズの他の者も一同が、此の結果を見た。
豪華な金髪が、天然パーマを掛けた様な頭髪に変じて、煙を吐く(プシュー!)ジュートを見たような気に成ったのは、拓斗の目の錯覚だと、自分自身を誤魔化したのは、言うまでも無い・・・
拙作ですが楽しんで頂ければ幸いです。次回の更新予定は5月15日です。
少し作品が溜まりましたので暫くは、毎日17時に更新したいと思います。
拓斗とミウのスキル獲得状況は、現在不明確だが目覚めつつ有り。
拓斗の取得能力と推定能力
精霊魔法LV2(UP)・精霊視LV1(NEW)・妖精視LV1(NEW)・魔力操作LV2(UP)・魔法創造LV2(UP)・エナジードレインLV1・魔力自動回復LV2・物理障壁LV2・障壁コントロールLV1・念話LV2(UP)・契約魔法LV2(UP)従魔〔スライムのスラ他〕従精霊〔ジュート〕奴隷〔セラフィナ(NEW)〕対等契約〔フレイアー(NEW)〕
装備品:形見の胸当とマント・風林火山のブーツ・ワンド・ナイフ・フレアの守り(頭部装備)魔力制御の指輪
ミウの取得能力と未確定能力
身体強化LV1・体術LV1・剣術LV1のスキル上昇の可能性、視聴覚、嗅覚などの向上で探索LV1、気配察知LV1、解錠LV1獲得の可能性有り
装備品:現在専属品は無し 革製の防御装備一式 魔綱製のロング・ソード 魔力制御のイヤリング
スラさんの固有スキルと追加スキル
【種族固有:胃袋LV3・強酸消化LV2・物理耐性LV3・聞き耳LV2・分裂LV3・魔力吸収LV2・生物吸収LV3・エナジードレインLV3・変化LV2・気配察知LV2】
【通常:毒耐性LV2・腐敗耐性LV2・並列思考LV2・念話LV2】
【新規獲得:気配遮断LV1(NEW)・隠密行動LV1(NEW)・強制支配LV1(NEW)同族限定】
【ガイダンスAI協力体制、命名アイ子】
セラフィナの種族固有のスキルと取得した能力
【種族固有:吸血LV3・エナジードレインLV1・召喚LV1(蝙蝠の鞍馬)】
【通常:身体強化LV1・ドレイン耐性LV1・痛覚耐性LV1・変化LV1(NEW)】
【吸血後:身体強化LV3・エナジードレインLV3】
【エクストラスキル:痛覚の快楽変換LV1・恥辱のパワー変換LV1】
【現在縛りプレイ中:放置プレイ、羞恥プレイ、女王様プレイ】
標準装備品:伝説の網状恥辱レオタード・奴隷仕様・改(能力未公開)女王様のブーツ(能力未公開)黒の燕尾ベスト(能力未公開)パピヨンマスク(能力未公開)魅惑の網タイツ他、セラ専属恥辱品装備多数・千条鞭(雷撃・ドレイン)・ジュート(貸与中)緊縛のチョーカー格上げ
特殊装備品:バンパイアマント・奴隷仕様(名称未公開)(UVカット、セラ専用装備品の強制収納、他能力未公開)日中限定
備品:棺桶〔アルフォンス・シルベスター・ヒッキンゲン男爵、通称バロン〕
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銀の狼、通称は銀狼・・・メンバー紹介
白銀のフェル:リーダー、長剣使い アビスの弟子
堅狼のロボス:フェルの弟 杖使い 後衛回復役
ラブラ:長斧使い シェパ:ラブラの弟 槍使い 共に前衛、護衛兼突撃役
ギンガ:蛮刀使い 探査、切り込み役 コチャ:ギンガの妹 弓使い 探査役
カメリヤ:双剣使い フェルの恋人 便利屋 OWOプレイヤー
本名スージー・アナスタシア・ロチェンコフ




